ランドセルは子供の頃の大切な思い出の品。処分してしまうには惜しいですが、そのまま家に置いておくのは案外かさ張るものです。ランドセルはリメイクしたり寄付をしたり、思い出を大切にしながら手放すことができる様々な方法があるんです。

本記事ではランドセルを処分する5つの方法を詳しくご紹介いたします。ぜひお子様と相談しながらご検討なさってください。
ランドセルを処分する5つの方法

ランドセルを処分すると言っても、リメイクしたり寄付したりとその方法は様々です。まずはどんな方法があるのか見ていきましょう。
リメイクする
ランドセルを捨てるのはもったいないけど、使い道がわからないという方におすすめなのがリメイクです。思い出の品を形を変えて残しておくことができます。財布や定期入れなど、普段使いできるアイテムに作り替えることができるんです。
自治体で処分する
ランドセルをゴミとして廃棄する場合、一般的には一辺が30cm以内なら可燃ゴミ、30cm以上なら粗大ゴミである場合が多いです。
ただし人工皮革などの素材によっては、不燃ゴミになる場合も。捨て方は自治体によって様々なので、各自治体に確認するとよいでしょう。
「自治体名」「ゴミ」「ランドセル」でネット検索すると処分方法が分かる場合が多いですが、役所に電話をして確認する手もありますよ。
寄付する
ランドセルを海外の発展途上国へ寄付する支援団体があります。日本のランドセルは耐久性に優れているので、経済的な問題から通学カバンを買ってもらえない子供たちに喜んで使ってもらえます。
手続きをお子様と一緒に行うことで、お子様自身にもいい影響を与えることができますね。
売却する
ランドセルの売却は、リサイクルショップや買取専門店、フリマアプリなどネットで売る方法が挙げられます。近くのリサイクルショップに持っていくのが一番手っ取り早いですが、あまり良い値がつかない場合も。
一方買取業者は専門知識も豊富ですので、元々高額なランドセルの場合は高額で売れることもあります。最近では宅配便で送るだけだったり、自宅まで買い取りに来てくれたりとお手軽に利用できますので、一考の価値ありです。
またご自分で直接値段をつけられるフリマアプリやオークションは、他で売るより高額で売れることが多いです。少々手間はかかりますが、少しでも高く売りたい方におすすめです。
保管する
ランドセルはお子様が6年間使った思い出の品ですから、「すぐに捨てるのは気が引ける」と思われる方もいらっしゃることでしょう。実際に小学校卒業後、処分せずに保管する方は多いです。
ただし綺麗なままの状態で保管するのはちょっとしたコツが必要です。後ほど保管方法をご説明いたしますので、保管しようと思ってらっしゃる方はぜひ参考になさってくださいね。
ランドセルをリメイクする

ランドセルの処分方法に関して様々な方法をご紹介しました。ここからは、各方法についてより詳しい解説をしていきます。
まずは「リメイク」について見ていきましょう。
どんなものにリメイクできる?
ランドセルは上質で丈夫な素材でできているので、6年使用した後でもまだまだ使えますよね。そこで人気なのがリメイクサービスです。ランドセルを購入した工房で行っていたり、ランドセルリメイク専門の工房があったりします。
リメイクアイテムはお子様がこれからお使いになれる財布、ペンケース、名刺入れ、ブックカバー、キーホルダー、ミニランドセルなど各工房で様々なものがあります。
お子様以外にもパパママが使ったり、ランドセルを買ってくれたおじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントしたり……。考えるだけでワクワクしますね。
リメイクにかかる費用
ランドセルのリメイクサービスは手作業が基本ですから、やはり料金はお高めです。
先ほどご紹介したリメイク例の料金相場を見てみましょう。
リメイク例 | 料金相場 |
財布 | 3,000円~20,000円 |
ペンケース | 5,000円~15,000円 |
名刺入れ | 10,000円~20,000円 |
手帳・ブックカバー | 10,000円~20,000円 |
ミニランドセル | 8,000円~15,000円 |
キーホルダー | 1,000円~5,000円 |
その他、バッグやスツールなど大きく手の掛かるものは20,000円を越えるものも。
また各工房によってお得なセット価格を出している所もありますよ。
リメイクできるランドセルは?
ランドセルのリメイクは思い出の品を長く使うことができる素敵なサービスですが、酷く劣化しているものやひび割れや傷がついているものは残念ながら受け付けてもらえない場合があります。
工房によっては修正してリメイクできることもありますので、諦める前に候補の工房へ事前確認を取りましょう。
ランドセルを寄付する

ランドセルは耐久性が強くカバンとしてまだまだ使えますが、小学校を卒業するともう使うことはありませんので、ちょっと勿体ない気もしますよね。
そこで社会貢献の一環としてランドセルを寄付するという方法もあります。近年ランドセルの寄付を募る団体が増えています。いくつかご紹介しましょう。
ランドセルを寄付すると
ランドセルを寄付すると、アフガニスタンなどの東南アジア・中東・アフリカの発展途上国にいる子供たちに届きます。通学カバンを買ってもらえない子供たちの助けになるのです。
自分の使用していたランドセルで社会貢献ができるのは、お子様にとってもプラスになりますよね。
ランドセルを寄付できる団体
ランドセルの寄付を募っている団体をいくつかご紹介しましょう。
イオンの「キッズリパブリック 思い出のランドセルプロジェクト」では、使い終わったランドセルを店舗で回収してアフガニスタンの子供たちへプレゼントするというプロジェクトを行っています。
支援団体によって届け先が異なりますので、お子様と相談しながらどの団体に寄付をするか決めるのも良いですね。
寄付する際の注意点
ランドセルを寄付する際の注意点を2点ご説明します。
①壊れていたり酷く汚れているランドセルの場合、受け付けてもらえないことが多いです。
②豚革を使用しているランドセルは、宗教上の理由で送れない国(アフガニスタンなど)があります。事前にランドセルの素材を確認しておきましょう。 |
寄付する際にかかる費用
ランドセルを団体に寄付する場合、送料として1,000~3,000円程度の自己負担が掛かる場合が多いです。また先ほどのイオンのように、企業のキャンペーンで店舗に持っていくと送料を掛けずに受け付けてもらえることもあります。
ランドセルを売却する

ランドセルを寄付するにはお金が掛かるし…と躊躇される方には、売却という方法もあります。
ゴミとして廃棄するのではなく売却することで、小学校の社会の授業で習う「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」の一つである「リユース」を実践できます。お子様と一緒に行うことで、良い学習の一環になりますね。
ここではリサイクルショップとネットで売る方法を見ていきましょう。
リサイクルショップ
様々なものを取り扱うリサイクルショップは、ランドセルの買い取りを行っている店舗があります。
取り扱いが無かったり、在庫の関係で受け付けていなかったりする場合がありますので、事前に確認してから店舗に持ち込みましょう。
ネットで売る
フリマアプリやネットオークションで売却することができます。リサイクルショップで売るより高くつく可能性が高いです。
写真を撮る、梱包するなど手間はかかりますが、少しでも高く売りたい方、普段からよく出品している方におすすめです。
ランドセルを高く売るには
ランドセルを高く売るコツは2つあります。
1つ目はなるべくきれいな状態にすることです。可能であれば、使用中からお手入れをすることをおすすめします。カバーを掛け、濡れたら拭き、夏場は風通しのよい日陰で陰干しします。少しでも傷や劣化を防ぐことで、ランドセルの価値が上がり高く売ることができます。
2つ目は付属品をそろえることです。ランドセルが入っていた箱や保証書などの付属品を一緒に売ることで、買い取り金額アップに繋がります。
また、「天使のはね」や「フィットちゃんランドセル」などの人気メーカーのものは需要が多く、高価買取してもらえる傾向にあります。
ランドセルを保管する

リメイクや寄付、買い取りを検討したものの、やっぱりどうしても手放せない。
処分はもう少し先でもいいかな。子供から捨てないでほしいと言われた。
ランドセルは大切な思い出の品ですから、そう思う方もいらっしゃると思います。ここではそんな方のために、ランドセルを綺麗な状態で保管する方法をご紹介しましょう。
保管する際の注意点
ランドセルの耐用年数は8~10年ほどです。取り扱いの注意点としては、直射日光・湿度の高い場所を避けることです。
その他の細かいポイントを見ていきましょう。
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少々手間が掛かりますが、湿気・光・埃に注意することで綺麗な状態を維持できますよ。
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