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ニューボーンフォトの撮り方が知りたい!成功のコツ3つ【カメラマン監修】

最終更新日: 2024年06月28日

SNSでも話題沸騰中の「ニューボーンフォト」。

新生児特有の可愛さはぜひ写真に残しておきたいものですよね。

写真の撮り方をちょっと工夫したりアイデアを取り入れたりするだけで、まるでプロのように撮ることができることをご存じでしょうか?

ご自宅でのニューボーンフォトの上手な撮り方についてご紹介してみましょう。

ニューボーンフォトの家での撮り方

ニューボーンフォトは、新生児の赤ちゃんの写真をただ撮影すればいいわけではありません。

記念に残るような、素敵でユニークでアートなニューボーンフォトを撮りたいですよね。

そのためにはどうすればいいのでしょう。

自宅で撮る際のポイント

まずご自宅でのニューボーンフォトを上手に撮るために注意したいのは、生活感がにじみ出ていないかどうかです。

自宅という生活空間で撮影するので、どうしても生活感を隠しきれないこともあるでしょう。

しかし、少しの工夫でご自宅の生活感を隠すことが可能です。

どこのご家庭にでもある物を使って目隠しをしたり、背景にしたりなどすれば、たちまち素敵なフォトスタジオの完成です。

 どこで撮影するのがベスト?

自然光がふわっと入ってきて日中とても明るい部屋で撮影するのがベストです。

と、言うのも生まれたばかりの赤ちゃんにカメラのストロボは刺激が強すぎます。

使ったらダメというわけではないですが乱用は避けたいところ。

もしくはデュフューザーという機材を使って光を柔らかくするか、

壁や天井に光をバウンス(反射)させて使いたいところ。

趣味でカメラをしている人であれば機材を持っていない人も当然いると思いますので、

極力自然光で撮影できるところを探しましょう。

 家にある小物で使えるものは?

ニューボーンフォトを撮影するとき、どこのご自宅にでもあるようなものでも小物を使うと雰囲気がぐっと良くなります。

真っ白で足の長いふわふわのバスタオルやタオルケットを背景にしたり、赤ちゃんをくるんであげると、柔らかい印象を作れます。

女の子の場合はレースや花柄などがあるものを使うだけで、華やかさや愛らしさがアップします。

レースの場合は、真っ白ではなくオフホワイトなどであれば、男の子でも女の子でも使えそうですね。

ご自宅にあるストールやタオル、ハンカチなどを上手に活用するのがポイントです。

また、子供に買ってあげたおもちゃ等もカラフルで映えるますよ!

ニューボーンフォトならではの写真の撮り方

ここではニューボーンフォトならではの写真の撮り方をご紹介していきます。

どんな撮り方があるのでしょうか。

早速見て行きましょう!

おくるみポーズ(みのむしポーズ)

ニューボーンフォトの醍醐味と言えばこのおくるみポーズですね。

一番ありきたりではありますが、このおくるみポーズは関節が柔らかいこの乳幼児だからこその撮り方になります。

関節が柔らかい分脱臼などもしやすいのもありますので細心の注意が必要ではあります。

できればニューボーンフォトを撮っているプロカメラマンにお任せした方が良いショットにはなりますね。

でもこの時期しか撮れない写真になりますのでこのカットは必ず撮影しておきたいところでしょう。

部分撮り

手や足、おしり、頭などの部分撮りもニューボーンフォトならではです。

蒙古斑などの痣も一緒に撮っておくとあとあと見返した際に懐かしさ倍増ですよ。

わが子も撮影していますがもう何度見ても飽きません!

こんなところに痣なんてあったのかーとかいろいろ感慨深く見なおしてしまいます。

あとはパパとママの指輪とかを赤ちゃんの足の指にひっかけて撮影したりするのも定番ですよね。

部分撮りは必ずとりいれておきたいところですね。

③大きさ比べはテッパン

ニューボーンフォトの醍醐味はパーツの写真撮影にあります。

赤ちゃんの手足がどれほど小さかったかを知るために、サイズ比較したパーツ写真も撮っておくと面白そうです。

ママやパパの手足と、赤ちゃんの手足を並べて撮っていたり、赤ちゃん用のぬいぐるみや、おもちゃなどと並べて撮っておくのもいいですね。

大きさ比べをした写真を撮っておくことで、どれほど小さかったのかを後から実感することができます。

将来お子さんに写真を見せながら「こんなに小さかったんだね」と話して聞かせてあげることもできそうです。

ニューボーンフォトの撮り方の注意点

ニューボーンフォトの撮り方についての注意点を記載していきます。

特に赤ちゃんやママ目線でお話していきますのでここはしっかりと確認しておきましょう。

とにかく最初にお伝えしておくことは無理はしないということです。

赤ちゃんには取れないポーズがある!

ここでの取れないポーズというのは赤ちゃんが自力で出来ないということです。

特に良く見かける頬杖をついたポーズ、これは大変危険ですので、セルフで1人で撮影するのは絶対やめましょう。

このポーズをカメラマンが撮影する際は、赤ちゃんの頭を持ち上げ、アシスタントが手を頬杖のポーズにしてその上に頭を乗せます。

当然赤ちゃんが自力で自分の頭を支えられるわけではありませんので、アシスタントがその頭を固定するために手で支え続ける必要があります。

アシスタントが支えたまま撮影をして、その後は加工ソフトで手を消すという作業を行っているのです。

簡単に説明しましたが、読んで頂いても分かる通り1人で撮影するのは不可能です。

乳幼児の頭をは大変柔らかく、危険を伴いますし力加減を間違えるととんでもない事になります。

どうしても頬杖のポーズをしたいという方は、マタニティフォトのプロに依頼することを強くオススメします。

赤ちゃんのご機嫌次第では撮れないことも…

撮影において一番重要なのは赤ちゃんのご機嫌です。

赤ちゃんの機嫌の良し悪しで、1時間で終わる撮影もあれば、たった1カットを撮るだけで2時間も3時間もかかってしまう場合もあります。

裸での撮影などは乳幼児にとって負担となる事もありますので、撮りたいカットは数点候補を出しておいて、その中でも「絶対このポーズだけは撮りたい!」というものを決めておくと良いですね。

ニューボーンフォトを本格的に撮影する方法

さて、注意まで確認したところで、自宅で本格撮影できる撮り方を見ていきましょう!

現役カメラマンが設定やテクニックを教えてくれますよ!

 スマホで撮影するときのコツは?

スマホのカメラを使ってニューボーンフォトを撮る場合は、赤ちゃんに近づきすぎず距離を取って、ズーム機能を使って撮影するといいでしょう。

スマホのカメラのレンズは広角のものが一般的なため、赤ちゃんの顔が歪んでみえてしまったり、ふんわりとぼかしたりするなどの効果を出すのが難しいからです。

iPhoneなどには「デュアルレンズ」を搭載している物もありますので、その場合は望遠側のレンズをしようするとよい写真が撮れます。

基本は逆光よりも正面から光が当たる順光の方が綺麗に映りやすいのですが、一眼レフのような質感を出したいときには逆光でチャレンジしてみましょう。

逆光で撮るのであれば、露出補正を+1~3で設定してみてください。

一眼レフ(ミラーレス一眼)でおすすめの機材紹介

まず、一眼レフカメラにはフルサイズ、マイクロフォーサーズ、APS-C機の3つに分かれています。

一眼レフとはレンズ交換式のカメラと認識しておいてください。

お値段等も全て考慮すると、2019年6月現在でいけばSonyのα6400(ミラーレス一眼)がいいでしょう。

瞳AFという機能の最新版がついていますので赤ちゃんの目をカメラが認識してピントを合わせてくれます。

初心者の方にも非常に撮りやすく、女性でも扱いやすい小型軽量モデル。

お値段もレンズ込でも13万円前後ほどです。

これに単焦点レンズを一緒に購入しても15万円ほどで、本格的にかわいいお写真が撮れてしまうのです。

単焦点レンズを使うと明るい写真を撮れるだけではなく、ふんわりと背景をぼかしたり、優しい印象の写真が誰でも手軽に撮影できたりするので、やわらかい赤ちゃんのイメージに合った写真を撮ることができます。

ちなみにパパさんがメインで扱うのであればキャノンのkissシリーズ(一眼レフ)もオススメですよ。

 レフ版を使ってみよう

写真提供:PhotoStudioTowA

「どうしてもあと少し光が欲しいけどライトは使うまでもない…!」と頭を悩ませているようであればレフ板が一枚あると便利ですね。

レフ板で光を集約し反射させることで被写体に光を当てる事ができます。

影が強いな~という部分にレフ板を当てる事で影を薄くすることができるのです。

アマゾンなどのショッピングサイトでも2,000円前後で売っていますので結構お手頃に購入出来ちゃいます。

ストロボやLEDライトなど機材が手薄な方であれば、レフ板を一枚持っていてもいいかもしれませんね。

赤ちゃんに使うのであれば60センチサイズの大きさがあればいいでしょう。

カメラマニア必見!ニューボーンフォト撮影に適した機材

次はニューボーンフォトの撮り方の機材編です。

ここではカメラの機材について主にお話をしていければと思っています。

個人で撮影される方でどんな機材を使えばいいのか気になる!と言う方は是非確認してみてくださいね。

どんなカメラが良い?

撮影する上でどんなカメラがいいの?ってよく聞かれます。

これに関してはそれはもうフルサイズ推奨です!なんて言おうものなら近年のカメラ業界では炎上問題です。

人それぞれ、TPOに応じて…ということを踏まえた上でミラーレスカメラでも十分にかわいい写真は撮れます。

確かに、プロが使うような大きなフルサイズカメラ(ミラーレスもフルサイズはあります)の方が画質も良いのは確かです。

ですが、監修の東カメラマン個人的にはボディよりもレンズの方が重要だと思っていらっしゃるそうで、ボディはご自身で扱いやすい物を選ぶといいそうです。(小さく持ちやすく軽量なもの等)

車と一緒で軽自動車にもいいところがあれば普通車にもいいところがあるというイメージです。

レンズについて

レンズについてはとにかくたくさんの種類があります。

レンズに関しては最初に購入した時にセットでついているセットレンズでも十分に撮影は可能です。

ですがあわよくばご予算にが許されるのであればF値小さいレンズ(単焦点レンズ)を購入することをオススメします。

通常のセットレンズであればF3.5~6.3というように、ズームと共にF値が変動するので明るさやボケ感が変わったりして少々撮りにくい一面も…。

しかし、単焦点レンズというのはF1.2スタートやF1.8スタートというように小さい数字からスタートします。

このF値が小さいということはその分暗い部屋でも明るく撮影することができるので、自然光メインで撮影する際でもとても扱いやすいレンズなのです。

ただ注意点としてはF値を小さくし過ぎるとその分ボケやすくなります。

極端に言うと赤ちゃんの目にピントを合わせていたら、足元はボケている…なんてこともあるのです。

なのである程度F値は大きいF2.0以上が望ましいですがそれでもこの単焦点レンズは非常に使いやすいですね。

どのメーカーにも1~3万円台で購入できるお手頃単焦点レンズが販売していますので是非調べてみましょう。

ライティングについて

さて、少し注意しておきたいのがライティングです。

文頭でも少しお話させて頂きましたが、ストロボを直接赤ちゃんに向けて発光させるのは宜しくありません。

ですからできることなら自然光のみが望ましいです。

それでもどうしても暗い場合はストロボを使う事もやむをえませんが、出来るだけバウンスを使ったりディフューザーを使うなどの対策はしましょう。

ちなみに自然光だからと言って直射日光を当てる方がいますがこれはNGです。

光が硬いので綺麗な写真にはなりにくいですね。

できればレースのカーテンなどで光を柔らかくしてあげるのがいいでしょう。

あとはLEDライトを使うのもおすすめです。

ストロボは突発的に光を発光させるため赤ちゃんの目には優しくありません。

ですが常時発光している機材に関しては大丈夫なので、カメラの設定でもどうにもならないほど暗い場合は補助光としてLEDライトを使ってみてはいかがでしょうか。

監修カメラマン


  • 定期的に内装を変更している戸建て型フォトスタジオが人気
  • ベビーマッサージ教室を開催!赤ちゃんとパパママに寄り添うスタジオ
  • どんな要望にも応えてくれる柔軟さが強み

PhotoStudioTowAは福岡県飯塚市のカメラマン事業者。代表の東 達弥氏はカメラマン歴9年目のベテランカメラマンです。飯塚市にある戸建て型フォトスタジオは定期的に内装を変更しており、部屋ごとのコンセプトも違います。依頼者のイメージ通りのデザインの部屋が見つかるはずです。


ニューボーンフォトも赤ちゃんの元気な表情を引き出しながら撮影してくれます。撮影以外にもマタニティ期から通えるベビーマッサージ教室を開催。赤ちゃんと心と体のコミュニケーションをはかれるベビーマッサージの方法を学べます。赤ちゃんとパパママに寄り添っているフォトスタジオといえるでしょう。


こちらの事業者の強みは早朝や夜、雨の中の撮影に対応するほどの柔軟さ。依頼者のどんな要望にも応えてくれます。口コミでも、とてもフレンドリーで親しみやすい人柄が人気なので、まずは気軽に相談してみるとよいでしょう。

口コミ
参考価格
データ10カット 18,000円
全データ 25,000円

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ニューボーンフォトはキャンセルや予約変更の場合お金はどうなるの?

プロのカメラマンに頼む際ですが、当然赤ちゃんやママの体調によっては延期せざるを得ない場合もあるでしょう。

マタニティフォトに関してはプロカメラマンもその旨は十分に承知している部分でもあります。

このような場合はキャンセル料を取る人は少ないでしょうし、予約変更でも仕方のない部分になります。

ですが、もしも気になる方は前もってその旨も相談しておくといいですね。

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