新生児の眠っている姿を撮影するニューボーンフォトは、その生まれたてのはかなさや、眠っている時に撮るからこその神秘性が人気です。
ただ、ネットでは「ポーズを取らせるのは危険じゃないの?」「生まれたての新生児を扱うのはちょっと怖い」という意見があり、ニューボーンフォトを考えているプレママにとっては「撮ってみたいけれど本当に大丈夫なのかな?」と不安になってしまいますよね。
そんな「ニューボーンフォトを撮ってみたいけど怖い」という方々に、安心なポージングや危なくないニューボーンフォト撮影の方法をご紹介します!
頬杖・うつ伏せなどの赤ちゃんに負担がかかるポーズは避ける
生後2週間程度に撮るニューボーンフォトは、まだ身体の柔らかい赤ちゃんならではの様々な人気ポーズがあります。
しかしSNSなどで見かけるポーズの中には、赤ちゃんへの負担が大きいものも。安心安全に撮影するために避けた方がよいポーズを解説します。
人気の頬杖ポーズ、赤ちゃんは実際にはできない
この時期の赤ちゃんは、首がすわっておらず、実際に頬杖をつくことはできません。無理にポーズを取らせるとケガをするリスクはもちろん、首や足などに後遺症が残ってしまうおそれもあります。
ニューボーンフォトで人気の「頬杖ポーズ」は、寝ている赤ちゃんの頭を大人が手で支えて撮影し、写真を組み合わせて合成し、画像処理によって大人の手を消すという工程で作られています。
ただし合成する場合でも、まだ柔らかい赤ちゃんの頭をつかんだり、無理な姿勢をとらせたりすることで赤ちゃんの身体に負担がかかってしまいます。
無理なうつぶせ寝は窒息のリスクがある
赤ちゃんがうつぶせになっておしりを上げたポーズも、SNSなどでよく見かけるかもしれません。しかし赤ちゃんが呼吸できなくなって窒息してしまうリスクがあるので、こちらも避けるべきです。
華奢な肩にかわいいおしりがなんとも愛らしい人気ポーズですが、首のすわっていない時期の赤ちゃんだけに、自分で寝返りもできません。
安心安全に撮影するためには、セルフであってもプロの撮影であっても、なるべく赤ちゃんの負担が少ないポーズを選びましょう。
「ミツモア」では、「頬杖」「うつぶせ」といった赤ちゃんに負担がかかるポーズでのニューボーンフォト撮影は受け付けていません。 |
体の柔軟性にはそれぞれの赤ちゃんに個人差がある
赤ちゃんは生後1か月近くなると骨が固く固定され、体つきも新生児期よりしっかりして、新生児期のほやほやした感じがなくなります。
このため、関節の柔らかい生後7日~14日がおすすめとされていますが、成長の激しいこの時期は数日違うだけでも、できないポーズがでてくることもあります。
写真のために赤ちゃんに無理をさせてケガに繋がってはよくないので、セルフで撮るときはできるだけ赤ちゃんがそのまま寝ているだけの状態の姿を撮影してあげましょう。
プロのカメラマンも、撮影前に赤ちゃんの関節の可動域を確認してからおくるみを巻き始めます。
新生児に無理にポーズを取らせなくても、花びらや羽などを散りばめるだけでも可愛いですし、おしゃれなおくるみをかけるだけでもグッとニューボーンフォトらしさが出ます。
赤ちゃんを最優先に撮影を行いましょう。
温度管理と赤ちゃんのご機嫌は徹底的に気を付ける
赤ちゃんが眠っている間に撮影するニューボーンフォトですが、裸で撮影したり寝ている間に身体を動かしたりするため、赤ちゃんに負担もなりがちです。
赤ちゃんに負担をかけないよう、十分な準備をして撮影に挑みましょう。
部屋の温度は徹底的に赤ちゃんファースト
おくるみを使ったりニューボーンフォト用の衣装を着せたりする際は、部屋の温度には細心の注意を払いましょう。
新生児にとって寒さ・暑さは大敵です。
大人の体感でクーラーや暖房の温度を決めてはいけません。
部屋の温度は大人がちょっと暑いくらい。
赤ちゃんが快適に、安心してお昼寝ができる温度がベストです。
起きてる赤ちゃんにフラッシュ撮影はNG
赤ちゃんはまだ目が未発達な状態なので、フラッシュの連射で無理な刺激を与えるのはよくありません。
また、直接の太陽光も新生児には強い刺激になってしまう恐れがあります。
ニューボーンフォトの撮影では、自然光の場合はレースカーテンで光をやわらげてあげましょう。
また、カメラの設定を行えば家の電気でも十分綺麗に撮影することができます。
絶対に1人で撮影するのはやめましょう
撮影中、赤ちゃんのおむつを外して裸にしたときに、おしっこやうんちをして周囲を汚してしまうことはかなりの確率であります。
自分だけで撮影に挑んだ場合、突然の粗相で撮影用セットが汚れたり、泣き出した場合は写真どころではなくなってしまうことも…。
新生児に無理のないポーズなのか、うっかりケガをさせてしまわないか、など、素人が冷や冷やしながら撮影をするよりは、熟練のプロのカメラマンに依頼することをおすすめします。
ニューボーンフォト撮影を専門に多くの経験を積んでいるフォトグラファーは、安全に撮影しクオリティの高い写真に仕上げてくれますよ。
ニューボーンフォト撮影後のママにインタビュー
実際にニューボーンフォト撮影の現場にお邪魔してまいりました!
今回ご協力いただいたママさんも「ニューボーンフォトを撮ってみたいけどやっぱり自分では怖いから、プロのフォトグラファーさんが来てくれるならやってみたい」と思い立った方です。
ニューボーンフォトを撮ってみた感想をお伺いしました。
Qニューボーンフォト撮影、いかがでしたか?
長時間でしたが、とても楽しかったです!
ニューボーンフォトの仕上がりはもちろん、おくるみされてる時の我が子の姿をはじめ、写真が出来上がっていく過程を側で見ることでき、とてもワクワクしました。
また、フォトグラファーの小林さんとのお話の中で子育てのアドバイス等を聞くことができ、そういった面でも有意義な時間を過ごすことがでこました。
まだ外出ができず、家族以外と話す機会がないため、外部の方とお話しすること自体が新鮮で楽しかったです!
Qプロのフォトグラファーに頼んで良かった点を教えてください!
新生児の扱い方(寝かしつけ、おくるみ、うつ伏せの放送)に慣れている方だったので、安心して我が子を委ねることができました。
プレビュー画面で見せていただいた写真も自分が取るよりも格段に素敵で、改めて貴重な新生児の時期をステキな写真に残す機会があってよかったな、と思いました。
Qフォトグラファーの小林さんは「赤ちゃんだけでなくご両親も主役」「ママのケアも大切にしたい」とおっしゃっていましたが、どういう点に小林さんの気遣いが感じられましたか?
母親である私の話を親身にたくさん聞いてくださった事がとても嬉しかったです。
育児で上手くいかない点なども、共感した上でアドバイスを頂けたので、すんなり受けいれることができました。
長時間でしたが、そういったやりとりが多々あったので、小林さんをすぐに信頼し、任せることができました。
出張フォトグラファーなら自宅で安全にニューボーンフォトを撮影してくれる!
赤ちゃんの写真を撮るとしたら、全国展開で有名な大手チェーンスタジオが思い浮かびがちですが、大手が設定しているのは生後一か月や三ヶ月の百日祝いなどのプランです。
ニューボーンフォトは写真技術だけでなく、専門の研修を受け、新生児の知識と扱いを学んだカメラマンに依頼することをおすすめします。
出張撮影サービスを使えば、自宅にカメラマンが訪問し、赤ちゃんの体調をケアしながらベストな瞬間を狙って撮影してくれますよ。
こだわり撮影の違い
ニューボーンフォトのカメラマンは、その赤ちゃんが生後何日なのか、その日の様子で、より印象的なニューボーンフォトポーズを提案してくれます。
写真合成をしないと撮れない人気の頬杖ポーズや、座ったミノムシ風ポーズの写真を提供できるのも、ニューボーンフォトの専門知識と写真合成技術を持ったカメラマンだからこそ。
一生に一度のことです。プロの力を借りて、赤ちゃんの最初の思い出を残してもらいましょう。
プロのカメラマンに依頼することの強みは、そのクオリティももちろんのことながら、親も赤ちゃんと一緒に写真に写ることができることです。
ほやほやの赤ちゃんとの、素敵な家族写真を残してもらえますよ。
大手チェーン写真館と出張カメラマンの料金比較
大手チェーンの料金例として、枚数は3ポーズ50枚・ポーズごとに料金が上乗せされる場合があります。
また、写真撮影の後にデータを選ぶ作業が発生するパターンが多いのですが、赤ちゃんを気にかけながらのデータ選定は一苦労です。
個人の出張カメラマンの場合は、ポーズに関係なく2~4時間ほどの撮影で3万円~が相場。
全データ提供してくださる方が多いのも嬉しいポイントです。
その日のうちに写真が撮れなかった時の料金はどうなるの?
赤ちゃんのご機嫌・体調や産後のお母さんの体調によっては、延期になってしまうこともありますよね。
多くの場合は日程変更が可能ですが、カメラマンによるところが大きいので、不安なことは事前の打ち合わせで相談し、当日は安心して撮影に臨みましょう。
ミツモアでニューボーンフォトの出張カメラマンを探しませんか?
ニューボーンフォトは、この世に生まれてきた赤ちゃんの人生最初の記念撮影。
注意するポイントが分かれば、ニューボーンフォトを撮影する怖さも払しょくされるのではないでしょうか。
また、素人が怖々撮影に挑戦してみるよりは、断然ニューボーンフォト撮影のプロにお任せすることを推奨します。
取材協力カメラマン
・年間200組以上の撮影件数
・赤ちゃんとの接し方を熟知
・日程変更のキャンセル料はなし
ハーフバースデーを迎える生後6ヵ月は、生まれたばかりの頃と比べるととても成長を感じますよね。しかし、まだまだ赤ちゃんらしさが残る時期。じっとしているのは難しいです。しかし、Sunheur Studioには、しっかりと講習を受けている頼れるフォトグラファーが揃っています。安心してお子様の特別な日を任せることができますよ。また、赤ちゃんは急に体調を崩して撮影できなくなることもありますが、その場合は無料で日程変更が可能です。キャンセル料の心配がないため、赤ちゃんの機嫌が十分にいい時を狙って撮影できますよ。