トースターの処分はいったいどのように行うのでしょうか。自治体での処分やリサイクル、不用品回収業者への依頼など、主な処分の方法を確認していきましょう。処分方法ごとの費用の目安や、安心して依頼できる不用品回収業者の選び方も紹介します。


トースターを処分する方法は?

自治体を通じてトースターを処分する場合、主に「不燃ごみもしくは粗大ごみとして処分」「小型家電リサイクル法に基づき処分」の方法があります。それぞれの詳しい内容や、手順を確認していきましょう。
不燃ごみか粗大ごみとして処分
トースターをごみとして自治体で処分する場合、まず行わなければならないのが、「不燃ごみ」か「粗大ごみ」かの見極めです。
この判断基準は「トースターは粗大ごみ」や「最大の辺が30cmを越えたら粗大ごみ」、「自治体指定のごみ袋に入らなかったら粗大ごみ」など、自治体によってさまざまです。処分方法を間違えると回収されずに、二度手間になってしまうこともあります。そのため判断に迷ったときは、お住まいの自治体に問い合わせすると安心です。
| 不燃ごみ | 他のごみと同様、指定収集日に指定場所へ出しておけば問題なし |
| 粗大ごみ | 予約が必要 |
粗大ごみとして処分する流れ
自治体での粗大ごみの処分は、一般的に「戸別回収」と「処理場への持ち込み」で行われています。
まず戸別回収の場合、事前に自治体の粗大ごみ受付センターへ連絡し、収集日や処理手数料を確認します。次に指示された処理手数料分の料金シールを、コンビニやスーパーなどで購入しましょう。シールを貼ったトースターを指定日に家の前へ出しておけば完了です。
処理場への持ち込みの場合、予約の要不要は自治体によって異なります。また処理手数料についても、自治体によっては現地で支払いできるため、手間を減らしたい人は確認しておきましょう。
なお処理場へ直接持ち込むことによって、費用が安くなるケースもあります。コストを抑えたい人にとって、うれしいポイントといえるでしょう。
小型家電リサイクル法に基づき処分
小型家電リサイクル法は、使用済みの小型家電に含まれる資源の再資源化を目的として、2013年(平成25年)に施行された法律です。
小型家電リサイクル法の対象家電は、その多くがアルミ・金・銀・銅・レアメタルなど、貴重な資源を含んでいます。
トースターはこの小型家電リサイクル法の対象となるため、処分する際はただ廃棄するのではなく、リサイクルへ回すことが推奨されています。ルールにのっとった手順を踏むことで、不要となったトースターを処分しつつ、限られた資源を有効活用できるのです。
リサイクルする流れ
トースターをリサイクル前提で、自治体に回収してもらう方法としては、以下の2つが挙げられます。
- 回収ボックス:役所などに設置された回収ボックスでの回収
- ごみステーション:ごみステーションにてほかの資源ごみと合わせて回収
これらの方法で集められた小型家電から、対象となる資源が取り出され、リサイクルが行われます。
なお回収ボックスでの回収には、サイズ制限があります。判断に迷ったときは、自治体にあらかじめ確認しておきましょう。
自治体以外のトースターの処分方法

トースターを処分する方法は、自治体を通じた処分や、リサイクルだけではありません。自治体以外の主な処分方法と、それぞれの特徴を確認していきましょう。
リサイクルショップで買い取り
自治体以外でトースターを処分する方法として、まず挙げられるのが、リサイクルショップでの買い取りです。
買い取りが成立すれば、粗大ごみで処分したときのような手数料がかからないどころか、利益になります。「処分するのなら少しでもお金にしたい」と考える人にとって、これは大きなメリットといえるでしょう。
とはいえトースターはもともと、家電としては安価であり、値段が付かないケースも珍しくありません。製造から間もない人気の商品か、ほとんど未使用に近い状態でない限り、無駄足になる可能性が高い点を、心に留めておきましょう。
家電量販店で回収
一般的な家電量販店では、小型家電リサイクル法に基づき、小型家電の引き取りを行っています。近所に家電量販店があるのなら、そこで回収してもらうこともできます。
量販店によってさまざまですが、引き取りのみの場合、回収費用が必要になる傾向があります。
トースターの買い替えを検討している場合は、購入と引き取りの両方を同時にできるのでおすすめです。
詳しい規定は事業者によってさまざまなため、検討している量販店があるのなら、問い合わせてみるとよいでしょう。
フリマアプリに出品
処分予定のトースターが美品であったり、希少価値の高い人気の商品だったりする場合は、フリマアプリへの出品を検討するのもおすすめです。
個人間で売買が成立するフリマアプリでは、自分自身で販売価格を決めて取引できます。そのため未使用に近い人気モデルなど、高値での売却が期待できるトースターを処分したい方にピッタリの方法です。
一方でフリマアプリの取引では、処分できるタイミングを自分では決められません。また梱包や発送を自分で行う必要があります。
不用品回収業者に依頼
家電の処分に時間をかけられない人におすすめの処分方法が、不用品回収業者への依頼です。
不用品回収業者に回収を依頼した場合、自分の好きなタイミングで、自宅へ引き取りに来てもらえます。引き取ってもらえないリスクもなければ、梱包や発送の手間もいりません。
またほかの不要品も一緒に引き取ってもらえるため、大掛かりな模様替えや、引っ越しにも対応可能です。トースターの処分をする際は検討してみましょう。
トースターの処分費用は?

実際にトースターを処分するにあたり、必要となる費用はいくらくらいなのでしょうか。処分方法別の目安を確認していきましょう。
それぞれの処分費用の目安
| 自治体・粗大ごみとして処分 | 300円程度 |
| 家電量販店・引き取り | 550円程度 |
| 不用品回収業者・回収 | 3,000円~ |
トースターを自治体で粗大ごみとして処分する場合、目安となる費用は、300円程度です。また家電量販店で引き取りを依頼する場合には、リサイクル料金として550円程度かかります。なお不用品回収業者に依頼をした場合、多くのケースで3,000円からと、やや高額になります。これはリサイクル・回収・運搬などの手間を、すべて業者側が請け負うことによるものです。
なおここで紹介した処分費用はあくまでも目安です。詳細な費用を知りたいときは、各自治体や事業者へ問い合わせましょう。
不用品回収業者に依頼するポイント

何かと便利な不用品回収業者への依頼ですが、不用品回収を謳う業者であれば、どこでも安心して任せられるという訳ではありません。悪質な業者へ依頼してしまうリスクを避けるために、覚えておきたいポイントを紹介します。
費用やサービスを比較しよう
依頼を検討している不用品回収業者が、安心して任せられる業者かどうかを確認するには、いくつかチェックすべきポイントがあるので、例を紹介します。
- 見積もりを依頼した際、サービス内容や料金が分かりやすく明快か
- 不自然に高い金額が提示されていないか
- 事業所の所在地や電話番号、ホームページが公開されているか
とはいえそれらを確認するために、自分の力で複数の業者から見積もりを取るのは、簡単なことではありません。最大5件の一括見積もりが可能な、ミツモアを利用することで、手間なく納得のいく業者選びができるでしょう。
使わないトースターは早めに処分を

トースターの処分方法として、自治体での処分・小型家電リサイクル方に基づく処分・リサイクルショップでの買い取り・フリマアプリへ出品・不用品回収業者へ依頼など、さまざまな方法があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合った方法を検討しましょう。
なおリサイクルショップでの買い取りは、製造から時間がたてばたつ程、値段が付かなくなる可能性が高くなるので、早めの持ち込みがおすすめです。
さまざまな選択肢を吟味して、スムーズなトースターの処分を目指しましょう。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
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各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
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| 不用品回収サービスとは?
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