アメリカで始まり、近ごろ日本でも話題の「ニューボーンフォト」は、生後約3週間までの生まれたての赤ちゃんを撮影した写真のことです。
小さな可愛らしい姿を、より印象的な写真として残すことができると人気を集めています。
ニューボーンフォトを撮影するには、どんな衣装やグッズを用いるといいのか、撮影のアイデアも含めてご紹介します。
ニューボーンフォトの衣装・小物を選ぶコツ
普通の写真ではなく「ニューボーンフォト」として赤ちゃんの写真をオシャレにしたいなら、衣装やアイテムが大きな要素を占めています。まずはニューボーンフォトの衣装や小物を選ぶコツを解説します!
写真のテーマを決める
まずは写真のテーマを決めましょう。
たとえば、男の子なら「森の動物をイメージした写真にしたい」、女の子なら「ディズニープリンセスのようなイメージで撮影したい」といった感じです。
テーマを決めると、写真の背景や衣装も決めやすくなり、世界観のある印象的なニューボーンフォトを撮影することができます。
ニューボーンフォトは撮影したいけれど、「人とかぶりたくない」「オリジナルな雰囲気の写真にしたい!」という方は、ぜひテーマを決めて写真のイメージを思い描いてから、衣装などを決めることをおすすめします。
衣装と小道具、色を合わせて統一感を出す!
衣装や小道具、背景の色を合わせるだけで、写真をぐっと素敵にまとめることも可能です。
たとえば、白いレースを背景に、背中には白いふわふわの羽をつけ、頭に白いヘアバンドをすると、繊細で無垢な天使のように撮影することができます。
また、ゴールドを背景に淡いイエローの衣装を着せて写真を撮れば、華やかでゴージャスな雰囲気のニューボーンフォトになりますよ。赤ちゃんの周りに添える花とドレスを同系色にしても、アートのような素敵な写真になるでしょう。
衣装だけではなく、小道具も同じ色で統一することで、より素敵なニューボーンフォトを撮影することができるのです。
ぬいぐるみとおそろいにしてみる
ニューボーンフォトの小道具として、ぬいぐるみを使うのもおすすめです。その際、ぬいぐるみも赤ちゃんの衣装も、同じ素材と色で合わせると、より愛らしい写真になります。
たとえば、ニットで編まれたクマの帽子をかぶった赤ちゃんが、同じ色合いのクマの人形を抱っこしている写真。ほかにも、ブルーの衣装を着た男の子の赤ちゃんの隣に、『モンスターズ・インク』のサリーの人形が寄り添っていてもキュートな写真になるでしょう。
ぬいぐるみをうまく活用すれば、赤ちゃんの可愛らしさがより引き立つような、ニューボーンフォトになるのです。
ニューボーンフォトで人気の衣装・アクセサリー一覧
【定番の衣装】おくるみ
ニューボーンフォトの定番、「おくるみ」を使ったみのむし巻きです。生後間もない赤ちゃんならではの衣装で撮影できます。
「みのむし巻きは怖い写真に見えてしまう」「赤ちゃんが窮屈そう」と感じる方は、こちらの写真のようにおくるみから手足を出してあげるのもよいでしょう。
画像提供:PIXTA
前側を半開きにするアレンジもオススメ。上画像のようにハートのぬいぐるみなど、ちょっとした小物を添えるだけでかなりフォトジェニックな印象に変わります。
おくるみの色や素材によっても、かなり写真の印象が変わります。上画像の衣装は、布生地っぽい見た目です。周りに敷き詰めたファーはピンクのつやつやした素材なので、高級感が増しますね。
周りに花などの小物を置くなら、おくるみの色を合わせるのがコツ。こちらはひまわりの花を横に置き、おくるみの色は黄色で合わせていますね。
【定番の衣装】ベビードレス
かわいいフリルがたくさんついたベビードレスも、ニューボーンフォトの定番です。とくに白いドレスが人気。写真のように背景も白色で合わせると、赤ちゃんの純真無垢な印象がいっそう際立ちますね。この時期なら、男の子でも違和感なく着こなせるのもポイント。
女の子のニューボーンフォトなら、スカートタイプのドレスもオススメ。リボンやお花などの小物も合わせて、フリフリのガーリーな写真にできます。
【定番の衣装】動物モチーフの服・帽子
動物モチーフの衣装はぬいぐるみや小物を合わせやすいので、写真をファンシーな印象にすることができます。上画像のように赤ちゃんの周りに植物の置物を配置すると、森の中でくまさんと一緒に眠っているような1枚に。
こちらはうさぎのモチーフ。うさぎの耳がついた帽子としっぽがついたパンツだけなので赤ちゃんにも着せやすく、ニンジンのオレンジ色がワンポイントになって映えます。
動物モチーフであれば、赤ちゃんの生まれ年の「干支」にあわせて衣装を選ぶのもよいでしょう。たとえば寅(とら)年なら、上画像のようにトラの帽子をかぶせてニューボーンフォトを撮影してみては。
ヘアアクセサリでワンポイント!
生後間もない赤ちゃんを着飾るのは大変ですが、ヘアアクセサリなら簡単に付けられて、しかもオシャレな写真になります。
お花のモチーフが付いたヘアバンドは、女の子のニューボーンフォトの定番アイテム。可愛らしくガーリーな見た目になります。
大きなリボンが付いたタイプのヘッドバンドもオススメ。
男の子のアクセサリーで人気なのが、王冠の小物です。ラグジュアリーな雰囲気が出て、小さな王子様のような写真になります。
天使の羽根
両親にとって赤ちゃんは、自分たちのもとへ降り立ったエンジェル。天使の羽根を背中につけて、かわいいニューボーンフォトを撮影してみてはいかがでしょう。ただしうつ伏せの姿勢はキケンなので、自分で撮影するなら羽根は床に置いた状態にしましょう。
ニューボーンフォトで定番の小物一覧
ニューボーンフォトを撮るなら、赤ちゃんの衣装だけでなく、小物にまでこだわりたいですよね。ニューボーンフォトにピッタリなおしゃれアイテムを紹介していきます。
カゴ、クーファン(ベビーバスケット)
カゴやクーファン(ベビーバスケット)に赤ちゃんがすっぽり収まったニューボーンフォトは、体の小ささをより際立たせるグッズです。
ナチュラル素材のカゴは、どんなテイストのニューボーンフォトにもピッタリ。トウモロコシの皮などで編み込まれているので、赤ちゃんがケガをすることもない柔らかい素材です。
上の製品のようなクーファンタイプなら、ニューボーンフォトの撮影だけでなく、普段のお出かけ時にベビーベッドとしても使えるのがポイント。
もう少し撮影向きのカゴがよければ、上画像のようなオシャレな作りのカゴもあります。ベビークッションや毛布を敷き詰めて、赤ちゃんを寝せて撮影することが可能です。
ニトリなどの家具量販店にある普通のカゴやバスケットを購入して、ニューボーンフォトのときだけ赤ちゃん用に使うのもよいでしょう。
おなじナチュラル素材でも、白くカラーリングされたカゴを選ぶこともできます。写真の雰囲気に合うカゴを探してみましょう。
ニューボーンフォトのテイストによっては、上画像のようなモコモコしたバスケットを選ぶのもオススメ。赤ちゃん独特の柔らかい雰囲気が出せます。
毛布、ベビーブランケット
カゴやベビーベッドに、ファーの毛布を敷くだけでもかなり写真映えします。フワフワとした毛に包まれる赤ちゃんの姿はどこか神秘的ですね。
毛布の色に合わせて、おくるみとして使うベビーブランケットの色も選んでみましょう。定番は白色や乳白色ですが、ピンクやオレンジなど様々なカラーの製品があります。
ベビーサイズのソファ、クッション
赤ちゃんカゴやベッドの代わりに、ベビーサイズのソファを使うのもオススメ。
ふつうソファは大人が2~3人で座る大きさなので、赤ちゃん1人でソファが埋まっているとミニチュアのような可愛さが出る写真になります。
「撮影で使い終わったら処分に困る」という方は、ぬいぐるみや人形を飾っておくのはいかがでしょう。そうすればインテリアとしても活躍します。
ベビーソファを使って、全体的に丸みのあるフォルムを強調するのもオススメです。こちらも撮影で使い終わったあとでも、しばらくは日用品として使うことができます。
ニューボーンフォトをセルフ撮影するなら、家にある大人用のビーズクッションに赤ちゃんを寝せるのも定番です。赤ちゃんの体がフィットしやすいので撮影もラクラク。
ただし赤ちゃんのうんちやおしっこで汚れる可能性が高いので、寝せる部分にガーゼや汚れてもいいタオルを敷くのがオススメです。
成長に合わせて使える月齢フォトシーツ
月齢フォト用のシーツなら、成長の過程をアルバムにまとめるのにも向いています。数字が書いてあるので生後何か月か、何歳かなどが写真でも分かり、成長を感じやすい1枚に。デザインもオシャレな製品がたくさんあります。
幼いうちはいくらでも撮影できるので、子供が生まれたら1枚買っておいてもいいかもしれませんね。
100均便利アイテム・アルファベットブロック
赤ちゃんの名前や誕生日をアルファベットブロックで添えるだけでオシャレな写真になります。100均などでも購入できるので、コストもそこまで高くありません。
ずっと友達!ぬいぐるみ
可愛い×可愛い=スッゴク可愛い!赤ちゃんとぬいぐるみのコンビは最強です!同じぬいぐるみと一緒に写真を撮り続けると、成長記録としても感慨深い写真が撮れますよ。
ニューボーンフォトの衣装・小物はレンタルでもOK
ニューボーンフォト用におくるみや小物、赤ちゃんカゴなどを1から揃えていくのは大変です。選ぶものによっては、かなり高額になってしまうことも。
「撮影したあとは使わなさそうだから、グッズの購入はちょっと……」という方は、レンタルを検討してみてはいかがでしょう。
ニューボーンフォトは日本でも一般的になりつつあるので、「ニューボーンフォト専門ショップ」も増えています。衣装と小物一式をレンタルした場合、相場は2万~3万円前後が一般的です。
写真スタジオに依頼して、コスパよく撮影!
ニューボーンフォトの出張撮影に対応している写真スタジオであれば、衣装や小物のレンタル代もプラン料金に含まれていることが多いです。
スタジオやアルバム作成費などにもよりますが、撮影や衣装レンタルすべて込み込みで3万~7万円が相場です。
もちろん撮影はプロのカメラマンがおこなうので写真の仕上がりはバッチリ。撮影データやフォトアルバムも作ってもらうことができます。
せっかくのニューボーンフォトは、プロのカメラマンに出張撮影を依頼してみてはいかがでしょうか?
撮影用の小物を手作りするのもグッド!
せっかく一生に一度の、わずかな時期にしか撮れないニューボーンフォト。小さくて可愛い撮影アイテムも、思い出として家に飾っておくのはアリですね。
フェルトのクラウンや簡単なヘアバンドなどは自分でも作成することが可能です。ざっくり編みのおくるみなんかも、おしゃれな毛糸を買ってくればできちゃいますよ!
体調がよく時間が取れる場合は、ぜひ挑戦してみてください。
ミツモアでニューボーンフォト出張撮影の無料見積もりができます
この記事では、ニューボーンフォトの衣装や小物について、おすすめのアイテムを紹介してきました。
せっかく赤ちゃんの写真を記念に残すなら、プロのカメラマンに出張撮影を依頼してみてはいかがでしょうか。衣装や小物も、スタジオからレンタルすることができます。
ミツモアなら、プロのカメラマンから最大5件の見積もりが無料で届きます。撮影料金や利用者の口コミなどを比較しながらカメラマンを探せるので、ニューボーンフォトの出張撮影を検討中の方はぜひお試しください!