大切な赤ちゃんが生まれて初めてのビッグイベントが「お宮参り」。
赤ちゃんの衣装やパパ・ママの服装以外にも考えることはいっぱいですよね。
両家の祖父母も参加するなら、服装は統一するべきなのか。
また、お祝い金を用意してもらえる場合は「うちはいくら用意したらいい?先方のおうちはどうしてるの?」と聞かれて、困ってしまうママも多いようです。
今回は祖父母も参加するお宮参りのルールについてご紹介します。
お宮参りは祖父母も絶対行かなくちゃならないの?
お宮参りとは、近くの氏神様で、生後約1か月の赤ちゃんの健やかな成長を祈る儀式。
初めてのビッグイベントなので、いろいろと張り切りたくなりますよね。
しかし昨今は、夏の猛暑や雪深いの時期に、体力のない赤ちゃんを外に出す不安もあります。
赤ちゃんや産後間もないママの体調を考えて、お宮参りを行かない家も少なくありません。
儀式にこだわりすぎず、赤ちゃんの体調に合わせて検討しましょう。
本来のお宮参りの祖父母の役割
本来のお宮参りは、「赤ちゃんのママは参加しない」のだそうです。
赤ちゃんとそのパパ、父方の祖母の三人で行くというのが、厳密なお宮参り。
なぜママがいないのかというと、ママが産後だからです。
産後1か月はまだ悪露が残っており、「穢れの時期」と言われています。
体調も完全に戻っていないため、ママの体調の回復を優先させて、父方の祖母が参加していたようです。
しかし現代はそんなしきたりは少し形を変え、お宮参り=「家族の記念」的な意味合いが強くなってきました。
現代のお宮参りの祖父母の役割
現代ではお宮参りはパパ・ママが中心となって、祖父母はお祝いに徹することが多いようです。
父方の祖父母が遠方であれば、母方の祖父母のみ参加することもあります。
どちらか片方の祖父母だけ呼んでしまうと角が立ちそうな場合は、バランスをとることも大切ですよね。パパ・ママと赤ちゃんだけのお宮参りにして祖父母は呼ばなかったりと、家によってやり方は様々。
祖父母にとっても赤ちゃんは大切な孫。
何事も勝手にすませて事後報告にするよりは、一言お伺いを立てておくとスムーズに進みますよ。
祖父母が離婚している場合はどうしたら良い?
実は少なくない、両親が離婚しているパターン。
円満離婚で「ぜひ実の父母に子供の顔を見せたい!」というなら問題ありませんが、その可能性は低いですよね。
配偶者の両親が離婚している場合には、どうするかはそちらの家族で話し合ってもらうのが一番。
お祝いはいつ誰が行っても良いものですから、お宮参りは呼ばないけど、いずれ食事でも…という対処の仕方もできます。
デリケートな問題なだけに、なるべく穏便に済ませたいところですね。
思い出を大切に
「儀式」も大切だけど、赤ちゃんとパパ・ママ・祖父母の「記念・思い出」を大切にしたいという家族もいますよね。
真夏時期は赤ちゃんの熱中症も怖い昨今です。無理をせず、気候のいい時期にずらしてお宮参りをする家も少なくありません。
お宮参りはせず、記念撮影だけという家もあるようですよ。
また、両家の祖父母が集まるという機会は、この時を逃すとなかなかないチャンスです。
祖父母はいつか老いて世を去っていくもの。赤ちゃんが成長する頃には、すでに写真だけの人になっている可能性もあります。
両家の祖父母が集まり、赤ちゃんを囲んでの記念撮影は、赤ちゃんにとっても成長してからの大切な思い出になることでしょう。
祖父母は何を着れば良い?
もし祖父母がお宮参りに参加する場合。
特に、両家の祖父母が参加する場合は、祖父母たちも着る服を迷うかもしれません。
「どうしたらいい?」と聞かれて、逆に困ってしまうパパ・ママもいることでしょう。
お宮参りでは、祖父母は和装・洋装どちらでも好きな方を選んで問題ありません。
男性は礼服かダークトーンのビジネススーツ、女性は訪問着や紋付きの羽織、フォーマルなワンピースやスーツで参加します。
父方の祖母の服装
父方はこう、母方はこうでなくてはならない、というルールはありません。
地域によっては、「お宮参りの当日は父方の祖母が赤ちゃんをだっこする」という風習のところもあります。
赤ちゃんの肌を傷つけないよう、大きなコサージュや飾りの多い服は避けたほうがよさそうです。
ネックレスやピアスなど、アクセサリを赤ちゃんがひっぱってケガをしないようにも注意が必要。
可愛い孫のお祝いと記念撮影があるからと、張り切りすぎて暴走することもあります。
パパを通して、それとなく伝えておきましょう。
母方の祖母の服装
父方の祖母と同様、和装・洋装自由です。
暑い日はメイク崩れが気になるものですよね。
ご祈祷の後に、写真撮影があるなら余計に鏡を見ておきたいもの。
神社のお手洗いや休憩所に着崩れを直せる場所があるかを、事前にチェックしておくことをおすすめします。
また、真夏の神社の待合室やご祈祷の場では空調が効きすぎて冷えていたり、真冬の待合室は底冷えすることも。
その季節に合わせて、ひざ掛けやショールを用意してもいいかもしれません。
祖父の服装
祖父の場合も和装・洋装自由です。
最近は晩婚化から、祖父母の高齢化が進み、場合によっては赤ちゃんやママと同じく体調が心配になる方もいるかもしれません。
体調に不安がある場合は、無理に礼服や和装よりは、気持ちよく過ごせる服装を優先させてあげましょう。
重要なのは両家のバランス
父方の祖父母が礼服で、母方はフォーマルスーツという組み合わせは写真写りも違和感はありません。
しかし、確認しなかったがために、当日開けてみたら、父方が礼服で、母方がカジュアルな服装で、お互い気まずくなってしまったり、ちぐはぐな記念写真になってしまった!となるのは避けたいところですよね。
気持ちよく赤ちゃんのお宮参りを祝えるように、事前に父方・母方、それぞれの祖父母に何を着るのかを確認して、バランスをとることをおすすめします。
遠方から来る場合の負担
また、父方も同様ですが、遠方から来る場合は着物での移動が、体に負担になる場合もあります。
電車で来る場合は、着物や着替えで荷物が増えて大変です。
遠方から来る祖父母の負担を考えて、みんなで無理のない服装で合わせるか、当日の神社付近やホテルなどで、出張着付けや着物のレンタルを手配してあげると、安心して参加してもらえそうです。
祖父母のお祝い金の相場が知りたい!
出産祝いとは別に、両家の祖父母から孫に、お宮参りのお祝い金を贈ることがあります。
また、遠方や多忙故に、両家の祖父母を呼ばずパパ・ママだけでお宮参りをして終わり、特に両家からお祝いは不要という家もあるようです。
お祝い金はどれくらい出すもの?
お宮参りのお祝い金の相場は5,000~10,000円とされています。
しかし、すでに出産祝いを贈っている場合は、お宮参りのお祝いは必ず贈らなくてはならないわけではありません。
両家の出費のバランスを取る
母方の祖父母が着物を準備したら、食事会は父方の祖父母で開くなど、赤ちゃんの両親と上手く連携を取りながら進めて良いましょう。
しかし、最近はパパ・ママが主導で全て手配することも多いので、バランスを取るのが難しい場合はお祝い金で調整してもOKです。
両親の兄弟の場合
パパ・ママの兄弟仲が良い場合、お宮参りに兄弟も参加する場合があります。
兄弟からのお祝いは基本は不要ですが、相場は3000~5000円です。
お金ではなく、ベビーグッズやベビー服をプレゼントすることも多いようです。
お祝い金に代わるものは?
「孫にはいくらでもお祝いしてあげたい」という家もあれば、「出産祝いを贈っているからお宮参りのお祝い金はなし」という家もあります。
片方にベビードレスを用意してもらい、片方に祈祷料を払ってもらうという方法だったり、双方にベビー用品を買ってもらうという方法も。
また孫がたくさんいる祖父母にとっては、お祝い金が重なるとかなりの経済的負担になっていきます。パパ・ママを仲立ちにして実家のバランスを取ることが大切です。
お宮参りの記念写真は祖父母は呼ぶの?
写真館やスタジオで記念写真を撮る場合、祖父母は呼ぶのか?
呼ぶとしたら、両家の祖父母なのか、片方で良いのか迷いますよね。
こちらも厳密な決まりはありませんので、日程を調整してみんなで撮るも良し、遠方に住んでいる両親を呼ぶのは大変だろうと思ったら、赤ちゃんとパパママだけで写真を撮って送るのも良いでしょう。
祖父母と記念写真を撮る機会もなかなかありませんから、みんなで予定を合わせたいというご家族は、時間に余裕がある日を決めて早めに予約をしておきましょう。
赤ちゃんと記念写真を撮るのは、長丁場になる可能性があります。
ぐずってしまって良い写真が撮れず、帰りの時間が迫ってしまって慌ただしい記念撮影になってしまった…というパターンも珍しくありません。
日程調整は早めに行いましょう!
お宮参りの写真では誰が赤ちゃんを抱く?
習慣では父方の祖母が抱くのが一般的と言われています。
できれば、写真を撮るときにお嫁さんの方からお姑さんに声をかけると喜ばれるでしょう。
また、今では昔ほど厳しくありませんので、両家で赤ちゃんを抱いて2種類写真を撮るのもありです。
イベントごとは何かと気を使うものですから、義両親がどれくらいしきたりにこだわるのかをリサーチしておくのが吉ですね。
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