お宮参りにはいくらかかる?
お宮参りには「初穂料」として5,000~1万円ほどかかります。衣装や食事、写真にどれくらいこだわるかによって費用が大きく変動します。
お宮参りの費用は誰が負担する?
費用の負担に決まりはありません。伝統的には父方の祖父母が負担することが多かったようですが、最近では母方の祖父母や赤ちゃんの両親が支払うケースも増えてきています。祖父母に初穂料を負担してもらった場合は、別途食事や贈り物でお礼をすると良いでしょう。
お宮参りには「初穂料」として5,000~1万円ほどかかります。衣装や食事、写真にどれくらいこだわるかによって費用が大きく変動します。
費用の負担に決まりはありません。伝統的には父方の祖父母が負担することが多かったようですが、最近では母方の祖父母や赤ちゃんの両親が支払うケースも増えてきています。祖父母に初穂料を負担してもらった場合は、別途食事や贈り物でお礼をすると良いでしょう。
見出し
お宮参りの内容は地域や家庭によってさまざまですが、主にお金がかかるのは5項目。
「初穂料」「祝い着」「食事会」「記念撮影」、招かれる側は場合によっては「お祝い金」を準備する、というのが主流。
父方・母方両家で行うお祝いですので、何にいくらかかって、どちらが払うか両家で話し合っておくとスムーズです。
内容 | 払う人 | 金額相場 |
---|---|---|
初穂料 | *父方の実家 | 5,000円~1万円 |
祝い着 | *母方の実家 | レンタル:数千円~2万円 和装一式:2~20万円 洋装一式:2~10万円 |
食事会 | 他の負担金のバランスを見て決める場合が多い | ランチ:約3,000円 ディナー:約5,000円 |
記念写真代 | 赤ちゃんの両親 | 3万~5万円 |
お祝い金 | 祖父母・おじおば | 3,000~5,000円 |
そもそもお宮参りの初穂料とは何でしょうか?
お宮参りの初穂料について概要を押さえておきましょう。
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈る行事です。生後1か月頃、近くの氏神様を祀る神社に赤ちゃんを連れてお参りに行きます。
お参りするだけでも構いませんし、神社に申し込みをして祝詞をあげてもらうこともできます。どちらでも構わないとされています。
お参りするだけの場合はお賽銭のみで構わないのですが、神社に申し込みをして祝詞をあげてもらう場合に支払う謝礼を初穂料(はつほりょう)または玉串料(たまぐしりょう)といいます。
初穂料は御初穂料(おんはつほりょう)と呼ばれることもあります。
お宮参りの際に神社に渡す謝礼のことを初穂料もしくは玉串料と呼びます。
どちらの名前でも問題ありませんが、初穂料、祈祷料とすることが多いです。
お宮参りはお寺で行っても問題ありません。
お寺の方が地域の守り神としてなじみがある、安産や子供に由来する有名なお寺があるという場合はお寺でも構いません。
お寺でお宮参りをするときは、初穂料ではなく「御祈祷料」「お布施」などの言葉を使います。
のし袋の書き方は後述しますが、神社と同じ書き方で問題ありませんよ。
お宮参りを祖父母と行くという家庭も多いですよね。その場合、初穂料は誰が払うべきなのでしょうか。
家庭のあり方が多様化した現代では、支払い方もさまざまです。1つ1つ紹介していきますね。
お宮参りは父方の祖父母と行くことが多く、赤ちゃんを父方の祖母が抱いてお参りするというのが習わしでした。そのため、伝統的には父方の祖父母が支払うことが多かったようです。そのかわり、赤ちゃんの晴れ着にかかる費用は母方の祖父母が持つことになっていました。
ただ、初穂料を誰が払うかについて決まりはありません。
母方の祖父母が払うこともありますし、赤ちゃんの両親が払うケースも増えてきています。
お宮参りの初穂料を祖父母が払ってくれるという場合には、甘えてしまってよいでしょう。
赤ちゃんの健やかな成長を祈って出してくれるものですから、基本的にはそこまで気にしなくても問題ありません。
ただどうしても気になるという場合や、遠方からわざわざ来てもらうという場合には、食事会などを開いてお礼とするのも一つの手です。
最近は祖父母と離れて暮らす家庭も多いためか、お宮参りの初穂料を赤ちゃんの両親が払うというケースも増えています。
祖父母からお祝いを頂いたという場合も、基本的に特別なお礼などは不要ですが、気になるのならば写真を添えて手紙を書くなどといった形でお礼の気持ちを示しておきましょう。
繰り返しになりますが、お宮参りの初穂料を誰が払うかという点については、はっきりとした決まりはありません。
大事なのは両家の祖父母も含めて事前に相談しておくことです。
事前にどうするか決めておけば、お宮参り当日はスムーズに行動できます。
どちらかの祖父母が初穂料を払うというのならば、他方の祖父母が着物代を負担するというように、両家のバランスをとるように意識しておきましょう。
お宮参りの初穂料を用意するとなったとき、次に気になるのが金額の相場ですよね。
実はこちらについてもはっきりとした決まりがあるわけではありません。
どういう点に気を付けて用意すべきか、順番に説明します。
まずは、祈祷を受ける神社に確認するとよいでしょう。
大きな神社などでは、混乱が起きないようにあらかじめ初穂料の金額が決められていることもあります。
ホームページなどに初穂料の金額が載っていることもありますが、電話で問い合わせたら教えてもらえるというケースもあります。
あれこれ悩むよりも、聞いてしまった方が確実です。尋ねるときははっきり「お宮参りの御祈祷をお願いしたいのですが、初穂料はおいくらでしょうか?」と尋ねてしまって問題ありません。
電話やホームページなどで確認した結果、「お気持ちでお納めください」などと言われることもあります。
お気持ちで、と言われてもなかなか悩ましいところですよね。
そんな時は、一般的な相場金額を元に考えましょう。
・一般的には、御祈祷のみならば5000円程度が相場
・御祈祷の後に縁起物などがいただけるという場合は10000円ほど
・基本的には5000円をベースに、人数が多い場合はそれにプラス
というイメージで金額を決めます
赤ちゃんと両親の3人であれば5000円程度でも良いですが、両家の祖父母が揃うなど、人数が増える場合には少し多めに包みましょう。
お宮参りの初穂料は、のし袋や封筒に入れるべきなのでしょうか?
入れるとしたら表書きや裏面は何をどう書くべきなのか…細かいことのように見えますが、失礼のないようにきちんとしたいところです。
ここでは、お宮参りの初穂料を準備するときに必要なことについて解説します。
書き方や入れる向きまでご説明するので、安心してくださいね。
お宮参りの初穂料は、基本的にのし袋に入れましょう。
お宮参りの初穂料に使うのし袋は、紅白の蝶結びの水引がついているものを選びます。お宮参りは何回もあってよいお祝い事ですから、結びきりではなく蝶結びの水引がふさわしいです。
ただ、神社によっては白封筒を指定してきたり、直接窓口で支払うようになっていたりする場合もあります。申し込みのときなどに一緒に確認しておくと安心ですね。
お宮参りの初穂料は新札でなくても構いませんが、神様にお供えするものですから、しわしわのお札や汚れたお札はNGです。
新札であればベストですが、そうでない場合にはなるべくきれいなお札を選びましょう。
のし袋に初穂料を入れたときの書き方について簡単に解説します。
まず水引のある表面ですが、上段に「初穂料」もしくは「御初穂料」、赤ちゃんの名前をフルネームで書きます。
赤ちゃんの名前が難しいときは、読み仮名を書いておくほうが親切です。出産内祝いのときと違い、フルネームで書くという点に注意してくださいね。
簡易なのし袋の場合は、裏面の左下に住所と金額を記入します。
中袋のあるしっかりしたタイプとなっているのし袋の場合は、中袋の表面に金額「金○○円」と書きましょう。
裏面には住所と赤ちゃんの名前を書きます。すでに記入欄が設けてあるタイプの封筒ならば、その指示に従えばOKです。
書きにくいですが、筆ペンで書いた方が見栄えもよく、書きやすいですよ。
お札を入れるときは、お札の向きをそろえて、人物の顔がある面が表側に来るようにして入れるとスマートです。
向きが違っていたからといって全くダメということはありませんが、大人のマナーとしておさえておきましょう。
神社によっては、初穂料を白封筒に入れて納めるように指定してくることもあるので、白封筒の書き方もおさえておきましょう。
のし袋と書き方がよく似ているので、難しくありませんよ。水引がないだけで、基本的に書く場所と内容はのし袋のときと同じです。
まず白封筒の表面ですが、上段に「初穂料」もしくは「御初穂料」、下段に赤ちゃんの名前をフルネームで書きます。
裏面の左下には住所と金額を書けばOKです。
お宮参りの当日、初穂料はいつ、どうやって渡すのがよいのでしょうか。神社により様々ですが、だいたいの目安を知っておくと安心ですね。
いつ渡すべきか、どうやって渡すのかについて説明します。
お宮参りの初穂料は、祈祷の申し込み用紙と共に渡すのが一般的です。
お宮参りの当日は、まず神社の社務所にて受付をします。
多くの神社では御祈祷の申込書があるので、そこに赤ちゃんの名前など必要事項を記入し申し込みます。
巫女さん・神主さんや神社の職員さんにその申し込み用紙を渡す際、のし袋に入れた初穂料を渡すようにします。
神社によっては申し込み用紙がないところもあるので、そういう場合は事前に聞いておきましょう。いつ渡すべきかも聞いておくとベターです。
お宮参りの初穂料は袱紗(ふくさ)で包むべきかも気になりますよね。
結論から言うと、袱紗で包むほうが良いでしょう。
袱紗はのし袋を汚さないためと、謹んでお渡しするという気持ちを込めて使うものです。袱紗なしでカバンに入れておくと、水引がよれたり折り目がついたりして汚れてしまう可能性があります。
汚れに注意したとしても、やはり袱紗を使った方が上品です。100均などでも袱紗は買えるので、1枚は持っておくのが大人のマナーです。
お宮参りに使う袱紗は、慶事用の温かみのある暖色系や紫、ゴールドなどの色合いを選びましょう。迷ったら、紫を選ぶと、慶弔どちらにも使えるので便利です。黒っぽい色は弔辞用なので避けてくださいね。
袱紗のことに気が付いたのが前日の夜遅くだった!袱紗は持っているけど当日忘れてしまった!
そんなときはハンカチで代用しましょう。袱紗の方がベターなのはもちろんですが、ないよりはましです。
事前に用意するのであれば、柄や装飾がない無地のものを選びましょう。
意外と悩む人が多いのが、何と言って渡すべきかということかもしれません。
初穂料は何かの代価というわけではなく、神様へのお供え物という意味合いで用意するものなので、その意味合いを汲んだ言葉がふさわしいです。
「初穂料です、お供えください」と言って差し出せば、神様へのお供え物という意味合いにも外れておらずわかりやすいですね。
少し難しいですが、「ご神前にお捧げください」「ご献納(けんのう)ください」という言葉でもよいでしょう。
御祈祷を行う神主さんへのお礼ではないので、「謝礼金です」「こちらお礼です」などと言って渡すのはNGです。その点には注意してくださいね。
昔のしきたりでは母方の実家で祝い着を準備するものでしたが、最近はしきたりにこだわる家庭も少なくなってきています。
着物のレンタルも普及していますので、費用や収納などお家の事情に合った選択をしましょう。
購入する場合ですが、祝い着は着物なので価格は素材などに左右されます。
一般的に、洋装の場合はベビードレス・帽子・スタイ等の小物も含めて3万円~5万円
着物を一式そろえると2万~20万ほどになります。
ベビードレスは普段使いできるものを選ぶこともできますし、着物は七五三や兄弟にも使えることを考えると、思い切って買ってみるのもアリですね!
ただ、どちらにしても一式そろえようとするとそれなりのお値段になります。
相手方のお家に気を遣わせてしまうのも悪いので、どれくらいの物を買うのかは相談しながら進めましょう。
相場はレンタルなら数千円~2万円のことが多く、安価なのが魅力です。
写真スタジオで記念写真を考えている場合は、衣装のレンタルサービスを行なっていることもあり、なかには撮影をするなら無料レンタルできるスタジオもあります。
前撮りをする時には、当日お参りにもレンタルできるかどうか聞いてみると良いですよ!
お宮参りの服装についてもっと詳しく知りたい方は『迷ったら見るお宮参り服装マニュアル:ママは何着る?祖母の正解は?』の記事をご参照ください。
お祝いの食事会代は誰が出すかという決まりはありません。
以下の例からもわかるように、家庭によって誰が出すかや出す金額もさまざまです。
昔のしきたりで考えるとお宮参りは父方の家の行事になるため、食事会を催す場合は父方の両親がお金を出すという考えが残っている地域もあるようです。
しかし現代ではしきたりより両家のお金の負担やお祝いの有無、自分たちがどうしたいかを考えて誰が出すかを決めるのが一般的になっています。
また、食事会はホテルや料亭などの外食にこだわりがなければ、自宅で行うこともできます。
表では外食の場合の金額を出していますが、自宅で行う場合はちょっと豪華な仕出し弁当を注文したとしても外食より予算を抑えることもできます。
お宮参りの時期はママは産後の疲れが出る頃ですし、赤ちゃんは初めての長時間の外出になることも多いはず。
お金だけでなくママや赤ちゃんの負担を考えて、メリットのある方法を選びましょう。
出産祝いと時期が近いため、お宮参りのお祝いはなくても問題ないものです。
贈るとしてもあまり多く包む必要はありません。
赤ちゃんの両親に負担を感じさせない気遣いが大切です。
父方・母方・おじおばで、特にお祝い金の額に差はありません。
詳しくみてみましょう。
お宮参りのお祝い金を父方の祖父母が用意する場合、3,000~5,000円程度が相場です。
内孫と外孫でお祝いの金額が変わるのか気になる人もいるかもしれませんが、違いをつけるべきではないとされています。
同等の金額でお祝いしてあげるようにしましょう。
母方の祖父母がお宮参りのお祝いを用意する場合も、基本的には父方の祖父母と同じく3,000〜5,000円程度を目安に、多すぎないようにしましょう。
お祝いをお金で渡すのではなく、費用を負担するという形を取るのも主流です。
母方で祝い着を準備する場合、レンタルでも購入でもそこそこ負担が大きくなります。
父方のお家とのバランスを見ながらお祝い金を考えましょう。
こちらも、3,000~5,000円ほどがお祝いの相場金額です。
通常、おじさんやおばさんにあたる兄弟からのお祝いは不要なので、贈るとしても少額でかまいません。お金ではなく、ベビー服やおもちゃなどのプレゼントを用意してもいいですね。
注意するのは、自分の子供のときにお宮参りのお祝いを先にいただいた場合です。その場合は同等の金額や品物をお返しするのがマナーです。
お宮参りのお祝いを渡すタイミングに特に決まりはありませんが、もらう方の負担や手間を考えて渡せるとスマートで素敵ですね。お宮参りに参加するのなら当日手渡しすればOKです。お宮参りの後に食事会などを予定しているのなら、そこで渡すとゆっくりと受け渡しできます。
食事会などの予定がなければ、会ってすぐに渡してもいいですし、ご祈祷などが終わってから渡しても問題ありません。当日の流れを見て渡せばいいので、あまり難しく考えなくても大丈夫です。
また、参加する、しないに関わらず、お宮参りの準備費用として前もって渡しておくのもありです。
お祝いはご祝儀袋に入れ、紅白の蝶結びがついているものを選び、表書きは単に「御祝」もしくは「祝御宮参」「祝初宮参」と書きます。下段には贈った人の名前をフルネームで入れます。
「赤ちゃんのために使ってね」「お宮参りの準備に使ってね」と言って渡すともらう方も負担を感じにくいですね。
お宮参りに参加しないのであれば、後日渡すという形でも問題ないですよ。
お祝いはご祝儀袋に入れ、紅白の蝶結びがついているものを選び、表書きは単に「御祝」もしくは「祝御宮参」「祝初宮参」と書きます。下段には贈った人の名前をフルネームで入れます。
「お宮参りのお祝いはお金だと味気ない気がする……」そんな人はプレゼントを用意するのがおすすめです!
お宮参りに関する縁起物としては、でんでん太鼓、福犬(犬張子)、せんすなどが代表的なものです。関西地方ならばお店でも購入可能ですが、他の地方ではあまり見かけないので、インターネット通販を利用して購入するのがおすすめですよ。
縁起物がセットになったものもあります。かわいらしい上、値段が手ごろで負担をかけないのもグッド。
毎日使い、いくらあっても困らないベビーグッズを贈るのは非常におすすめです。もらって困ることはないですし、喜んでもらえる可能性は高いでしょう。
定番でおすすめなのは普段着のベビー服、よだれかけ、ガーゼなど。こうしたアイテムはいくらあっても困らないので鉄板のお祝いです。
ただ、ベビー服やよだれかけなどを贈るときは、以下の2点に注意して贈りましょう。
迷ったら店員さんに聞いてみるのがおすすめです。
赤ちゃんへのお祝いとしては、おもちゃも鉄板で喜ばれるものです。おもちゃを贈るときは、以下の2点に注意して贈りましょう。
上の子がいる場合、定番おもちゃはあらかた持っている可能性があります。
そうでなくても、出産祝いなどでもらっていることもあるので、それとなく聞いて確認してみるといいかもしれませんね。
絵本を贈るのも非常におすすめです。絵本は赤ちゃん期から幼児期まで長く愛用でき、性別や時期を選びません。子どもも喜ぶことが多く、もらうと嬉しいお祝いです。
お宮参りのお祝いをいただいたら、悩むのが内祝いやお返しですね。そもそも内祝いやお返しが必要なのか、相場金額はいくらくらいなのか、悩む人が多いのではないでしょうか。
ここではお宮参りのお祝いに内祝いやお返しは必要なのか、必要な場合は何がいいのかについて紹介します。
お宮参りのお祝いにお返しは原則不要です。
ただ義理の両親からいただくとどうしても気になりますよね。その場合はお祝いのお食事会などにお招きすればOKです。
ちなみに、出産祝いには内祝いとしてお返しをするのがマナーです。出産祝いとお宮参りのお祝いと両方いただいた場合や、出産祝いとお宮参りのお祝いを兼ねていただいた場合はお返しをすべきでしょう。
出産祝いの内祝いはいただいた金額の半額~3分の1程度が金額の相場です。
特に祖父母への内祝いとして、お宮参りの当日に食事会を設定するのもおすすめです。お宮参りを午前中に行い、ランチを赤ちゃんの両親が負担するという形で食事会をすればスケジュールとしても無理がありません。
また、赤ちゃんの写真を内祝いに添えるのもおすすめ。孫の写真をいらないと思う祖父母はいませんし、何よりの記念になります。
お宮参りのお祝いにお返しは原則不要ですが、お礼の気持ちを何らかの形で伝えたいと思うのは自然なことですよね。
そう思う人におすすめなのが写真を同封することです。
お宮参りのときに記念撮影をするご家族も多いと思いますが、そのときに撮った写真を贈ればお祝いを贈った人も嬉しい気持ちになります。
せっかくのお祝い事ですから、写真撮影はプロに頼むのがおすすめ。プロに依頼すれば、誰に写真を撮ってもらうかやいい表情が撮れるかなどを気にしなくてすみますし、何より写真の出来がいいです。
赤ちゃんと両親、祖父母が全員そろう機会はあまりないので、きちんとした写真を残しておくと後々いい思い出になります。
お参りに記念撮影、食事会と盛りだくさんでは赤ちゃんが疲れちゃうかな、と気になる人は、出張撮影を依頼すると便利ですよ。
出張撮影に対応しているカメラマンも意外に多いので、まずは見積もりをとってみるとよいでしょう。
主に「撮影した写真を記念として祖父母にプレゼントしたいから」という理由で、赤ちゃんの両親が自分たちで出すと決めていることが多いようです。
祖父母がお宮参りに参加しない場合は、記念撮影の写真を贈ることで無事お宮参りが終わったことの報告にもなります。
お祝いをいただいたり初穂料を出してもらったりしているときは、お礼を伝える方法としてもぴったりですね。
お宮参りの写真記念写真は、大きく分けて2通りの選択肢があります。大手スタジオでの撮影と、個人の出張カメラマンにお願いする方法です。
お宮参りの写真撮影の値段について、それぞれの値段と、どんなメリットデメリットがあるのかご紹介します。
まずは、皆さんが写真撮影と言えばパッと思い浮かぶ大手スタジオの詳しい情報を見ていきましょう。
料金の比較や、スタジオ毎のサービスの違いなどをまとめてみました!
お宮参りの写真代の予算は、写真館やスタジオは『お宮参りパック』として、撮影料金+アルバム・レンタル衣装・台紙などがついて総額3~7万円が相場となっています。
それを踏まえて、お宮参りの記念写真が撮れる大手チェーンの中で、写真代グッズ代などどこが一番安いのか3社で比較してみました。
写真撮影は土日祝日は料金が加算されるところもあるので、利用する際は撮影日に合わせた料金で比較してください。
会社名 | 撮影料 | 料金に含まれる物 |
---|---|---|
スタジオアリス | 3,000円 | ・1家族撮り放題 ・着替え放題 ・兄弟姉妹の衣装(無料) |
スタジオマリオ | 3,000円 (土日祝日も同一) | ・1家族撮り放題 ・着替え放題 ・子供のヘアメイク/着付け |
スタジオアーク (関東:プラスナチュ) | A/5,555円 B/28,000円 C/55,000円 (土日祝日は通常価格5,000円) | A/1カット B/80カット C//80カット・アルバム(15カット12ページ・2面台紙(写真2枚つき)) 【ABC共通】 ・衣装2着レンタル ・着付け/ヘアメイク |
選ぶ会社によって、写真をグッズにできる商品内容が違います。
普段持ち歩けるキーホルダーや携帯ストラップなど、お宮参りで撮影したデータを小物にできるので、いつでも子供の顔が見れますよ。
会社名 | 商品グッズ料金 |
---|---|
スタジオアリス | 写真台紙/5,000円~ ポストカード/910円~ フォトフレーム/1,700円~ 写真小物/600円~ |
スタジオマリオ | 写真集/1冊37,900円~ アルバム/1冊5,000円~ 台紙/4,800円~ カレンダー/1枚3,500円~ フォトグッズ/1個1,400円~ 額付き写真/1個3,800円~ 年賀状/10枚1,620円~ |
スタジオアーク (関東:プラスナチュ) | なし |
会社によって、何度でも衣装替えができたり、子供に人気のディズニーやいないいないばぁっ!などの衣装が選べたりもします。
お宮参りといえば和装が一般的ですが、最近は洋装やカジュアルなファッションで記念撮影される人も多いようです。
会社名 | 商品グッズ料金 |
---|---|
スタジオアリス | ・ディズニーやメーベルキャラクターと撮影できる (なりきり衣装を用意) ・ミッフィーと一緒に撮影できる ・【エリア限定】出張撮影も対応 |
スタジオマリオ | ・NHK/いないいないばあっ!の衣装がある ・傷やアザ消し写真加工 ・芸能プロダクション「ホリプロ」と提携して研修 |
スタジオアーク (関東:プラスナチュ) | ・赤ちゃんが泣いても別日に取り直しOK ・撮影データのダウンロードOK (コースのカット数によりダウンロード数が違う) |
スタジオアリスなどを筆頭に大手スタジオは全国にあり、写真の現像や記念写真の撮影などで利用したことがある方も多いでしょう。
では、大手スタジオで撮るデメリットは何でしょう?
大手スタジオは、全てが込み込みなところが最大の魅力です。
着付けからヘアメイク、アルバム制作まで全て請け負ってくれるので、多少値段は張っても1ヶ所で済ませてしまいたいという方は大手スタジオで頼むのが良いでしょう。
実は最近では、出張カメラマンに写真撮影をお願いするご家族も増えています。
とはいえ、馴染みがない個人カメラマンへの依頼。
疑問がたくさんありますよね。
こちらも料金やメリット・デメリットをみてみましょう。
出張撮影は2~4万円が相場です。
なぜスタジオと比べて低く抑えられるのかというと、出張撮影は基本的にお参り当日の姿を撮影することが主流。
スタジオを押さえることもありませんし、衣装をカメラマン側で準備することもないので純粋な撮影料金しかかからないのです。
出張撮影はカメラマン・美容室・アルバムと、自分で手配しなければならないものが多く大変そうかと思うかも知れません。
ですが「お化粧や髪のセットは自分でできる」という方や、「アルバムはネットで簡単に作成できるから自分でやろうかな!」という方には安くすむし、オシャレな写真を撮ってもらえるしで良いことづくめ!
データをたくさんもらえるので、お気に入りの写真を自分でカスタマイズしてアルバムにできるのが最大の魅力です。
A:まず、写真を撮ろうとせずに一緒に遊ぶつもりでお越しください。 赤ちゃん、子どもにとって写真を撮ることが楽しい時間だということを伝えてあげるのが何より大切です。
最初は一緒に写真に写ってあげてください。無理にあっち向いて!とカメラの方を見るようにしないことも大切ですよ! 高い高いや、こちょこちょしてあげたり、いないいなばあをしてあげたりなどして、安心させてあげてください。
慣れてきたら、カメラマンの後ろに回って声をかけたりおもちゃで気を引いてあげると、一人でも自然にに笑ってくれます。(回答:PHOTO Kuru x Kuru 三重県津市)
さて、お宮参りの写真撮影、2パターンの料金やメリット・デメリットが分かったところで、最後に撮影料をお安くおさめる豆知識をご紹介しましょう!
写真撮影をお願いする会社によりますが、何枚撮っても撮影料は一律のところもあれば、1カットいくらと値段設定しているなど料金体系が異なります。
また、写真1枚あたりいくらで販売するケースは撮影したデータからあれこれ選んでしまうと、予算オーバーする可能性が大。
予算の範囲におさまるよう計算しておきましょう。
写真館や大手チェーン店では、プリント写真のほかアルバムなど小物アイテムも販売しています。
お宮参りをさまざまなカットで撮影してもらうと、つい1冊のアルバムにまとめたいものです。
アルバムって、後からの思い出にもなりますよね!
でも、アルバム1冊あたりの値段は平均5,000円からと高め。
それなら撮影データを購入した方が、リーズナブルなのです。
色褪せる心配はないし、家族で共有して撮影データを見ることもできますよ。
お宮参りの写真撮影をお願いするとき、メルカリなどフリマアプリやオークションサイトを閲覧しましょう!
お店のクーポンや割引券が販売されているので、何割か通常価格より安く写真撮影できます。
クーポンの中には「撮影料無料」や「撮影料+小物セット」など、お得な割引券もあります。
実際に写真撮影した人だけが次回使えるクーポンが販売されているので、フリーペーパーでは見かけない割引券が豊富に見つけられますよ。
赤ちゃんや子どものいる家族写真が得意なカメラマンや、自宅近くまで出張してくれるカメラマンなど、きっとピッタリのカメラマンが見つかるはず!
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