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ペットの火葬にまつわるトラブル5選!業者選びのポイントを知ろう

最終更新日: 2024年06月28日

死んでしまったペットを供養するために、業者に火葬を依頼する人は多くいます。しかし信頼できない業者を選ぶと、思わぬトラブルにつながるケースもあります。トラブルを回避する方法や、安心してペットを任せられる業者選びのコツについて確認しましょう。

ペット火葬で起こるトラブル5選

犬

ペットを火葬する際には、固定式の火葬炉や訪問式の移動車を利用する方法があります。ペット火葬で起こる可能性がある、代表的なトラブルについて確認しましょう。

高額な費用を請求される

ペット火葬業者から高額な費用を請求されるのは、よくあるトラブルの1つです。納骨をするかしないかなど、条件によっても火葬にかかる料金は異なりますが、事前に見積もりができる場合は、必ず依頼しておきましょう。

業者によっては見積もりの段階とは、まったく異なる金額を請求される可能性もあるようです。火葬の途中では断れないため、すでにペットの火葬が開始された後、費用を請求される傾向にあります。

信頼できない業者の場合「支払わないとペットの骨を返さない」などと、脅される可能性がある点に注意しましょう。位牌の購入を迫ったり寄付を要求してきたりと、追加料金をしつこく請求されるパターンも数多く存在します。

関連記事:ペット火葬の費用相場は?料金の決まり方と特徴について紹介|ミツモア

異臭によるトラブル

ペット火葬では火葬炉のある建物に出向いて、火葬を行う方法もありますが、移動火葬車を利用して自宅に訪問してもらうことも可能です。自宅のそばで焼却を行うのであれば、近隣住民とのトラブルが起こらないよう気を付けましょう。

焼却の技術が低かったり、火葬炉の状態が粗悪だったりすると、「異臭がする」と感じる人も出てきます。臭いだけでなく煙なども発生するため、焼却の際は広場や公園などに場所を移して行うのが一般的です。

ペットの火葬についての法律は存在していないため、住宅地に火葬炉を建設している業者もあります。近隣住民が迷惑だと感じている場合も多いため、業者に依頼する際は、火葬炉の場所を確認しておくのがおすすめです。

遺骨にまつわる問題

ペット火葬では家族が火葬に立ち会うパターンもありますが、業者に火葬を依頼して、遺骨を返却してもらう形式も珍しくありません。しかし合同で火葬を行う場合、違うペットの遺骨が戻ってくるケースもありえます。

ペットの火葬には個別火葬と合同火葬の2種類の方法があります。個別での火葬なら遺骨を拾うこともできますが、他のペットと一緒に焼却を行う合同火葬では、遺骨が混ざった状態で墓地に埋葬するケースもある点を、覚えておきましょう。

急な倒産などを理由に、遺骨の返却自体を拒否されてしまう例もあるようです。骨がきれいな形で残っていないケースもあるため、業者に火葬を依頼する場合は、リスクを把握しておく必要があります。

ゴミと一緒に火葬されてしまう

ペットは死んでしまった場合、法律上は廃棄物として処理されます。そのため、行政の火葬炉などでは他のゴミと一緒に焼かれてしまうことも珍しくありません。

一方で、民間の葬儀社に依頼する場合、そうしたことがないように個別火葬を依頼するという方がほとんどかと思います。

そうした中で、葬儀社で働く方のモラルに欠ける行動として、食べ終えた後のお弁当を一緒に燃やしているといったことがあるようです。

大切なペットを火葬してもらう際、十分に供養するためには、ゴミではなく1匹の愛すべき動物として扱ってもらえる業者を探すことが重要です。

死体遺棄に関する問題

火葬する予定のペットの遺体を預かった後、火葬にかかる費用を削減するため実際は火葬せずに不法投棄するということをしている業者があり、ニュースになったことがありました。

ペット火葬の場合、一任火葬や合同火葬だと飼い主が立ち会うことなく火葬が済んでしまうこともあります。その結果、ペットの遺体を預けた後は何が起きているかわからないといった問題が発生してしまう危険性があるのです。

ペットが急に亡くなった際、火葬に参加する時間を十分に確保するなどは難しいことかと思いますが、可能な限り立ち会いをするなどして最後まで看取って上げられると良いですね。

ペット火葬車におけるトラブル

近年、ペット火葬車における移動火葬が増えてきています。ペット火葬車は、専用の車を購入することで特に資格など必要なく開業することができるため、もちろん優良な業者もいますが、悪質と呼ばれてしまうような業者も存在しています。

ここでは、移動火葬車の場合に特に注意するべきトラブルをご紹介します。

ペット火葬車の設備不良等の問題

ペット火葬車というとトラブルが多いように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、移動火葬車は法律に従い厳しい基準を満たす必要があり、基本的に匂いや煙を発生させないようなつくりになっています。

ただし、それはしっかりと車両が整備されており、問題のない場合においてということになります。

移動火葬車を開業するにあたり特に資格などはありませんので、業者によっては設備点検を怠ってしまうことがあるようです。

近隣の方に迷惑をかけることがないよう、口コミなどをもとに優良な業者を見つけることが必要です。

近隣とのトラブル

前述の通り、基本的にペット火葬車は匂いや煙を発生させないような仕組みとなっています。

しかしながら、自宅付近で火葬を行うことなどありえないと考えられる方は一定数いらっしゃるため、その場で火葬を始めたり、匂いや煙が発生したりしていなくとも苦情の元となってしまうことがあります。

そのため、トラブルを避けるには事前に近隣の方にご説明をしておくか、自宅付近では火葬を行わないということを意識されると良いでしょう。

また、条例により火葬して良い場所が限られることもありますので、事前にお住まいの地域の条例についても確認しておくと良いでしょう。

トラブルを避ける業者選びのポイント

ペット火葬でトラブルに遭遇するのを防ぐためには、業者の選び方が重要です。信頼できる業者かどうかを見分けるために、覚えておきたいポイントを紹介します。

利用者からの評判をチェック

基本的なことですが、信頼できる業者かどうかを見極めるために、情報を集めるのも重要なポイントです。ペット関連の口コミサイトなどがあれば、利用者の感想に目を通しておきましょう

ペット火葬業者の中には、公式サイトに口コミを掲載しているケースもあります。実際に業者を利用した人の声を載せている業者であれば、比較的信用できると考えてもよいでしょう。

検索しても口コミサイトが見つからなかった場合は、SNSなどに書き込まれた感想をチェックするのも、効果的な方法です。TwitterやInstagramなどで、調べたい業者の名前を検索すると、役立つ情報が見つかるかもしれません。

スタッフの対応を確認

業者に正式に依頼をする前に、電話やメールで問い合わせをするのが一般的です。気になったポイントを尋ねたり、申し込みを進めたりしている際の、スタッフの対応に注目しましょう

スタッフの対応や態度が悪いと、大切なペットの葬儀で嫌な気持ちにさせられてしまう可能性があります。せっかくの葬儀を気持ちよく終えるためにも、スタッフが親身になって対応してくれるかどうかが大切です。

後から法外な料金を請求されるのを避けるには、事前に料金を確認することも忘れてはいけません。事前に見積もりをチェックできる業者であれば、相場と比べて適切な料金かどうかを確かめることが可能です。

団体に加盟しているかも重要

ペットの火葬に関する法律はないものの、ペットの供養に関連した団体はいくつか存在します。「全国ペット霊園協会」や「日本動物葬儀霊園協会」などが代表的ですが、これらの団体に加盟している業者を選ぶのもおすすめの方法です

ペット火葬業者がこれらの団体に加盟しているか知りたい場合は、公式サイトの記載を確認してみましょう。ペットのことを第一に考えている業者だと信頼できれば、安心して火葬を依頼できる人も多いはずです。

訪問火葬に関しては、「日本ペット訪問火葬協会」という団体も存在します。業者選びに迷ったら、ペット供養や動物福祉といった団体に加盟しているかどうかを、判断材料にするのもおすすめです。

参考:一般社団法人 全国ペット霊園協会-ペット霊園の社会的地位の向上のために
参考:一般社団法人 日本ペット訪問供養協会

ペット火葬はミツモアで依頼

ミツモアでペット火葬を依頼すれば、口コミをもとに火葬業者を選ぶことができます。

また、事前に費用を決めた上でミツモアを通して決済が行われるため、高額請求などが行われず安心です。

また、一度に専用チャットでのやりとりのため、電話がたくさん鳴るといったことはなく安心して問い合わせを行うことができます。

まずは、地域のペット火葬業者を以下より探してみていただければと思います。

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ペット火葬後の供養について

火葬が終わった後に遺骨を返却してもらう人もいれば、霊園での納骨を選ぶ人も存在します。ペットを供養する方法にはどのようなものがあるのか、チェックしましょう。

自宅で供養する

ペットの火葬が終わった後に、遺骨を骨壺に入れて自宅で保管する人も少なくありません。火葬業者が用意した骨壺を使うことも可能ですが、ペットのために特別なアイテムを選んでみるのもよい方法です。

火葬業者から遺骨を返却してもらう際には、多くの場合において返骨料が発生します。遺骨は骨壺・骨袋に入って戻ってくるのが一般的なので、ほかにも追加料金が発生すると考えておきましょう。

昨今ではペット用の仏壇も販売されているため、自宅に用意した仏壇に骨壺を納めることも可能です。骨壺を目に入る場所に置いておいたり、自宅の庭に遺骨を埋めたりと、供養する方法は人によってそれぞれ異なります。

納骨を依頼する

固定炉で火葬を行った後に、ペット霊園や寺院などに納骨してもらうプランもあります。火葬を行う前にお別れの時間を設けている業者もあるので、事前に流れを確認しておきましょう。

ペット霊園への納骨を考えているなら、実際に現場を見に行ったり、手続きを確認したりしておくと安心して利用できます。ペットが死んでしまう前から準備をしておくと、火葬から納骨までがスムーズです。

火葬炉と霊園が併設された施設であれば、焼却が終わってすぐに納骨を行えるのがメリットです。管理費などの費用が必要となりますが、人間とペットが一緒に入れる墓もあるため、希望する人は調べてみましょう。

ペットの供養には信頼できる業者選びが大切

葬儀の業者

大切なペットが死んでしまったら、専門の業者に火葬を依頼するのが一般的です。ペット火葬には個別火葬と合同火葬の2種類があり、固定炉や訪問式の移動車を利用して焼却を行います。

火葬業者を選ぶ際には、悪質な業者が存在することに注意が必要です。後から高額な費用を請求されたり、遺骨が返却されなかったりと、ペットの火葬をめぐるトラブルは多岐にわたっています。

トラブルを避けるためには、スタッフの対応や口コミに着目して業者を選ぶのがポイントです。大切なペットの葬儀だからこそ、親身になって対応してくれる業者を選んで供養を行いましょう。

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