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羽アリに似た虫の正体が明らかに!駆除方法や羽アリの種類も解説

最終更新日: 2021年04月26日

虫によって発生源や駆除方法が異なります。羽アリに似ている虫は多数いるため、駆除する前に見分けることが大切です。

羽アリに似た虫の種類を中心に解説していきます。また羽アリの代表的な虫の種類や対処方法についても紹介します。

羽アリに似た虫の種類

アリ

室内の隅などで見かける「羽アリ」は、時期によってはシロアリの可能性があり、決して油断できません。しかし羽アリに似た虫も存在するため、冷静に対処することが大切です。

まずは羽アリに似た虫を紹介していきます。

キノコバエの特徴

ハエの仲間である「キノコバエ」は細くて黒い胴体をしており、一見すると羽アリと間違えてしまいやすいです。噛んだり刺したりすることはなく、人に直接被害が及ぶことはありません。

ただし観葉植物の土壌に産卵する習性があり、放っておけば大量発生してしまいます。

高温多湿な環境を好むため、特に梅雨から夏にかけての季節は要注意です。蒸し暑い時期に発生しやすいので、夏に無数の羽を持った虫を見かけたら、キノコバエを疑いましょう。

メイガの特徴

「メイガ」は蛾の仲間ですが、羽を閉じた状態が羽アリに似ているため、よく間違われる害虫です。数多くの種類が存在し、中にはお米や小麦粉、加工品など食べてしまうものもいます。

食害の被害をもたらすのはメイガの幼虫ですが、成虫期に食品に産卵をするので、見かけたときは早めに対処しましょう。

また成虫のメイガの外見は羽アリに似ていますが、蛾特有の鱗粉を持っています。よく観察すれば判断は難しくないはずです。

アリガタバチの特徴

蜂の仲間である「アリガタバチ」は名前にもあるとおりアリに似た外見をしています。

雌は羽を持っておらず、頭部と顎の形はアリとそっくりですが、腹部の形が微妙に違います。雄は羽があるので、羽アリと間違えてしまう人もいるでしょう。

また体長1.5〜2.5mmの小さな体も、見間違える要因といえます。雌は身を守るために毒針を持っており、刺されると腫れたり化膿したりするので、不用意に触れないようにしましょう。

羽アリに似た虫の駆除方法

殺虫剤と羽虫

羽アリに似ている虫はハエや蛾、蜂などさまざまな種類が存在し、効率的な駆除方法も異なってきます。

ここからは種類別の駆除方法を紹介していきます。

キノコバエの駆除方法

室内で発見した「キノコバエ」は、観葉植物などに使用している土壌が発生源の可能性が高いです。

成虫のキノコバエは有機物が豊富に含まれる土壌に産卵するので、短いサイクルで繁殖を繰り返します。そのためキノコバエの数を減らすためには、発生源となる観葉植物の土壌を見直すのが大切です。

例えば土の表面を無機質の土に変えるだけでも、幼虫の養分がなくなるため繁殖を抑えることができます。赤玉土・鹿沼土・バーミキュライトが代表です。ホームセンターで買い求めましょう。

またキノコバエは高温多湿な環境を好むので、観葉植物を風通しのよい場所に移すのも対策になります。

ほかにもコバエ対策用の防虫スプレーを、定期的に散布するのも効果的です。1回の噴射で部屋を飛び回るキノコバエを一掃できます。

メイガの駆除方法

メイガの幼虫はお米や小麦粉を食べてしまうため、早めの対策が重要になってきます。

成虫は産卵場所となる食品近くに集まりやすいので、お米・小麦粉・加工品などを保存している棚を定期的にチェックしましょう。見つけた場合は食品にかからないよう注意しながら、殺虫剤を噴射すれば駆除できます。

ただし食品の中に発生した幼虫は駆除が大変です。食品を廃棄してしまうのが確実で早い駆除方法ですが、もったいないと感じる人も少なくないでしょう。

メイガの幼虫は日光を嫌うので、食品を天日干して追い払うのが効果的です。またお米に住み着いている場合は、水洗いすれば幼虫が浮くため簡単に取り除けます。

アリガタバチの駆除方法

アリガタバチは「シバンムシ」「カミキリムシ」「ナガシンクイムシ」など、他の虫に寄生して繁殖する特徴あります。そのためアリガタバチを駆除するためには、寄主の発生を防ぐ必要があるのです。

例えばシバンムシは食品に発生しやすいので、侵入されないよう密閉容器を活用しましょう。食べカスやほこり、髪の毛などは虫のエサになるため、常に部屋を清潔に保つのも対策になります。

無害な羽アリの種類

無害な羽アリ

ひと口に羽アリといっても、無害な種類も存在します。直接的な被害を与えることはありませんが、商品や家財に影響が出る場合もあります。

以下で紹介する特徴の虫を見かけた場合は、落ち着いて対処していきましょう。

イエヒメアリの特徴

「イエヒメアリ」は北海道以外の日本各地に生息するアリで、全長約2mmと比較的小さな体が特徴です。

壁内・モルタルの裂け目・ふすま・たんす・木箱・押入れ・床板の間・ダンボールなど、あらゆる場所を利用して巣を作るため、家の中でもよく見かけるアリでもあります。

繁殖力が高い上に、さまざまな食品をエサとするので、早めに駆除するのが無難です。暖かくなる3月から発生し、7〜9月がピークとなります。数を増やさないよう春ごろには対策を講じましょう。

例えば市販されている「毒餌」を活用すれば、手間をかけずに無数のアリを駆除できます。

キイロシリアゲアリの特徴

屋外に生息する「キイロシリアゲアリ」は光に集まる習性があるため、羽アリのキイロシリアゲアリが屋内に侵入します。

繁殖期を迎える9〜10月に羽アリは発生するため、秋ごろは要注意です。またエサを求めて働きアリが室内に迷い込む場合もあり、春や夏の時期も見受けられます。

全体的にオレンジ・黄色の体色を帯びており、体長は2mmほどの小さな体が特徴です。巣の場所を特定するのは困難なため、働きアリを駆除する場合は毒餌が効果的です。

また羽アリの発生は一時的なものですので、エアゾールタイプの殺虫剤で一掃すれば来年まで発生する可能性は低いでしょう。

有害な羽アリの種類

シロアリの巣

害虫の代表格であるシロアリも、繁殖期になると羽アリが屋内に発生します。近くに新たな巣を作る場合もあるので、被害が大きくなる前に手を打ちましょう。

ここでは主なシロアリの特徴を解説します。

ヤマトシロアリの特徴

シロアリの仲間である「ヤマトシロアリ」の羽アリは、名前に反した黒褐色をしているのが特徴です。

全長が1cmにも及ぶ個体もあり、4〜5月の午前から日中にかけて発生します。大きな羽アリを室内で見かけたときは、家の何処かにヤマトシロアリの巣がある可能性を考えましょう。

ヤマトシロアリは湿度の高い場所を好み、木材をエサとしています。繁殖力が高く、ひとつの巣で2〜3万匹もの数に及ぶ場合もあるほどです。

放っておけば床下や天井の木材が食害に遭い、規模によっては大規模な修繕工事を余儀なくされるかもしれません。

またヤマトシロアリは臆病な性格をしています。好戦的ではなく、人に見つかったときはすぐに逃げていきます。駆除を逃れたヤマトシロアリが散らばり、新たな巣を作る危険性があるため、駆除は慎重に行いましょう。

イエシロアリの特徴

「イエシロアリ」は高い繁殖力を持ったシロアリの仲間です。巣によっては10〜100万匹までコロニーが成長することもあり、食害の被害が広がるスピードも桁違いです。暖かい地域を好むため、生息地は千葉県以西の海岸地域となっています。

イエシロアリの羽アリは黄褐色の体に、乳白色か淡黄色をした羽が特徴です。6〜7月の夕方から夜の時間帯に巣から出てきて、飛び立ってきます。

イエシロアリの羽アリの発生は巣が近くにある証拠ですので、食害が進む前に専門業者へ駆除の相談をしましょう。

有害な羽アリの駆除方法

掃除機でアリを退治

シロアリは羽アリの中でも危険な存在です。繁殖力の高い種類も多いので、発見したその場で駆除したいところです。羽アリは発生してから数日で飛び立っていき、周辺に新しい巣を作る可能性もあります。

ここからは有害な羽アリの駆除方法を紹介しましょう。

掃除機で吸い取る

殺虫剤が使えない場面では、掃除機が有効な駆除方法になってきます。シロアリの体は柔らかく、掃除機の吸引時の圧で死滅させることができるためです。

掃除機の紙パックを取り出す際に、羽アリが飛び出してこないか不安な人は、掃除機の中に殺虫剤を散布しておくのも手です。

ただし完全に死滅するとは限りませんので、駆除が済んだら紙パックをすぐに交換するのも忘れないようにしましょう。

粘着テープで取る

掃除機が入らない狭い場所に発生した羽アリには、粘着テープを活用しましょう。粘着力のあるテープなら、スムーズに一掃できるはずです。

手身近なものとしてガムテープがありますが、中には粘着力の弱いタイプもあるので使う際は注意しましょう。また羽アリにできる限り触れたくない人は、持ち手の付いた掃除用の粘着テープがおすすめです。

さらに粘着テープは羽アリの侵入経路を防ぐ際にも活用できます。床の小さな穴やタイルのわずかなひび割れから出入りするので、応急処置としてふさいでおきましょう。

ビニール袋を使う

シロアリの羽アリは短時間で発生し、屋外へ飛び立っていきます。そのため駆除できるタイミングを見逃してしまう可能性が高いです。

ビニール袋であらかじめ、窓枠や框(かまち)などの発生しやすい箇所を覆っておきましょう。事前にビニール袋をかぶせておけば、羽アリが大量発生しても一網打尽にできます。

駆除も簡単で、羽アリがたまったビニール袋の口を結んで捨てるだけで済みます。

自分で難しい場合は業者へ依頼を

羽の生えたシロアリを駆除しても、大半のシロアリは依然として巣の中に潜んでいます。シロアリを完全に駆除するのは極めて難しいため、害虫専門の駆除業者へ依頼しましょう。

シロアリ駆除の相場は地域や平米数、サービス内容によって異なってきます。完全に駆除できたとしても、数年後にはわずかに生き残ったシロアリが再び巣を作ることも少なくないため、アフターフォローが充実した業者を選ぶのが大切です。

ミツモアなら複数の業者で簡単に見積もりを取れますので、スムーズに自分に合った業者を見つけ出せます。

羽アリと似た虫を見分けよう

羽アリに似た虫

羽アリに似た虫としてキノコバエ・メイガ・アリガタバチが挙げられるので、見間違えないように注意しましょう。種類によって発生場所や駆除方法が異なってくるためです。

また羽アリであっても、危険性の低いアリもいれば、シロアリなどの害虫も存在します。シロアリの羽アリを発見した場合、床下や壁に巣ができている可能性も否定できません。

掃除機や粘着テープで駆除するだけでは根絶は難しいため、状況次第では害虫専門の業者に相談しましょう。

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