現在の日本では、成人した方を祝う行事、『成人式』が執り行われています。
式の何ヶ月も前から袴や振袖を決めたり、前撮りを撮ったり…と、準備する期間も楽しくてワクワクする時間となりますよね。
でも、問題は早生まれの方。きっと式当日にはまだ19歳だという方が大半でしょう。その場合、成人になっていなければ式には参加出来ないのでしょうか?
そんな早生まれの成人式について、注意点などをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
早生まれはいつ生まれた人を意味するのか
同級生の中でも、誕生日によって「早生まれ」と「遅生まれ」に分かれますよね。あなたは双方の正しい意味をご存知ですか?
漢字だけで判断すると、“学年の中で誕生日が早い人=早生まれ”、“誕生日が遅い人=遅生まれ”とイメージできます。
しかし、実はこれはまったく正反対で、しかもその区切りは明確に日にちまで決められているんです。
早生まれは1月1日~4月1日生まれのこと
早生まれとは、『1月1日~4月1日』に生まれた方を言います。でも、なぜ区切りが3月31日ではなく、4月1日なのかと疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこれは、学校教育法で定められている、「小学校入学の条件」が関係しています。その条件とは、簡単に言えば“6歳の誕生日の後に来る4月1日を迎えたら”ということ。
つまり、4月1日に生まれた方は、その翌年の4月1日が来なければ小学生にはなれないんです。そのため、一学年の括りは「4月2日~翌年4月1日生まれ」となるため、早生まれもこのような定めとなっています。
1年の中で早い時期に生まれるから早生まれ
でも、学年の中ではむしろ誕生日が遅い方なのに、なぜ「早生まれ」というのでしょうか。
これは、“学年の中”ではなく、“1~12月の年単位”で見て区別されているためです。
例えば、3月生まれ(早生まれ)と4月生まれ(遅生まれ)で比べると、新年が明けてから先に誕生日が来るのは3月生まれの方ですよね。
遅生まれ | 4、5、6、7、8、9、10、11、12月 |
早生まれ | 1、2、3月 |
そして、年単位で見てみると、3月生まれは一学年上、4月生まれは一学年下になることからも、この呼び方の意味をよく理解できます。
では、なぜ早生まれ・遅生まれと区切られるようになったのか。それには、『数え年』という言葉が大きく関係しているんです。
早生まれの由来は数え年
現在は、一般的には生まれた日を「0歳」とし、「翌年の誕生日」が来たら1歳年を取る、という『満年齢』で年齢を数えますよね。
ですが、一昔前までは、生まれた日を「1歳」とし、「正月」が来たら年を取る、という『数え年』が主流でした。
そして、その数え年を用いると、小学校入学は以下のようになります。
- 早生まれ・・・数え年7歳
- 遅生まれ・・・数え年8歳
昔はそれぞれ、同年齢の中で小学校に入学するのが早いグループを「早上がり」、遅いグループを「遅上がり」と呼んでいました。
しかし、満年齢の考えが広まり数え年の習慣がなくなるにつれ、早生まれ・遅生まれと言葉も変わっていったのです。
成人式の歴史や日付について
冠婚葬祭の“冠”は、成人式を表しています。ということは、この成人式にも大昔からの歴史や由来がありそうですね。
そんな成人式について深く知ることができれば、式当日がより一層大切な1日となるのではないでしょうか。
人生の中でたった一度しかない成人式。そんな特別な1日を、さらに有意義な時間としてみましょう。
オリジナルは大昔の通過儀礼
成人式は、大昔の通過儀礼が始まりです。男子と女子でそれぞれ儀式が異なりますが、どちらも成人を祝うものでした。
まずは、男子が行った「元服(げんぷく)」という儀式。これは、数え年で12~16歳の男子が服装を大人のものへと改め、大人の髪型に結い直した儀式のことです。
一方、女子は、腰から下にまとう衣服、裳を身につけ、髪型を結い上げる「裳着(もぎ)」という儀式が行われました。
こちらも年齢は、数え年の12~16歳。今は20歳が成人になる節目ですが、昔はそれよりもずっと若い年齢だったんですね。
現在の成人式は戦後から始まった
それが今のような成人式になったのは、第二次世界大戦後のこと。
戦争に負け、国中が深い悲しみを負っている最中、埼玉県の蕨町で「青年祭」が行われました。
「明るい未来に向け、これからの日本を担う若者を励まそう!」と企画されたこのお祭りは、後に全国に広がり、1949年の1月15日に正式に「成人の日」として定められたのです。
この日付は、成人式の由来となる元服の儀が行われた日にちにあります。元服は、新年最初の満月の日に行われたのですが、それが旧暦の1月15日。
現在の暦ではこの日が満月になるとは限りませんが、始まりは昔からの歴史が受け継がれたものだったのですね。
成人式の日付は毎年変わる
しかし、それからまた歴史が変わり、現在は1月の第2月曜日が成人の日となっています。
このように変更されたのは、つい最近の2000年のこと。これは、祝日と週休2日をつなげて3連休以上の日を増やそう、という「ハッピーマンデー制度」によるものです。
なので、9日だったり、12日だったり…と、その年によって成人の日の日付が変わるので、「自分の年はいつだろう?」と悩んでしまう方も多いですよね。
ただ、自治体によっては成人の日に成人式が行われるとは限りません。この日にとらわれすぎず、忘れずに事前に確認しておくと安心ですね。
早生まれの人はいつ成人式に出席する?
成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としています。
その“おとなになる”ということですが、日本では『満20歳になったら』と定められていますよね。では、20歳前の早生まれの方は成人式には参加できない、ということなのでしょうか。
遅生まれの同級生と同じ年でOK
20歳にならなければ成人式に参加できないとすると、早生まれの人は残念ながら参加できないということになってしまいますね。
そうなると、同級生と一緒ではなく、一つ下の学年の人たちと成人式を迎えることになりますが、本当にそうなのでしょうか。
この答えは、成人式は20歳になっていなくても参加できます。つまり、同級生と一緒に成人の仲間入りを祝うことができるんです。
中には、中学卒業以来会えていなかったという友人もいることでしょう。そのような親しい友人たちとの久々の再会も成人式の醍醐味ですよね。
学齢方式の成人式はつい最近から
しかし、このように学年で区切られるようになったのは、成人の日が第2月曜日へと変更された2000年以降のことです。
それまでの1990年代の成人式は、学齢方式ではなく、「成人式までに誕生日を迎える人」で区別されていました。
そのため、1月15日より後に生まれた方は、翌年に一つ下の学年の人たちと出席することに。なんだか仲間外れにされた気分で、寂しい想いをした方も多くいらっしゃったことでしょう。
ですが、方針が変わった現在ではそのような想いをすることもなく、すべての人がとても楽しい1日を過ごせるようになりました。
早生まれの人は成人式でお酒を飲んでOK?
無事に成人式を終えたら、正式に成人として認められたこととなります。
成人になると、いろいろ自分で自覚を持って行動しなければいけなくなる半面、今まで禁止されていたことが許されるようにもなりますよね。
その一例が、飲酒や喫煙です。
特にお酒は、成人式後に同窓会が開かれることも多いかと思いますが、その場にお酒が置いてある場合がほとんどかと思います。
初めて同級生と交わすお酒は、大人の仲間入りを直に感じることができ、なんだか嬉しいようなくすぐったいような気持ちになるかと思います。
でも、まだ20歳になっていない早生まれの方はどうでしょう。成人式を終えれば飲酒しても問題ないのでしょうか。
飲酒はNG!誕生日まで我慢しましょう
答えはもちろんNGです。飲酒は20歳になってから。20歳の誕生日が来るまでは、お酒を1滴でも飲んではいけません。
成人式は、あくまでも成人になることを祝う“儀式”です。成人になることを正式に認めてもらったとはいえ、本当に成人になれる日はまだもう少し先の話。
親しい友人たちと1日楽しく過ごし、テンションが上がってしまうのも分かります。さらに、20歳に友人が飲酒をしていれば、「自分も少しくらい…」とも思ってしまうかもしれません。
ですが、「バレなきゃいい」ではなく、「バレた時にどうなるか」を考えてください。せっかくの晴れ舞台が最悪な結末とならないよう、節度をもって行動しましょう。
成人年齢引き下げ後も飲酒は20歳から
そして、もうひとつ飲酒や喫煙に関して疑問となるのが、成人年齢が引き下げられた後のこと。
2022年4月1日より、成人年齢が18歳になることが決定しましたね。ということは、飲酒や喫煙も18歳からOKとなるのでは?と期待が高まるかと思います。
しかし、成人年齢が18歳に引き下げられた後でも、飲酒や喫煙は変わらず20歳になってから。18・19歳での飲酒は法で罰せられることになります。
これは、そもそも飲酒・喫煙は「大人になったからいいよ」とされるものではなく、「健康被害がないように」と20歳未満の方に禁止されているものだからです。
大人になったからと言って、羽目を外すことのないよう注意しましょう。
未成年飲酒はどんな罪に問われる?
では、未成年者が飲酒してしまった場合、どのような罰則が課せられるのでしょうか。
法で禁止されていることなので、警察のお世話になることは確かですね。でも、誰がどのような罪に問われるのかよく分からない、という方も多いのではないかと思います。
「未成年者でも逮捕されるの?」「お酒を勧めたのが友人だった場合、その友人も処罰される?「」お酒を提供したお店側に罰則は?」など。
未成年者の飲酒についてよく理解し、『飲酒はあなただけの問題ではない』ということをしっかりと覚えておきましょう。
未成年者飲酒禁止法により罰せられる
未成年者の飲酒は、【未成年者飲酒禁止法】という法律で定められています。
ただし、この法律では “違反した未成年者をどう処罰する”とまでは決められていません。つまり、飲酒したとしても『未成年者は何の処罰もされない』ということになりますね。
「それなら違反しても怖くないや」と思った方。もちろんそれは大きな間違いです。
もしも警察に補導されたら?親や学校に連絡されたり、働いている方は職場にまで情報が行くかもしれません。
法律を守れない人は、一瞬で社会からの信用を失います。例え処罰されなかったとしても、その後の人生は確実に悪い方向へと傾くでしょう。
未成年者の処罰は大人に課せられる
では、未成年者本人が処罰されないとすると、その違反の罰則は誰にも課せられないのでしょうか。
これもそうではなく、未成年者が飲酒した場合は、その飲酒を許した大人が処罰されてしまうんです。この‟大人”とは、「その育成を担うべき身近な大人」という規定があります。
具体的には、まずは親権者であるお父さん・お母さん。あるいは、何らかの理由で親権者に変わって日常的に未成年者を監督している方がこれにあたります。
この時に課される刑罰は「科料」と言って、1千円以上1万円未満の財産刑です。刑罰としては最も軽いものにはなりますが、前科がつくのは変わりありません。
お酒を勧めたのが友人・先輩などの場合
未成年者の飲酒によって処罰が課せられるのは、その育成を担うべき身近な大人だと先述しました。
ということは、お酒を勧めたのが既に20歳になっている同級生だった場合。これは、その人は育成を担っている関係ではないので、特に処罰はありません。
もしも親権者以外で処罰されるとしたら、例えば部活の合宿先など。ここでお酒を勧めたのが先輩だった場合は、この先輩は罪には問われません。しかし、これがもしも引率した顧問による勧めで飲酒した場合なら、その顧問は処罰される可能性は高いです。
どちらにせよ、未成年者の飲酒は違反行為なので、決して飲まない・飲ませないということを徹底する必要があります。
お酒を提供した店側も同様に罰せられる
それでは、お酒を未成年者に提供、または販売したお店側はどうでしょう。
実は、未成年者飲酒禁止法では、お店側にも責任があるとされています。しかも、親権者などが受ける軽い刑罰とは異なり、お店側にはなんと50万円以上の重い罰金刑が課せられます。
この時、「未成年者が飲酒することを知りながら提供した場合」と定められてはいますが、これは「未成年者かもしれない」という想定のことも含まれます。
そのため、「未成年者だと知らなかった」「お客さんが勝手に飲んだものだし…」という言い分は通用しないのです。
コンビニやスーパーなどで、おつかいでお酒を買いに来た未成年者でも販売を断るのはこのためなんですね。
成人式で羽目を外しすぎるのは厳禁
このように、未成年者の飲酒は周りの方に多大な迷惑をかけることとなります。
「バレなきゃいいや」という考えは、甘い誘惑ではなく、それは『危険な罠』です。誕生日が来ていなければ、まだ自分は未成年者である、ということをしっかり自覚しておくのも大切なことです。
成人式は、成人になることを認めてもらうための儀式です。「大人になったから自由だ!」といった軽い考えではなく、「これからはすべて自己責任になる」と気を引き締めて式に臨むようにするといいですね。
そうすれば、このような厳格たる日に羽目を外しすぎ、“恥ずかしい大人”の仲間入りをせずに済むのではないでしょうか。
2019年 未成年による成人式の事件
“羽目を外しすぎる”と言えば、近年問題となっているのが成人式での数々の事件です。
一生に一度の晴れの日というだけあって、新成人の気持ちが高ぶった結果なのかもしれませんが…。迷惑行為・重大事件は、どのような理由があろうと決して許されることではありません。
そして、平成最後の成人式が行われた2019年にも、各地で警察沙汰となる行為が見受けられました。そのいくつかは、早生まれの19歳の若者によるものでした。
横浜 成人式の帰りに器物損壊で逮捕
2019年の横浜市は、約3万7千人と市町村で最も多い新成人数でした。
その分トラブルも相次いだようで、式での市長の挨拶中、複数人が壇上に登ろうとするなどの騒動もありました。
そんな式典後の午後8時、19歳の少年が器物損壊の疑いで逮捕される事例が発生。内容は、路上バスや乗用車の車体を蹴って損壊させたというものでした。さらに、その後の聴取で飲酒をしていたことも判明したのです。
飲酒の上での器物損壊は、犯罪行為に加えて生活態度なども加味されるため、裁判で重い処分が下されます。この少年にとって、晴れの日が一変、人生で最悪な日になってしまったことは間違いないでしょう。
大分 改造車を定員外乗車
大分市では、定員5人の車に、なんと8人も乗せて車を運転した19歳の少年が現行犯逮捕されています。乗車していた8人は全員新成人。袴姿ではありましたが、式には出席していませんでした。
車は屋根がない状態に改造され、会場周辺を警察官の制止を振り切り続けながら走行。やっと身柄を抑えられた少年は、動機について「目立ちたかった」と供述したそうです。
実は、違反や迷惑行為を起こす新成人のほとんどは、この目立ちたいという動機があります。
でも、このような目立ち方はあまりよろしくありませんよね。これから社会に出る者として、節度ある行動を心がけていただきたいものです。
三重 改造車を運転し警察の職務妨害
三重県津市でも、違法改造の車を運転していた19歳の少年が逮捕されています。
ナンバープレートやドアが外された乗用車を発見した警官が、それを制止しようと呼びかけました。
すると、少年はそれを無視して車を動かし、車の左前側を警官の足に故意に接触。これにより、職務執行妨害の疑いで逮捕されました。
警官は幸い左足打撲の軽い負傷で済みましたが、車との接触=死の可能性も当然あります。決して許される行為ではありませんね。
さらに、この少年はタイ国籍だったため、国際的トラブルにも発展。周りの人どころか、国を巻き込んでの事件ともなりました。
まとめ
今回は、早生まれの方の成人式出席についてご説明してきました。
成人式の意味・由来は、昔からの歴史が受け継がれているものだということも分かりましたね。これにより、さらに成人式は“特別な日”だという思いが強くなった方もいらっしゃるのでは?
成人式での注意点もいくつかありましたが、やはり一番は『羽目を外しすぎない』ということだと思います。大人としての節度ある行動を心がけ、飲酒や事件などには特に気をつけましょう。
早生まれの人は19歳で成人式
昔は、20歳にならなければ成人式に参加することはできませんでした。しかし、今は学齢方式で区切るようになったため、まだ19歳だという早生まれの人でも参加できるようになりました。
これによるメリットは、以下の通り。
- 早生まれの人も同級生と一緒に成人式を迎えられる。
- 1つ下の学年と出席する必要がないので、疎外感を感じない。
今では当たり前のように思うことですが、これがつい最近の2000年から始まったものだと知って驚いた方もいらっしゃることでしょう。
しかし、歴史は移り変わります。2022年には成人年齢が18歳に引き下げられるため、そうなればまた成人式の在り方も変わる可能性が高いですね。
だけど「お酒は20になってから」
しかし、19歳で成人式に参加できる人も、成人年齢が引き下げられた後だとしても、これだけは変わらないということがあります。
それは、飲酒ができるようになる年齢です。
飲酒は、20歳を過ぎてから。成人式に出席できても、まだ20歳の誕生日が来ていなければお酒を飲むことはできません。式後に同窓会がある場合、例え勧められたとしても決して応じない心の強さを持ちましょう。
成人式で大人の仲間入りができても、残念ながら年齢的にはまだまだ未熟。堂々と楽しく飲酒できるようになるのは、もうすぐそこです。その時の楽しみに取っておき、ぜひ大切な人とおいしいお酒を酌み交わしてくださいね。
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