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自分の部屋に鍵を後付けするには?鍵の種類やおすすめの鍵を紹介

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最終更新日: 2023年10月02日

賃貸物件で鍵を後付けすることはできる?

賃貸物件でも管理会社や大家さんからの許可があれば取り付け可能です。または扉に穴を開けたりする必要のない鍵を選んで取り付けることをおすすめします。

鍵の後付け工事費用はいくらかかる?

業者に鍵の取り付けを依頼した場合、作業費に2万~3万ほどと別途鍵本体の費用がかかります。

部屋のドアの鍵を後付けする主な方法は3つ

ドアノブに鍵を差している人

室内ドアに後付けの鍵を付ける場合は、主に以下の3つの方法で行います。

  • 簡易的な補助錠を取り付ける
  • 鍵付きのドアノブ・レバーハンドルを取り付ける
  • シリンダーを後付けする

取り付けがカンタンで、鍵本体も安く手に入る「簡易的な補助錠」は鍵を後付けするのが初めての人でも試しやすいです。

ただし防犯性能は他の鍵に劣るので、しっかりと自分の部屋を守りたい人はシリンダーや鍵付きのドアノブを取り付けるのがよいでしょう。

簡易的な補助錠を取り付ける場合(穴あけ不要)

特徴 注意点
  • 取り付けがカンタン
  • 本体価格が安く試しやすい
  • 防犯性はあまり高くない
  • 種類によっては賃貸に取り付けられない
  • 「内開き」と「外開き」で取り付けが異なる

防犯性能は他の2つの鍵よりも低いですが、価格や手間を考えると1番試しやすい鍵でしょう。

簡易的な補助錠にも3つのタイプがあります。

  • ネジを使って固定するタイプ
  • ドア側面に取り付けるタイプ
  • 粘着テープで固定するタイプ

粘着テープで固定した場合、剥がすときに後が残ってしまったり、ドアの塗装が剥がれてしまったりするので、賃貸物件には不向きです。

また扉の「内開き」と「外開き」で取り付けられる補助錠が異なるので、鍵を取り付けたい扉の開き方は事前に把握しておきましょう。

鍵付きのドアノブ・レバーハンドルに交換する

特徴 注意点
  • ドアノブのサイズが合っていれば交換がカンタン
  • サイズが合うドアノブを探す必要がある
  • 賃貸物件の場合は管理会社に相談する

今あるドアノブを鍵付きのものに交換する場合、サイズが合う商品が見つかれば交換するのは比較的カンタンです。

ドアノブはドライバーなどを使えばカンタンに取り外して交換できるため、細かいDIYが苦手な方でも挑戦しやすいです。

サイズは現在ついているドアノブに刻印されているメーカーや型番からわかります。

サイズがあっているか不安な場合はメーカーに問い合わせて、同じサイズで鍵付きの商品があるか確認するのもよいでしょう。

賃貸物件の場合は、必ず管理会社に問い合わせてから施工しましょう。無断で施工を行うと後にトラブルに発展する可能性もあります。

シリンダーを後付けする

特徴 注意点
  • 防犯性が高い
  • 種類が豊富
  • 設置場所によって適切な形状を選びやすい
  • 穴を開ける必要があり、賃貸には不向き
  • 専用工具が必要で自分で取り付けるのが難しい

防犯性を重視する場合はシリンダーの取り付けがおすすめ。

防犯性も商品によって異なりますが、簡易的な補助錠などに比べしっかりと固定されるため、比較的防犯性が高いです。

シリンダーの中でも代表的なのは、部屋の内側からつまみを回せるタイプでしょう。

また引き戸専用の鍵もあり、設置場所や扉によって適切な形状を選びやすいのも嬉しいポイントです。ただしドアに金具を付けたり、穴を開けたりする施工作業が発生するのがデメリット。

普段使わない鍵の取り付け専用の工具も必要になるため、業者に取り付けてもらうのが良いでしょう。

賃貸物件でシリンダーを取り付ける場合は、ドアにキズを付けることになるので必ず管理会社からの許可を得てから作業を行いましょう。

賃貸でも使える!穴あけ不要な補助錠おすすめ3選

玄関の鍵

「部屋に鍵を取り付けたいけど、どの鍵がいいのかわからない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは取り付けが比較的カンタンなおすすめの鍵を3つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

「かんたん住宅ロック」

かんたん在宅ロック
ガードロック 室内・錠なし内開き扉専用かんたん在宅ロック No.260

室内から鍵を取り付けるときにおすすめなのが「かんたん住宅ロック」です。ドライバーなどの工具を使わずカンタンに取り付けでき、穴も開けなくて良いため賃貸物件の方でも安心して付けられます。

内開き扉用「非常脱出機能付きの室内錠」

ガードロック 内開き扉用室内錠 非常脱出機能式

鍵がついていない内開きのドアを室外からロックできるのが、内開き扉用の室内錠で非常脱出機能付きのものです。取り付けは工具不要で、穴も開けずに行えます。

ノムラテック「ドアロックガードディンプル 」

ノムラテック ドアロックガードディンプル キータイプ ブラック N-2426

ノムラテックの「ドアロックガードディンプル」は取り付けがカンタンかつ防犯性が高い補助錠です。

ドアにキズを付けずに後付けできるため、賃貸物件の方でも安心して設置できます。

またピッキングに強いディンプルキーを使っているため、防犯性が高いのも魅力の1つです。

関連記事:鍵を後付けしたい!鍵選びのポイントと注意点を解説|ミツモア

鍵を後付けするときのポイント

室内ドアの鍵

鍵を後付けするときは以下のことに注意しましょう。

  • ドアにあった鍵を選ぶ
  • 扉の内側と外側どちらに取り付けるか決める
  • 賃貸物件は事前に管理会社への連絡が必要

ドアにあった鍵を選ぼう

まずはドアの種類を把握しましょう。

鍵を取り付けたいドアが、ドアノブで前後に開ける「開き戸」なのか、左右に動かす「引き戸」なのかによって適切な鍵が変わります。

  • 開き戸:ドアノブの取り換え、補助錠の取り付け
  • 引き戸:補助錠の取り付け

「開き戸」の場合、ドアノブを鍵付きのものに変える方法と補助錠などを後付けする方法の2つが選べます。

「引き戸」の場合ドアノブやレバーハンドルがないため、扉と壁が接する部分や2枚ある扉の中央部分に取り付けるケースが多いです。

鍵を取り付けたいドアについて、特徴を具体的に把握することが重要なポイントと言えます。鍵を選ぶ際には、ドアの厚さや素材、寸法などのスペックもチェックしておきましょう。

内側と外側どちらから施錠するのか決めよう

鍵を取り付ける場所は、室内側・室外側・両側と3つの選択肢があります。

設置する場所によって、施錠する側が変わってしまうので、自分の用途に合わせて設置場所をよく考えましょう。

室内側 自分が室内にいるときに入られたくない
室外側・両側 自分がいないときでも部屋を守りたい

室内施錠であれば、自分のいる空間を守ることができ外側から開けられる心配もありません。室外や両側からの施錠にしておけば、自分が部屋にいないときでも室内を守ることができるため安心ですね。

賃貸物件の場合は事前に管理会社へ相談

賃貸住宅の場合、許可なく部屋に工事を施すことが禁止されていることがほとんどです。

商品にもよりますが、鍵の取り付けのためにネジを差し込んだり、粘着テープで貼り付けたりとドアに何らかの手を加えなければならないことが多いです。

そのため許可なく施工すると退去時に高額な修繕費用が発生してしまったり、契約違反を問われたりとトラブルの原因にもなってしまいます。

施工前に必ず管理会社や大家さんに相談をし、許可を得てから取り付けを行うようにしましょう。

引き戸にも鍵は後付けできる?

引き戸の取っ手

開き戸と違ってドアノブやレバーハンドルがない引き戸にも鍵を後付けすることができます。

簡易的なものからしっかり取り付けるものまで様々な種類が取り付け可能です。鍵を取り付ける1番の理由に合わせて自分の用途にあった鍵を選びましょう。

1枚建と2枚建どちらも後付け可能

引き戸には1枚建と2枚建のタイプがあり、取り付けられる鍵の種類が異なります。

  • 1枚建:戸先錠
  • 2枚建:シリンダー

1枚建の場合は玄関用の鍵として良く用いられる「戸先錠」がおすすめです。

鍵を差し込んで回すと戸の側面がカチッとロックされます。セキュリティを本格的にしたい人におすすめなタイプの鍵です。

子どもやペットが自由に部屋を行き来するのを制限したい場合は、つまみを回すとカンタンにロックできる「引っかけ式の鍵」も良いでしょう。

2枚建の場合は、鍵を差し込んで錠前を操作して開閉する「シリンダー錠」がおすすめ。

防犯機能が非常に高く、セキュリティ対策にも安心です。

また1枚建と2枚建の両方に対応しているタイプの鍵もあります。扉に穴を開ける必要のある鍵もあるため、場合によっては専門の業者に取り付けを依頼するのがおすすめです。

いたずら防止にはストッパーがおすすめ

シリコン製の引き戸ストッパーを使えば、引き戸と壁の間に挟むだけで部屋をロックすることができます。

ただ挟むだけなので防犯性能は高くないですが、子どものいたずらやペットの侵入を防止する目的であれば、ぴったりのアイテムです。

穴を開けたりする必要もなく専用の工具も使わないため、買ってすぐ使える手軽さはもちろん、賃貸物件でも許可なく取り付けられるのもメリットの1つです。

関連記事:玄関の引き戸の鍵を交換しよう!DIY方法や交換費用も紹介!|ミツモア

後付けの鍵を業者に取り付けてもらうときの費用相場

鍵の点検をする業者

自分で取り付けるのが難しい場合は、無理せずプロに依頼しましょう。

鍵の後付けを基本的な費用相場は「作業費2~3万円台+部品代」ほどです。

中には4000円ほどの安価で対応できるとうたっている業者もいますが、そのような場合出張費などで高額な追加料金を請求してくる場合がほとんどです。

見積もり内容をよく確認して、実際いくらかかるのかを事前に把握しておきましょう。

関連記事:玄関の鍵交換の費用はどのくらい?自分でできる鍵交換の方法も紹介!|ミツモア

鍵の取り付けをプロに依頼する

信頼できる業者の選び方

玄関に鍵を取り付ける業者

業者を選ぶ際には「対応」「価格」「アフターフォロー」の3つの観点で複数の業者を比較するのがおすすめです。

ウェブサイトや電話の問い合わせの対応が的確か、料金体系は明確に提示されているかを確認しましょう。また施工後の保証やアフターフォローサービスにも目を向けておくと安心ですよ。

これらの点でより良い業者を見つけるためには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」がおすすめです。

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