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車のエアコンを自分でクリーニングする方法!頻度の目安やおすすめ掃除グッズも紹介

最終更新日: 2024年06月28日

車のエアコンを掃除するタイミングは?

運転席

車のエアコン掃除に適したタイミングは、どのように判断すればよいのでしょうか?頻度と手入れが必要なサインをチェックして、愛車のカーエアコンと比較してみましょう。条件に当てはまっているなら掃除の時期です。

最低でも年に1回

車のエアコン掃除は年に4回が理想とされています。忙しくて時間が取れない場合でも、年に1回はクリーニングをしましょう。

クリーニングの時期は、カビが繁殖しやすい梅雨・秋雨の時期や、エアコンの本格使用がはじまる季節の変わり目がオススメです。

カーエアコンは主に猛暑や極寒の時期に稼働が増えるため、衣替えをする時期を迎えたら同時に掃除する習慣をつけるとよいでしょう。

とくに湿気が多くなる時期はカビの餌になる栄養分を残さないよう手入れしておけば、カビや雑菌の繁殖をおさえやすくなります。

掃除が必要なサインを知ろう

カーエアコンの吹き出し口から出る風から嫌なニオイを感じたり、冷房運転してもなかなか車内が冷えなかったりするときは、お手入れを検討しましょう。

風量や冷房効率が落ちているときは、フィルターの詰まりが原因と予想されます。

臭の原因は、エアコン内部にカビや雑菌が発生しているサインです。健康被害を引き起こさないようにするためにも、サインが現れたら早めの対策が求められます。

自分でできるカーエアコンのクリーニング手順

カーエアコンを自分で掃除する場合は、以下の手順で進めましょう。

【自分でできるカーエアコンのクリーニング手順】

  1. グローブボックスを外す
  2. エアコンフィルターを取り出して水洗い(または交換)
  3. 洗浄剤をエバポレーターに噴射
  4. 5~10分ほど送風運転
  5. フィルターが乾ききったら取り付ける

それぞれの手順を解説していきます。

掃除道具や洗浄剤はなにを用意すればいい?

カーエアコンのクリーニングに使う洗浄剤は、上画像の「クイックエバポレータークリーナー」がオススメです。

エバポレーターの表面を洗浄してニオイの発生を防ぐ洗浄剤で、TOYOTA(トヨタ)のオリジナルブランドである「ドライブジョイ」の製品です。公式ホームページ内でも紹介されています。

洗浄剤以外の掃除道具はとくに必要ありません。エアコンフィルターは浴室などで水洗いすることができます。エアコンフィルターを交換したい場合は、新しい商品を用意しておきましょう。

参考:エアコン洗浄・消臭 | トヨタ

【手順1】グローブボックスを外す

車のグローブボックス

グローブボックスとは、助手席についている開閉式の小物入れのことです。多くの車種では、グローブボックスの下部にエアコンフィルターが設置されています。

まずはグローブボックスを開けましょう。左右2箇所にピンで固定されているので、それを外します。

またグローブボックスの下側にフックが付いているので、水平にした状態で引っ張りましょう。

固く取り付けられていますが、フックが水平な状態になっていればスムーズに取り外すことができます。

【手順2】エアコンフィルターを取り出して水洗い(または交換)

車のエアコンフィルターを取り出した様子

クローブボックスを取り外すと、4つのツメがついた細長い部品が見えます。これがエアコンフィルターです。両手でツメをつまんで引っ張ると、エアコンフィルターを取り出すことができます。

車種によってはエアコンフィルターがない場合も。そのときはエバポレーターの洗浄をしますが、液だれで座席の足元を汚さないようにあらかじめタオルを敷いておきましょう。

【水洗いする場合】

取り出したエアコンフィルターは浴室や洗面所で水洗いしましょう。ホコリが多ければ、先に掃除機で吸っておくとラクになります。

洗剤を使いたい場合は中性のキッチン用洗剤などを使いましょう。ただし洗剤残りがあるとカビや雑菌が繁殖するので、基本的には水洗いをお勧めします。

【交換する場合】

水洗いで取れない汚れがあるときや、長くフィルターを取り換えていない場合は、新しいエアコンフィルターに交換するのもオススメ。カー用品店などで購入できます。

評価が高いのはDENSO(デンソー)の「クリーンエアフィルター」です。高い防塵性があり、抗菌・防カビ効果も得られます。

デンソーの公式ホームページでは、車種に適した型番が検索可能です。

参考:適合品番検索/車種別交換方法 | DENSO(デンソー)

【手順3】洗浄剤をエバポレーターに噴射

カーエアコンのなかでカビや悪臭のもとになりやすいのは「エバポレーター」です。

エバポレーターでは、冷房による気化熱と外気温との差によって結露して、水滴が発生します。水滴があるとカビや雑菌が繁殖しやすくなるのです。

カーエアコン専用の洗浄剤を使って、説明書にしたがってエバポレーターを掃除しましょう。

フィルターが入っていた部分の隙間から洗浄液を噴射することで、エバポレーターを掃除することができます。

先ほど紹介した「クイックエバポレータークリーナー」の使い方を例に手順を紹介します。

【エバポレーターに洗浄剤を噴霧する手順】

  1. 車のドアと窓を開けておき、液だれに備えて新聞紙などを敷いておく
  2. 付属のノズルをセットして、固定用のノズルホルダーを噴射口にセット
  3. エアコンの設定をする
    1. A/CをOFF
    2. 内気循環にする
    3. 吹き出し口は上部のみ
    4. 風量は最大にする
    5. 温度は最低(クーラー)にする
  4. 洗浄液を全量噴射する

とくに手順3のエアコンの設定が大切です。この設定を守ることで薬剤が定着しやすくなり、また薬剤がきちんと流れやすくなります。

【手順4】5~10分ほど送風運転

洗浄液を全量噴射し終わったら、エバポレーターの掃除はおおむね完了です。

仕上げにA/CをONにしてから5~10分ほど運転しましょう。この運転によってエバポレーターに結露が発生して、水で汚れが流れていきます。

【手順5】フィルターが乾ききったら取り付ける

あとはフィルターやグローブボックスを取り付けなおすだけです。フィルターはしっかり乾ききるまで陰干ししておきましょう。

水分が残ったままだと雑菌やカビのもとになるので注意してください。

カーエアコンメンテナンスのおすすめグッズ

上画像はクリーニング手順のなかでも紹介した、上画像のTOYOTA(トヨタ)のオリジナルブランドであるドライブジョイが販売している「クイックエバポレータークリーナー」です。

ほかにもいくつかのオススメ商品を紹介します。

1.Dr.DEO プレミアム

「Dr.DEO(ドクターデオ)」は2010年から販売開始されて、多くのユーザーから支持を得ているロングヒット商品。

エアコンの吹き出し口からスプレー噴射するタイプなので、フィルターやエバポレーターの掃除にはなりませんが、「安定二酸化炭素」による除菌・消臭効果は強力です。

2.Dr.DEO プレミアム スチームタイプ

こちらはDr.DEOのスチームタイプです。車を閉め切ってエアコンを循環させながら、車内でスチームを放出します。

スチームに含まれる除菌・消臭成分がエアコン内部を循環することで、お手軽にエアコンのニオイを改善できるという便利グッズです。

スチームは約10分で終わり、使用後に約3分の換気をするだけでバツグンの消臭効果が得られます。

3.カーメイト スチーム消臭 銀

こちらも評価が高い、スチームタイプのエアコン除菌・消臭剤です。

カビ臭用・エアコン臭用・タバコ臭用の3種類があり、車のサイズが大きい場合はLサイズの製品も用意されています。

銀イオン配合の消臭成分が、菌や悪臭のもとに付着して循環する仕組みです。

慣れない人はプロへの依頼がおすすめ

運転する女性

カーエアコンの内部を素人が触ると、思わぬ故障の原因になる危険があります。車いじりに慣れていないのであれば、プロに任せた方が安心です。

簡易的なエバポレーターの洗浄であれば、6,000~8,000円ほどが目安となります。

分解して洗浄したり、徹底的に高圧洗浄したりする場合はおよそ25,000~30,000円ほどが目安です。

カーエアコンの専門業者を探す

カーエアコンクリーニングの専門業者なら、良心的な価格で高度な洗浄を頼めるのが魅力です。

業者によっては一部のディーラーで行っているのと同様に、フィルター交換やエアコンガスの充てんも依頼できます。

専門的な知識を備えており自力では行き届かない場所の掃除まで済ませられるのも、専門業者に依頼するメリットです。

ガソリンスタンドやディーラーに頼む

幅広い車種を扱うガソリンスタンドや愛車を購入したディーラーに頼むと、エアコンの掃除をしてもらえます。ガソリンスタンドで採用されているのは自力での掃除に使う洗浄剤と同じものを使用し、簡単な洗浄をする方法です。

本格的な分解洗浄には対応しておらず、作業内容を考えると自力での掃除より割高に感じる場合もあるでしょう。

一部のディーラーではエバポレーターの高圧洗浄やフィルター交換だけでなく、エアコンガスの充てんまで頼めるのがメリットです。ただし店舗によって料金設定や対応している作業が変わってくるため、事前に確認しておかなければなりません。

車のエアコンを掃除しないとどうなる?

運転する男性

車のエアコン掃除はなぜ必要なのでしょうか?カーエアコンを掃除せずに放置した場合、考えられるデメリットを紹介します。必要性を理解していれば面倒な作業でも取りかかりやすいでしょう。

車のエアコンを掃除せずにいると冷暖房の効果が落ちる、カビや汚れが原因で悪臭が発生するといった問題が起こります。カビが引き起こす健康被害も見過ごせません。

エアコンの効きが悪くなる

車のエアコンを掃除せずにいると汚れがたまります。特に空気の出入り口となるエアコンフィルターが汚れたままだと、ホコリやゴミが邪魔をして風がうまく通りません。空気の循環が悪くなるとエアコンの効率が下がります。

カーエアコンは車内の空気か外気を取り込み、循環させて風を送り出します。フィルターはエアコンが車内に風を送るときに、異物をろ過する働きを持つパーツです。長く使うほどにゴミやホコリが蓄積するため、汚れていきます。

長年手入れをしていないフィルターには多くの異物が付いており、効率的に空気の温度調整ができないのです。

汚れが臭いの原因になる

カーエアコンは取り込んだ空気を気化熱で急激に冷やし、車内に涼しい風を送り出す仕組みです。

外気との温度差で結露が発生したときに水滴を排出し切れないと、湿度があがってカビが発生します。カビが繁殖したエアコンを掃除せずにいると、悪臭の原因になってしまうのです。

また車内でタバコを吸っている場合や臭いが強いものを車内に置いた場合、吹き出し口の付近に嫌な臭いの元が付きます。小まめに掃除しないと吹き出す風に臭いがつき、車全体がくさくなるのも問題です。

健康を害する恐れも

エアコンの汚れを放置すると健康被害のリスクも高まります。近年の論文ではカーエアコンの汚れをそのままにしておくとカビが繁殖しやすく、吸い込むとアレルギー疾患を引き起こすと指摘されました。

カビは人体の粘膜や気管支に悪影響を与え、鼻炎やぜんそくを引き起こします。カビの中には細菌やウイルスが潜んでおり、免疫の低い人が吸い込むと風邪をひきやすくなるのも心配です。

カビが発生していなくてもフィルターにたまった花粉やホコリを取り除かないと、アレルギー症状を引き起こす場合があります。

参考:カーエアコンとカビ汚染 – 濱田信夫

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