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車のシートにお漏らし!臭い・シミを消す掃除方法やクリーニング費用を解説

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最終更新日: 2024年06月28日

運転中に子どもが車のシートにお漏らしをしてしまったら、どのように対応すればよいのでしょうか。時間が経つと尿の臭いが残ってしまうため、なるべく早めに掃除をする意識が重要です。お漏らしを掃除する方法や、クリーニングにかかる費用について解説します。

車のシートにお漏らししてしまったときの応急処置

小さな子どもがいる家庭では、運転中に子どもが車でお漏らしをしてしまうことも珍しくありません。車のシートにお漏らしをしてしまったら、まずは速やかに吸水するのが重要です

シートの繊維に尿が染み込むと臭いが残ってしまうため、お漏らしに気付いたらすぐに対処する必要があります。あまり時間がない場合でも、ぬれた部分だけでも拭き取るようにしましょう。

タオルやティッシュなどで拭くのはもちろん、替えのおむつも応急処置に役立ちます。お漏らしに備えて、ペットシーツやマイクロファイバークロスを車に置いておくのもおすすめです。

帰宅後に車のシートのお漏らし跡を掃除する方法

子どもが車でお漏らしをしてしまったら、帰宅後に時間をかけて掃除するのが基本です。臭いや痕が残らないよう、車のシートを掃除する方法を解説します。

  1. タオルにぬるま湯を含ませ、シートを濡らす
  2. 固く絞ったタオルでシートを叩く
  3. 消臭スプレーをかけてしっかり乾かす

1.タオルにぬるま湯を含ませ、シートをぬらす

応急処置を施したら、帰宅後に改めてシートの掃除を行いましょう。時間の経過とともにお漏らしをした部分がシミにならないよう、ぬるま湯を使って一度シートをぬらすと効果的です。

ぬるま湯でタオルをぬらして絞り、お漏らしをした部分を拭いてシートに水分を含ませていきます。シートがぬれるのが気になったとしても、ここでしっかりと全体をぬらしておくのが大切です。

シートの奥まで水分が染み込まなかった場合、繊維に尿が残ってしまう可能性があります。その時点では気にならなくても後から臭いがする恐れがあるため、丁寧にタオルで拭いていきましょう。

2.固く絞ったタオルでシートを叩く

シートを十分にぬらしたら、汚れてもよいタオルを用意します。ぬるま湯でぬらしたタオルをよく絞って、汚れた箇所を叩くように拭き取り、シートから汚れを吸い取っていくのがポイントです

尿の汚れが付くとタオルにも色や臭いが付着するため、ぬるま湯で洗って一度きれいにしましょう。汚れたタオルを洗いながら、シートをぬらしてタオルで叩く作業を繰り返します。

タオルでシートを叩いても色や臭いが付かなくなったら、ある程度汚れが取れた目安です。汚れと水分を拭き取るためにも、タオルはなるべく固く絞るように意識しましょう。

3.消臭スプレーをかけてしっかり乾かす

シートの汚れを吸い取り終えたら、市販の消臭スプレーをシートに吹きかけます。シート全体がぬれるくらいにスプレーをかけ、きちんと乾かして仕上げを行いましょう。

ぬれたシートをしっかり乾燥させなかった場合、逆に臭いの原因になる恐れもあります。シートにカビが発生する可能性もあるため、車の窓やドアを開けて風を当てるのもよい方法です。

消臭スプレー以外に除菌スプレーなどを利用する方法もあります。子どもがお漏らしをした部分だけでなく、シート全体にスプレーをかけるのも、臭いを防ぐための方法です。

車のシートから尿の臭い・シミが取れないときの対処法

お漏らしの掃除をしてもなかなか臭いやシミが取れない場合は、本格的な掃除が必要です。しつこい尿の臭いに対処するための方法を見ていきましょう。

  1. 重曹を使う
  2. 酸素系漂白剤を使う
  3. 市販の消臭・シミ取りスプレーを使う

1.重曹を使う

尿は弱酸性の性質を持っているため、アルカリ性の重曹を使うと汚れや臭いを落とせます。水100mLあたり重曹小さじ1杯(5g)を目安に、水かぬるま湯で重曹水を作ると便利です。

重曹水にタオルや雑巾を浸し、よく絞ってからシートを叩いて汚れを落とします。ぬるま湯で洗うときと同様に、タオルの汚れを洗いながら何度か作業を繰り返しましょう。

重曹が残らないよう、最後に水洗いしたタオルでシート全体を拭くことも大切です。シートが乾いた後に重曹の粉が残ってしまった場合には、ぬれたタオルでシートを拭きましょう。

2.酸素系漂白剤を使う

シートに残った汚れを落とすには、酸素系漂白剤を利用する方法もあります。塩素系の漂白剤を使うとシートが色落ちしてしまうため、必ず酸素系を利用しましょう

ぬるま湯で漂白剤を薄め、歯ブラシなどに付けて汚れた部分を叩きます。しばらく放置して汚れを浮かせてからよく絞ったタオルで漂白剤を拭き取り、仕上げに乾いたタオルでシートを拭きましょう。

ただし酸素系漂白剤を使っても、色落ちの可能性はあります。素手で漂白剤に触れると手が荒れる危険性があるため、肌が弱い人はゴム手袋をして作業するのがおすすめです。

3.市販の消臭・シミ取りスプレーを使う

掃除にスプレーを使う場合は、シートをぬらしてからではなく、乾いた状態で使うのがコツです。ぬれたシートにスプレーしても臭いが取れない可能性があるため、乾いたシートにたっぷりと吹きかけます。

消臭・シミ取りスプレーを利用する際は、シートが色落ちする可能性があるため、注意が必要です。特に布製のシートの場合、目立たない場所にスプレーをして試してから使うとよいでしょう。

タオルなどにスプレーを吹きかけてから、そのタオルでシートの汚れを拭き取るのも効果的です。シート専用のスプレー・クリーナーも販売されているため、活用しましょう。

お漏らしで汚れた車のシートのクリーニング料金

車のシートにはさまざまな部品が設置されているため、丸洗いすると不具合が発生する危険性があります。内部に部品がある場合、素人がシートを取り外して洗うのは避けるのが無難です。

どうしても汚れが気になるなら、プロにクリーニングを依頼しましょう。車の大きさにもよるものの、車内のクリーニングには、最低でも1万5,000円程度の料金がかかります

中にはシート単独の洗浄を扱っている業者もあるため、料金を抑えたいならプランを見て選ぶ必要があります。お漏らしの汚れやにおいが残ってしまったら、クリーニングを検討しましょう。

車のシートへのお漏らしは早急に対処しよう

子どもが車のシートにお漏らしをしてしまった際は、なるべく早めの対応を心掛けましょう。掃除をする時間がなくても、水分を拭き取るだけで応急処置になります

シートの繊維に尿が染み込むと臭いや汚れの原因になるため、掃除をするときはシートをぬらすのが大切です。タオルで叩いて汚れを拭き取り、しつこい汚れには重曹や漂白剤を使いましょう。

スプレーなどを試しても汚れが落ちないなら、業者にクリーニングを依頼するのもよい方法です。車内でのお漏らしへの対処法を理解して、車のシートをきちんと掃除できるようにしましょう。

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