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【タイプ別】キッチン蛇口の交換方法!自分で簡単にできるのか?必要なものや注意点・蛇口の選び方

最終更新日: 2021年07月31日

この記事ではキッチンの蛇口(水栓)を交換する方法を解説していきます。

  • できれば今すぐ自分でできる簡単な方法を知りたい。
  • 手順や新しい蛇口の調達方法は?

そんなお悩みも、蛇口の種類別に解説してあるので解決できますよ。

蛇口にはいろいろな種類があり、どのタイプの交換をするかによって取り付け方法が変わります。この記事ではキッチンで使われる4つのタイプに分けて、交換手順を解説しますね。

そもそも蛇口の交換は自分でもできるのか?難易度は?

グースネック キッチンの蛇口

自分1人でも蛇口を交換することはできます。交換する蛇口のタイプを確認して正しく本体を選んだり、手順を踏んで水漏れ対策をしたりすれば女性でも可能。ただし難易度は比較的難しいと言えるでしょう。

このあと解説する注意点や交換方法を読んで、難しいと判断した場合は業者への依頼を検討してみてください。

  • 自分の家に合う蛇口が分からない
  • 工事手順がイメージできない
  • 蛇口が古くて工具を使っても取り外せない

このような場合は蛇口交換に対応している業者におまかせした方が良いでしょう。むやみに力を入れて部品が破損すると、配管から水が噴き出すこともあります。

ちなみに依頼する場合の工事費用は1万2,000円程度が相場です。できる限り安く信頼できる蛇口交換業者に依頼する方法も記事後半で解説しているので、合わせて読んでみてください。

交換前に蛇口の種類やタイプを確認しよう!

金色の蛇口のハンドル

蛇口交換は基本的に、今まで付いていた蛇口と同じタイプを付ける必要があります。そのため交換前に、まずは蛇口の種類やタイプを確認しておきましょう。

蛇口は大きく分けて「混合栓」と「単水栓」があります。混合栓はお湯と水を混ぜて温度の調節ができますが、単水栓は水orお湯のどちらかしか出せず、温度の調節ができません。

多くの場合混合栓ですが、単水栓の交換方法もこの後解説します。

さらに混合栓は以下のようなタイプに分かれます。今と全く同じ蛇口が欲しいのであれば、これらも確認しておきましょう。

  • ツーハンドル水栓・・・水とお湯のハンドルが別々
  • ワンハンドル水栓・・・水とお湯を1つのハンドルで出せる
  • サーモスタット水栓・・・温度の上限を制限できる機能がある

重要!構造上の大きな違いはワンホールかツーホールか

「混合栓or単水栓」以外にも、取り付け穴(普段は見えない)の数によって付けられる蛇口は変わってきます。

  • 取り付け穴が1つのタイプ:ワンホール水栓
  • 取り付け穴が2つのタイプ:ツーホール水栓

例えば今の蛇口がワンホール水栓だった場合、ツーホール水栓を購入しても付けられません

  • ワンホール水栓・・・配管も蛇口も1本のパイプに集約されて外側に出ているもの

ワンホール水栓

  • ツーホール水栓・・・蛇口が2本の配管とつながっているもの

ツーホール水栓

ツーホール水栓

画像のように台の上に蛇口があるような形状から「デッキタイプ」と呼ばれることも。また壁に取り付けられたタイプもあり「壁付けタイプ」と呼ばれています。

魅力的なデザインの蛇口があったとしても、もともとの蛇口と穴の数が違うと付けられません。なぜなら配管の取り付け穴の直径や、位置が異なるからです。

交換したい蛇口がどの種類・タイプに当てはまるかを確認したら、事前準備へ進みましょう。

その後は以下のタイプ順に、交換方法を解説していきます。

  1. ワンホールの混合水栓
  2. ツーホールの混合水栓
  3. 壁付けツーホールの混合水栓
  4. 単水栓

これらはキッチンで使われることの多い蛇口です。洗面所やお風呂場でも基本的に水栓の種類は変わりませんが、洗面所ではレバーと蛇口が離れたコンビネーション水栓というタイプもあります。

蛇口を交換する前の準備・注意点!

キッチンの蛇口

ほかにも蛇口購入前・作業前に確認すべきことや、作業中に気を付けることがあります。順番に解説していくのでしっかり確認しましょう。

  1. 作業前には元栓と止水栓を閉める
  2. ナットやソケットなどはレンチでしっかり締める
  3. 蛇口の選び方によっては取り付けられないことがある

準備①:作業前には「元栓」と「止水栓」を閉める

元栓は住宅の外に付いている、住宅全ての水を止める栓です。水道メーターの隣にあるハンドルやバルブをひねって止めます。まれに「止水栓キー」と呼ばれる、長い柄の付いた専用の道具を使わなくてはならないケースもあります。アパートやマンションなどでは、玄関脇の水道メーターのボックスに元栓があるので、そちらを閉めるようにしてください。

止水栓は蛇口のすぐ下にあります。ハンドル状になっていて手で閉められるものと、マイナスドライバーを使って閉めるタイプがあります。

準備②:ナットやソケットなどはレンチでしっかり締める

蛇口を付ける際には、水が漏れないようにナットやソケットをしっかりレンチで締める必要があります。ナットの大きさに合わせて幅が変えられる「モンキーレンチ」を用意しましょう。

またシンク下のスペースが狭く作業しづらい時には、水道工事用の「縦型レンチ」があると便利です。手が入りにくいような場所でもナットに噛ませることができ、回すスペースがいりません。

レンチでしっかり締めないと水漏れの原因になります。床が水浸しになってしまう可能性もあるので、しっかり締めるようにしましょう。

準備③:蛇口の選び方によっては取り付けられないことがある

新しい蛇口を選ぶ際には、前述の通り同じ種類・タイプの蛇口を選ぶ必要があります。また以下の点も考慮しなければいけません。

  • 取り付け穴が同じ大きさの蛇口を選ぶ
  • ツーホールタイプの場合は、穴と穴の距離が同じものを選ぶ
  • 蛇口にゴムパッキンが付いていない場合は自分で用意する

蛇口の取り付け穴の大きさが違う場合、取り付けられないこともあります。そのため購入前に取り付け穴のサイズを測っておきましょう。古い蛇口を取り外した後、天板から見える穴の直径を測ってくださいね

またツーホールタイプ(取り付け穴が2つあるタイプ)の場合は、穴と穴の間の距離を測っておきましょう。画像の緑丸と緑丸の間の長さです。

ツーホール水栓

国内の水栓であれば穴と穴までの距離はほとんど同じですが、時折違うこともあります。距離が違うと新しく買った蛇口が穴に入らない恐れがあるので、念のためものさしやメジャーで測っておいてくださいね。壁付け水栓の場合も同様に測りましょう。

また新しく用意した蛇口にゴムパッキンが付いていない場合は、自分で用意する必要があります。ゴムパッキンとは蛇口から水漏れしないように、部品のつなぎ目に付けるゴムのこと。今までのゴムパッキンをそのまま使うと、水が漏れやすいので避けてくださいね。

①ワンホール混合水栓の交換方法・手順

ワンホール水栓

まずはワンホール(穴が1つ)の混合水栓の取り付け手順です。画像のような蛇口の場合は、このパートを参考にしてください。

必要な道具 ・モンキーレンチ

・ドライバー

本体価格の目安 1万5,000~3万円

古い蛇口の外し方

  1. シンク下にある給水栓のナットを、レンチを使ってゆるめて取り外す
  2. ソケット(継ぎ手の金具)と、水とお湯の配管を止水栓から外す
  3. シンク下の蛇口本体を固定しているナット、ワッシャーなどの部品を取り外す
  4. シンクの上側から蛇口を引き上げて配管ごと抜き出す
  5. シンクの上側に台座があればドライバーで外す

新しい蛇口の付け方

  1. 新しい台座がある時はドライバーで付ける
  2. シャワーヘッド付きの蛇口の場合は、あらかじめシャワーホースを引き出しておく
  3. 台座に新しい蛇口を上からはめて、配管をシンクの下へ出す
  4. 蛇口の根元と台座をドライバーで固定する
  5. カウンター下からゴムパッキン→座金→ナットの順に入れて、レンチで蛇口本体を固定する
  6. シンク下にあるそれぞれの止水栓に、ソケットをレンチで付ける
  7. ソケットと給水ホースをつなげる
  8. ソケットとシャワーホースをレンチでしっかり締めてつなげる
  9. 止水栓、元栓の順に開ける
  10. つなぎ目部分などから水が漏れないか確かめて完了

7の給水ホースとの接続は、差し込むだけで済むワンタッチのものもありますが、そうでない時はレンチでしっかり締めてください。

②ツーホール混合水栓の交換方法・手順(デッキタイプ)

ツーホール水栓

一般的なツーホール(穴が2つ)の蛇口の取り付け方法です。台座のようなものに付いているため「デッキタイプ」と呼ばれることがあります。

必要な道具 ・モンキーレンチ
本体価格の目安 1万~2万5,000円

古い蛇口の外し方

  1. シンクの下から給水栓に接続しているナットを、レンチを使って取り外す
  2. 蛇口本体を固定しているナットやワッシャーなどの部品を取り外す
  3. 本体を配管ごと上から引き上げて外す

新しい蛇口の付け方

  1. 蛇口にナットやワッシャーなどが付いていたら外して、本体のみを上からはめる
  2. カウンター下からゴムパッキン→座金→ナットの順に入れて、レンチで蛇口本体を固定する
  3. 給水ホースと止水栓の間に新しいゴムパッキンを入れ、ナットを締める
  4. 止水栓と元栓を開けて水が漏れないか確かめて完了

③壁付けツーホール混合水栓の交換方法・手順

壁付けツーホール混合水栓

壁に付いており、2つの穴から水とお湯が供給される蛇口です。取り付ける際は2カ所の連結部分の動かし方にコツがいります。交換方法をよく読んでトライしましょう。

※このタイプは特に手順が複雑なので、業者依頼を推奨します。

必要な道具 ・モンキーレンチ

・シールテープ

・歯ブラシ

・ものさし

本体価格の目安 5,000~2万円

古い蛇口の外し方

  1. 蛇口本体とクランク(壁側に付いている金属管)の間のナットを、レンチでゆるめて取る
  2. ナットが取れたら蛇口を手前に引っ張って外す
  3. クランクを両方とも半時計回しで外す

新しい蛇口の付け方

  1. 接続部分の汚れを歯ブラシでかき出してきれいにする
  2. 新しいクランクを壁穴に入れ、左右それぞれ何回転で締まるか数える
  3. 壁からの高さが左右とも同じか、ものさしなどで確かめる
  4. 回転数と高さを確かめたら一度取り外す
  5. クランクのねじ部分に、シールテープを(軽く引っぱりながら)時計回りに6~8回巻く
  6. 左側を先ほど数えた回転数よりも1回少ない数で止める
  7. 右側は先ほど数えた回転数よりもちょっと手前で止めて、2つのクランクを「へ」の字にする
  8. クランクにゴムパッキンを入れて、新しい本体を左側から仮止めする
  9. 時計回しに右側を付けられる位置まで移動させる(この時に右側のクランクは動かさないよう気を付ける)
  10. 右側を仮止めしたら、ゆっくり動かしながら蛇口本体を水平にする(行き過ぎてしまったら、シールテープを貼るところからやり直すこと)
  11. 蛇口が水平になったらナットをしっかり締める
  12. パイプの中のゴムパッキンを一度取り出して、溝がある方を本体側に付ける
  13. パイプをしっかり締める
  14. 元栓を開けて水が漏れないことを確かめたら、壁側の座金を固定して完了

壁付け水栓をうまく取り付けるコツは、本体の動かし方とシールテープの貼り方です。本体は常に時計回りに動かし、反対側に動かさないようにします。シールテープは巻きすぎても少なすぎても水が漏れてしまうので気を付けましょう。

④単水栓の交換方法・手順

単水栓の蛇口

水かお湯かのどちらかしか出せない蛇口の交換方法です。屋外の水道や学校などにある蛇口のイメージですね。ハンドルをひねるもののほか、レバーで水を出すタイプもあります。

必要な道具 ・ドライバー

・モンキーレンチ(固くて回せない時)

・シールテープ

本体価格の目安 1,500~1万円

古い蛇口の外し方

【ハンドルタイプ】

  1. ハンドル(水を出す時にひねる部分)の上部のカバーを外す
  2. ハンドルのねじをドライバーでゆるめて外す
  3. ハンドルを持ち上げて外す(壁付けの場合は反時計回りに回して外す)

【レバータイプ】

  1. レバーの正面、もしくは上部にあるねじをドライバーで外す
  2. レバーを引き抜く

ねじがない場合はレバーを引き抜くところから始めてくださいね。

新しい蛇口の付け方

  1. 壁付けの場合は蛇口の根元にシールテープを6~7回巻いておく
  2. 本体を上から、もしくは壁にはめる
  3. 壁にはめるものは時計回りに締める
  4. ねじをドライバーで締めて完了

シールテープを巻いた後に逆に回すと、水漏れの原因になってしまいます。もし逆に回してしまったらシールテープを貼るところからやり直しましょう。

蛇口交換を業者に依頼するとどれくらい費用がかかるの?

電卓

蛇口交換の工賃の相場は1万2,000円前後。さらに蛇口の本体価格や出張費が足されるので、合計すると1万7,000~4万2,000円くらいです。

一方DIYする時は蛇口の部品代だけで済むため、5,000~3万円くらいで取り付けられます。

ただし自分で交換する際は「正しい蛇口選び」「水漏れ」「破損」に注意が必要です。蛇口選びや取り付けに失敗してしまうと、倍近くお金を無駄にすることにもなりかねません。接続がしっかりできていないと水漏れの恐れもあります。

そのためここまでの内容を読んで心配だなと思った場合は、プラス1万2,000円程度で最初から業者依頼をし、確実に交換してもらいましょう

中には法外な工事費を請求してきたり、作業が雑だったりする業者も存在します。「できる限り安く、でも信頼できる業者に依頼したい」という場合はぜひミツモアを利用してみてください。

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ちなみに信頼性の高い「指定給水装置工事事業者」の認定を受けた工事業者を選ぶのがおすすめです。

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蛇口を変えずにゴムパッキンの交換だけで水漏れが止まることもある

ゴムパッキン

ゴムパッキン(※)が劣化して水が漏れている場合は、ゴムパッキンを交換するだけで水漏れがなくなる可能性があります。ゴムパッキンだけなら数百円で購入できるので、費用をかけたくない場合はまずゴムパッキンだけ換えてみるのも良いでしょう。

(※)蛇口から水漏れしないように、部品のつなぎ目に付けるゴム

一般的な蛇口の耐用年数は10~15年です。これを過ぎていると蛇口自体の劣化が進んでいるため、例えゴムパッキンを交換しても近いうちに再度水漏れを起こすことがあります。年数がたっている時はゴムパッキンだけでなく、蛇口自体の交換をしましょう。

水を止めた時に「ゴトン」という大きな音がする場合は、蛇口交換だけじゃ不十分

蛇口を閉めて水を止めた時に「ゴトン」と大きな音がする場合があります。これは「ウォーターハンマー」と呼ばれる現象で、水道管内部の圧力が急激に変わることで起こるもの。今主流の「レバーで水を出したり止めたりする蛇口」を使っていると発生することがあります。

放っておくと水道管に負担がかかるだけではなく、大きな音による近所迷惑も引き起こしかねません。

しかしウォーターハンマーは蛇口交換では直らないので、別の対策が必要です。水撃防止器を取り付けたり、元栓を絞ったりしなければいけません。

ウォーターハンマー対策をしたい場合も、ミツモアで見積もりを取ってみてください。ミツモアでは無料でチャットもできるので、気になることを質問してみても良いですね。

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新しい蛇口はどこで購入すべき?

水の流れる蛇口

一番手軽に買える場所はホームセンターです。さまざまなメーカーのものが置いてあるので、メーカーを問わず選びたい人には一番便利です。

ただし費用を安く抑えたいなら業者に依頼するのが良いでしょう。本体購入と工事をセットにすれば安く抑えられる可能性が高くなります。

ちなみに蛇口の選び方は、記事前半でも解説した通り「混合栓or単水栓」「取り付け穴の数や距離」を確認していれば大丈夫です。その他以下のような点に違いがあります。

  • キッチンの場合は、シャワーノズルがどれくらい引き出せるか
  • 浄水器付きかどうか

蛇口選びが不安な場合は、選び方からサポートしてくれる業者を選んでみてください。

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