蛇口のレバー・ハンドルは毎日使うものだからこそ、使いやすさやデザイン性など、自分の好みに合わせて交換したいですよね。
蛇口レバー・ハンドルはDIYで交換できるものも多く、比較的簡単に交換することができます。
賃貸でも蛇口のハンドルは交換できる?
賃貸物件の場合、入居者が勝手に交換することはトラブルの原因になるのでおすすめしません。賃貸物件で蛇口のハンドルを交換したい場合は、まず管理会社や貸主に相談するようにしましょう。
蛇口のレバー・ハンドルは自力で交換できる?
自力で交換することができます。ハンドルタイプの場合は、比較的簡単なので、初心者の方でも交換することができるでしょう。デザイン性が高いものやレバータイプの場合は、交換が難しいものもあります。自力で難しい場合は、業者に依頼することも選択肢の1つです。
蛇口のハンドルを交換する前の準備と確認しておきたいこと
蛇口のハンドル・レバーには様々な種類があります。蛇口をひねるハンドル式だけでなく、レバー式や専用鍵を使用したタイプのハンドルなど、様々なバリエーションが豊富になっています。
蛇口の種類やレバー・ハンドルの入手方法を確認し、事前の準備をしっかりしておきましょう。
現在の蛇口の種類・サイズを確認しよう
まず現在取り付けてある蛇口の種類を確認しましょう。蛇口の種類によって、交換可能なハンドル・レバーの種類が変わります。
シングルレバー | |
ツーハンドル | |
プッシュ型 | |
レバーハンドル | |
タッチレスセンサー |
新しいレバー・ハンドルの入手方法
新しいレバー・ハンドルは次の3つのルートから購入することができます。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分にあった方法で新しい物を入手しましょう。
ルート | メリット | デメリット |
メーカー直販 | 間違えない | 型番もしくは品番が必要 |
ホームセンター | 店員が型番を調べてくれ、間違えにくい | 手間が掛かる |
ネット通販 | ネットで完結 | 間違えるリスクあり |
根本からの水漏れはパッキンを交換
ハンドル・レバーの根本から水漏れしている場合は、多くの場合パッキンの劣化が原因である可能性があります。
そのためハンドル・レバーの根本から水漏れがみられる場合は、まずパッキンを交換しましょう。パッキンを交換しても直らない場合は、ハンドル・レバーが原因の可能性が高いです。
蛇口が老朽化している場合は蛇口ごと交換を検討しよう
蛇口の寿命は約10年とされています。10年経つと、水漏れやがたつきなどの症状が現れてきます。
10年以上経過している場合はハンドル・レバーやパッキンが原因ではなく、蛇口本体が原因の可能性が高いです。使用を始めてから、10年が経過している場合は蛇口本体の交換も検討してみましょう。
また賃貸物件の場合、経年劣化による不調は管理会社(貸主)が本体費用と作業費を負担する場合もあるので、管理会社に相談してみましょう。
蛇口のレバー・ハンドルを交換する方法を順に解説!
用意する道具
蛇口のレバー・ハンドルを交換するために用意する道具は次の4つです。
- 新しいレバー・ハンドル
- マイナスドライバー(ピンセットでも可)
- プラスドライバー
- モンキーレンチ(ウォーターポンププライヤー 、スパナでも可)
作業自体は比較的簡単ですが、水回りであることと安全に工具を使うために、次の2つも用意しておくことをおすすめします。
- ぞうきん
- ゴム手袋(軍手でも可)
ハンドル→ハンドルタイプへの交換方法
ハンドル・レバーを交換する手順を次の5ステップです。
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ハンドル→レバータイプへの交換方法
ハンドルからレバータイプの蛇口に交換する方法について解説します。
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レバーの方がネジの位置がわかりにくかったり、デザイン性が高いと構造が複雑になっている場合があり、取り付けが難しい傾向があります。
蛇口レバー・ハンドルの種類と特徴
蛇口レバー・ハンドルには様々な種類と特徴があります。ピッタリの種類を選んで、使いやすさやデザイン性などをより良いものにしましょう。
スタンダードなハンドルはリーズナブル
スタンダードなハンドルは、一般的によく見るひねるタイプのハンドルです。
メリットは費用が比較的安く、取り付けが簡単であること。蛇口のDIYをやったことがない方でも、簡単に取り付けることができます。一方でデザイン性はあまり高くありません。
できるだけ費用と時間を抑えて交換したい方に、おすすめのハンドルです。
デザイン性の高いおしゃれなレバー
レバータイプはデザインの種類が、ハンドルタイプよりも豊富なので、インテリアにこだわりたい方にぴったりです。
また動作がひねるよりも、簡単なレバーを上げる(下げる)なので、小さなお子様やご高齢の方がいる家庭にもおすすめです。一方でハンドルタイプに比べ、取り付けの難易度が高いことがデメリット。
少し費用や手間がかかっても、使いやすくデザイン性も優れたハンドルを使いたい方にぴったりです。
DIYをあまりやったことがない方や自身がない方は、専門業者に取り付けを依頼すると時間や手間を省くことができますよ。
水の盗難を防止!カギ式ハンドル
屋外にある蛇口で勝手に水が使われてしまう心配がある方には、カギ式のハンドルへの交換がおすすめです。
カギがないと蛇口が開かないので、水の盗難を防ぐことができます。取り付けも比較的簡単なので、自分で交換することができますよ。
安価なタイプのカギ式ハンドルは、正方形になっていて、カギを持っていれば、自分の蛇口以外のほとんどのカギ式蛇口でも開閉ができてしまいます。
そのため日常的に水が勝手に使われている場合、あまり意味がなく、そのような場合は世界にひとつだけの専用カギ付きハンドルへの交換がおすすめです。
業者に依頼したほうが良い場合も
DIYでは難しく、専門の業者に依頼したほうが良い場合もあります。DIY、業者に依頼のどちらにすべきか、最適な方を選びましょう。
業者にレバー・ハンドル交換を依頼する基準
蛇口のハンドル・レバーはDIY初心者の方でも、比較的観点に交換することができます。しかし以下のような場合は、無理して自分で交換しようとせず、専門の業者に依頼したほうがよいでしょう。
- 自分でできる自信がない
→破損や怪我など、他トラブルのリスクが高い
- 固くて外れない
→無理に外そうとして、破損や怪我リスクが高い
- 水漏れなどのトラブルが解決しない
→DIY初心者では対応できない
- 劣化が激しいため蛇口ごと交換したい
→DIY初心者では対応できない
業者を選ぶときのポイント
DIYでは難しい場合、専門業者に依頼することになります。業者を選ぶ際には次の3つのポイントを見て、納得する業者を選ぶようにしましょう。
- 依頼してすぐに対応してくれる
→口コミ・レビューを見て、すぐに対応してくれたなどの声がある
- 事前説明が丁寧で、追加料金も不要
→不明瞭な追加料金が発生する心配がなく、安心して依頼することができる
- アフターフォローも万全
→万が一交換後にトラブルが起こった場合でも安心
相見積もりをして業者を比較
最適な業者を選ぶには、複数の業者から見積もりを取って比較する、相見積もりをするようにしましょう。
サービス内容や料金を比較することで、最適な業者に依頼することができますよ。
1社ずつに電話をかけていると、手間と時間が莫大なものになりますが、ミツモアならわずか2分のアンケートで最大5社から見積もりが届きます。忙しくても、じっくり業者を選びたい方におすすめです。
賃貸物件でもハンドル交換できる?注意点を解説
特に古い賃貸物件の場合、蛇口のハンドル・レバーを新しいものに交換したくなりますよね。
賃貸物件で蛇口のハンドルを交換したい場合の注意点について説明します。
まず大家さんや管理会社に確認するのが確実
賃貸物件の場合、管理会社(貸主)に断りなく勝手に交換することは避けてください。
蛇口のハンドルひとつでも、貸主の所有物なので、勝手の交換すると原状回復や弁償を求められる可能性があります。
交換したい場合はまず大家さんや管理会社に相談するようにしましょう。
経年劣化の場合は管理会社負担の傾向が高い
経年劣化によりハンドルが固い、まわりにくいなどのトラブルから交換を希望する場合、本体費用や交換費用は貸主負担となる傾向があります。
この場合も勝手に交換すると、入居者(借主)の負担となる場合があるので、事前に相談しておきましょう。
パッキンなどの消耗品は入居者が交換する必要がある
ハンドルではなく、蛇口のパッキンやフィルターなどの消耗品は、経年劣化の貸主負担ではなく、小修繕として利用者が負担しなくてはならないことが多いです。
ハンドルと同時に交換したい場合などは管理会社に相談すると、同時に対応してくれるかもしれないので、気軽に相談してみましょう。
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