赤ちゃんが生まれて約1か月のころに行うお宮参り。土地の神様に赤ちゃんが無事に生まれたことを報告し、健やかな成長を祈る行事です。
生まれたばかりの赤ちゃんにとっては初めての晴れ舞台になるので、かわいいお祝い着を着させてあげたいですね。おめかしをした赤ちゃんの写真も家族写真も良い思い出になるでしょう。
そこで悩むのがママの服装です。春夏秋冬、それぞれの季節に合わせたお宮参りの服装についてご紹介します。
まずはベーシックなママの春秋お宮参り服
春秋は暑すぎず寒すぎず過ごしやすい季節なので、服装についての悩みも比較的少ないですね。
赤ちゃんが夏冬生まれでも、日にちをずらして春秋にお宮参りをするというご家庭もあるそうです。
しきたりに従うのも大切ですが、赤ちゃんやママの体調を優先させるのも良いでしょう。
では、まずはベーシックとなる春秋にお宮参りをするママの服装についてご紹介します。
その1:基本のお参り服
お宮参りの主役は赤ちゃんです。
ですので、赤ちゃんが和装のお祝い着の場合はママも留袖などの和装を選び、赤ちゃんが洋装のお祝い着の場合はママもワンピースやスーツなどのフォーマルな洋装を選ぶのが基本とされています。
しかし最近では、着物を着慣れていないママも多く、赤ちゃんが和装でもママは洋装という方も多いです。
生後約1か月のころはまだ疲れやすい時期なので、ママにとって負担の少ない服装が良いでしょう。
パパはスーツを着るというご家庭が多いので、ママもフォーマル感が出るようなものを選んでおくと、記念写真などで家族が並んだ時にバランスがとれます。
その2:完全母乳のママ向けのフォーマルな授乳服もある
ママのお宮参りの服装を決める際に「授乳をどうするのか」と悩む方も多いようです。
特に和装をする場合は事前の準備が必要でしょう。
着物を着慣れていない方は、お参りと写真を撮る短い時間だけ和装にする、母乳パッドをしっかり準備するなどの対策が有効です。
母乳の出が良かったり赤ちゃんがミルクを飲まなかったり、授乳を減らせないママにおすすめなのが、すぐに授乳することができるフォーマルな授乳服です。
授乳口があるけれど、セレモニーでも違和感がないようなデザインのワンピースやセットアップを選べば、お宮参りの場でも浮きません。
おしゃれなデザインのものも多いので、お気に入りを見つけてみてください。
その3:妊娠中にも使える兼用ワンピースが便利
妊娠中に結婚式や兄弟の入園式などに出席するママもいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのは、マタニティ期と授乳期両方に使える、授乳口つきのゆったりワンピースです。
ゆったりしたデザインは産後の体系カバーにもなります。
ゆったりワンピースといってもあくまでもフォーマルな席なので、カジュアルすぎるデザインや派手すぎる色は避けるようにしましょう。
妊娠・授乳中のセレモニー用の洋服はどうしても着る機会が少なくなってしまうので、着られる回数が増えるのは嬉しいですね。
お宮参りと着る時期が違っていたり、春秋は昼と夜の寒暖差が大きい日があったりもするので、場合によっては重ね着をするなどの工夫が必要です。
肌が出せない夏のお宮参りは素材で乗り切る
最後はお宮参りを夏にする場合です。
赤ちゃんはお祝い着をしっかり着せてしまうと暑いので、涼しいベビードレスを選ぶご家庭も増えています。
肌着やベビードレスの素材を夏用のものにしたりクーラー対策としてアフガンを持参したり、赤ちゃんの体調に気を付けて工夫してあげたいですね。
赤ちゃんの服装が決まったらママの服装を考えましょう。
その4:夏の基本は肩出しや足の露出が過多なものは避ける
暑い時期はなるべく薄着をしたくなりますね。
しかしお宮参りの場では、ミニスカートやキャミソールなどの露出が極端に高いものは避けましょう。
足元も素足にサンダルよりもストッキングに靴を合わせる方が多いです。
あくまでも赤ちゃんが主役の行事なので、ママがラフになりすぎたり派手になりすぎたりしないように気を付けましょう。
フォーマル感のあるオールインワンやワンピースを選ぶと涼しくおしゃれに見えるのでおすすめです。
またご祈祷の際に正座をすることもあるので、暑くてもスカートは膝が隠れるくらいの丈にすると良いでしょう。
その5:意外と涼しい夏の和服がおすすめ
夏に和装をするのは暑そう、というイメージがあるかもしれませんが、実は和服でも涼しく過ごすことができます。
まずは夏用の着物を選ぶようにしましょう。
夏向けの生地は通気性が良く意外と涼しいです。
また下着を夏用素材のものにしたり、補正のためにお腹に巻くタオルを減らしたり、暑さ対策が色々できます。
汗が気になる方は、脇用の汗取りパッドを使ったり保冷剤で首元を冷やしたりすると効果的です。
邪魔にならなければ日傘や扇子を準備しておくと良いでしょう。
暑い時に使いますが、着物に合わせたアイテムを選ぶととても素敵に見えます。
その6:洋装も夏素材で涼しく
夏の和装は素敵ですが、暑い時期は特にワンピースやセットアップなどの洋装にするママが多いようです。
過度の露出をさけるために袖があるデザインのものを選んだりジャケットを着用したりするとフォーマルな場の雰囲気に合いますが、やはり暑く感じるかもしれません。
そんな時は素材を工夫しましょう。
放熱性がよく体温を逃がす素材や清涼感を感じる素材がおすすめです。
最近は抗菌や消臭に効果のある生地もあります。
ママが快適に過ごせるものを選べると良いですね。
夏のお宮参りの服装は赤ちゃんとママの体調第一!
夏のお宮参りの服装をご紹介してきましたが、一番重要なのは赤ちゃんとママの体調です。
猛暑が続く中、生後約1か月のころに出かけるのは赤ちゃんにとってもママにとっても大変なことでしょう。
体調をよくみて、正装にこだわらず涼しい服装にしたりお宮参りの日程をずらしたりするのも良い判断といえます。
またクーラーが聞いた室内に入ることもあるので、羽織るものを準備するのもおすすめです。
赤ちゃんとママの体調第一で行事を楽しみましょう。
▼夏のお宮参り対策についてもっと知りたい方はコチラ▼
冬のお宮参りの服装は防寒命!
春秋のお宮参りはベーシックな服装で問題ないのですが、冬の寒い時期にお宮参りをする場合は悩みますね。
我が家の長女のお宮参りは2月、雪がちらつく寒い日でした。
赤ちゃんは体温調節が苦手なので、着脱のできる帽子やアフガン、ケープなどで防寒してあげるのが良いでしょう。
セレモニーに合う色やデザインを選ぶのがポイントです。
では、ママはどのような服装にしたらよいのでしょうか。
その7:冬の和服は防寒対策を!
和服の場合の防寒対策として、着物の上に羽織を着る方が多いです。
色無地、一つ紋など、フォーマルな場であることを意識してデザインや色を選ぶようにしましょう。
大判のストールを羽織る方もいます。
使わない時は折り畳むことができ、持ち運びも便利です。
また、あたたかいインナーで重ね着をするのも良いでしょう。
Vネックのインナーにすると着物の胸元にもひびきません。
さらに厚手のレギンスを履くとお腹から足まで防寒できます。
足袋を選ぶ時には冬用素材のものにしたり重ね履きができるものにしたりすると足元があたたかいです。
貼るタイプの使い捨てカイロも役に立つでしょう。
厳格なイメージの和装の場合、洋装の場合よりも見えないところでの防寒が大切になりますね。
その8:防寒が楽な洋服
洋服でお宮参りをする場合は、フォーマルなスーツやワンピースの上からしっかりコートを着て防寒しましょう。
ご祈祷などで室内に入る時には必要であれば脱いでください。
抱っこ紐を使う予定のある方は、抱っこ紐の上からでも着られるゆったりしたコートやダッカー付きのコートがおすすめです。
薄手でもあたたかいインナーや授乳用のインナーも沢山売られているので、自分に合ったもの、服装に合ったものを準備しましょう。
また、スカートが寒いと感じる方は、パンツのスーツやセットアップでも大丈夫です。
ママの体調に合わせてしっかり防寒対策をしてくださいね。
ちなみに…冬の足元はどうしたら良い?
和装での一番フォーマルな履物は草履です。
冬でもお宮参りで和装をする時は基本的には草履を履くようにしましょう。
しかし防寒対策をしても寒かったり草履が苦手だったりする方がブーツを合わせることもあるそうです。
ブーツを履く場合には、着物とのバランスをよく考え、色や質感は落ち着いたものを選ぶと良いでしょう。
またご祈祷の際に靴を脱ぐこともあるので、履きづらいブーツは選ばない方が無難です。
洋装でお宮参りをする時の足元は、基本的にはストッキングにします。
しかし冬にストッキングでは冷えてしまうので、タイツを履くという方も多いようです。
実際に私もセットアップにタイツを合わせました。
お宮参りの服装に明確な決まりはないので、ママの体調を優先して履物を決めるのも良いでしょう。
また記念写真をとる時だけ草履やストッキングに履き替えるという方法もあります。
お宮参りの服装は機能性とママと赤ちゃんの体調を考慮して
ここまで春夏秋冬のお宮参りでのママの服装についてご紹介してきました。
お宮参りはかわいい赤ちゃんの晴れ舞台です。
赤ちゃんとママの体調を第一に、お宮参りという行事にあった服装で臨みましょう。
せっかく赤ちゃんもママもおめかしをするので、記念写真を撮影して残しておきたいですね。
その時は出張カメラマンがおすすめです。
スタジオでの写真も良いですが、出張カメラマンなら好きな場所でリラックスした自然な表情を撮ることができます。
それぞれの季節に適した服装で、お宮参りが素敵な思い出になると良いですね。
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