「すのこを処分したいけど、大きくて運び出しが大変」「処分方法や費用がわからない」という悩みをお持ちではありませんか。


すのこの処分費用は0円~3,000円程度が目安です。自治体の粗大ごみ回収なら数百円で済む場合もありますし、解体して可燃ごみとして無料で処分することも可能です。ただし、すのこの材質やサイズ、状態によっては利用できない処分方法もあるため、事前の確認が重要です。
本記事では、すのこの処分方法のほか、各方法の料金比較や手間を省くコツについても詳しく解説します。
すのこの処分費用は? 相場一覧
不要になったすのこの処分にかかる費用は、すのこの大きさや処分方法によって大きく異なります。
まず、どの方法にどれくらいの費用がかかるのか、全体像をつかんでおきましょう。以下の一覧表で、処分方法ごとの費用相場を確認してみてください。
処分方法 | すのこの大きさ | 費用相場 |
---|---|---|
可燃ごみ | 解体して指定袋に入るサイズ | 無料(ごみ袋代のみ) |
DIYで再利用 | すべてのサイズ | 無料(道具代は除く) |
ネット・フリマアプリ | すべてのサイズ(状態の良いもの) | 無料(送料・手数料は除く) |
リサイクルショップ | すべてのサイズ(状態の良いもの) | 無料 |
粗大ごみ | 自治体の規定を超える大きなサイズ | 200円~1,000円程度 |
不用品回収業者 | すべてのサイズ | 5,000円~6,000円※ |
※ミツモアの2025年6月時点のデータを基にした費用の平均。なお他の不用品と一緒に回収すると割安になる場合もある
すのこを小さく解体できれば、多くの場合無料で処分できます。一方、大きなすのこベッドなどをそのまま処分したい場合は、有料の方法が主な選択肢です。
ご自身のすのこの状態や、処分にかけられる手間と時間に合わせて、最適な方法を選びましょう。
すのこを無料で処分する方法
「できるだけお金をかけずにすのこを処分したい」と考えている方も多いでしょう。費用をかけずにすのこを手放す方法は、意外とたくさんあります。
- ノコギリなどで小さくして、家庭ごみとして出す
- DIYの材料として、全く別のものに作り替える
- ネットオークションやフリマアプリを使い、必要としている人に売る
- 地域のサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらう
これらの方法なら、処分費用がかからないだけでなく、場合によっては収入につながることもあります。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
解体して可燃ごみとして処分する
粗大ごみにあたる大きさのすのこでも、解体して小さくすれば「可燃ごみ」として無料で出せます。多くの自治体は粗大ごみの基準をサイズで定めており、その基準を下回れば一般ごみとして扱われるためです。
実際に、自治体ごとに粗大ごみの基準は以下のように異なります。
- 名古屋市・大阪市など:一番長い辺が30cmを超えるもの
- 福岡市など:市が指定するごみ袋(最大45L)に入らないもの
- 京都市:大型ごみに分類されるが、解体して燃やすごみの袋に入ればOK
お住まいの自治体のルールを確認し、規定のサイズ内に解体すれば無料で処分できます。 ただし、解体作業には工具が必要ですし、釘などの金属部品は取り外して分別する手間がかかる点には注意が必要です。作業の際は軍手をはめ、安全な場所を確保してから作業しましょう。
解体方法や手順
すのこを解体する際は、安全に注意して正しい手順で行いましょう。具体的な手順は以下の通りです。
- 道具を準備する 軍手、ノコギリ、バール(釘抜き)を用意します。すのこの種類によっては電動ノコギリがあると便利です。
- 安全な作業スペースを確保する 屋外やベランダなど、周りに物がない広い場所で作業しましょう。シートを敷くと後片付けが楽になります。
- すのこを解体する まず板と桁の間にバールを差し込み、釘を抜いていきます。釘が抜けにくい場合は、ノコギリで板や桁を切断しましょう。
- 自治体の規定サイズに合わせる お住まいの自治体が定める一般ごみのサイズ(例:一辺が30cm以内など)に合わせて、板や桁をノコギリで細かく切断します。
- 分別してまとめる 木材は可燃ごみ、抜いた釘や金属部品は不燃ごみや金属ごみとして分別します。木材はゴミ袋に入れるか、ひもで束ねてまとめましょう。
解体作業には怪我のリスクが伴うため、必ず軍手を着用し、慎重に作業を進めてください。 また、釘や木くずが散らばらないよう、作業後の清掃も忘れずに行いましょう。
DIYで別のものに作り替える
すのこ自体に大きな傷やカビがなければ、処分せずにDIYで再利用するのも選択肢のひとつです。少し手を加えるだけで、便利な家具やおしゃれなインテリアに生まれ変わります。
特に、以下のようなアイテムは初心者でも比較的簡単に作れるため人気があります。
- 本や小物を飾れるウォールシェルフ
- 観葉植物をおしゃれに飾るプランターラック
- 玄関の靴を整理するシューズラック
処分費用がかからないうえに、新しい家具を買うお金を節約できるのがDIYの大きな魅力です。 インターネットや本で「すのこ DIY」と検索すれば、たくさんのアイデアが見つかります。愛着のあるすのこを、今度は別の形で活用してみてはいかがでしょうか。
ネットやフリマアプリで売る
状態の良いすのこや、人気の高い桐製のすのこベッドなどは、ネットオークションやフリマアプリで売れることがあります。特に、購入してから日が浅いものや、目立った傷・汚れがないものは比較的買い手が見つかりやすいでしょう。
出品する際は、少しでも高く、そしてスムーズに取引するために以下の点を意識してみてください。
- 明るい場所で、傷や汚れがわかるように色々な角度から撮影する
- 購入時期、使用期間、サイズ、素材などを詳しく書く
- 送料はどちらが負担するのかを明確にして、販売価格を決める
手間はかかりますが、処分費用がゼロになるどころか、思わぬ臨時収入になる可能性があるのも大きな魅力です。 ただし、購入者とトラブルにならないよう、商品の状態は正直に記載することが大切です。梱包や発送の手間も考えたうえで、出品を検討しましょう。
リサイクルショップで買い取りしてもらう
「フリマアプリは梱包や発送が面倒」と感じる方は、リサイクルショップに買い取りを依頼する方法もあります。家具を扱っているお店や、大型チェーン店に持ち込むのがおすすめです。
リサイクルショップを利用するときのポイントは以下の通りです。
- 持ち込む前にきれいに掃除して、見栄えを良くしておく
- ブランド品や状態の良いものは買い取ってもらえる可能性が高い
- カビや目立つ汚れ、破損があるものは値段がつかないことが多い
フリマアプリのように自分で発送を手配する必要がなく、その場で現金化できる手軽さがリサイクルショップの利点です。 ただし、お店によっては買い取りできなかったり、値段がつかなかったりすることもあります。事前に電話で、すのこの買い取りが可能か問い合わせておくと無駄足になりません。
すのこを有料で処分する方法
「解体する時間がない」「すのこが大きすぎて自分では運べない」といった場合には、費用を払って処分する方法が向いています。出費はありますが、手間や時間を大幅に節約できるのが良い点です。
- 自治体のサービスを利用して、粗大ごみとして出す
- 専門の不用品回収業者に、引き取りを依頼する
これらの方法は、特に大型のすのこベッドや、複数枚のすのこをまとめて処分したい場合に便利です。それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。
粗大ごみとして回収してもらう
解体が難しい大きなすのこは、自治体のルールに従って「粗大ごみ」として処分するのが最も一般的です。料金は自治体やすのこの大きさによって変わりますが、比較的安く確実に処分できます。
各都市のすのこ処分手数料の例を見てみましょう。
- 大阪市:200円
- 名古屋市:250円~500円
- 東京都杉並区:400円
- 京都市:400円(1畳分ごと)
このように、数百円程度で処分できる地域がほとんどです。申し込みは電話やインターネットで済ませ、コンビニなどで手数料分の処理券を買い、すのこに貼って指定日に出すのが基本的な流れです。解体する手間をかけずに、安い費用で確実に処分できるのが粗大ごみの大きなメリットです。 なお、札幌市のように「大型ごみ」と呼ぶ地域もあるため、まずはお住まいの自治体のホームページで確認しましょう。
不用品業者に引き取ってもらう
「とにかく早く、楽にすのこを処分したい」という場合に頼りになるのが、不用品回収業者です。解体や分別、運び出しといった面倒な作業をすべて任せられます。
不用品回収業者に依頼するメリットは、その利便性の高さにあります。
- 電話一本で、最短即日に回収に来てくれることがある
- すのこ以外の不用品も一緒に引き取ってもらえる
- 部屋からの運び出しもすべてスタッフに任せられる
費用は7,000円前後からと高めですが、解体や搬出の手間を一切かけず、自分の都合の良い日時にすのこを処分したい場合に最適な方法です。 業者によって料金体系は様々なので、必ず複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と料金に納得したうえで依頼しましょう。悪質な業者を避けるためにも、複数の業者を比較検討することは非常に重要です。
ミツモアですのこの処分を依頼した人の口コミ
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォーム「ミツモア」がおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。
①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く
スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます。
チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。
忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。
②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心
ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。
ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。
③見積もり料金と口コミを比較して選べる
各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
④契約や相談はすべてオンラインで完結
訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。
チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。
⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり
不用品回収サービスとは?
まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。 |