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神棚は一般ごみとして処分できる?正しい処分の方法を紹介

最終更新日: 2024年06月28日

不要になった神棚を処分するとき、そのまま一般ごみとして処分してもよいものか、悩む人は多いでしょう。神棚を一般ごみとして処分できるかどうかから、具体的な処分方法まで解説していきます。また依頼する業者の選び方も紹介します。

神棚を処分するタイミング

神棚

神棚の処分が必要になるのは、どのようなタイミングなのでしょうか。神棚を処分する代表的なシチュエーションを紹介します。

神棚の寿命は5〜10年ほど

無垢材で作られるケースが多い神棚の寿命は5〜10年ほどが目安と仏壇に比べて短めです。使っているうちに少しずつ傷んだり壊れたりと、老朽化していきます。

神棚は神様が宿る場所といわれ、きれいな状態で保つのが理想的とされています。神棚が老朽化したり、汚れたりしたときは買い替えのタイミングです

寿命以外の神棚を処分するタイミング

他にも神棚は人によって、さまざまな買い替えのタイミングがあります。

例えば引っ越しや自宅のリフォームをしたときや、新たな気持ちで再スタートを切りたいとき、気分を入れ替えたいときなどに神棚を新調します

また20年に1度の伊勢神宮の式年遷宮に合わせて、神棚を新調する人もいます。その場合には元の神棚よりも、少し大きな神棚にするのがよいとされます。

実家がなくなり他の遺品と一緒に、神棚の処分が必要になるケースもあるでしょう

神棚を自治体に処分してもらう方法

神棚

神棚を一般ごみとして自治体に処分してもらう場合は、どうすればよいのでしょうか。一般ごみとして処分できないケースも含めて、自治体での取り扱いを紹介していきます。

多くの場合は粗大ごみとして処分

神棚は長辺が30cm以上あるものがほとんどのため、粗大ごみとして処分する場合がほとんどです。

粗大ごみの場合は電話か自治体のホームページで収集の申し込みが必要です。その後は粗大ごみ処理シールを購入し、収集日時になったら指定場所に出します。

小さいサイズであれば可燃ごみとして処分

粗大ごみに該当しない小さいサイズ(長辺30cm未満の自治体が多い)では、一般ごみとしての処分が可能です

木製の神棚であれば、可燃ごみとして出すのが一般的ですが、細かいルールは自治体ごとに異なります。

自治体が神棚の処分そのものを受け付けていない、というケースもゼロではありません。

あらかじめ住んでいる自治体ごとのルールを確認してから、処分するようにしましょう。

一般ごみとして処分できないケースもある

神主さんに「魂入れ」をしてもらった神棚には、神様やご先祖様が宿っているとされます。神聖な神棚をごみとして処分してしまうのは、信仰上あまり好ましい行為ではありません

然るべき方法で祈祷とお焚き上げを行い、魂を抜いた上で処分する必要があります

このような魂抜きの儀式は、自治体には依頼できません。魂入れをした神棚については、一般ごみとは異なる方法での処分が必要です。

自治体以外で神棚を処分する方法

神棚と鳥居

魂入れされている神棚の処分には、どのような方法があるのでしょうか。魂抜きをした上で処分ができる、代表的な方法を

つ紹介します。

【正式な方法で処分したい人向け】神社に持ち込み

処分したい神棚を神社に持っていくと、魂抜きの儀式をした上で、正しく処分してもらえます。神棚の処分として正式な方法といえるため、他の方法で処分するのは気が引ける場合におすすめです。

多くの神社では、祈祷やお焚き上げなどに立ち会う必要はなく、持ち込むだけで処分が完了するのもうれしいポイントでしょう

費用は5,000〜10,000円ほどです。神社によっては、お焚き上げを行っていないケースもあるため、持ち込む前に確認をしておきましょう。

【買い替え時におすすめ】神棚の販売店に引き取ってもらう

神棚を専門に扱っている販売店に、神棚の引き取りを依頼するという方法もあります。近くに神棚の処分を行ってくれる神社がない場合に、利用するといいでしょう。

信頼のできる専門的なお店であれば、神社での供養まで済ませた上で、処分してくれるので安心です

神社への仲介料金が発生する分、費用はやや割増になります。お店や神棚のサイズによって異なるものの、20,000〜60,000円ほどが相場です。

ただしその販売店で神棚を購入する場合には、格安または無料で処分ができるケースもあります。新しい神棚の購入を検討しているのであれば、まずは相談してみましょう。

【故人の神棚処分】遺品整理業者に依頼をする

亡くなったご家族が残していった神棚であれば、他の遺品と一緒に、遺品整理業者に処分を依頼することが可能です。

良心的な遺品整理業者であれば、神棚を含む遺品は全て丁寧に扱ってくれるため、安心して処分を任せることができます。また神棚だけでなく他の遺品についても、まとめて供養を行ってくれるのが特徴です。

遺品整理業者では合同供養の形式を取っているため、遺品に神棚が含まれている場合でも、追加料金が発生しません。とはいえ合同供養の内容は個別供養と変わらず、しっかりと魂抜きをした上で処分ができます。

加えて不用品回収業者と同様、取り外しから運搬までを任せられる点もメリットです。

【手間を省きたい人向け】回収業者に依頼をする

不用品回収業者のなかには、回収した神棚の魂抜きを行っている業者もあります。そのような業者に依頼をすれば、持ち込みなどをする必要もなく、簡単に神棚を処分可能です。

連絡すればすぐに訪問してくれるケースもあり、取り外しから運搬まで、全てを任せられます特に高い位置に神棚を設置している場合、自分で取り外そうとして転落する危険がないため安心です。

また他に捨てたいものがあるときは、割安料金でまとめて引き取ってもらえるのも、うれしいポイントです。不用品の種類や状態などの制限もほとんどありません。

費用は魂抜きをしないなら数千円から、魂抜きをする場合には数万円ほどが相場です。

信頼できる業者の選び方

カメラ目線で微笑むスーツ姿の若い男性

数ある不用品回収業者や、遺品整理業者から信頼できる業者を選ぶには、具体的にどのような方法を取ればよいのでしょうか。悪徳業者とのトラブルを避けるために、信頼できる業者の選び方を紹介します。

相見積もりを取るのがおすすめ

信頼できる業者を選ぶなら、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」がおすすめです。複数業者の料金体系やサービスを比較できるため、業界事情に詳しくなくても、悪徳業者か否かの判断がしやすくなります。

相見積もりでチェックすべきポイントは、料金・サービス内容・資格の有無、口コミなどです。

関連記事:優良な不用品回収業者の選び方|確認すべきポイントや悪徳業者の特徴|ミツモア

相見積もりは信頼できる業者を探すのに便利なものの、時間と手間がかかります。業者を探す時間が取れなかったり、面倒な作業が嫌いだったりすると、かなりの負担になるでしょう。

ミツモアなら最短2分で終わる簡単なアンケートに答えるだけで、最大5社からまとめて相見積もりが取れます。

ミツモアで不用品回収業者に依頼する

負担のかからない方法で神棚を処分しよう

神棚

神棚は一部の自治体を除けば、基本的に粗大ごみもしくは可燃ごみとして処分が可能です。しかし魂入れをしている神棚の場合には、祈祷やお焚き上げなど、然るべき供養を行った上での処分が望まれます

神社に持ち込めば、正式な方法で魂抜きも含めて神棚の処分を任せられます。近くに神社がないときは、郵送を受け付けている神社を探すか、神棚の専門業者に引き取りを依頼するのも一案です。

また他にも処分したいものがあるなら、不用品回収業者か、遺品整理業者に依頼をするのが便利です。

不要になった神棚は、できるだけ負担のかからない方法で、正しく処分するようにしましょう

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

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忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

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ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

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各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

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不用品回収サービスとは? 

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて