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【お宮参りの服装】赤ちゃんの服装にもう悩まない!お悩み徹底解決します!

最終更新日: 2024年02月09日

赤ちゃんが誕生してから1カ月を経過する頃に行う「お宮参り」では、神社などに参拝をして赤ちゃんの誕生を祝い、赤ちゃんの健やかな成長を祈る儀式を執り行います。

お宮参りを行うにあたり、悩ましいのが服装です。お宮参りの際の一般的な服装や、着物の下には何を着るか、準備の仕方などについてご紹介します。

お宮参り、赤ちゃんの正式な祝い着とは?

お宮参りの際、赤ちゃんにどのような服装を着せればいいのかと悩んでいませんか?和装と洋装、どちらがいいのかなど気になりますよね。

そこで、まずはお宮参りの際の赤ちゃんの服装についてお話ししていきましょう。

お宮参りの赤ちゃんの服装といえば「祝い義(または掛け着)」を用意するのが一般的です。

これは赤ちゃんの服装を和装にしても洋装にしても着用します。

お宮参りの正式な服装は和装で、白羽二重の着物の上に紋付の祝い着を掛けます。

祝い着の模様、男の子と女の子でどう違う?

男の子は熨斗目模様(のしめもよう)、女の子は友禅模様が一般的です。

熨斗目模様とは、袖の下・腰まわりに横に模様を入れたものです。武士が裃の下に着用していた小袖が由来となっています。今では、お宮参りの男の子の祝い着として親しまれています。

友禅模様とは、友禅染に用いられるような模様のことです。曲線を用いて、花や鳥などの自然や、器や扇などの物を流れるように描いています。多彩で鮮やかなデザインが美しいですね。

祝い着に描かれている柄にも違いが!

男の子には、鷹、兜、武者などの柄が好まれています。

女の子には、手毬(てまり)、牡丹や芍薬、桜などの花、花車・御所車などが人気です。

祝い着のカラーは?

男の子には、黒や紺色が主流です。最近では、グレーやシルバー、白色なども人気です。

女の子では、赤かピンクが主流ですが、水色や黄色などのパステルカラーも好まれています。黒・紫などの個性的な祝い着を選ぶ方もいます。

祝い着に描かれている、縁起のいい図柄『吉祥文様』は男女共通+男の子用があるようです。

男女共通の吉祥文様の絵柄は『宝船』や『宝包』、扇の絵の『末廣』が描かれ、男の子だけの絵柄は『富士山』です。どれも縁起の良いことを象徴する絵柄です。

お宮参りの赤ちゃんの服装、ベビードレスという選択肢も

正式なものではなく、略式の祝い着という形でベビードレスを赤ちゃんに着用させるご家庭も増えています。

ドレスですが、女の子だけではなく男の子が着用しても全く違和感はありませんので安心してください。

ベビードレスにもさまざまなタイプがある

レースがふんだんにあしらわれたものや、シンプルなもの、光沢が美しいものなど、ベビードレスにはさまざまな素材やデザインがありますので選ぶのも楽しそうです。

ベビードレスを着たその上に祝い着を掛けて完成です。

洋装でも和装でも祝い着は同じですので、難しく考えなくても大丈夫です。

祝い着とベビードレス、どっちがおすすめ?

ベビードレスの場合は、なんといっても手軽さが魅力です。

一番下に着る肌着やベビードレスの中に着る服装で温度調整もしやすいので、暑がりな赤ちゃんにはベビードレスのほうが調節がしやすそうです。

着脱のしやすさや手入れが楽なのも魅力的です。

ご実家のご両親と一緒にお宮参りをする場合は、正式なものが好まれるケースも珍しくありませんので、和装がおすすめです。

お住まいの地域それぞれにしきたりがあると思いますので、そのような場合はご両親と相談してどのような服装にするかを決めるといいでしょう。

寒い季節はベビードレスよりも暖かいという点でもおすすめです。

お宮参りの赤ちゃんの服装、やっぱり祝い着じゃなくちゃダメ?

赤ちゃんのためのお宮参りですが、本当に祝い着などの正式な装いでないとダメなものなのでしょうか。

そもそも祝い着とはどのような意味を持っているのか、そこについても調べてみました。

ここからは祝い着にまつわるお話と、赤ちゃんだけではなく一緒に参列するご家族の服装マナーについてもお話ししていきましょう。

祝い着にはこんな意味が込められている

鎌倉・室町時代のころから昭和初期に至るまで、生後間もない赤ちゃんは使い古した襤褸(ぼろ)を着させられていました。

そして生後1カ月目となるお宮参りで、初めて祝い着として美しい着物を着ることができたのです。

昔は赤ちゃんが、生後間もなく亡くなってしまうケースも珍しくありませんでした。

そこでわざと汚い格好をさせ、魔物や邪悪な悪霊などに赤ちゃんが見つからないようにと願いを込めていたのです。

そして迎えた生後1カ月目。

氏神様にようやく顔見せできるのですから、お宮参りはとてつもなく重要なハレの日、おめでたい日です。

これまで着ていた古着や汚れた服を脱ぎ捨て、美しい晴れ着を身にまとい、氏神様の前で赤ちゃんの無事と今後の成長を祈ります。

これが祝い着のルーツとも言われています。

無理に祝い着を着せる必要はありません。ですが、祝い着にこめられた先人の思いを受け継ぐことも悪くはないのかもしれません。

赤ちゃんの服装のマナー

赤ちゃんが主役となるお宮参りですので、正式な装いやベビードレスなどの簡略的な物などはあるものの、特別に注意しないといけないようなマナーはありません。

赤ちゃんが嫌がる、調子が悪くなるのに、無理に和装や洋装をさせるほうが心配です。

赤ちゃんの体調や調子を考慮して、普段着で参拝しても問題ありません。

気になるのであれば普段の服装の上に祝い着だけを掛けるというのもおすすめです。

大人の服装のマナー

一番最初に気を付けたいのは、お宮参りに参列する大人の方がどのような服装をするかについて確認しておくことです。

和装なのか洋装なのか、きちんとしたフォーマルにするのか普段着でいいのかなどです。

赤ちゃんが正式な和装をするのであれば、大人の方もしきたりに沿うと留袖などが正装です。

着物は留袖でなくても、色無地や訪問着、略礼装でも問題ありません。

ママとパパだけでお宮参りをするのであれば、パパはスーツ、ママは色無地の着物などが正装とされます。

しかし、時代の変化に伴い、和装でお参りをされる方が減っています。

パパはスーツで、ママはワンピースなどの少し改まった服装が増えています。

形式にこだわりすぎず、体調や予算を考慮し、お参りされる方全員のバランスがとれた服装選びをするといいでしょう。

お宮参り季節ごとの赤ちゃんの服装

春 3〜5月

正式な服装:肌着の上に白羽二重の内着を着せます。その上に晴れ着をかけます。

略式な服装:ベビー服の上にベビードレスを羽織ります。

夏 6〜8月

正式な服装:白羽二重の着物の上に掛け着を羽織ります。着物の下は短肌着だけです。

略式な服装:春同様、夏もベビードレスをベビー服の上に羽織ります。暑いため、なるべくシンプルなベビードレスにしましょ
う。日差しを避けるため帽子も持参しましょう。

秋 9〜11月

正式な服装:春夏同様、白羽二重の着物の上に掛け着を羽織ります。着物の下は短肌着と長肌着です。

略式な服装:肌着の上にベビー服を着せ、その上から着せるタイプのベビードレスか、肌着の上に着せるベビードレスを着ます
。また、着脱がしやすいアフガンでくるむのも良いでしょう。その時の気温などでどちらにするか選びましょう。
ニット製のものを着せるのも良いでしょう。

冬 12月〜2月

正式な服装:肌着の上に白羽二重の着物を着せ、その上に掛け着を羽織ります。着物の下は秋と同じで大丈夫です。

略式な服装:短肌着と長肌着にドレスオールを着せます。その上からベビードレスを着せます。寒さに合わせ着脱がしや
すいアフガンで防寒するのも良いでしょう。

お宮参りの赤ちゃんの祝い着、購入する?それともレンタル?

一生に一度しか行わないお宮参りなので、奮発して祝い着を購入しますか?

それとも一度しか使わないのだからとレンタルで済ませますか?

祝い着を購入するといくらいぐらいするのか、レンタルする場合はどのような感じなのか。

ちょっと知りたいお宮参りで赤ちゃんが着る祝い着について調べてみました。

お宮参りの赤ちゃんの祝い着、相場は?

祝い着は着物と同じ扱いですので価格の幅が広く、手軽な価格なものから驚くような高額なものまでさまざまです。

一般的なご家庭で用意する祝い着の相場は大体3~5万円程度と考えていればいいでしょう。

フリマサイトを利用して良いものを安く手に入れる方法もあります。

中古でも1度しか着ていないという美品もありますので、手軽な価格で購入できるものをさがしてみてもいいでしょう。

お宮参りの赤ちゃんの祝い着、今ではレンタルもポピュラー

祝い着のレンタル料金の相場は、購入の場合と同じくグレードによって値段に差があります。

一般的な相場は1~2万円台となっていますので、購入するよりもかなりリーズナブルに用意できます。

衣装のレンタルをしているお店に直接足を運ぶ他にも、ネット上でレンタルの受付をおこなっているお店もありますので、生後間もない赤ちゃんのお世話が大変なママでも安心です。

お宮参りの赤ちゃんの服装、購入とレンタルではどちらがお得?

料金だけのことを考えると間違いなくレンタル一択ですが、そこは考え方次第でどうとでも変わることです。

購入した場合、値段は張りますが手元に残るというメリットがあります。兄弟、姉妹が誕生した場合に使うこともできます。

大切に手入れし保管していれば代々受け継いでいくこともできます。正式な再利用として、七五三の着物に仕立て直すというのもあります。

レンタルの場合、必要なときだけリーズナブルに借りて、終わったら返却で済む手軽さがメリットです。

手入れや保管状態に気を使わなくていいのは、産後まもないママへの負担が軽減されます。

ライフスタイルや予算などを考え、購入するかレンタルするかご家族みんなで考えてみてくださいね。

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