引っ越しや模様替えでカーペットを処分したいとき、手間と時間をかけないためにはどのような方法を選べばよいのでしょうか。
カーペットの処分方法を網羅的に紹介します。また労力をかけない方法として不用品回収業者に依頼するときの注意点も解説します。
カーペットの一般的な捨て方は?
不要になったカーペットはどのように捨てればよいのでしょうか。カーペットの一般的な捨て方を紹介します。
カーペットは粗大ごみとして捨てるのが一般的
リビングなどに敷くようなサイズの大きいカーペットは粗大ごみとして捨てるのが一般的です。
粗大ごみとしてみなされる範囲は1辺が30cm以上、指定の袋に入らないなど自治体によって異なります。
詳細を知りたいときや判断がしにくいときは、自治体のホームページや問い合わせ窓口に確認をしてみましょう。
カーペットを粗大ごみで捨てる方法
受付は基本的に電話またはインターネットです。
ただし粗大ごみを捨てる人が多い引っ越しシーズンは、予約が埋まってしまい回収が1カ月先になるケースも少なくありません。処分が決まったらできるだけ早めに申し込みを行いましょう。
申し込みが終わったら粗大ごみの処理手数料券を購入します。
券はスーパーやコンビニ、役所などで購入でき、料金は自治体やカーペットのサイズによって異なります。
当日になったらカーペットに粗大ごみ処理手数料券を貼り付け、指定された収集場所に券が見えるように置けば処分完了です。
細かい手順は自治体によっても変わるため、あらかじめホームページなどで確認しておきましょう。
カーペットを普通ごみとして出すには?
大きいサイズのカーペットを普通ごみとして出したいときは、どのような手順を踏めばよいのでしょうか。
費用をかけたくない、すぐに処分したいという人に向けて、カーペットを可燃ごみや不燃ごみとして捨てる方法を解説していきます。
裁断すれば普通ごみとして出せる
多くの自治体は粗大ごみと普通ごみをサイズによって区分しています。
そのためカーペットを粗大ごみとしてみなされるサイズよりも小さく裁断すれば、普通ごみとして捨てても問題ありません。
手間はかかるものの費用の節約に役立ちます。
可燃ごみか不燃ごみかは素材によって異なる
裁断したカーペットを可燃ごみとして出すか不燃ごみとして出すかは、カーペットの素材によって異なります。
可燃ごみ扱いになる素材 | 綿・ウール・絹・麻・い草・竹などの天然素材系 |
不燃ごみ扱いになる素材 | ナイロン・レーヨン・アクリル・ポリエステルなどの化学繊維素材
ゴム素材が滑り止めとして使われている場合も不燃ごみ |
タグを見ても素材が分からないときは、カーペットを購入した店舗やメーカーに問い合わせてみましょう。
ただし自治体によって可燃ごみ・不燃ごみの基準が異なる可能性もあります。念のため自治体に確認しておくと間違いがありません。
カーペットを裁断する方法
カーペットカッターやカーペットトリマー、裁ちばさみなどがあると便利です。
また床を傷付けないカッターマットや、サイズを測るための定規も必要になります。
まずは定規を使って、カーペットに裁断の目安となるラインを引いておきましょう。最初に全てのラインを引いておくと効率的です。
あとはラインに従ってカーペットを細かくしていきます。厚みがあるカーペットは裁断がしにくいため、ケガをしないように注意します。
裁断が終わったら袋の中で散乱しないように紐で束ねておきましょう。
あとはいつも通り指定のごみの日に袋ごと出すだけです。
ごみに出す以外のカーペットの捨て方
粗大ごみや普通ごみとして捨てる以外に、どのような方法でカーペットを処分できるのでしょうか。
ごみに出す以外の代表的なカーペットの捨て方を3つ紹介します。
リサイクルショップに買取を依頼
カーペットの状態が良ければ、リサイクルショップに買取を依頼するのも一案です。
処分費用がかからないばかりか、査定額を受け取れるため非常にお得な方法といえるでしょう。特にペルシャ絨毯やウール、シルク素材は人気があり、高値が付きやすいカーペットです。
ただしカーペットによっては、そもそもリサイクルショップでの買取の対象にならないケースもあります。
また基本的には査定のためにカーペットを持ち込む必要があり、労力がかかるのも難点です。
買取不可だった場合には持ち帰りの手間もかかるため注意しましょう。
カーペットの取扱店に引き取ってもらう
新たにカーペットを購入する場合、店によっては古いカーペットの引き取りを行っているケースもあります。そのような取扱店を選んで、カーペットを購入するのも1つでしょう。
回収方法は店によってさまざまで、ネットショップであれば商品の配送時に交換で古いカーペットを回収してくれる場合もあります。
引き取りが無料か有料か、回収してくれるカーペットのサイズに制限があるかなどもあらかじめチェックしておくと安心です。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者であれば費用はかかるものの、カーペットの状態・素材を問わず即日から回収してくれます。
引き取り場所や店舗などに運搬する必要もないため、手間や労力をかけたくないときにおすすめの方法です。
また他に不用品がある場合、全てまとめて回収してくれるのもうれしいポイントといえるでしょう。
ただし中には相場に見合わない高額な費用を請求する悪徳業者も存在します。そのため業者選びを慎重に行い、信頼できる業者に依頼をする必要があります。
悪徳な不用品回収業者に注意しよう
悪徳な不用品回収業者に引っ掛からないためには、どのように業者探しをすればよいのでしょうか。
トラブル回避に役立つ業者の探し方を紹介していきます。
カーペットを回収してもらうときの費用相場
必要以上の費用を払わないようにするためには、カーペットの回収を依頼するときの費用相場を押さえておく必要があります。
その上でまずは見積もりを取ってもらい、追加料金が発生するケースがあるかも詳しく確認しておきましょう。良心的な業者であれば、見積もりは基本的に無料です。
業者や処分したいカーペットによって異なるものの、回収にかかる費用は2,000〜5,000円程度が相場になります。
カーペット1点で10,000円以上の費用を請求される場合は、悪徳業者の可能性があるため注意が必要です。
回収業者を探すなら相見積もりがおすすめ
できるだけ安くて信頼できる不用品回収業者を探すなら、「相見積もり」を取るようにしましょう。相見積もりとは複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較する業者の選び方です。
悪徳業者を避けるためには、費用やサービスだけでなく過去の利用者の口コミもチェックするのがポイントになります。「トラブルに発展した」「高額な料金を請求された」という口コミがなければ、信頼できる業者だと判断して問題ありません。
料金・サービス・口コミといった各要素を総合的に比べた上で、最適な業者を選ぶようにしましょう。
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労力をかけない捨て方でカーペットを処分しよう
カーペットは粗大ごみとして捨てるのが一般的な捨て方です。申し込みをした上で処理手数料券を購入し、指定された日時に回収場所まで運搬します。
費用をかけずにできるだけ早く処分したい場合、カーペットを細かく裁断するのも一案でしょう。この方法ならカーペットの素材に応じて、可燃ごみまたは不燃ごみとしての処分が可能です。
また条件を満たしていれば、リサイクルショップに買い取ってもらう、取扱店に引き取ってもらうという選択肢もあります。また不用品回収業者に依頼をすれば、即日から処分してもらえる上に手間もかかりません。
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不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
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