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水道水が出ない原因と対処法!どこに連絡すればいい?間違った対応方法も解説

最終更新日: 2022年05月23日

「急に水が出なくなったけど、なぜ出なくなったのか原因が分からない」「原因を突き止めて対処したい」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?

水道が出なくなると生活しづらくなりとても不便ですよね。ただ水が出ない原因が分からなければ対処のしようがありませんし、間違った対処をした結果事態が悪化してしまうことも避けたいはずです。

この記事では水が出ない原因として考えられることや、その対処方法について解説しています。原因がどうしても分からない場合はどこに電話(連絡)すれば良いのかなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

水道の水が出ない原因6つとそれぞれの対応方法を紹介

頬に人差し指を当てて考える顔をする女性

水道から急に水が出なくなる原因としては、以下の6つが考えられます。

  1. 水道局への申請忘れ
  2. 水道料金の滞納
  3. 水道管の劣化
  4. 断水
  5. 水道管の凍結
  6. 受水槽の故障(集合住宅に住まわれている方)

それぞれ解説します。

原因① 水道局への申請忘れ

引っ越しの際に、水道局への申請を忘れていたために水が出ない状態になっている可能性があります。

引っ越しする際に新居で水道を使えるようにするには、1週間前には申請が必要です。申請をした覚えがない方は、すぐに水道局へ連絡しましょう。

また申請したのに水が出ない場合は、開始日や住所などの申請内容が間違っていないか水道局へ確認しましょう。申し込みや問い合わせはWebサイトや電話から可能です。

【対応方法】

水道使用の申請を忘れた方 水道局へ水道利用の申し込みを行う
水道使用の申請をした方 水道局へ申請内容の確認を行う

原因② 水道料金の滞納

水道料金を数か月滞納すると水が止まってしまいます。水道料金を滞納していると自覚している場合は、すぐに管轄の水道局へ連絡をしましょう。

連絡する際には「何か月分の水道料金を支払えば水道利用を再開できるのか」を確認してください。

【対応方法】

  1. 水道局へ連絡して支払い状況を確認(何か月分の水道料金を支払えば水道が使用できるか確認しましょう)
  2. 不足分の水道料金をコンビニなどで支払う

原因③ 水道管の劣化

水道管の劣化も水が出ない原因の1つです。

水道管の素材は主に「樹脂管」や「銅管」などです。樹脂管は熱に弱く、熱湯によって劣化することがあり、銅管は錆の影響で水の通りが悪くなることがあります。

そのため建物の築年数が10年以上の場合は、水道管の経年劣化が影響し水が出ない原因となっている可能性があるのです。

【対応方法】

集合住宅に住んでいる場合 管理会社もしくは管理人へ水道修理・点検の依頼を行う
一戸建て住宅に住んでいる場合 水道管修理が可能な業者へ修理・点検の依頼を行う

原因④ 断水

水が出ない原因の1つに、住宅の周辺で行われている断水の影響も挙げられます。

断水とは、水道管工事や水不足といった理由で一時的に水道を止めることです。突然水が止まるため焦ってしまう人もいるかもしれません。

しかし断水が行われる際には事前にお知らせがあるので、チラシやハガキなどでお知らせがあったか確認しましょう。マンションやアパートといった集合住宅の場合は、掲示板にお知らせが貼ってある可能性もあるため確認すると良いでしょう。

また原因が断水と分かった場合、水道の蛇口がきちんと閉まっているか確認してください。断水が終わった後、蛇口が閉まっていないと水が出続けてしまいます。床が水浸しになったり、水道料金がかかったりしてしまうため注意しましょう。

【対応方法】

断水の確認方法 以下のお知らせがないかチェック

・ハガキ

・チラシ

・近所の方に聞く

・掲示板のお知らせ(集合住宅の場合)

・広報車

など

どうしても分からない場合は管理会社に相談

断水後の対応 蛇口を少しずつ開けて水の色と臭いを確認

※必ず蛇口は少しずつ開けてください。一気に開けると水道管に空気が混入して蛇口が破損する可能性があります。

※水が濁っていたり、赤錆が出てきたりする場合は水を出し続けてください。水が透明になれば、使用しても大丈夫です。

※水から鉄の臭いがした場合は、飲料水として適していません。水道関係の事業者に相談し、原因を突き止めましょう。

原因⑤ 水道管の凍結

冬場に多い原因として考えられるのが、水道管の凍結です。

水道管は気温がマイナス4℃以下になると凍結しやすくなります。そのため地域や季節によっては水道管が凍結し、水が出なくなっている可能性があります。

まずは気温を確認し、凍結を解消する対策を取りましょう。

ただし水道管には熱湯をかけないでください。熱湯をかけてしまうと水道管が破裂する可能性があるからです。

下記の表に書かれている対応を行い、凍結を解消しましょう。

【対応方法】

凍結の確認方法 気温を確認(マイナス4℃以下になっていないか確認)
凍結の対処法 50℃くらいのぬるま湯を蛇口にかける

・カイロで水道管を温める

・ドライヤーで水道管を温める

・部屋の温度を上げる

※蛇口に熱湯をかけないでください

原因⑥ 受水槽の故障(集合住宅に住まわれている方)

アパートなどの集合住宅の場合、受水槽の故障が原因で水が出てこない状況になっている可能性があります。

受水槽には溜めていた水をポンプなどの力によって各部屋に送る役割があります。そのため受水槽が故障していると、水が行き渡らなくなるのです。管理会社や管理人に連絡し、対処をお願いしましょう。

【対応方法】

管理会社や管理人に連絡する(受水槽が故障していないか確認)

水道の水が出ないときにやってはいけない対処方法はある?

頭の上でバツ印を作る女性

前述の通り、水道管に熱湯をかけないでください。熱膨張によって水道管が破裂する可能性があります。

水道管が破裂した場合、大量の水漏れにつながり修理費が必要となるため注意しましょう。

万が一熱湯をかけて水道管が破裂してしまった場合は、速やかに応急処置をしてください。

水道管が破裂してしまった場合の応急処置は以下の通りです。

  • 水道メーター横の止水栓を止める
  • 水漏れした箇所をタオルできつく巻く(タオルが水でヒタヒタになったら取り替えましょう)
  • バケツで漏れている水を受け止める

応急処置ができ次第「水漏れ修理業者」または「指定給水装置工事事業者」に水道管修理を依頼しましょう。

水道の水が出ない原因が分からない場合はどこに連絡するべき?

水道の水が出ない原因がどうしても分からない場合や、水が出ないことに気づいた際には、まずは管轄の会社や修理業者に連絡を取りましょう。

連絡先の例は下記の通りです。

集合住宅の場合 管理会社や大家さん
一戸建て住宅の場合 水道局や水道修理業者

水が出なくなってしまった場合、生活に影響します。そのため迅速な対応が必要です。水が出なくなった原因が分からない場合でも、焦らず専門の業者に対応を任せましょう。

水道修理を依頼した際に必要となる費用はどのくらい?

電卓

万が一水道の修理が必要となった場合にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

水道修理費は修理箇所や故障した原因によって変わります。修理費用相場は下記の通りです。

修理内容 費用相場
水道管の破裂修理 約20,000円~

※床下といった目が届きにくい箇所で破裂している場合は、30,000~50,000円ほど費用がかかります。

蛇口のパッキン交換 約8,000~15,000円

(作業費4,000円+出張費など4,000円~)

蛇口の交換 約18,000~50,000円

(作業費10,000円+蛇口本体価格8,000円~)

業者によって修理費用は多少異なりますが、これらの費用相場を業者選びの参考にしてください。

ただ「相場は分かったけどできるだけ費用の安い業者に修理を依頼したい」「水が出ない原因からプロの業者に調べてほしい」とお考えの方もいるのではないでしょうか?そんな方はぜひミツモアを利用してみてください。

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漏水による水道料金は減免される可能性がある

手を口に当てて驚いた顔をする女性

もし漏水によって水が出にくくなっている場合、水道料金が減免される可能性があります。

水漏れが発生して水道料金が高額になった場合、原則的には水道の使用者が水道料金を支払わなければなりません。給水装置(メーターボックスや蛇口など)は、水道使用者の財産として考えられるためです。財産は個人で修理・管理する必要があります。

しかし壁の中や地面の下といった人の目が届きにくい箇所から漏水している場合や、給水管の老朽化などが原因の場合、減免制度を利用できる可能性があります。減免制度を利用できれば漏水した水の水道料金を減額させることが可能です。

減免制度を受けられる条件は自治体によって異なりますが、主に以下の基準を満たしていれば減免制度を受けられる可能性があります。

減免制度を受けられる条件(※一例)】

  • 床下や地下・壁の中など目に見えない箇所で発生した水漏れの場合(漏水の確認が困難な場合)
  • 地震や大雨といった自然災害が原因の場合
  • 水道の使用者に過失がない場合
  • 過去に同じ箇所で漏水減免を受けていない場合

逆に減免制度を受けられない条件は以下の通りです。

減免制度の適用条件外(※一例)

  • 蛇口の閉め忘れなど不注意による漏水の場合
  • 水漏れを認知していたのに修理していない場合
  • 工事などによって水漏れが発生した場合
  • 水道局から水道管の老畜化の指導を受けても工事や調査を行わずに水漏れが発生した場合
  • 申請期限が過ぎている場合

上記の条件はあくまで一例です。自分が住んでいる地域の自治体や水道局のWebサイトを見て、減免制度の条件を満たしているか確認しましょう。

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