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遺品整理の費用相場は?安くするためにできること・業者の選び方を紹介

最終更新日: 2020年12月17日

大切な人が急に亡くなってしまった後、部屋や遺品の片付けが急遽必要となることがあります。しかし、まだ気持ちの整理もつかない状況で、いきなり片付けを始めるのは難しいという方も多いでしょう。

そんな時に手助けをしてくれるのが「遺品整理業者」です。遺品整理のプロとして、さまざまな作業を代行してくれるでしょう。当記事では、初めて遺品整理業者に依頼する方向けに、遺品整理業者の料金の相場、業者の選び方、費用などを紹介します。

遺品整理をする前に

遺品整理をしている夫婦
遺品整理とは?

遺品整理は、故人の遺品を処分し、部屋の片付けなどを行うことだけだと捉えている方も多いでしょう。しかし、本来捨ててはいけないものを処分してしまっていたり、相続するべきものを無断で売却してしまったりなど、遺品整理からトラブルに発展するケースもあるため、遺品整理は慎重に行わなければいけません。 

そこで遺品整理についての基本知識について解説します。

遺品整理とは

遺品整理とは、「故人の不用品を処分し、関連する物をまとめる作業」のことです。他人から見れば不用品と思われる物であっても、遺族や知人から見ると大切な物が多いでしょう。

遺族が遺品整理を行うと、故人への思いが溢れてしまい、片付けが進まず、途方に暮れることもあるのです。事前に気持ちの整理をして、処分するという覚悟を持って臨まないと作業に手間取るでしょう。

遺族にとっての遺品整理は、単に不用品を処分し、故人との思い出に関連する物をまとめる作業ではありません。片付けや整理を通して、過去の思い出やさまざまな感情と向き合い、心の整理をすることでもあるのです。

関連記事:遺品の意味とは?遺品整理の方法や遺品整理業者の相場も紹介

誰がするべきか

遺品整理は誰が行うのかを正確に認識している方は少ないでしょう。遺品整理に関わる遺族間のトラブルが多いのも、それが要因となっている場合があります。

一般的には「相続人」が遺品整理を行わなければなりません。相続人には、優先的に配偶者や実子がなり、次に孫や故人の親、最後に兄弟の順となっています。

遺品は故人の所有物であり、実子や親、同居人、親しい間柄の方でも相続人以外が勝手に整理することはできません。第三者が勝手に遺品整理すると法的罰則を受けるケースもあるので注意しましょう。

費用は相続人が負担

遺品整理費用も相続人が負担することが一般的です。不要品の処分費用だけでなく、相続税、債務の返済など、相続に関する費用はすべて相続人が負担することになります。

いつすべきか

遺品整理についての実施時期や期日に決まりはありません。なぜなら整理の内容は故人ごとに状況が異なるからです。だからこそ、自分達で適切なタイミングを判断しなければなりません。

特に急ぐ理由がない場合は、次のようなタイミングが一般的といえるでしょう。

  • 四十九日を迎えた後
  • 死亡届などの諸手続きの完了後
  • 葬儀の終了後
  • 相続税が発生する前

遺品整理に適している時期は、気持ちの整理がついたタイミングです。しかし、期間を空け過ぎても、タイミングを逃してしまいます。「いつから遺品整理を始める」という目安時期を事前に決めておくことで、気持ちの整理がつけやすくなるでしょう。

遺品整理業者に頼んだ際の費用相場は?

費用相場
遺品整理業者に頼んだ際の費用相場は?

業者に遺品整理を依頼することに関心があっても、実際に利用することには、どこか不安を感じる方も多いでしょう。また遺品整理にいくらかかるのかをあらかじめ知っておかないと、不要なお金を払ってしまう可能性もあります。

遺品の整理や清掃を依頼に必要な費用への不安は、費用相場を知ることで解消しておきましょう。遺品整理業者に頼んだ際の間取りごとの費用相場や見積もり書の内訳などを説明します。

間取りごとの費用相場

遺品整理業者に頼んだ際の費用は、間取りや広さ、作業人数、作業時間によって変わります。費用の相場は次の料金表を参考に確認してみてください。

間取り 作業人数 作業時間 費用相場
1K・1R 1~2名 1~3時間 30,000円~80,000円
1DK 2~3名 2~4時間 50,000円~120,000円
1LDK 2~4名 2~6時間 70,000円~200,000円
2DK 2~5名 2~6時間 90,000円~250,000円
2LDK 3~6名 3~8時間 120,000円~300,000円
3LDK 4~8名 5~12時間 170,000円~500,000円
4LDK以上 4~10名 6~15時間 220,000円~600,000円

相場はあくまでも目安であり、状態によって増減するため、必ず事前に見積もりをしてもらいましょう。

遺品整理見積もり書の内訳

遺品整理の見積もり書の内訳は次の項目に分かれることが多いです。

  • 人件費
  • 出張費
  • 仕分け作業費
  • 処分費
  • 清掃作業費
  • 供養費用

遺品整理に必要な作業員数は、部屋の広さや荷物の量で変わってきます。運搬用のトラックも同様です。必要な物と不要な物を仕分ける「仕分け作業費」や「処分費」も、部屋の荷物の量が増えれば、それだけ料金が上がります。

「清掃作業費」は部屋の広さや清掃作業の内容によって異なるため、気になる方は事前に担当者に確認してみてください。「供養費用」はオプションになっていることが多く、本当に必要かどうかは見積もり書の内訳で確認するようにしましょう。

費用の決まり方

遺品整理業者の費用
遺品整理業者に頼んだ際の費用の決まり方

遺品整理業者も実際の整理内容が見えない状態では、最終的な費用を算出することができません。見積もりを取らずに遺品整理業者に依頼をしてしまい、後日追加料金を請求されるようなことは防ぎたいものです。

では、遺品整理業者は見積もり額をどのようにして決めているのでしょうか?費用を決めるための要素について紹介します。

荷物の量

前述のとおり、処分する荷物量が最も料金に影響を与えます。部屋の面積が小さくても物が多いと料金は高くなるのです。また、部屋の面積が大きくても物が少ないとその分安くなるでしょう。

なぜなら回収する荷物の量が少なければ、その分廃棄業者へ払う処分料が抑えられるため料金も安くなるからです。荷物を運び出す人や手配するトラックが少なくなることも理由となります。

長期間住んでいた家は、押し入れやタンスなど荷物量が多くなっている傾向にあるでしょう。家が広く、大きな家具が多い昔ながらの家ほど高くつく傾向にあります。

物品の種類

遺品整理業者はリサイクル業者と提携することで処分費用を安く抑える努力をしています。普段ならゴミとなり処分料がかかるようなものでも、無料や買取という形で引き取ってもらっているのです。

業者によっては自社でリサイクルショップを開いており、処分費用を買取費用と差し引きすることで削減している場合もあります。遺品査定士がスタッフとして入っていたり、鑑定士と提携したりする業者も多いです。

見積もり時に査定や鑑定を行い、買取希望物品の査定額差分は値引き対応する業者もいますので、高価な物がある場合やまだ使える家電製品がある場合は利用してみましょう。遺品の種類が多いと見積もり価格に差が出る可能性が高いため、複数の業者に見積もりを依頼して比較してみてください。

周辺環境、道路の状況

建物状況や周辺状況、道路環境によっても料金が異なります。マンションの場合、作業する階やエレベーターの有無によって作業人数が変わるため見積もり価格に差が出るのです。

また家の前にトラックが停車できるかどうかも作業効率に影響を及ぼすため、料金に変動が出る可能性は高くなります。例えば、5階建てのエレベーターがないマンションで、周辺道路が狭く、トラックが入っていけない状況では、人手をかけて搬出するしか方法がないので料金が高くなるでしょう。

搬出に時間がかかるということは、その分日数も伸びてしまい、見積もり価格も上がりやすいのです。

その他オプションを利用する場合

遺品整理の専門業者は幅広いオプションサービスも提供しています。オプションサービスの例をご紹介しましょう。

  • 女性スタッフの指名    
  • 遺品の供養やお焚き上げ 
  • エアコンの取り外し
  • 水回りのハウスクリーニング
  • 原状回復リフォーム
  • 消臭・除菌作業
  • 害虫の駆除
  • 廃車手続き代行
  • 相続の専門家紹介
  • 家屋の解体
  • 孤独死などの立ち合いなしの作業
  • オンライン見積もり

同じ内容のオプションサービスでも、依頼する業者ごとに料金は異なります。無料だったり、別途料金がかかったりなどさまざまです。

オプションサービスについても見積もりをとり、本当に必要な内容だけを依頼するようにしましょう。

費用を安く抑えるためにできること

遺品整理をしている女性
遺品整理の費用を安く抑えるために

同じ間取りでも処分する荷物やゴミの量によって、料金が変わることは前述の通りです。だからこそ、できるだけ安い費用で依頼できる業者に頼みたいもの。また、作業費用を抑えるためにも、現場の状況や作業内容を業者に把握してもらい、本当に必要な作業だけを依頼することも大切です。ここでは遺品整理の費用を抑えるコツを紹介しましょう。

自分で捨てられる荷物は捨てておく

遺品整理の費用は荷物の量に大きく左右されるため、まずは荷物を減らすことから始めましょう。本来、自分でも捨てられるような荷物やゴミまで遺品整理業者にお金を払って廃棄してもらう必要はありません。

処分するものを少なくすることが費用負担を下げるコツです。処分品の量を減らしておくためにも、ゴミ捨て場に捨てられるものや粗大ごみに出せるものなどを分類して、本当に自分たちでは捨てられないものだけを依頼するようにしましょう。

また家電や家具など値段が付きそうなものは、処分前にインターネットなどで買取価格を調べてみることをおすすめします。

売却する

買い取ってもらえそうなものは、売却することを検討しましょう。最近では、店頭まで持ち込まなくても、訪問査定をしてくれたり、郵送による査定をしてくれたりなどリサイクルショップの対応も多様化してきています。

またヤフオクなどのネットオークションやメルカリ・ラクマなどのフリマアプリも、便利に活用できるようになりました。中には切手やカードゲームなど一部希少性の高いものを専門に買い取っている業者もあります。

もし自分で行うのが面倒な場合は、買取も行っている遺品整理業者を選ぶとよいでしょう。しかし自分で売却する方が価格は高くなることも認識しておく必要があります。

事前に複数社から見積もりをとる

事前に複数社から相見積もりをとるようにしましょう。料金とサービス内容を比較できれば、希望に近い内容で依頼しやすくなります。費用相場を知ることが、不当な価格を請求してくる悪徳業者を避けることにもつながりますので、面倒でも複数社から見積もりをとりましょう。

あまりにも安すぎる業者は注意が必要です。最初は安い見積もり内容を提示して、後々に追加請求するような悪徳業者もいます。遺品整理を業者に依頼する際に重要なのは「安心できる業者に依頼すること」です。

大切な人の遺品だからこそ、いい加減な業者や悪徳業者には依頼しないように注意しましょう。

遺品整理業者を選ぶ際のポイント

数多く存在する遺品整理業者ですが、選ぶ際のポイントをしっかりと押さえることができればそれほど難しいことではありません。そこで3つの選ぶポイントについて、その理由も含めながら解説します。

遺品整理業者に依頼する前にこの3つのポイントが当てはまるかチェックしてください。3つ全てに当てはまれば、その業者は信頼できる可能性が高いといえるでしょう。

「遺品整理士」の資格を保有しているか

遺品整理士という資格があることはご存知でしょうか。この資格は国家資格ではなく、業界内の体質改善を目的に「遺品整理士認定協会」が立ち上げた民間資格です。

この資格を持ってない業者は信頼できないと一概に判断することはできないでしょう。しかし、資格を持っているということは、お金を掛けて資格取得し、教本による勉強を行っている証になります。

資格取得後も、遺品整理士認定協会主催のセミナーなどにも参加している可能性が高いです。つまり資格の有無は、コストをかけて勉強や情報収集をしているかどうかの指標になるということ。依頼をする際は、遺品整理士の資格の有無をチェックしましょう。

見積もり書が詳細に書かれているか

悪質な遺品整理業者の多くは、最初は安く見積りを提出し、後から多額の請求をするというやり方です。その際には「想定よりも多くのゴミが出た」や「見積もりにない作業が発生したのでオプション費用を加算する」といったような内容が多いでしょう。

このような事態を避けるにも料金設定と見積もり内容をしっかりと確認しましょう。悪質業者ほど、見積もり書の内容が複雑だったり、曖昧だったりします。

またトラック詰め放題やコミコミパックといったサービスにも注意しましょう。遺品整理業者選びの際は、その業者の料金設定や見積もり内容に詳細が記載されているかどうかをチェックする必要があるのです。

対応が丁寧か

遺品整理業者には、故人の大切な遺品を任せることになります。どんなに料金設定や見積もり内容が詳細までわかりやすかったとしても、「対応が良くない」と感じたらやめておきましょう。一度でも悪い感情を抱いてしまうと、その後の遺品整理も気持ちよく進まない可能性が高いです。

対応については、ネットの口コミもある程度は参考になります。しかし、一番大事なのは「自分と合うかどうか」ではないでしょうか。

最終的な判断は、その業者とやり取りをして、自分が判断しなければなりません。判断要素としては、相談や質問の際の受け答えが丁寧であるかどうかを重要視しましょう。

ここで違和感を覚えるようであれば、他の業者を探すほうが懸命です。

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最大5件の見積りが届く

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