食器棚の正しい処分方法。ニトリの引取サービス、無料処分、業者、全てご紹介！

大型家具である食器棚はどうやって処分すればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

「食器棚って何ゴミ？解体して捨てないといけないの？」「まだきれいで使えそうだからそのまま捨ててしまうのはもったいない・・・」

という方のために、食器棚の捨て方や売る方法、回収業者の選び方などを解説していきます！

【食器棚の処分方法】それぞれのメリット・デメリットを比較！

食器棚を処分する方法を6通りまとめてみました。それぞれメリットやデメリットがあるので、自分に合った方法を選びましょう。

【自力で運んで安く処分】自治体で粗大ゴミに出す

食器棚は基本的には「粗大ゴミ」です。自治体で粗大ゴミを処分する際は、「戸別収集」もしくは「持ち込み」という2つの方法があります。それぞれの方法と、費用を確認していきましょう。

粗大ゴミとして処分する方法【戸別回収】

食器棚を家から出し、運べるのであれば自治体の戸別回収がおすすめです。

ただし、東京都では65歳以上の高齢者や身体に障害があって荷物を運び出すことが難しい方を対象に、粗大ゴミの運び出し収集を行っています。インターネットでは申し込むことができないので担当事務所に問い合わせてみましょう。

回収日は月一度の地域もあり、処分には時間がかかる可能性があるので注意が必要です。

粗大ゴミとして処分する方法【持ち込み】

食器棚を家から持ち出し、車に積んで運べるのであればゴミ処理場やクリーンセンター に直接持ち込むと安く処分できます。

ゴミ処理場では毎週、同じ時間に粗大ゴミ処理を受け付けていることが多いです。持ち込む前にお近くのゴミ処理場の受付時間を調べましょう。

計量の際の料金は「◯◯kgごとに□□□円」というところが多く、相場は10kgごとに200円程度です。

粗大ゴミとして処分する際の費用

「戸別回収」の場合は、400〜2400円、「持ち込み」の場合はその半額の200〜1200円で処分することができます。自分でゴミ処理場までもっていく労力はかかりますが、なるべく費用をおさえたい方には「持ち込み」がおすすめです。

各地域や大きさによっても費用がかなり異なるので、お住まいの役場に問い合わせて費用を確認しましょう。

燃えるゴミとして処分するなら解体が必要

木でできている食器棚は、分解してネジなどの金属やガラスを外せば「燃えるゴミ」として処分できます。普段の燃えるゴミと一緒に出せば良いので、費用は一切かかりません。

ただし、「燃えるゴミ」として処分する場合は、縦横高さがそれぞれ30cm未満になるまで小さくしなければなりません。大きな食器棚を解体してそこまで小さくするのは大変です。

また解体時にはのこぎりやハンマーを使わなければならず怪我の恐れもあるので、解体して燃えるゴミに出す方法はオススメしません。

【とにかくラクに処分】不用品回収業者・引っ越し業者・家具店に依頼

食器棚を粗大ゴミとして処分しようとすると、回収までに時間がかかったり自力で大きな食器棚を集荷場所まで運ばないといけなかったりと非常に面倒ですよね。

このような面倒を避けたい人は、不用品回収業社や引っ越し業者に食器棚の処分を依頼すると運び出しまで行ってくれます。

ここでは不用品を引き取ってくれる業者の種類やサービス内容、費用相場などを解説していきます。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば家からの運び出しも行ってくれます。大きくて自分で運べない食器棚は、不用品回収業者に依頼して回収してもらうのが一番楽な方法でしょう。

また、引っ越しが差し迫っていてなるべく早く処分したいという場合には即日対応してくれる不用品回収業者もあります。

食器棚だけを処分する場合、費用の相場は3,000円～10,000円です。

また、引っ越し時に荷物の整理をしていると食器棚以外にも不用なものが出てくることがあるでしょう。そのような場合は食器棚と一緒に他の不用品も引き取ってくれるので便利です。結果として料金の総額が、1つ1つ不用品を粗大ゴミに出すよりもお得になる可能性があります。

正確な料金を把握するためにも、依頼前には必ず見積もりを取るようにしましょう。

信頼できる業者の選び方

業者の中には回収した不用品を不法投棄したり、依頼後に最初の見積もりよりもはるかに高い料金を請求したりするところもあるので注意が必要です。

信頼できる不用品回収業者を選ぶためにも以下のポイントを必ずチェックしましょう。

後で業者とトラブルになるのを避けるために書面やメールでのやり取りを徹底することも大切です。また見積もりは最低3社は出して料金を比較するようにしましょう。

見積もりに関しては、ミツモアがおすすめです。最大５社から見積もりが届き、チャットで自分の都合にあう不用品回収業者を見つけることができます。

ミツモアで不用品回収を依頼する！

引っ越し業者に引取依頼をする

引っ越しを機に食器棚を処分したい場合は、引っ越し業者の不用品引き取りサービスを利用するのもよいでしょう。当日の申し込みは受け付けていない所が多いので事前に依頼しておくことが必要です。

料金については無償で処分してくれるところもあれば処分費と言う名目で料金が発生する場合もあるので注意しましょう。食器棚1つ1000円程度で処分してくれるようであれば自治体の粗大ゴミに出すのと変わらないので処分してもらってもいいかもしれません。

• ハート引っ越しセンター

ハート引っ越しセンターでは、引っ越しの際に、家具の無料または有料引き取りを受け付けています。

引き取り条件は購入から５年以内です。契約の際に相談しておきましょう。

• アップル引っ越しセンター

アップル引っ越しセンターでは引越しと一緒に不用品の買取・引き取りを依頼することができます。

引き取れない品物はほとんどなく、大手リサイクル会社と協力することで高額買取を実現している点が魅力です。

新品を購入した店舗で引き取ってもらう

大手家具会社のニトリやナフコなど、そのお店で新品の家具を購入した場合に不要な家具の引き取りサービスを提供しているところもあります。

例えばニトリでは購入した商品と同数・同等の商品を引き取ってもらうことが可能です。引き取ってもらう家具はニトリの製品以外でも問題ありません。料金は1注文につき一律4,400円（税込み）となっています。

ただし、買い替え時限定のサービスで、「引き取りのみ」は受け付けていないので注意しましょう。

【無料で処分したい】リサイクルショップ・フリマアプリで売る

ここまでは有料で処分する方法を紹介してきましたが、お金をかけずに処分したいと思われている方も多いでしょう。また、まだ使える状態の食器棚ならそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。

そんな時にはリサイクルショップやフリマアプリを利用するのがおすすめです。それぞれの利用方法や高く買い取ってもらえるコツを紹介します。

リサイクルショップで売却する

リサイクルショップでは、出張買取を行なっている所が多く、自力では運び出せない食器棚も運び出してくれます。その上、売上金も得ることができるのでオススメです。

オススメのリサイクルショップは以下の２社です。

• OFF HOUSE

OFF HOUSEでは出張買取、店頭買取を行っています。ノーブランドでも買取してくれるので、まずはお近くの店舗に問い合わせてみましょう。

• トレジャーファクトリー

トレジャーファクトリーは日本全国に店舗があり大型家具や家電、服など様々な商品を扱っています。店頭買取、出張買取どちらも利用可能です。

高く買い取りしてもらいやすい食器棚とは

せっかくリサイクルショップに売るなら少しでも高く買収してもらいたいですよね。高く買取してもらいやすい食器棚とはどんなものなのかを業者さんに聞いてみました。

ノーブランドよりブランド物の方が査定額は確実に高くなります。状態の綺麗さや、カビに関しては、掃除をして少しでも良い状態にしておくことが大切です。

売却を検討している方は、日頃から綺麗に食器棚を使用することを心がけましょう。

フリマアプリへ出品する

自分で売却料金を決めたい場合はメルカリ、ラクマなどのフリマアプリを利用するのがおすすめです。またフリマアプリを使えば自宅から全国に向けて販売することができます。

フリマアプリで売却する際は、購入者とのトラブルを避けるため、商品説明をなるべく詳細に記載し写真は嘘偽りないものを使いましょう。また食器棚のような大きな家具を配送する場合は送料が高額になります。出品者と購入者のどちらが送料を負担するのかもよく考えるようにしましょう。

メルカリでの発送は、「大型らくらくメルカリ便」がおすすめです。食器棚は10,746円で発送することができます。値段は高いですが、梱包や運び出し、設置まで全て行ってくれる点がメリットです