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ランドセルの処分どうする?廃棄・寄付・リメイク・売却・保管方法を紹介

最終更新日: 2024年06月28日

ランドセルは子供の頃の大切な思い出の品。処分してしまうには惜しいですが、そのまま家に置いておくと場所をとってしまいます。ランドセルはリメイクしたり寄付をしたり、思い出を大切にしながら手放すことができる様々な方法があるんです。

本記事ではランドセルを処分する5つの方法を詳しくご紹介いたします。ぜひお子様と相談しながらご検討なさってください。

ランドセルの処分方法5選

ランドセルを大切にする少女

こんな人におすすめ 費用
寄付をする 誰かに使いつづけてほしい 無料
リメイクする ただ捨てるのはもったいない

思い出として残しておきたい

3,000円~20,000円程
保管する そのまま保存したい 無料

※クリーニングに出す場合は6,000円~10,000円程かかる

自治体で処分する 楽に処分したい 粗大ごみ:300円程

可燃ごみ:無料

買取サービスを利用する せっかく処分するならお得に処分したい 無料(売却できればお金が入る)

ランドセルを使い続けてほしいという方は、寄付をすることがおすすめです。処分の費用がかからないだけでなく、ほかの人に喜んで使ってもらえます。

子供が6年間使ったランドセルを思い出として残しておくのであれば、ランドセルをリメイクしましょう。子どもが小学校を卒業した後でも使い続けることができ、思い出として残すことができます。

自治体で処分すれば、大きさによっては無料で処分することができます。手間もかからないので、「安く楽に処分したい」という方にはおすすめです。

処分方法は人それぞれです。自分に合った処分方法を選ぶようにしましょう。

【誰かに使ってほしい方】寄付をする

ランドセルを抱える少女

ランドセルは耐久性が強くカバンとしてまだまだ使えますが、小学校を卒業するともう使うことはありませんので、ちょっと勿体ない気もしますよね。

寄付をすれば処分費用がかからないだけでなく、再利用してもらうことができます。

周りでほしい人がいないか探してみよう

子供が小学校を卒業したら使う機会のなくなってしまうランドセルも、子供を新1年生として入学させる母親には、高い需要があります。

周りに欲しがっている人がいないか探してみましょう。処分費用がかからないだけでなく、思い出のランドセルを捨てずに使い続けてもらうことができます。

発展途上国の人たちに送ろう

周りの人に寄付する以外に、ランドセルを東南アジア・中東・アフリカなどの発展途上国へ寄付する支援団体があります。日本のランドセルは耐久性に優れているので、経済的な問題から通学カバンを買ってもらえない子供たちに喜んで使ってもらえます。

送料として1,000円~3,000円程かかる点に気を付けておきましょう。

<ランドセルの寄付を募っている団体>

寄付する際の注意点

ランドセルを寄付する際の注意点を2点ご説明します。

①破損や汚れがひどい場合に、寄付できない
②豚革を使用しているランドセルは、宗教上の理由で送れない国(アフガニスタンなど)がある

寄付したいと思っていても、あまりに状態の悪いランドセルや寄付できない可能性があります。発展途上国への寄付を考えている場合には、事前にHPを確認しておきましょう。

【まだ使い続けたい方】リメイクする

リボンで結ばれたランドセル

ランドセルは上質で丈夫な素材でできているので、6年使用した後でも使えるものがあります。捨てるのはもったいないけど、使い道がわからないという方にはリメイクがおすすめです。思い出の品を形を変えて残しておくことができます。

どんなものにリメイクできるの?

リメイク例 料金相場
財布 3,000円~20,000円
ペンケース 5,000円~15,000円
名刺入れ 10,000円~20,000円
手帳・ブックカバー 10,000円~20,000円
ミニランドセル 8,000円~15,000円
キーホルダー 1,000円~5,000円
バッグ 20,000円~

ランドセルを購入した工房やランドセルリメイク専門の工房でリメイクを行っていて、お得なセット価格でリメイクをしてくれるところもあります。

作るもののサイズにもよりますがランドセル一つにつき5~6個のアイテムを作ることができます。

リメイクされた商品が手元に届く時間は多めに見積もっておくと良いでしょう。キーホルダーは120分程度で出来上がりますが、ミニランドセルの場合、半年程かかることもあります。

参考:ランドセルリメイク

ランドセルは綺麗に保とう

汚れていたり、ひび割れを起こしているランドセルだとリメイクできない場合があります。

リメイク可能なランドセルをCheck

  1. 傷や汚れ、ひび割れのない場所を1分間強く折り曲げる。
  2. 1分後ひび割れしていなければリメイク可能

自分で判断ができない方はリメイク先の工房に問い合わせて確認してみると安心です。

【捨てたくない方】保管しておく

ランドセリと男の子

ランドセルは大切な思い出の品だからそのまま残して起きたい、そう思う方もいらっしゃると思います。ここではそんな方のために、ランドセルを綺麗な状態で保管する方法をご紹介します。

クリーニングで綺麗に保とう

保管する前に1度クリーニングに出しておきましょう。なかなか落ちない汚れを落とすことができます。

費用は6,000円~10,000円程と決して安くはないですが、基本的にお金がかかるのは最初のクリーニング代だけなのでそのまま保管しておくなら、一度綺麗にしておくのがおすすめです。

すべてのクリーニング店でも受け入れてくれるわけではないので、あらかじめ革のカバンを扱っているクリーニング店に問い合わせておくと安心です。

参考:ランドセルクリーニング・メンテナンス・料金

保管する際の注意点

ランドセルの耐用年数は8~10年程です。保管する際の注意点は以下の点が挙げられます。

  • 直射日光・湿度の高い場所を避けること<重要>
  • 天気の良い日中に定期的な日陰干しをする
  • ナイロンやビニールではなく不織布のケースに入れる
  • 汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄くとった布で全体的に拭き、水拭きしてよく乾かす

少々手間が掛かりますが、湿気・光・埃に注意することで綺麗な状態を維持することができます。

【楽に手放したい方】自治体で処分する

自治体ゴミ捨て場

「ランドセルはもう使わないから処分したい」という方は自治体に依頼すれば確実に処分することができます。処分方法も安価で済むのでおすすめです。

可燃ごみで捨てれるか確認しよう

ランドセルをゴミとして廃棄する場合、一般的には一辺が30cm以内なら可燃ゴミ30cm以上なら粗大ゴミである場合が多いです。

ただし人工皮革などの素材によっては、不燃ゴミになる場合も。捨て方は自治体によって様々なので、各自治体に確認するとよいでしょう。

分類
横浜市 可燃ごみ
京都市 可燃ごみ
名古屋市 粗大ごみ

粗大ごみで処分する

1辺30㎝以上のランドセルは粗大ごみになります。費用は300円程です。

手順
①住んでいる地域の「粗大ごみ受付センター」にインターネットや電話で連絡し、粗大ごみ処分の予約を行う。
②受付番号や集荷費用、集荷日時、集荷場所の予定を聞く。粗大ごみの回収日時は決まっているので確認する。
③予約が完了したら、コンビニで処理券を購入する。
④処理券をカラーボックスに貼り付けて指定場所まで持っていく。

※早く処分したい方は、自治体のごみ処理場に自分で持っていくことでも処分できます。

可燃ごみで処分する

1辺30㎝未満のランドセルは可燃ごみになります。粗大ごみで処分すると費用が掛かってしまいますが可燃ごみで処分する際には費用がかかりません

可燃ごみで捨てる場合、金具の部分を取り外してから捨てなければならない自治体もあります。処分方法を自治体に確認した方が安心ですが、金具部分を外して処分してしまえば、どの自治体でも確実に処分することができます。

【お得に処分したい方】買取サービスを利用する

見積もりをする人

使わなくなったランドセルを売るという選択肢もあります。保存状態がよければ高額で取引することができます。

フリマアプリやネットオークションで売る

フリマアプリやネットオークションで売却することができます。リサイクルショップで売るよりも高くつく可能性が高いです。

写真を撮る、梱包するなど手間はかかりますが、少しでも高く売りたい方、普段からよく出品している方におすすめです。

出品後のトラブルを避けるために傷の有無、汚れ、新品か、製造年数などの詳細な情報を乗せるようにしましょう。

<メルカリでの出品例>

ランドセルの状態 出品価格
新品未使用 23,950円
6年間使用 3,300円
6年間 3,100円
参考:ランドセル|メルカリ

リサイクルショップで売る

様々なものを取り扱うリサイクルショップは、ランドセルの買い取りを行っている店舗があります。

ランドセルの状態が悪いと買い取りを拒否される可能性がありますが、綺麗に保っていれば高い価格での買取が期待できます。

中古のランドセルだと値が付きにくく、500円~1,000円程になってしまいます。

新しいモデルや新品であると10,000円~50,000円程の買取価格が期待できます。

ランドセルを高く売るコツ

ランドセルを高く売るコツは2つあります。

1つ目はなるべくきれいな状態にすることです

可能であれば、使用中からお手入れをすることをおすすめします。カバーを掛け、濡れたら拭き、夏場は風通しのよい日陰で陰干しします。少しでも傷や劣化を防ぐことで、ランドセルの価値が上がり高く売ることができます。

2つ目は付属品をそろえることです。

ランドセルが入っていた箱や保証書などの付属品を一緒に売ることで、買い取り金額アップに繋がります。

また、「天使のはね」や「フィットちゃんランドセル」などの人気メーカーのものは需要が多く、高価買取してもらえる傾向にあります。

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  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

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まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
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FAQ:不用品回収で回収できないものについて