赤ちゃん誕生の喜びと、新生児ならではの雰囲気をいつまでも残しておく写真として人気のニューボーンフォト。
SNSにアップされたすてきな写真を見て「撮影したい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、おしゃれなニューボーンフォト撮影には書かせない小道具の「布」についてご紹介。
どこで揃えたらいいのか、簡単にできる布使いのコツも解説します!
ニューボーンフォトの布はどこで買えるの?値段は?
ネットで通販すれば種類は無限大
『ニューボーンフォト』で検索すれば、いろいろな色、素材の布がヒットします。
中でもおくるみは、ミノムシ風スタイルにも使える人気アイテム。
巻くだけじゃなくて、ただ敷いたり掛けたりするだけでも使えるんです!
撮影中汚れることもあるので、色や素材を変えて、いくつか揃えてもいいでしょう。
雲の中や森の中など、撮影テーマを決めて布を選ぶのも楽しいですよ。
雲や草の中に寝ているように見える毛足の長い、ふわふわした毛布やカバーなども狙い目です。
赤ちゃんの柔らかい肌質も表現してくれます。
ニューボーンフォトの布が買えるおすすめ通販サイト
- Lu-Lu Baby Props
公式サイト:Lu-Lu Baby Props
Lu-Lu Baby Propsはニューボーンフォト専門の写真スタジオが運営するニューボーンフォトグッズの通販サイトです。
種類が豊富で、ハンドメイド商品なども取り扱っている本格派。
羊毛の敷物・かぎ編みブランケット・レースの敷物など、ときめくグッズがたくさんです!
Lu-Lu Baby Props種類別のお値段
刺繍の布…1万円前後
ファーの布…約4,000~6,000円
羊毛の布…約4,000~5,000円
かぎ針編みブランケット…約4,000円
- Lolo’s
公式サイト:Lolo’s
Lolo’sもニューボーンフォトグッズ専門の通販サイトです。
赤ちゃんの月齢・年齢ごとに商品のカテゴリー分けがされているのが嬉しいところ。
Lolo’s種類別のお値段
ファーの布…約7,000~9,000円
羊毛の布…約7,000円
バスケットフィルター…約5,000~7,000円
こだわり派は手芸屋さんで直接選ぶ
ネット通販の難点は、実際に布に触れられないこと。肌触りや色が、思ったものと少し違った、ということもあります。
繊細な赤ちゃんの肌に直接触れるものだから安心できるものを選びたい人や、こだわりのイメージを作りたいのであれば、ぜひ、手芸専門店で実際に見て、触れて、選びましょう。
どのくらいのふわふわ感がほしいのか、伸びはどうなのか、色はイメージ通りか、じっくり見て選べます。
好きな長さにカットしてもらえるので、必要な大きさを確認して購入できるのもメリットです。
手芸屋さん種類別のお値段(50×50cm)
ユザワヤを参考に、自分で布を買った場合のお値段です。
参照元:公式サイト ユザワヤ (https://www.yuzawaya.shop/shopbrand/ct665/)
ガーゼの布…約500円~
ファーの布…約2,000円~
材料だけ買って自分で作っちゃう!?
手先の器用さに自信があれば、かぎ針編みのブランケットなどは自作できちゃいます!
不器用さんでも、太い毛糸でざくざく編む指編みや腕編みなら簡単にイメージにあった布ができるかも。
実は柔らかいブランケットなら1時間くらいで作れるんですよ!
大きな編み目の上に赤ちゃんを寝かせれば、赤ちゃんの小ささが強調され、生まれたての雰囲気がより強く演出できます。
自宅にある布で使えるものは?
布だけでニューボーンフォトはとてもおしゃれにできる!ということはわかったけれど、みんなどこで買っているのでしょうか。
イメージにあった布を手に入れる方法や、自宅にあるアイテムを使う方法をお教えします。
白シーツがダンゼン映える!
ニューボーンフォトを使う際、最低限揃えておきたいのは、白い布と赤ちゃんを寝かせるためのバスタオルやクッションなど。
赤ちゃんの肌をきれいに見せ、ふんわりとした印象の写真にしてくれる白い布は、初心者でもきれいな写真が撮影できるアイテムです。
白い布なら、白いシーツで十分に対応できます。肌触りが柔らかいタイプのシーツであれば、赤ちゃんのお肌にも優しくて安心。
ドレープを作って、優しい印象も演出できます。自宅に真っ白なシーツがあるなら、ぜひ、使ってみましょう。
意外といい味を出す大きめのバスタオル・ブランケット
意外と使えるのがバスタルやブランケット!
ふわっとした質感のものがあればベストですし、ベーシックな無地のものであれば接近して撮影すれば普段使いの物だと思えない仕上がりに。
ちょっと生活感が出てしまいそうなときには、周りに花びらや羽など、見る人の目を引くアイテムを散らしてしまえばバッチリごまかせます!
布だけで出来るおしゃれで可愛いニューボーンフォトをご紹介
ここでは、ミツモア登録カメラマンが撮影した実際のニューボーンフォトをご紹介します。
特別なアイテムはないけど、布の組み合わせや質感を出すことでこんなに素敵な写真が撮れるんです!
〇Photo by TSUJI MAKIKO
〇Photo by Evgeniya_O
〇Photo by Makoto
下地や背景に使える小物
ニューボーンフォトで意外と大切になるのが「下地」の存在。
赤ちゃんは寝たまま撮影するので、背景とも言えるものですね。
これらも家にある布や小物で十分にまかなえちゃうんです!
無地のバスタオル
万能に使えるバスタオルは、ニューボーンフォトの強い味方です。
下地の色が写真全体の雰囲気の決め手となりますので、もし手持ちに目ぼしいものがなければ今後も使えますから買ってしまっても良いですね。
黒や茶色のものだとシックな雰囲気、パステルピンクや水色のものだとふわっと可愛い雰囲気の写真が撮れますよ。
普段使いのおくるみ
普段使っているキルト地のおくるみも使えるアイテムです。
体に巻く布と下地に使う布の質感を変えるのも、面白い写真になりますよ!
普段使っていると汚れている箇所があるかも知れませんので、汚れは隠して綺麗な部分を使いましょう。
人をダメにするソファ
クッション性があり、ある程度の支える力もある人をダメにするソファがニューボーンフォトに活躍します。
良い具合の影や皺が入るのも、人をダメにするソファの利点ですね。
そのままソファの生地を使うのもOKですが、ソファの上に布を敷いても同様の効果が得られるうえに、望んだ雰囲気のニューボーンフォトの背景になります。
そんな便利な人をダメにするソファですが、注意しなければならないのが高さです。
新生児にとっては落ちたら危険な高さになるので、撮影する時には必ず2人以上がついて、ずり落ちてしまわないように見ているようにしてください。
おくるみの巻き方は事前に練習しておこう
一般的に使われるおくるみは、正方形でキルト地のものだと思われますが、ニューボーンフォトで使用するおくるみは薄く、長い帯状のものです。
扱い方が全く違うので、巻き方は事前に練習しておくのがおすすめです。
新生児のご機嫌はあっという間に変わってしまうので、ここで手こずってしまうとお腹を空かせてしまったりおむつの交換をしなくてはならなくなります。
どうしても難しい時には、無理におくるみを巻かずに上にかけるだけでもおしゃれな写真が撮れます。
全ては赤ちゃんの体を最優先に行ってくださいね。
ニューボーンフォト用のおくるみの巻き方は、こちらの生地で詳しく解説しています!
自宅でニューボーンフォトを撮影をする際の注意点3つ
ニューボーンフォトは生まれて1、2週間が勝負。新生児期に赤ちゃんを外に連れ出す心配もあり、自宅でセルフ撮影する人も少なくありません。
でも、生まれたての赤ちゃんを撮影するからこそ、注意したい点があります。
ご機嫌な赤ちゃんを安全に撮影するための注意点は主に3つです。
ポーズは取らせない
ニューボーンフォトはママのお腹の中にいるときの赤ちゃんを再現する、という意味合いもあります。
そのため、ニューボーンフォトで検索したときよく出てくるのは、新生児ならではのミノムシポーズのほか、印象的なうつ伏せ、ほおづえをついた写真などポーズをとった写真。
でも、これらのプロが撮影したニューボーンフォトは、合成されていることが多いんです。
生まれたての赤ちゃんは、骨も筋肉も未熟。
簡単にできそうに見えるミノムシポーズも、生まれてからの日数によっては、無理な体制になることもあります。
フォトジェニックを追及しすぎて無理なポーズを作ると、赤ちゃんに障害が残ったり、最悪、命に関わることも。
ポーズを作ることより、「赤ちゃんの今を残す」ことを優先して、撮影しましょう。
布を巻くと起きてしまう赤ちゃんであれば、無理をせず、布をかけてあげるだけにしても印象的な写真になります。
寝ている赤ちゃんに柔らかく布をかけ、残った部分を周りに添わせればアートな雰囲気が出せます。
部屋を暖かくしておくこと
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節を行うために必要な自律神経の働きが未発達です。
さらに、体が小さいために気温の影響を受けやすく寒い部屋に突然出してしまうと、目覚めて泣いてしまうだけでなく、体調を崩すことにもつながってしまいます。
ニューボーンフォトは赤ちゃんを裸にすることが多いので、赤ちゃんの健康のためにも、お部屋を28度くらいに温めてから、撮影しましょう。
赤ちゃんに触れる手が冷たいと、眠っている赤ちゃんがびっくりしてしまいます。
お部屋だけでなく、手も十分に温めておきましょう。
安全な場所で2人以上で!
赤ちゃんは動かない、と思って、高い場所に赤ちゃんを寝かせていると、ふとした揺れなどで赤ちゃんが落下してしまうかもしれません。
十分に周囲を確認して、床に敷いたクッションや柔らかいタオルの上など、安全な場所で撮影しましょう。
撮影に夢中になっていると、赤ちゃんの様子の変化や周囲の危険に気づかないこともあります。
また、産後のママの体調は普段と異なります。
急に体調が変化したときにも対応できるよう、赤ちゃんと1対1で撮影するのは絶対にやめて、パパやおばあちゃん、お友達など、誰かと一緒に撮影に臨んでください。
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