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おすすめの掃除機12選!掃除機の種類と選び方などを徹底解説

最終更新日: 2024年06月28日

掃除機を新たに購入したいけど、種類が多くてどれを選べばよいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

ライフスタイルや掃除したい範囲によって、最適な掃除機は異なります。掃除機の種類ごとの特徴や選び方、おすすめ商品をチェックしましょう。

紙パック方式とサイクロン方式

サイクロン掃除機で掃除する人
自分に合った掃除機を選ぼう

掃除機がゴミをためる方式には「紙パック方式」「サイクロン方式」の2種類があります。

それぞれ構造的な特徴やゴミの捨て方、手入れの方法が異なるため、特徴を知って最適なものを選ぶことが大切です。

手入れの手間が少ない紙パック方式

「紙パック方式」の掃除機では、内部の使い捨て可能な紙製パックに吸引したゴミをためていきます。

最後は紙パックごと捨てることができるため、ゴミに直接触れたり、舞い散ったホコリを吸いこんだりすることがなく、衛生面で優れているといえるでしょう。

紙パック自体がフィルターの役割も果たすため、手入れがほとんど必要なく手軽なのもメリットです。しかし、紙パックは使い捨てで、定期的に交換しないとゴミが詰まったり、においの原因にもなったりします。

次に紹介するサイクロン方式と比べると、ランニングコストはどうしても高くなるでしょう。

ランニングコストの低いサイクロン方式

サイクロン方式は掃除機内のダストカップに、ゴミをためこんでいくタイプの掃除機です。

空気と一緒に吸引したゴミを、遠心力を利用して分離させながら取りこみ、清潔な空気だけがフィルターを通して排気されます。

最後は内部に残ったゴミを処理する必要があるものの、使い捨ての紙パック方式と比べるとランニングコストを低く抑えられる上に、吸引力が落ちにくいのが特徴です。

ただし、ダストカップの定期的なお手入れをしないと、においやカビの原因になりえます。丸洗いができるタイプを選ぶとよいでしょう。

また排気フィルターの性能が高くないと、空気と一緒に細かいホコリが外に出てしまうこともあるため、購入前の確認をおすすめします。

掃除機の種類

キャニスター型のサイクロン掃除機
パワフルなキャニスター型

掃除機は種類によっても使い勝手が大きく異なります。ここからは代表的な掃除機の種類を4つ紹介していきます。

コンパクトなスティック型

コンパクトな形状が特徴の掃除機です。片手でも使えて疲れにくく、収納にも便利なため現在では主流になりつつあります。

コードレス式の商品も現在では多く販売されており、小回りがきくため階段やせまい場所の掃除もしやすいのが特徴です。一人暮らしの方やワンルームでの使用にもぴったりでしょう。

次に紹介するキャニスター型と比べると、吸引力はやや低めです。

パワフルなキャニスター型

昔からあるスタンダードな形の掃除機です。タイヤのついたモーター部分を転がしながら、ノズルを使ってゴミを吸引していきます。

パワフルで吸引力が下がりにくいのも特徴といえるでしょう。キャニスター型には紙パック式の掃除機が多く、ゴミの処理や手入れが楽なのもうれしいところです。

デメリットとしては、コード式のものがほとんどで掃除できる場所が限られることや、大型だと2階以上の部屋を掃除するときに持ち運びが大変なことが挙げられます。

最近では軽量モデルも開発されており、操作性は大幅に改善されています。

自動で掃除ができるロボット型

ロボット型は自動的に動いて部屋を掃除してくれる掃除機で、充電まで自力で行えるタイプのものもあります。

さらに高性能なモデルであれば、稼働時間を細かく設定できたり、部屋の情報をマッピングしたりすることで掃除範囲を指定することも可能です。

定期的なゴミの処理と手入れさえすれば、掃除のためにかかる時間を削減できるでしょう。家事や育児、仕事で忙しい人にはかなり便利な掃除機といえます。

その分、価格は他の掃除機と比べてやや高めです。また最低限の稼働スペースを確保する必要があり、階段を昇降することもできないため、掃除できる範囲には限界があるでしょう。

細かいところに届くハンディ型

片手で操作できる小さくて軽量な掃除機です。テーブルの上の食べカスや大型の掃除機では届かない場所、車内などをピンポイントで掃除したいときに重宝します。

お手入れがしやすく、かなり気軽に使えるでしょう。価格もお手頃で収納スペースがほとんど必要ないため、メインの掃除機とは別にサブで持っておくと便利です。

アタッチメントが付属されていて布団・カーペットにも利用できるタイプや、スティック型になるタイプもあり、1台でさまざまな使い方ができます。

ヘッドの形状の違い

掃除機のヘッド部
掃除機のヘッドの種類は主に3種類

掃除機のヘッド部分には主に3種類の形状があり、使い勝手や最適な利用シーンが異なります。ライフスタイルに合わせて、購入前にしっかりチェックしておきましょう。

パワフルなモーター型パワーブラシ

モーター型パワーブラシはヘッドの部分にモーターで回転するブラシがついており、微細なゴミもしっかりと吸引可能です。

また、じゅうたんやカーペット、畳など、ふつうの掃除機ではゴミが取りにくい場所もスムーズに掃除できるため、さまざまな場面での活躍が期待できます。

高性能なモデルであれば自走機能がついているものもあり、少ない力で掃除ができるため腕に負担がかかりません。

ただし、ブラシに髪の毛などのゴミが絡まることもあるため、定期的な手入れが不可欠です。

ヘッドが軽いタービンブラシ

タービンブラシも回転式のブラシがついている点は、モーター式パワーブラシと同じです。しかし、構造に違いがあり、ヘッド部分にはモーターが内蔵されておらず、ゴミの吸引に伴ってブラシを回転させます。

そのため軽量かつコンパクトなのが特徴で、使い勝手のいい掃除機といえるでしょう。階段などの掃除も簡単です。

パワー面ではモーター式パワーブラシに劣るものの、比較的リーズナブルに入手できます。

手入れが少ない床ブラシ

回転ブラシを用いず、風の力でゴミを吸い取るタイプのブラシです。

軽量のため階段などの掃除が楽な反面、ゴミをかき出すパワーはそこまで強くないため、カーペットやじゅうたんなどの掃除には不向きでしょう。

ブラシを手入れする必要がなく、手軽に使える点がメリットです。価格もそこまで高くはならず、比較的安い価格で入手できます。

コードの有無による違い

掃除機でカーペット掃除する人
掃除機にはコード式とコードレス式がある

掃除機にはコード式とコードレス式のものが存在します。それぞれに短所・長所があるため、以下で解説していきます。

安定して使えるコード式

コード式の掃除機のメリットは安定した吸引力です。コンセントから直接給電できるため、ゴミを吸いこむパワーがあり、効率的に掃除ができます。

バッテリー切れがなく、長時間にわたり利用できるのもうれしいポイントといえます。

しかし、掃除ができるのはコードが届く範囲までで、購入前にはコンセントの位置と部屋の広さを考慮することが欠かせません。コードが他のものに引っかかるなど、スムーズに掃除ができずにストレスを感じることもあるでしょう。

使いやすいコードレス式

コードレス式の掃除機ならコードが絡まることがなく、テーブル・椅子・家具類などを気にせずに掃除ができてストレスフリーです。

コンセントの位置を気にせずに家中の掃除ができるため、階段や車内などの掃除にもぴったりでしょう。使いやすくて手軽なため、気になったときにピンポイントで利用でき、部屋を清潔に保てます。

ただし、バッテリーは内蔵式のため、電力切れの際には充電しないと使えません。購入前には連続で稼働できる時間もチェックしておくことをおすすめします。

掃除機を選ぶポイント

掃除機でカーペット掃除をする様子
掃除機を選ぶときに重視するべきポイントとは? 

ここからは掃除機を選ぶポイントを3つの視点から解説していきます。用途にマッチする掃除機を選択するために把握しておきましょう。

吸引仕事率を確認する

吸込仕事率とは、掃除機がゴミを吸引する強さをあらわす数値です。ヘッドの形状と同様に、ゴミの取りやすさを左右する重要なポイントといえます。

目安としては、キャニスター型であれば500Wほど、スティック型であれば100Wほどあると、吸引力が強めな掃除機といえるでしょう。購入前には欠かさずチェックしておくことをおすすめします。

ただし、コードレス式の掃除機の場合はバッテリーの状態によって吸引力が左右されるため、吸込仕事率が明記されていない場合も少なくありません。

その場合は、代わりにバッテリー性能を判断基準にするとよいでしょう。

2階建てなら軽量モデル

2階建て以上の家で使う掃除機を選ぶときは、吸引力もさることながら、本体が持ち運びやすいかどうかも考慮する必要があります。

重量があると階段の昇降に苦労するため、スティック型を選ぶなら2.0kgほど、キャニスター型を選ぶなら3.0kgほどの軽量モデルがおすすめです。

またスティック型の場合、モーターの位置が下にあると重心が安定して持ち運びに便利ですが、高い位置を掃除するときには扱いにくいのが難点です。

ふだん掃除する範囲に合わせて選択をすると失敗を減らせるでしょう。

キャニスター型の場合は、実際に手で持つパイプ部分が軽量化されていると使い勝手がよくなるため、総重量とともにチェックしましょう。

あると便利な機能

現在販売されている掃除機には、掃除をもっと楽にする以下のような機能が搭載されている場合があります。

 <便利機能の例>

  • 静音機能
  • 交換用ヘッド
  • フィルタークリーニング機能
  • 自走機能
  • 壁掛け用の充電台

静音機能がついている掃除機は運転音が静かめなので、日中に掃除ができない人にとっては便利な機能です。赤ちゃんがいる場合にも安心でしょう。

ヘッドが交換できるタイプは、通常のヘッドでは届きにくい家具の隙間や部屋の角なども、ヘッドを使い分けることでストレスなく掃除が可能です。フローリングだけでなく、布団や毛足の長い敷物、畳などマルチに使用できます。

その他にも、フィルターを自動的に掃除してくれる機能や、走行を補助して楽に掃除ができるようにサポートしてくれる自走機能、コンパクトに収納できる充電台がついているものなど、掃除機によって付加機能はさまざまです。

当然、機能が多いものほど価格は高くなる傾向にあるため、本当に必要な機能かどうかは吟味して選ぶことをおすすめします。

人気のメーカーと特徴

笑顔で掃除機をかける女性
人気の高い掃除機メーカーは?

ここからは特に人気の高い掃除機メーカーを三つ紹介します。メーカーごとの特色を知り、理想の掃除機を手に入れましょう。

コンパクトでパワフルなダイソン

世界的に高い評価を受けているイギリスのメーカー「ダイソン」の掃除機は、サイクロン方式の元祖です。

コードレススティック型の掃除機は、コンパクトでありながらモーターがパワフルで、安定的な吸引力を誇ります。ブラシにもさまざまなバリエーションがあるため、シーンを選ばず高いパフォーマンスを発揮するでしょう。

デザイン性に優れたスマートなフォルムも高い人気の理由です。

業務用としても使われるマキタ

総合電動工具メーカーである「マキタ」の掃除機は、業務用として利用されることも多く、信頼性が抜群です。

特に人気なのはスティック型で、コードレスと紙パック方式が採用されており、掃除中も掃除後も余計なストレスを感じることがありません。

また、バッテリーは長持ちする上に、急速充電にも対応しています。本体から取り外して気軽に充電できるのも便利です。

ラインナップの多い東芝

さまざまな家電製品を扱う「東芝」の掃除機には、バランスの取れたモデルが多数用意されています。

吸引力・軽さ・運転時間・手入れのしやすさのいずれも高品質でありながら、コストパフォーマンスも優秀です。また、スリムで収納しやすい商品が多いのも、国内メーカーならではの利点といえるでしょう。

特に人気なのはサイクロン式の掃除機で、吸引力をキープすることができ、ゴミも捨てやすい設計になっています。

その他にもロボット型も含めて、バラエティ豊かなので、欲しいモデルも見つかりやすいでしょう。

スティック型のおすすめ掃除機

スティック型掃除機でカーペットを掃除している様子
スティック型のおすすめ掃除機を紹介!

ここからはスティック型の掃除機の中でも、特におすすめの商品を紹介していきます。充電式でコードレスタイプの掃除機を探しているという人におすすめです。

ダイソン Dyson Digital Slim Fluffy SV18 FF

ダイソンの「Digital Slim」は軽量に特化したシリーズです。その中でも特に軽いのが「Fluffy SV18 FF」で、重量たったの1.9kgと使い勝手に優れています。

搭載しているモーター「Dyson Hyperdymium」は遠心力100,000G以上とパワフルなため、軽量ボディでありながら吸引力も優秀です。

せまいところにも届きやすい隙間ノズルがついており、車内や家具の隙間などもスムーズに掃除ができます。

またバッテリーは最長40分間と長続きな上に、予備バッテリーもついているため掃除範囲が広くても安心です。

フィルターは丸洗いができ、お手入れがしやすいのもメリットのひとつでしょう。

マキタ CL107FDSHW

手入れの手間がかからない紙パック式を採用した、マキタのスティック型掃除機です。重量1.1kgとかなりの軽量モデルのため、片手で簡単に掃除ができます。

吸込仕事率はパワーを強に設定すれば20W、標準でも5Wと申し分ありません。稼働時間は標準のパワーであれば25分ほどです。

さらにバッテリーをすばやく充電できるのも魅力で、1回につき22分でフル充電が完了します。

別売りでアタッチメントが複数用意されており、本体のお値段もお手頃なため、用途に合わせて使い方の幅を広げるのもひとつでしょう。

軽くて使いやすいコードレス式のスティックタイプ掃除機を探しているなら、この商品はぴったりといえます。

アイリスオーヤマ 高機能スティッククリーナー IC-SLDCP12

1.7kgと軽量のアイリスオーヤマの掃除機です。ヘッドは吸引力に優れたモーター型パワーブラシで、自走機能がついているため腕の負担を抑えて掃除ができます。

ホコリを感知してパワーを最適な状態に調節でき、最大30分まで使用できるため、広い部屋での利用も安心でしょう。

他にも長さを変えられる静電モップや、立てかけるだけで充電ができるスタンドがついるなど、かゆいところに手が届く機能がいくつも搭載されています。

スタンド横にダストパックケースを設置できるので、使用済みの紙パックと簡単に交換しやすい点も便利です。

キャニスター型のおすすめ掃除機

キャニスター型掃除機
パワフルで吸引力が下がりにくいキャニスター型

次はキャニスター型のおすすめ掃除機を紹介していきます。吸引力が安定している掃除機を探しているのなら、この商品がよいでしょう。

日立 パワかるサイクロン CV-SP900

日立の「パワかるサイクロン CV-SP900」本体の重さが2.5kgと、キャニスター型の中ではかなり軽量なモデルです。

それでいてパワフルなファンモーターを搭載しており、フローリングはもちろん、カーペット・じゅうたん・畳などのゴミをしっかりと吸いこむことができます。

また、高性能なフィルターとモーターケースにより、清潔な空気を排気できるのも強みのひとつといえるでしょう。

その他にも便利な機能がいくつも搭載されており、たとえば「ecoこれっきり運転」では必要なパワーを自動的に判断してくれるため、電気代の削減に役立ちます。

ヘッドは「パワフルスマートヘッド」を採用しており、あまり力を加えなくても楽に掃除が可能です。

パナソニック 紙パック式掃除機 MC-PK21G

パワーに優れた掃除機で、最大600Wの高い吸引仕事率を誇ります。また本体の重量は2.7kgと軽く、扱いやすさの面でも申し分ありません。

紙パック方式の仕様に加えて、フィルターには「抗菌酵素加工」がほどこされており、衛生面の安心感が高いのもうれしいポイントといえるでしょう。

ノズルには床上30cmに浮遊するハウスダストを吸引できる「エアダストキャッチャー機能」がついており、部屋全体をきれいにできます。

ノズルが床面から離れているときは自動的に運転が停止するため、無駄な電力の消費も抑えることが可能です。ノズルは2タイプついており、せまい隙間を掃除したいときにも活躍します。

東芝 トルネオ VC-SG710X

2.3kgの軽量ボディが特徴の掃除機です。2階以上への持ち運びがしやすく、またコンパクトなため収納に困りません。

幅広のヘッドには自走機能がついているので、軽くてスムーズなかけ心地を実感できるでしょう。また、ゴミが残っているときは「ゴミ残しまセンサー」が教えてくれるため、余計な電力を使わず効率的に部屋をきれいにできます。

サイクロン方式を採用していることもあり、ランニングコストも低めです。

また、高性能な分離システムで微細な粒子がつまるのを防ぎ、安定した吸引力を保てます。吸い取ったゴミは内部で小さく圧縮されるので、処理するときホコリが舞い散りにくい設計です。

ロボット型のおすすめ掃除機

ロボット型掃除機がリビングを掃除している様子
自動掃除が便利なロボット型

以下ではロボット型の中でも特におすすめの掃除機を紹介します。掃除に使う時間・労力をできるだけ削減したい人は必見です。

iRobot ルンバ s9+

「ルンバ s9+」は部屋の隅・壁際にあるゴミや、微細なゴミもしっかりと吸引できる優秀なロボット型掃除機です。ためこんだゴミは充電ポートの「クリーンベース」に自動的に排気してくれるため、ゴミの処理にも手間がかかりません。

「vSLAMナビゲーション」を駆使して部屋の状況をマッピングすることができ、無駄のない動きで効率的に掃除を終わらせます。

さらにスマートフォンと連携すれば外出中でも遠隔操作や清掃状況の確認が可能です。

スタイリッシュなデザインなので部屋のインテリアにも馴染むでしょう。

Anker Eufy RoboVac G10

高価な商品が多いロボット型の掃除機ですが、こちらの商品は3万円以下と、コストパフォーマンスの高い商品です。

機能面も優秀で、衝突や落下を防ぐセンサーを搭載している上に、ジャイロセンサーによって動きに無駄がなくスピーディーに掃除を完了させることができます。

モードの切替によって吸引・水拭きのどちらにも対応でき、もちろんスマートフォンからの遠隔操作も可能です。

またバッテリーの残量が少ないときは、掃除していた位置を記録したまま自力で充電ステーションに戻ります。同じ場所から掃除を再開するため部屋が広い場合でも安心でしょう。

厚さたったの7.2cmと薄型で、ソファやベッド下をくまなく移動できるのも強みです。

パナソニック RULO mini MC-RSC10

「RULO mini MC-RSC10」は、コンパクトなサイズ感・独自の三角形状・V字型構造のブラシにより、部屋の隅々までゴミを残さず、しっかりときれいにしてくれます。

壁際を重点的に掃除するラウンド走行の後は、渦巻状に動くスパイラル走行とランダム走行の両方に対応できるため、部屋の状況に応じて最適なルートが選択可能です。

ブラシやダストボックス、フィルターはそれぞれ取り外して丸洗いができ、衛生面も安心でしょう。

「音ひかえめモード」に設定すれば速度をゆるめて、静かに掃除することもできます。お出かけ中や寝ている間に掃除を完了させるのに適しているでしょう。

ハンディ型のおすすめ掃除機

ハンディ型掃除機でソファを掃除する様子
コンパクトさが強みのハンディ型

最後にハンディ型のおすすめ掃除機を紹介します。1台持っておけば、車内、棚・テーブルの上、布団などを掃除するサブの掃除機として重宝するでしょう。

ダイソン Dyson V7 Trigger HH11 MH

ハンディ型でありながら高い吸引力を誇り、微細なゴミも逃さないダイソンの掃除機です。アタッチメントは3種類付属されており、1台でさまざまなシチュエーションに役立ちます。

交換式のフィルターが不要なので、ランニングコストが低い点も魅力です。ワンタッチで内部にたまったゴミを破棄できるので、手も汚れません。

また、従来のモデルと比べると静音機能がアップしており、時間帯に関わらず気になったところを手軽に掃除できるでしょう。

運転時間は最大30分なので、さまざまな場所を掃除したい場合でも活躍します。

シャーク EVOPOWER W35

SharkのハンディクリーナーEVOPOWER
Shark公式オンラインストアから引用

重量0.62kgの超軽量ボディで形状もかなりスリムなため、使い勝手に優れた掃除機です。車内やソファなどはもちろん、高い場所を掃除するのにもぴったりでしょう。

バッテリーは最大で約24分間の使用に耐え、予備バッテリーもついています。充電も充電ドックに立てかけるだけの、スムーズでシンプルなデザインのため部屋の見栄えが悪くなりません。

もちろん吸引力も申し分なく、高出力モーターを搭載することで髪の毛などもしっかりと吸い取ります。

ダストカップとフィルターは水洗いが可能なため、においやカビの防止も簡単です。

ツインバード HC-EB04W

コードレスのコンパクトな掃除機で重量が0.65kgと軽く、片手でスムーズに持ち運びができます。ちょっとした汚れをピンポイントで掃除するのに最適でしょう。

また、フィルターは水洗いができるため手入れもしやすいです。

本体が自立するためACアダプタでの充電時に場所を取らず、収納がしやすいのもうれしいポイントといえます。付属の隙間ノズルを使えば、大型のヘッドでは届かない場所も隅々まで掃除可能です。

ノズルは本体に収納可能なので、紛失する心配もありません。お手頃価格で高性能なハンディ型掃除機が使いたい人には特におすすめです。

自分に合った掃除機を見つけよう

掃除機をかける男性
自分に合った掃除機は見つかりましたか?

部屋の状況や、掃除をする範囲・時間帯によって、選ぶべき掃除機は異なります。

また吸引力を優先するか、使い勝手を優先するかも重要な要素といえるでしょう。

自分に合わない掃除機を買ってしまうと、掃除に無駄な時間がかかったり、掃除そのものがストレスになったりしてしまいます。そのため購入前には、掃除機を利用するシチュエーションや、優先事項をしっかりと把握しておくことが欠かせません。

日常的に使う家電だからこそ、慎重に判断をして、自分に合った掃除機を見つけましょう。

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