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【うさぎの火葬・葬儀】火葬場やかかる費用について紹介

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最終更新日: 2024年02月02日

大事にしていたうさぎが息を引き取った際には、丁寧に火葬してお別れをしたいですよね。

以前と比べて寿命が延びていると言われるうさぎですが、必ずお別れのときは来ます。この記事では、うさぎを火葬する際の費用や注意点、火葬業者の選び方のポイントについてご紹介します。

うさぎが亡くなったらどうする

眠るうさぎ
うさぎが動かなくなってしまったら、本当に息を引き取ったのか確認をした上で、適切なケアをしてあげる必要があります。

本当に亡くなってしまったのか確認する

うさぎは「死んだふり」をすることがある動物です。仰向けにひっくり返って硬直している場合でも、身を守るための本能的な行動をしている場合もあります。
生死を判断するために、以下のポイントを確かめましょう。

  • 呼びかけに反応があるか
  • 呼吸や脈拍があるか
  • 目に光を当てたとき瞳孔に動きがあるか

いずれの反応もないのであれば、亡くなってしまった可能性が高いです。

体勢を自然な形に整えてきれいにする

うさぎは死後1~2時間ほど経つと死後硬直が始まり、身体が硬くなっていきます。固まってしまう前に、手足をたたんで眠っているときのような自然な体勢に整えてあげましょう。硬直が始まってしまったら無理に曲げようとせず、死後硬直が解けるのを半日ほど待ちます。
まぶたが開いているときは、優しく下ろしてあげましょう。
また動物の遺体は、体液・排泄物で体が汚れてしまうことがあります。汚れは丁寧に拭き清め、体を軽くブラッシングして毛流れを整えましょう。
汚れたままにしておくと、虫がわいたり腐敗が早まったりする原因になります。亡くなってしまったうさぎに触れるのはつらいかもしれませんが、かわいらしい姿のまま旅立てるようにケアしてあげましょう。

遺体を冷やしながら安置する

死んでしまったうさぎの体をきれいに整えたら、大きすぎず小さすぎない丁度よいサイズの箱を用意しましょう。空いているダンボール箱を利用する人もいますし、ペット用の棺を使用する人もいます。
亡くなったあとは体液が出てくる可能性があるので、箱の底にペットシーツやタオル、新聞紙を敷き詰めましょう。
箱にうさぎの遺体を収めたら、周りに保冷剤を当てます。お腹付近が特に腐敗しやすいので、多く保冷剤を置くと良いでしょう。
このとき重要なのは適切なサイズの箱を用意することです。箱のサイズが小さいとうさぎを無理に押し込む形になってしまいます。逆に大きいと保冷剤の効果が薄まってしまい、十分に冷やせません。
火葬するまでに時間がかかる場合や夏場は、こまめに保冷剤を取り替えて冷たさを保ちましょう。

うさぎは火葬するべき?土葬することもできる?

うさぎを大切に安置することができた後は、葬儀の段取りを立てましょう。うさぎの葬儀を行う方法としては、主に火葬と土葬という選択肢があります。

私有地がある場合は土葬することができる

まず前提としてですが、公共の場や山中などに勝手にペットの遺体を埋めると不法投棄に問われる可能性があります。しかし私有地であれば、土葬が可能です。

また、私有地での埋葬であっても、なるべく深く穴を掘って埋める必要があります。うさぎの遺体が野生動物に掘り返されたり、腐敗臭が出たりするのを防ぐためにも、1m程度の穴を掘って埋葬しましょう。

また穴の中に遺体を入れたら、多めに土をかぶせましょう。遺体が分解されて体積が減った分が、だんだんと沈んでいくため、多めに土を盛って陥没を防ぎます。

広い庭がない場合や、庭があっても深い穴を掘れないような環境では、火葬業者に頼んで遺骨にしてもらった後で、庭に埋葬する方法もおすすめです。

多くの場合は火葬して供養する

多くの場合は土葬よりも火葬される方の方が多いかと思います。火葬を行う場合には、市役所や保健所にお願いすることもできますし、民間の火葬業者に依頼することも可能です。

費用面としては市役所や保健所など自治体に依頼する方が安く抑えられますが、他の方のペットと一緒に燃やされることで遺骨を残すことができなかったり、火葬に立ち会うことができなかったりと様々な制約がつくことになりますので注意が必要です。

うさぎの火葬場はどこ?

うさぎを火葬するためにはどこに行けば良いでしょうか。ペットを火葬することができる霊園または移動火葬車と呼ばれる訪問火葬の2つの選択肢がありますので、それぞれについてご紹介します。

ペット霊園で火葬する

人間と同じような形式でお葬式を行うことができるペット霊園といったものがあります。セレモニーから火葬、お骨上げまでの一連の流れを霊園で執り行う事ができます。

厳粛な場でうさぎを送り出したいという場合にはペット霊園を利用すると良いでしょう。

なお、各霊園でお迎えのサービスがありますが、ペットを自身で持ち込める方は持ち込みをすることで費用を数千円程抑えることができる場合が多いです。

火葬方法により異なりますが、設備が整っている分様々な依頼もできるため、費用としては移動火葬車よりも高額になる傾向にあります。

移動火葬車で火葬する(訪問火葬)

自宅や思い入れのある場所で火葬を行いたいという方には、移動火葬車での火葬がおすすめです。移動火葬車と呼ばれる火葬炉を積んだ車が指定の場所まで来てくれて火葬を行う事ができます。

※市区町村によって移動火葬ができない場所がございますので、事前に確認していただくことをおすすめします。

いつもの場所でペットと安らかにお別れをしたいという方にはおすすめです。ペット火葬車については、以下の記事にて詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

お住まいの地域のペット火葬・葬儀社を探す

以下のリンクより、各地域のペット火葬・葬儀社を見つけることができます。プロの情報や口コミも見られます。

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うさぎの火葬にかかる費用はいくら?

ペットのうさぎを火葬する方法は、大きく分けて3種類あります。どのように見送りたいかによって、最適な火葬方法を選ぶようにしましょう。

火葬方法別のおおよその費用相場は以下の通りです。

火葬方法 費用相場
合同火葬 1,000円~20,000円
個別一任火葬 15,000円~30,000円
個別立ち会い火葬 17,000万円~70,000円

合同火葬

合同火葬はほかの家のペットとともに、火葬場にてまとめて火葬をする方法のことです。3種類ある火葬方法の内、最も安く火葬することができます。

費用相場としては自治体に依頼する場合出やすく1,000~3,000円程、民間に依頼する場合で10,000円~20,000円が目安となります。

ただし一口にうさぎといっても、さまざまな種類がおり、サイズや体重によっては金額が変わることがあります。たとえば、体が非常に小さなネザーランドドワーフと、フレミッシュジャイアントのような大型種とでは、サイズ・体重が異なるので、同じ料金では火葬できない可能性が高いです。

小型ペットの方が、金額が安く設定されているのが一般的です。合同火葬はペット火葬の中で最も費用が安く済む方法ですが、遺骨が返却されない点には注意しましょう。

個別一任火葬

ほかのペットと一緒に焼いてほしくないときは、個別一任火葬を依頼しましょう。個別に火葬を行いスタッフが骨壺に収骨した後、返骨またはペット霊園・合同墓地などに納骨をしてもらえます

費用相場としては15000円~30,000円が目安となります。

個別一任火葬の場合、悲しみが深く火葬に立ち会うことが困難でも、きちんとした埋葬が実現します。

火葬と収骨までを一任し遺骨は返却になるのか、火葬から納骨まで全てを一任するのかは業者によって異なるので確認してみましょう。遺骨を自宅でしばらく供養した後、自分の家の近くのペット霊園に埋葬したいという場合は、業者に相談することをおすすめします。

立ち会い個別火葬

立ち会い個別火葬は3つの中で、最も手厚く供養ができる方法です。

人間の葬儀と同じように、出棺・火葬・収骨・納骨などを、家族の手で行ってあげられます。家族・友人と一緒に見送ってあげたい人や、最期まで近くにいてあげたい人におすすめです。

費用相場としては1,7000円~70,000円が目安となります。

業者によっても異なりますが、料金の相場は3種類の火葬方法の中でも最も高額となります。ペット霊園・ペット葬儀社によっては、僧侶がお経を唱えて供養をしてくれるプランもあります。

生前にうさぎが好きだったおもちゃやおやつなどを一緒にお焚き上げしてくれる場合もあるので、相談してみましょう。

うさぎと大切にお別れをするために

うさぎを暖かく大切におくりだすためには、最後の最後までしっかりと心を尽くしてお別れしたいですよね。お別れの際にできることとして、2点ご紹介できればと思います。

お花を棺に添えてお別れしましょう

うさぎを火葬する際、棺の中に入れられるものには限りがありますが、可愛らしいお花をたくさん入れてうさぎを囲んで上げるととても素敵な棺にすることができます。色とりどりの花を入れて鮮やかに見送りましょう。

ただし、注意点として濃い色の花は入れないようにしましょう。遺骨を取り出す際などに花の色が移ってしまうことがあります。カーネーションやスイートピー、カスミソウなどを一緒に入れると良いでしょう。

遺骨を残しておきましょう

うさぎの遺骨を残しておくための遺骨入れやネックレスといった商品があります。死後もずっと一緒にいるためにもこういった形で遺骨を残される方がいらっしゃいます。

注意点としては、火葬方法によっては他のペットの遺骨と混ざってしまったり遺骨を受け取ることができない場合があります。合同火葬や一任火葬の場合は遺骨を受け取れない可能性も高いため、必ず受け取りたい場合は立ち会いにするか火葬業者に確認するなどすると良いでしょう。

ペットロスと向き合う

ここまででうさぎとお別れをするための葬儀や火葬に関する流れや手続きについて確認してきました。うさぎとのお別れで悲しみが溢れる中、やるべきことがたくさんありとても大変でしょう。

葬儀の手続きの中でも、感情の整理がとても重要です。うさぎとの別れに伴う悲しみや喪失感を受け入れ、自分の感情に素直に向き合いましょう。

葬儀はやるべきことも多く大変ですが、火葬を通じて愛するペットに感謝の気持ちを伝えることもできます。目一杯お別れのための準備をすると良いでしょう。思い出を振り返り、共感できる友人や家族と話すことも助けになります。

日常生活においては、新しい趣味を見つけることも大切です。あなたらしい向き合い方でペットロスと向き合っていただければと思います。

うさぎの火葬に関するよくある質問

ここまででお伝えできなかった内容としてよくある質問として何点かご紹介ができればと思います。

うさぎを火葬するためにかかる時間は?

ペットの火葬にかかる時間は、主にペットの大記載(体重)によって決まります。

うさぎの場合は体重が1~3kgになるため、火葬にかかる時間はおよそ30分から50分程度となります。

火葬を行う日は、火葬場に行って火葬を行うだけでなく、プランによってはうさぎのお骨上げなどもありますので、上記の火葬時間を目安に余裕を持った日程を組むようにしましょう。

参考:ペットの火葬にかかる時間は?葬儀の流れと火葬の間の過ごし方を紹介

うさぎの火葬業者を選ぶポイントは?

さまざまな火葬業者があるので、何をポイントに選べばよいのか、分からなくなることがあります。大切なペットの埋葬方法で後悔しないために、業者選びでチェックしたいポイントを見ていきましょう。

うさぎの火葬に対応した実績があるか

ペット葬儀社はさまざまな種類の動物の火葬に対応しているケースが多いですが、うさぎの火葬実績が一定数あるかどうかは確認しておきましょう。

犬・猫よりも小さなうさぎの火葬を依頼する場合、火力が強すぎたり燃焼時間が長すぎたりすると、骨ごと焼き尽くしてしまう恐れがあり、思ったような供養ができないケースも考えられます。

見積もりの内容が明確か

ペットの葬儀でよくトラブルになるのが、後で当初の見積もり金額よりも高額な請求をされる事例です。

誠実な事業者は見積書の内容が詳細で、「何にどれだけかかるか」といった内訳がしっかりと記載されています。内訳がない場合でも、費用面の不明点を質問したら丁寧に回答してくれるはずです。

逆に悪徳業者に多いのが、「葬儀一式」とだけ記載してあって、費用の内訳が不明というケースです。質問しても納得のいく回答が返ってこない場合、誠実な対応は期待できない可能性が高いでしょう。

ペットを亡くしたばかりで冷静に物事を考えるのも難しいタイミングですが、葬儀社の対応で嫌な思いをしないためにも、見積もりに関して不明瞭な点を残さないよう、しっかりやり取りをすることをおすすめします。

自分で探す余裕がない場合や、調べてみても決めきれなかった場合は一度相談してみると良いでしょう。

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大切なうさぎとのお別れにはしっかりした火葬業者選びを

ペットの祭壇

ペットのうさぎが死んでしまうと、悲しみのあまり呆然としてしまうものです。しかし硬直が始まらないうちに体勢を整え、安置するための箱を用意するというように、できることから始めましょう

どのように見送りをしたいかを考え、希望に合う火葬方法を選択します。うさぎが寂しくないように、ほかのペットたちと一緒にいられる合同火葬を選んでもよいですし、立ち会い個別火葬を選んで人間の葬儀のように見送ってあげてもよいでしょう。

優良な火葬業者を見分けるには、相見積もりを取る方法がおすすめです。大切なペットとの最期のお別れが、悔いの残るものにならないように、しっかりとした業者選びをしましょう。

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監修者:石井未希

獣医師

日本獣医生命科学大学卒業。
猫の診療室モモ、わかば犬猫病院にてパート獣医師として勤務。
獣医行動学研究会所属。
東洋医学を勉強しており、鍼灸治療や漢方薬を取り入れた治療を行っている。

コメント
うさぎさんの寿命は以前より伸び、一緒にいられる時間が増えました。お別れはとても辛いものですが、葬儀をして見送ることはご家族がうさぎさんにしてあげられる最後のお世話です。お住まいの地域によって葬儀事情は異なりますので事前に知っておくことで焦らず見送ってあげることができると思います。

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