ワインセラーの処分方法は？買い取り・業者探しの注意点も紹介

家電として扱われるワインセラーは粗大ごみとして処分することができません。ここでは家電リサイクル法に沿った処分の仕方や、費用、注意点などを紹介します。

ワインセラーは冷蔵庫に分類され、粗大ごみにはできない

サイズの大きいワインセラーは粗大ごみとして処分すれば良いだろうと考える人もいると思います。しかし前述した通り、ワインセラーは粗大ごみとして処分することができません。

家電の中でも冷蔵庫に分類されるワインセラーは、家電リサイクル法の対象品目になります。冷蔵庫のほか、エアコン・テレビ・洗濯機が対象です。

家電リサイクル法とは、廃棄物量の減少や資源の有効活用推進を目的として、1998年に交付、2001年に施行された法律です。対象となる家電は小売業者による引き取りや、製造業者によるリサイクルが義務付けられています。

リサイクルする場合、消費者(排出者)が収集運搬費用や、リサイクル料金を負担することになります。基本的に近くの家電量販店でリサイクル料金を支払って引き取ってもらうことが多いです。

指定取引場所が近くにある場合は、自分で持ち込むのも1つの方法です。運搬費用がかからないため、費用を抑えて処分することができます。

お住まいの地域の指定取引場所は一般財団法人家電製品協会の検索ページで探すことができます。

ワインセラーの主な処分方法6つ｜費用やおすすめの状況を比較

粗大ごみとして捨てられないワインセラーですが、自治体の処分場に持ち込む以外にも処分方法はあります。主な処分方法を比較してみましょう。

処分方法①｜リサイクルショップや専門業者に買取を依頼

ワインセラーを処分する場合、ごみとして処分してしまう前に、専門の業者に買取を依頼するのがおすすめです。まずは買取の査定を依頼して、値段が付くかどうか確認するのがよいでしょう。

買取は基本的に状態の良いものしか受け付けてもらえません。買取してもらえない場合、持ち込みの手間が無駄になってしまうこともあるので、処分予定のワインセラーの状態によって検討しましょう。

高く売れるワインセラーの条件

買取に出す際に気になるのは、「どのくらい値段が付くのか」という部分ではないでしょうか。ワインセラーの買取相場は以下の通りです。

ワインセラーの中でも売れやすいのは、コンプレッサー式です。冷却機能に優れていて、電気代も安く済ませることができるため、高く売れる傾向にあります。

またメーカーによっても買取価格は変化します。特に高値が付きやすいメーカーも下記の通りです。

基本的に状態のいいものが売れますが、人気メーカーのワインセラーであれば中古品の需要が高いため高く売れやすいです。

電化製品のワインセラーは年式が古くなると価値が下がって行きます。使っていないワインセラーは早めに売却するのがおすすめです。

処分方法②｜家電量販店で引き取りを依頼

ワインセラーの買い替えを検討している人は、家電量販店の引き取りサービスの活用がおすすめです。

多くの販売店や製造メーカーでは、家電リサイクル法の対象品目の引き取りサービスを行っています。購入した店舗ではなくでも、1度問い合わせをしてみると良いでしょう。

また新しいワインセラーを購入する場合は、古いワインセラーの下取りをしてもらうのも1つの方法です。下取りを行えば、回収の申し込みから支払いなども1度に済ませることができます。

引き取りサービスには、収集運搬費用やリサイクル料金がかかることを理解しておきましょう。

大手家電量販店の引き取り状況

ここで大手家電量販店のワインセラー引き取り状況を比較してみましょう。

処分方法③｜自治体の指定取引場所に持ち込む

リサイクルのためには自治体が指定する処分場に持ち込む必要があります。そのため少し手間がかかりますが、費用をおさえることができます。少しでも安くワインセラーを処分したいと考えている人におすすめです。

リサイクルの手順

ワインセラーをリサイクルする際にはどのような手順で行えばよいのでしょうか。一般的な手続き方法をご紹介します。

リサイクル料金はメーカー、機種によって異なるため事前に調べておきましょう。家電製品協会のサイトから検索することができるので、メーカーと機種を調べた上で検索してみましょう。

処分方法④｜ネットオークションやフリマアプリで出品

フリマアプリやネットオークションでワインセラーを出品すれば、自分で売価を決めることができます。

リサイクルショップで値段が付かなかったものでも、売れる可能性があります。人気メーカーでなくてもまだ使えるワインセラーを手放す場合は、出品してみるのも1つの方法です。

ただし買い手が付かない場合は、処分するのに時間がかかってしまうため、急いで処分したい人は注意しましょう。

処分方法⑤｜不用品回収業者に依頼

とにかくラクに処分したい場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。

運び出しや運搬が困難なワインセラーでも、業者に依頼することで簡単に安全に処分してもらえます。また多くの業者が即日対応可能なため、急ぎの処分でも安心して任せられますよ。

回収の費用はかかりますが、買取にも対応した業者に依頼すれば、買取価格と回収費用を相殺することが可能です。

不用品回収であれば、多くの不用品をまとめて回収できるため、ワインセラー以外にも処分したいものがある場合にも便利な処分方法でしょう。

悪徳業者に注意しよう

不用品業者の中には不法投棄や不当な高額請求をしてくる悪徳業者もいます。

安心してワインセラーを回収してもらうためにも、業者選びには十分に注意しましょう。以下の悪徳業者の特徴を参考に業者を探してみてください。

処分方法⑥｜ジモティで譲る

地域のインターネット上の掲示板「ジモティ」で募集をかけてワインセラーを譲渡するのも1つの方法です。

条件を設定して引き取り手を探すことができるため、受け渡しなどのやりとりもスムーズに行えるでしょう。

ただし個人間で取引を行うため、受け取りを急遽キャンセルされたりと受け渡しにトラブルが発生する事例もあるので注意しましょう。