トイレや台所、洗面所から突然の水漏れ!「早く修理業者を呼ばなきゃ」と焦りますよね。しかし依頼する業者選びには注意が必要です。適当に選ぶと、自分の求めるサービス内容や費用に合わず、不満が残る結果となってしまうことがあります。
では、何を基準にして業者を選べば良いのでしょうか?ここでは水漏れ修理業者の選び方・おすすめの優良業者などを紹介していきます。
あなたにピッタリの修理業者が選べるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
水漏れ修理業者の選び方!5つのポイントを解説
水漏れ修理の業者を選ぶ際には、以下の5つのポイントに注目しましょう。
- 修理価格
- 修理までのスピード(近いところにあるか/即日対応してもらえるか)
- 実績や口コミ・創業年数
- 補償内容や補償期間
- 技術力や資格の有無、認定店であるかどうか
まずは上記の5つを解説し、その後「じゃあ具体的にどこの業者にお願いすればいいのか?」を解説していきます。
選び方①:修理価格で選ぶ
一番重要なのはやはり修理価格ですよね。一般家庭で起こる水漏れ修理であれば、8,000~10,000円程度が相場です。もちろん水漏れ修理には色々な作業があるため、かかる費用には幅があります。中には10,000円を超える費用が必要なこともありますし、逆に安く5,000円前後で済むこともあるでしょう。
水漏れ修理費用の内訳は以下の通り。基本的には「出張料」「作業料」「部品代」の3つがかかることが多いです。
費用の内訳 | 内容 |
出張料 | 修理する場所までの移動費用 |
作業料 | 実際の修理にかかる費用
・部品交換 ・部品修理 ・詰まり解消 ・工事 など |
部品代 | 新しい部品を購入する費用 |
その他 | ・基本料金(修理内容に関わらず必ずかかる料金)
・見積もり料金 ・深夜対応料金 など |
水漏れしている場所や破損個所・被害状況によっても変わるので、具体的な料金を公開していない会社がほとんどです。そのため基本的には、見積もりをしてもらって初めておおよその費用が分かると考えてください。
見積もりを取るのが1社だけだと、それが適正かどうかが分かりません。そのため複数社に見積もりを依頼し、比較するのがおすすめですよ。「複数社に問い合わせるのが面倒だな」と感じる方は、ぜひミツモアの無料一括見積もりを利用してみてください。あなたの依頼を見た複数業者が提案をしてくれるので、簡単に比較できますよ。
ちなみに、あまりに相場より高すぎる・安すぎる業者は避けるのが賢明です。費用が相場からかけ離れていると感じたら、どのような内訳になっているのかを必ず確認するようにしましょう。どうしても安く抑えたいなら、出張費や深夜料金など、作業以外のところで安くできないかを相談してみるのもおすすめです。
選び方②:修理までのスピード(近いところにあるか/即日対応してもらえるか)
水漏れ修理はスピードが命です。水漏れの度合いにもよりますが、漏れ出す水の量が多い場合には、修理の遅れで被害が拡大する可能性があります。また、応急処置として水を止めている方はその期間が長引き、日常生活に影響が出てしまうことも。そのため、水漏れ修理の業者を選ぶ際には以下のようなことを確認するのがおすすめです。
- 近辺にあるかどうか
- 即日対応をしてくれるかどうか
現場から近い業者であれば、依頼してから到着・作業開始までの時間が短くて済みます。10km以内にある業者なら、だいたい30分以内に到着できるはずですよ。
また水漏れ修理の業者は、その多くが即日対応をしてくれます。しかし、依頼の混雑状況や依頼する時間帯によっては翌日以降になってしまうことも。すぐに修理してもらいたい場合は、即日対応ができるかどうかをしっかりと確認し、できる限り早いタイミングで依頼するようにしましょう。
「今すぐにでも修理してほしい」という方は、多少料金が高くなったとしても、すぐに来てくれる業者に依頼するのがおすすめです。
選び方③:実績や口コミ・創業年数
水漏れ修理の依頼に不安がある方は、実績や口コミを基準にして選ぶのがおすすめです。
実績があるということはそれだけ多くの方から選ばれているということ。さらに良い口コミの多さはサービスが良質であるという証拠です。
創業年数が長い老舗企業は地元から信頼を得ていることが多いですし、経験も豊富で色々な水漏れに対応してきていると考えられます。
口コミからしか分からない情報もあると思うので、しっかりチェックしてみましょう。
選び方④:補償内容や補償期間
修理が終わった後に、再度水漏れを起こしてしまうこともあります。修理が不十分だった場合、どんなアフターフォローをしてくれるかも大切です。例えば以下のようなもの。
- 2年間の施工補償がある(トラブル再発時に特別価格や無料で対応してくれる)
- お客様相談窓口を設置している
施工補償のある業者であればより安心できますね。一般的な補償期間は5年程度であることが多いです。
補償内容や補償期間は、業者によって大きな差があるもの。修理業者を選ぶ際にはチェックしてみてください。そもそもアフターフォローがない業者は、選ばないようにするのが無難です。
選び方⑤:技術力や資格の有無、認定店であるかどうか
できる限り技術のある業者に頼みたいという方は、以下のようなことに注目しましょう。
- 業者に技術力があるか
- 資格を持った作業者がいるか
- 認定店であるか
まずは簡単な会社の実績や創業年数をチェック。その後に上記のようなことを調べられればより良いでしょう。
例えば「1・2級建築配管技師」や「排水設備工事責任技術者」という資格を持っているか、「水道局指定工事店」であるかなどといったことですね。特に水道局指定工事店であるかどうかを確認することは大切です。
水道局指定工事店とは?
水道局指定工事店とは「水道の設備工事を適切に行える」と各地域の水道局に認められた業者を指します。水道局に認められているくらいなので、その技術や知識は信頼できると言えます。さらに指定工事店であれば、万が一トラブルが発生したときに水道局へ相談することも可能。
逆に指定工事店でない業者は水道に関する知識や経験が浅いことが多く、指定工事店に比べてサービスの品質に不安が残ります。また、そもそも指定工事店でない場合は、地域の水道局が所有する「給水装置」というものを修理することができません。このように作業範囲が異なるため、場合によっては修理をしてもらえないことも。修理費用が大幅に安い業者は指定工事店ではない可能性があるので、注意してくださいね。
ちなみに、水道局指定工事店の中にも「上水道のみ認定されている業者」「上水道・下水道の両方で認定されている業者」がいます。より専門性を重視したいのであれば、上・下水道両方の指定を受けている業者を選ぶのがおすすめですよ。
このように水漏れ修理の業者を選ぶ際は、作業をする人がどのような資格や技術を持っているかを確認してみてください。
水漏れ修理業者の選びに失敗しないコツは、複数社から見積もりを取ること
水漏れ修理の業者選びには、考えなければいけないことがたくさんあります。
- 修理
- 修理までのスピード
- 実績や口コミ
- 補償内容や補償期間
- 技術力や資格
また、かかる費用の詳細が公開されておらず、何にいくらかかるのかが分からない場合が多いです。
できる限り失敗せずに水漏れ修理業者を選ぶためには、複数の会社に見積もり依頼を出すことがおすすめ。複数の会社の費用や修理スピードを比較して決められるからです。ただし、1つずつ各社のホームページを見て比較するのは骨が折れますよね。そんなときに便利なのが、「ミツモア」を使った無料の一括見積もりです。
ミツモアでは、あなたの出した依頼を見た修理業者が、無料で見積もりを出してくれます。地域や費用・即日対応の有無など、求める条件にピッタリの業者が複数見つかるはずですよ。色々な項目の比較が簡単にできるため、ぜひ一度利用してみてください。
水漏れ修理を業者に依頼するときに注意すべきこと
水漏れ業者を決定するに際して、以下3つの注意事項があります。
- 深夜や早朝の修理依頼はできるだけ避ける
- 見積もり時に費用が発生するか確認する
- 料金の内訳が書かれているかを確認する
注意点①:深夜や早朝の修理依頼はできるだけ避ける
水漏れが発生したのが深夜や早朝であれば、応急処置(後述)だけをしておき、修理依頼や見積もりを取ることはやめましょう。深夜や早朝だと料金が割り増しになる可能性が高く、こちらの判断力も鈍っているからです。
料金をできるだけ抑えたい方・あまり緊急性がない方は、通常の営業時間まで待ちましょう。業者にもよりますが、深夜や早朝であれば10%~20%割り増し料金がかかります。
ただし「これは今すぐにどうにかしないと大変なことになる!」という事態もあるでしょう。このような場合は、多少高くなっても即日対応してくれるところを探すのがおすすめです。
注意点②:見積もり時に費用が発生するか確認する
工事依頼の前に複数の業者に見積もりを依頼することは大切です。しかし中には、以下のような業者もいます。
- 見積もりを出すだけで費用がかかる業者
- 見積もりのために現地に来る際に出張費がかかる業者
- 見積もりや出張費はかからなくても、出た見積もりをみて断ったらキャンセル費を請求してくる業者
まず見積もり依頼をするときに、どんな費用がかかる会社なのかを確認しておきましょう。見積もり・出張・キャンセルが無料と書いてあればより安心です。
注意点③:料金の内訳が書かれているかを確認する
業者の中には、見積もりを取ったとき料金の総額しか提示しない会社があります。いくら支払えば良いのかは分かりやすいのですが、内訳がなければ何にいくらかかるのかが分かりませんよね。
支払う金額がはっきりしていることで安心してしまいがちですが、明細が書かれていないと余分に費用を請求されたとしても気付けないことがあるのです。見積もり書の内訳がしっかり書かれているかの確認も忘れないようにしましょう。
水漏れ業者に依頼する前の応急処置!止水と管理会社への連絡をしよう
水漏れ発生時に最もしてはいけないことは、自分がパニックになって慌ててしまうことです。おろおろしているだけでは水害はどんどん広がりますし、焦って業者選びを失敗してしまうかもしれません。
まずは落ち着いて応急処置をしてください。しなければならないことは次の2つです。
- 止水栓や元栓で水を止める
- 賃貸の場合は管理会社に連絡をする
止水栓や元栓で水を止める
まず、漏れ出ている水の流れを止めましょう。これをするだけでパニックはかなり抑えられます。水を止めるには、止水栓や元栓を止める必要があります。
止水栓とは、家のそれぞれの蛇口へ送られる水量を調節するための水栓のこと。基本的にはトイレや風呂などの水を扱う場所のすぐそばにあります。特定の箇所の水を止めることができるので、止水栓を止めたとしても、故障箇所以外は普段通り使うことができますよ。止水栓は蛇口タイプと溝タイプがあり、いずれも時計回り方向に回します。溝タイプの場合はマイナスドライバーを使いましょう。
元栓とは、家(部屋)全体の水量を調節するための水栓のこと。メーターボックス(水道やガスのメーターを収納する設備)の中にあります。メーターボックスは、一戸建てなら駐車場などに埋め込まれ、集合住宅なら玄関近くにあることがほとんどです。元栓はバルブが付いているので、時計回り方向に回しましょう。
まずは止水栓を止め、それでも収まらなければ元栓を止めましょう。いずれも一時的ではありますが、水漏れの被害拡大を防げます。
賃貸の場合は管理会社に連絡をする
水漏れの修理代は、その原因によって貸主負担か借主負担かが変わります。賃貸なら必ず大家さんが修理代を持ってくれるわけではありません。そのため、勝手に修理をする前にまず管理会社へ連絡を入れましょう。
自己負担であれば好きな業者に依頼できますが、大家さん・管理会社の負担であれば依頼する業者が決まっている場合があります。また、勝手に修理をしたあとに費用を請求しても認められないことがあり、トラブルに発展しがち。応急処置をしたら、管理会社に連絡を入れて判断を仰ぎましょう。
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