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廃タイヤを無料回収してもらう方法9選!処分方法や費用相場を解説

最終更新日: 2025年02月12日

廃タイヤを処分するときは、状態や処分のタイミングに合わせて、適切な方法を選ぶことが大切です。できるだけ費用や手間がかからない方法や、無料で回収してもらう方法、特殊なケースでの処分方法について紹介します。

不用品回収業者を比較する

廃タイヤを回収してもらう方法9選

まずは、廃タイヤを回収してもらう9つの方法をまとめました。

処分方法 費用 手間 こんな人におすすめ 注意点
タイヤ交換時に処分してもらう 無料 ★☆☆

小さめ

タイヤの交換も同時にしてもらいたい人 ディーラーやタイヤ専門店だと高額になりがち
人に譲る 無料 ★★★

大きめ

タイヤを欲しがっている友人がいる人 劣化具合によっては使いまわせない
リサイクルショップで買取してもらう 無料~利益あり ★★☆

普通

タイヤの状態が良い場合 査定は厳しめで、値段がつかないこともある
フリマアプリで売る 無料~利益あり ★★★

大きめ

少しでも高くタイヤを売りたい場合 狙った価格で売却するのは難しい
カー用品店などで処分してもらう 300~1,500円 ★★☆

普通

近くにお店がある人 廃タイヤを自分で運ぶ必要がある
ガソリンスタンドで処分してもらう 300~1,500円 ★★☆

普通

近くにお店がある人 無人のガソリンスタンドは処分に非対応
整備工場で処分してもらう 1,000~2,000円 ★★☆

普通

付き合いのある整備工場がある人 普段から付き合いがないと対応してもらえない可能性が高い
ディーラーで処分してもらう 業者により異なるがやや高め ★☆☆

小さめ

技術力の高さを重視している人 高額になりがち
不用品回収業者に回収してもらう 5,000~15,000円 ★☆☆

小さめ

タイヤ以外にも処分したいものがたくさんある人 悪質な業者を選ばないように注意が必要

①【無料】タイヤ交換時に処分してもらう

メリット デメリット
気軽に立ち寄れる 費用が高め

ディーラーやカー用品店でタイヤを交換すると、外したタイヤを無料で引き取ってもらえます。交換にかかる所要時間は、いずれの業者でも30分〜1時間半ですが、交換費用やサービス内容が異なります。

ディーラーやタイヤ専門店、整備工場は技術力が高く、安心して任せられますが、費用が約8,000〜15,000円/1本あたり(タイヤの費用含む)と高くなりがちです。

カー用品店やガソリンスタンドは店舗数が多く、近くにあれば気軽に立ち寄ってタイヤを交換してもらえる点がメリットです。

ただしガソリンスタンドの場合は、タイヤの品揃えが悪く交換できないケースや、そもそもタイヤ交換に対応していないケースもあります。

②【無料】状態が良いなら人に譲る

メリット デメリット
無料で処分できる 状態が良くないと使えない

タイヤの状態が良ければ、知り合いに譲るのも一つの手です。タイヤの摩耗状態を確認して、トレッド面(タイヤと路面が接触する部分)がツルツルだったり、サイドウォール部(タイヤのゴム部分を保護する役割の部分)にひび割れがあったりしなければ、譲った後も走行できるでしょう。

ネット掲示板を利用して、タイヤが欲しい人を探す方法もあります。中には車の走行以外の目的で、タイヤが欲しいという人もいるため、状態が悪くても一度、需要があるか確認してみるといいでしょう。

③【売却】リサイクルショップに買い取ってもらう

メリット デメリット
利益が得られる可能性がある 状態が良くないと値段がつかないこともある

タイヤの状態が良ければ、リサイクルショップで買取してもらうことが可能です。使用済みだと、タイヤの状態を判断するのが難しいため、未使用のものだと特に高い需要があります。製造年が古くないことも大切で、3年以内なら売れやすい傾向にあります。

有名ブランドのタイヤは、高価買取してもらえる可能性が通常よりも高いです。

また種類によっては売却する時期によって買取価格が上下します。例えばスタッドレスタイヤは、高く売れやすい種類ですが、特に秋口に買取してもらうことで、通常よりも高く売れる傾向です。

十分な利益を得るためには、売るタイミングにも注意することが大切です。

またタイヤの買取を実施していないリサイクルショップもあるので、店舗に行く前に確認することをおすすめします。

関連記事:不用品は処分する?買取する?処分と買取の違いを解説!|ミツモア

④【売却】フリマアプリで売る

メリット デメリット
高額で売れる可能性がある 手間が大きい

リサイクルショップで値段がつかないタイヤでも、フリマアプリやネットオークションなら、買い手が見つかる可能性があります。リサイクルショップと同様に、溝のすり減っているタイヤは基本的に売れません。

しかし希少価値の高いモデルなら、コレクターの間で需要が高いこともあり、大きな利益が見込めるケースもあります。タイヤの製造年やメーカー、サイズを確認して、需要があるかどうか、出品前にチェックしてみましょう。

⑤【安価】カー用品店などで処分してもらう

メリット デメリット
店舗数が多く、気軽に立ち寄れる 運搬の手間がかかる

タイヤ交換をしない場合でも、タイヤ専門店やカー用品店で、廃タイヤの処分だけをお願いすることが可能です。店舗までタイヤを持ち運ぶ必要はありますが、店舗数が多いため、気軽に立ち寄れるでしょう。

引き取り料金は300〜500円で、ホイール付きなら別途1,000円ほどかかります。同系列の店舗でも、料金体系が異なるケースがある他、一部店舗では引き取り不可の場合もあります。事前に電話で確認を取っておくと、スムーズに処分可能です。

⑥【安価】ガソリンスタンドで処分してもらう

メリット デメリット
価格が安め 対応していない店舗もある

カー用品店と比べてガソリンスタンドは店舗数が多く、気軽に立ち寄れるでしょう。ガソリンスタンドにおけるタイヤの引き取り料金は、カー用品店と同程度の手頃さです。

従業員が常駐しているフルサービスの店舗では、タイヤの引き取りを行っている可能性が高いことを覚えておきましょう。逆に無人の店舗などでは、廃タイヤの引き取りサービスに対応していません。スムーズに処分するために、あらかじめ電話で確認しておくことがおすすめです。

⑦【安価】整備工場で処分してもらう

メリット デメリット
割引してもらえる可能性がある 付き合いがないと対応してもらえないことも

普段からお世話になっている整備工場があるなら、整備工場に引き取って処分してもらうのもいいでしょう。引き取り料金は他の業者と大差ありませんが、付き合いがあれば、割引してもらえることもあります。

整備工場によっては、個人客の対応をしていないケースもあります。付き合いがなくても安く済むケースもありますが、付き合いがなければほかの業者に頼むのが無難でしょう。

⑧【有料】ディーラーで処分してもらう

メリット デメリット
技術力が高い 高額になりがち

高い技術力でタイヤ交換をしてもらいたいなら、ディーラーにお願いするといいでしょう。車種に合わせてタイヤを選び、きめ細かい点検サービスを提供してくれるほか、自宅まで出張交換に来てくれるケースもあります。

タイヤ交換時に古いタイヤを処分してもらうのが一般的です。中には廃タイヤの引き取りだけ、対応してくれる店舗もあります。ただしディーラーでタイヤ交換や、廃タイヤの引き取りをしてもらうと、他の業者よりも費用が高くつくため、注意が必要です。廃タイヤの引き取りだけでも550円以上はかかります。

⑨【有料】不用品回収業者に回収してもらう

メリット デメリット
処分作業を丸投げできる 悪質な業者を選ばないよう注意

処分したいタイヤの数が多い場合は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。回収費用は高くつきますが、大量の廃タイヤや、多くの不用品をまとめて回収してもらえるので、非常に手軽に処分できます。自宅まで回収に来てもらえるので、運び出す必要もありません。

複数台のタイヤを処分したい、廃タイヤの数が多すぎて車に載らないなどの場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。

不用品回収業者を探すときは、悪質な業者に引っかからないように気をつけることが大切です。

関連記事:優良な不用品回収業者の選び方|確認すべきポイントや悪徳業者の特徴|ミツモア

ミツモアを利用して業者を探せば、安心してピッタリの業者を選べるでしょう。ミツモアなら簡単な質問にいくつか答えるだけで、無料で最大5社の相見積もりが可能です。気になる業者とは、事前にチャットで連絡を取れます。

タイヤは粗大ゴミに出せない

店頭に並ぶスタッドレスタイヤ

不用品を処分するときにまず思いつくのは、家庭ゴミや粗大ゴミとして捨てる方法でしょう。しかし基本的に廃タイヤは、粗大ゴミに出せません。

タイヤは廃棄処理が難しい

タイヤはゴムやワイヤー、スチールなど、さまざまな素材を組み合わせて作られているため、廃棄処理が難しく、廃タイヤは廃棄物処理法の第6条第3項に基づいて、適正処理困難物に指定されています。

適正処理困難物は、市町村の廃棄物処理施設での処理は基本的にできないとされ、多くの自治体では、廃タイヤの回収は行っていません。そのため粗大ゴミとしても出せないケースが多いのです。

参考:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | e-Gov法令検索

一部の自治体では回収してもらえる

廃タイヤを粗大ゴミとして回収している自治体は、全国的に少ないものの、主に都市部以外の、一部自治体では回収を行っています。

また指定の施設まで持ち込むことで、回収してもらえるケースもあります。普通自動車のタイヤなら約300〜500円、ホイール付きなら約500〜1,000円かかるのが一般的です。

自治体ごとに料金体系や収集方法が異なるため、粗大ゴミとして出す場合は事前に確認することで、スムーズに処分できます。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

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ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

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各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

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不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて

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