食器棚の処分方法8選！無料で引き取ってもらえる依頼先と費用相場

食器棚は自治体の粗大ごみとして処分するのが一般的です。ただし自分で解体した後、収集場所まで運ぶ必要があり、自治体によって変わりますが、400円〜3,000円の費用がかかります。

家具販売店の引き取りサービスやリサイクルショップでの買取などを利用すれば、無料で処分できますが、サイズや種類によっては重くて持ち運べないタイプもあるため、費用や手間の多さを含めて決めることが大切です。

運び出しの可否や費用を比較したうえで、あなたのニーズに合った食器棚の処分方法を選びましょう。

食器棚処分費用の目安を知る

食器棚の処分方法診断シミュレーター

食器棚を処分する際は、運搬の手間や費用など、重視するポイントによって最適な処分方法が異なります。費用を抑えたいのか、手間を減らしたいのかなど、ご自身の希望を明確にすることが重要です。

下記の「食器棚の処分方法診断シミュレーター」では、簡単な質問に答えるだけで最適な処分方法がわかりますので、ぜひご活用ください。

シミュレーターで表示された診断結果を確認できたら、以下のリンクより詳細な食器棚の処分方法や費用について確認しましょう。

食器棚を無料で処分できる方法5選

木材やガラスといった傷がついているものなど、食器棚を無料で処分したい場合、下記5つの方法を検討しましょう。

1.家具販売店下取りサービスの利用

ニトリやIKEAといった大手の家具販売店では新しい食器棚を購入する際、古い食器棚を無料、または有料で引き取ってもらえるサービスがあります。一部の店舗を除きますが、解体せずに引き取ってもらうことができ、家具店の下取りサービスを利用する手順は、下記のとおりです。

大手家具店の下取りサービスの一覧

食器棚を含む不要な家具の引き取りサービスは、主に下記の大手家具店で行っています。

費用は0円～4,400円が相場ですが、店舗によってサービス内容や料金、条件が大きく異なるため、事前に情報収集を行うことが大切です。

2.リサイクルショップでの買い取り

まだ使用できる状態である場合、食器棚をリサイクルショップで買い取ってもらうのも方法のひとつです。主に「トレジャーファクトリー」や「ハードオフ」といった店舗で行っており、処分費用がかからないばかりでなく、ブランド品やデザイン性の高いものは買い取ってもらえる可能性があります。

買取を依頼する流れは、下記のとおりです。

3.地域の掲示板サイト経由で譲渡する

ジモティーのような地域の情報掲示板サイトを利用して、必要としている人に無料で食器棚を譲る方法もあります。地元で引き取り手を探すサービスのため、うまくいけば近所の人が自宅まで食器棚を引き取ってもらえるため、梱包や発送の手間がかかりません。

ジモティーを利用する流れは、以下のとおりです。

4.フリマアプリやネットオークションで売却する

メルカリをはじめとしたフリマアプリ、またはネットオークションを利用して、食器棚を個人間で売買する方法です。リサイクルショップよりも、自分の希望に近い価格で売れる可能性があり、自分で価格を設定できます。

希少価値のあるアンティーク食器棚や、人気のデザイナーズ家具などは、高値で売却できることもあり、出品から発送までの手順は、以下のとおりです。

5.自分で食器棚を解体して一般ごみとして処分する

食器棚の処分費用を抑える方法のひとつは、自分で解体して一般ごみとして捨てることです。木材やガラスなど、食器棚を工具で細かく解体し、一辺の長さが30cm（または50cm）を超えなければ、可燃または不燃ごみとして処分できます。

たとえば木製の食器棚を解体する際、安全を最優先に下記の手順で進めましょう。

ただし、食器棚の構造や素材によっては解体できない場合があります。自治体によっては粗大ごみ扱いになるケースもあるため、処分するときはルールを確認しましょう。

食器棚を有料で処分できる方法3選

食器棚の引き取り手が見つからないときや、自分で持ち運ぶのが面倒な場合は、自治体や引っ越し業者、不用品回収業者に処分を依頼しましょう。依頼先によって、以下のように処分費用が変わります。

（※）ミツモアで登録している不用品回収業者の平均価格を参照（2024年1月～12月）

1.自治体の粗大ゴミとして処分する

処分費用をできる限り抑えたいときは、自治体の粗大ごみ収集を利用しましょう。自治体によって細かいルールは異なりますが、食器棚のサイズが大きくない場合は解体せずに引き取ってもらえます。

申し込みから収集までには1週間〜1ヶ月程度かかる場合があり、具体的な手順は、下記のとおりです。

食器棚の粗大ごみ料金

粗大ごみとして処分する料金は、1点400円から3,000円で処分できるところがあります。不用品回収業者と比べると、数千円から1万円以上の費用を節約でき、主要都市で食器棚を処分するときにかかる費用は、下記のとおりです。

※2025年7月時点の情報です。正確な料金は、申し込みの際にお住まいの自治体へ確認してください。

公的なサービスのため、不当な料金を請求される心配がなく、安心して利用できる点も魅力です。

2.引っ越し業者に処分を依頼する

引っ越しを機に食器棚の処分を検討しているときは、引っ越し業者に引き取りを依頼することも可能です。全ての業者が対応しているわけではありませんが、主にアップル引越センターをはじめとした引っ越し業者でオプションサービスとして提供しています。

引っ越し業者に食器棚を依頼する手順は、下記のとおりです。

引っ越しの見積もり時に相談できる一方で、処分費用が引っ越し代金に含まれるのか、別途請求されるのか、見積もりの段階で明確にしておきましょう。

関連記事：引っ越しで不要な家具を処分する方法は？依頼できる業者やポイントも

3.不用品回収業者に処分を依頼する

手間をかけずに食器棚を処分したいときや、すぐにでも処分したい場合は不用品回収業者に依頼しましょう。電話やインターネットで申し込むだけで分別から解体、運び出しまですべての作業をスタッフに任せられます。

不用品回収業者に食器棚の処分を依頼する一般的な流れは、下記のとおりです。

処分費用はかかりますが、手軽さとスピーディーな対応は、ほかの方法にはない大きなメリットといえるでしょう。

実際に食器棚を含む不用品の処分を業者に依頼した利用者からは、下記の声があがっています。

引っ越し日に間に合うように食器棚を処分してもらえました

追加料金なしで食器棚も処分できたのがありがたかったです

食器棚の処分にかかる費用相場

食器棚1個にかかる処分費用は、8,200円〜17,000円です。食器棚のサイズや重量によって処分費用は、以下のように変わります。

（※）ミツモアで登録している不用品回収業者の平均価格を参照（2024年1月～12月）

ただし業者に解体を依頼すると1個あたり1,200円、階段を昇り降りする場合は1,100円〜7,500円の追加料金がかかる場合があるので、値段の安さだけで業者を選ばないようにしましょう。

食器棚を含む不用品を引き取ってもらえる業者を探す際、1社だけでなく、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。参考までに東京や大阪など、地域でサービスを提供する業者例を紹介します。

このほかにも、食器棚をはじめとした不要な家具・家電を処分してもらえる地域密着の不用品回収業者があります。ぜひチェックしてみてください。

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