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これで一気に上達!インスタ映えするラーメン写真の撮り方

最終更新日: 2019年07月16日

会社員の昼食としてやっぱり人気のラーメン。

最近はインスタに上げるためか、ラーメンが到着したら携帯でとりあえずパシャ!っていう方増えましたよね。
「よし、私もやってみよう!」と思い、携帯をもそもそ取り出して写真を撮ろうとすると…これが結構難しいんです。

でもこの記事を読めばアナタの悩みは一気に解決です。

意外と知らない!ラーメンの撮り方の「基礎の基礎」

意外と知らない!ラーメンの撮り方の「基礎の基礎」
意外と知らない!ラーメンの撮り方の「基礎の基礎」

あなたも「ネットを見ればコツがわかる記事がいっぱいあるだろう」と思って「ラーメン 撮り方 インスタ映え」みたいな感じで記事を調べたことがあるんじゃないでしょうか。

こういうサイトでは、プロカメラマンがコツを伝授するというスタイルが多いんです。
でも実は、こうしたサイトのほとんどでは決定的に必要な情報が載っていません。それはなんでしょうか。

上手なラーメンの写真を撮るにはアスリート的筋トレと基礎練が必要

こうしたサイトに登場するプロカメラマンは、たくさんのボタンが付いたカメラをいともカンタンに扱っているので、「偏差値の高い理系のヒト?」と思われがちですよね。

違います。

実はプロカメラマンは「洗練されたアスリート」に近いんです。
何万枚も写真を撮り、達人の技を盗み、自己研鑽を欠かさない。

こうしたプロカメラマンが書いた記事は「この記事を読む方は、筋トレ&基礎練のところは言うまでもなく済んでますよね?」

みたいなカンジで、そこは省いて記事を書いてるんです。
この記事ではその部分をていねいに紹介します。

ラーメン写真に必要なカメラ版筋トレと基礎練って?

まずは写真を水平に撮ること、それとラーメンを写真の真ん中に入れる練習です。
インスタで人気のあるラーメンの写真をみてください。左右が傾いていない=水平なのとキレイにラーメンが中央に収まっている写真がほとんどです。

写真を撮るときの大原則として、静物(=動かないもの)は水平垂直に撮るというのがあります。
なぜか?これを守らないと見ている人間の目が本能的に「落ち着かない・気持ち悪い」と感じるからです。

実はこれはラーメンに限ったことではありません。前振りとして「今、人気の○○ラーメンに着きました」みたいな写真を撮る場合も同じです。のれんや柱が水平垂直になるように撮りましょう。

「落ち着かない・気持ち悪い」=不快な写真はアクセスが伸びません。

また、基本的にラーメンは真ん中に入れるようにします。インスタは最近になって1:1比率以外の写真も受け付けるようになりましたが、一覧では1:1で表示されるため、原則、ラーメンは中央に入れましょう。なぜならば、人間の本能は左右対称のものを美しく感じるようになっているからです。

このため、あらかじめカメラの設定を「スクエア」(iphoneの場合)、「比率1:1」などに設定して正方形 の写真を撮影できるようにしておきます。

まずはこの2つがビシッとできるように携帯のカメラでたくさん撮って練習しましょう。
こればかりは数を撮って体で覚えるしかありません。
別にお目当てのラーメン店で撮らなくていいんです。自宅で未開封のカップラーメンをバシャバシャ撮って練習しましょう。

なにせ筋トレ&基礎練なんですから。

ラーメンをインスタ映えさせるには光も大事

ラーメンは食べ物。なるべく美味しそうに撮らないといけません。

人間はどんな食べ物の写真を「おいしそう」と感じるのでしょうか?

それは明るく写っている写真、それとラーメンなら暖かそうに写っている写真です。

このため、自然光が入ってくるラーメン店では、窓際など光がたくさん入ってくる場所に陣取りましょう。そうでない場合も、お店の照明の真下の席があればそこに座るのがオススメ。

それとフラッシュは絶対ONにしない。こまかい理屈は省きますが、ラーメンはフラッシュ使っても絶対にキレイに撮れません。むしろ逆効果。

もっとも、最近の携帯カメラは賢いのでフラッシュ(iphoneだと画面の左上の稲妻マーク)が「自動」になっていたら、ラーメンを撮るようなシーンでは滅多にフラッシュは発光しません。万全を期するならOFFにしておきましょう。

ここまでがうまくできるようになったら、晴れて筋トレ&基礎練卒業です!

でも、ここまでで説明したことって、携帯の写真を撮るときだいたいのシーンで役に立ちます。
あなたの携帯カメラにおけるアスリート実力度はかなり上がりました。自信を持っていろいろなものを撮りましょう。

ただし、「撮る対象を真ん中に入れる」というのは、ラーメン以外では積極的に破ってよいルール。これはまた別の機会に説明しましょう。

ラーメンを撮るのに一番大事なもの、それはマナー

ラーメンを撮る際は、まずお店のスタッフに携帯をかざして「撮ってもいいですか?」って聞くのがよいマナー。
撮るときはなるべく素早く。モタモタせずにちゃっちゃと撮ってなるべく早く携帯をしまいましょう。

美味しいラーメン店のスタッフはほぼ全員が職人気質の方です。それはアスリートと一緒。
何万食もラーメンを作り、達人の技を盗み、自己研鑽を欠かさない。

職人気質のスタッフにとって理想のお客さんとは、ラーメンが手元に着いたら素早くお箸を手に取り、「これはうまい!」みたいな感じでガツガツ食べて、完食した後に満足そうな顔を見せてくれる方。
こんなお客さんが来てくれると、かなりモチベアップします。

ラーメンは冷めてしまうと食べられたモンじゃありません。
あなたの手元に届いた瞬間からラーメンは刻一刻冷めています。
スタッフにしてみれば「早くて食べてくれ」と思っているのに、モタモタと何枚も写真を撮る。

たぶんインスタに上げるためなんだろう。うまく撮ってくれたらお店の宣伝になるので、それはそれでとても嬉しい。

でも心の中には「そんなことしないで早くラーメン食べて欲しいな」って思う気持ちも強くあります。

また、行列店だった場合。

お店は「ウチはもう十分有名なんだ。もうちょっとさっさと撮影できないのか?」と思っているでしょうし、後ろに並んでお腹を空かしているお客さんも「さっさと食べて席を立てよ」と思ってイライラしているでしょう。

ここまで読んでわかったと思いますが、「お店で練習」はかなりマズいんです。

これから紹介する実践編では、上手くなるまで更なる練習が必要です。

そのためには…コンビニのレンチン麺を買ってきて、自宅でひたすら練習しましょう。
最近のレンチン麺、もちろん繁盛店のラーメンには遠く及びませんが、これはこれでけっこう美味しいんですよ。

実践!押さえておきたいラーメン写真テクニック!

実践!押さえておきたいラーメン写真テクニック!
実践!押さえておきたいラーメン写真テクニック!

お説教調の長い記事をここまで読んでいただいて、本当に感謝です。あと少しでアナタの撮影テクはほんとうに完璧になります。マスターすればそんじょそこいらのインスタ投稿者なんて目じゃありません。バシバシ撮ってインスタで人気者になりましょう!

まずはラーメンの全体がわかる写真を必ず撮る

インスタを見る方にしてみれば、アナタはお店のレポーターです。「どんなラーメンなの?」って一目でスパッとわかる写真を撮りましょう。中に入っている具は全部写るようにします。

中途半端な斜め上からのショットしかなくて盛り付けがよくわからない。しかもチャーシューなど重要な具が写ってない。
こんな写真はくれぐれもやめましょう。

インスタで真上からのショットが多いのは実はこのためです。盛り付けが水平に近いラーメンの場合、これはカンタンに撮れてベストショットになる可能性が高いんです。ぜひ真似しましょう。

二郎系みたいな「山盛り」がポイントになるお店では、斜め上や真横に近い目線からのショットも必須になります。

いよいよ一番難しい、レンゲやお箸が入ったラーメンの写真をうまく撮る

さて、たいていの弱気なインスタ投稿者は、全体写真を撮ったら追加でアップショット(近くから撮った写真)を数枚撮って、「このあと美味しくいただきました」みたいな感じでレポート終了になっている場合が多いです。

ダメダメ。

更にレンゲでスープをすくったり、チャーシューや麺をお箸にからめた「お口にはいる直前」のショットを撮って、見ている方の本能をノックアウトしましょう。

このショットを撮るときの破ってはいけないルール。
それは、レンゲやお箸は必ず右手に持つということです。日本人は圧倒的に右利きが多い。左手にレンゲやお箸を持った写真は本能的に違和感を感じます。違和感のある写真=アクセスが伸びません。
※左利きの方、ごめんなさい。

これは最初はかなり難しいと思います。
「どうしてもできない!」と思ったらiphoneのタイマー撮影機能を使いましょう。iphoneの写真画面の上、右から2番目にストップウォッチが回っているみたいなアイコンがありますね。ここで設定すると、シャッターボタンを押した後に3秒後か10秒後、時限でシャッターが押されるようになります。

それとお箸をからめた、いわゆる「箸上げ写真」ですが、麺をからめる場合は上品に見えるように少なめの本数をからめ、お箸の右上が上がっているカンジにすると良いかと思います。

ここまででテクニック紹介は終わりです。撮る角度を変えたり寄ったり引いたり、いろいろ試しましょう。ここから先で大事なのは「アナタの個性」です。自分の好きな写真を撮りましょう。

あとは数をたくさん撮るだけ。その分必ずうまくなります。
報われない努力はない。この一言に尽きます。

専用アプリの力でラーメン写真を美味しそうに加工

ここまでの記事をちゃんと読んで撮ったのに、出来上がった写真がいまひとつ美味しそうにみえない。
こんなときは写真を加工するためのアプリの力も借りてみましょう。

携帯のアプリストアで「ラーメン 写真 アプリ」のキーワードで検索すると、撮った写真をボタンひとつでおいしそうに加工してくれるアプリが見つかります。

当方で調べた限りでは、

①Foodie – 生活のためのカメラ

Foodie for App Store
Foodie for Google Play

②おいしくなるカメラ – 料理を美味しく撮れる無料カメラアプリ

おいしくなるカメラ for App Store

ミイルー料理写真カメラできれい!日記とグルメ店検索

ミイルー料理写真できれい!for App Store
ミイルー料理写真できれい!for Google Play

こんなアプリの評判がよく、実際使った効果も抜群でした。

ラーメンをインスタ映えするよう撮るためのまとめ

ラーメンをインスタ映えするよう撮るためのまとめ
ラーメンをインスタ映えするよう撮るためのまとめ
  • ラーメンは左右が傾かないように、かつ真ん中に入れて撮影する
  • 明るい場所で撮るとおいしそうにみえやすい
  • お店で嫌われないようにちょっとしたマナーも大事
  • ラーメン全体の様子がわかるショットは必ず入れる
  • 自信がついてきたら「箸上げ写真」にもチャレンジ
  • 撮った後の加工は専用アプリで

みなさんの健闘を祈ります!

参考:【全国対応】出張撮影カメラマン凄腕50選・商品撮影・料理写真・建築

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