オーディオの処分はどうすればよい？主な方法と注意点を解説

オーディオを処分するときは、種類やサイズに合わせて適切な方法を選ぶことが重要です。ものによっては売却できるケースもあるため、廃棄に踏み切る前に、売却も含めて検討してみましょう。かかる費用や手間は、処分方法によって異なります。

オーディオを不用品として処分する場合

故障したオーディオや、傷や汚れの多いオーディオは、不用品として処分します。オーディオを処分する四つの方法を紹介します。

小型家電回収ボックスに入れる

サイズの小さいオーディオは自治体が設置している小型家電回収ボックスを利用して、処分可能です。オーディオに使われている有用な金属をリサイクルできます。

ボックスの設置場所や、回収の対象となる小型家電の種類とサイズは、自治体によって異なります。

一般的には公共施設や、ショッピングモールに設置していることが多く、ボックスの口から入るサイズであることが必須です。オーディオではCDプレーヤーやスピーカー、ラジカセの他、付属のケーブルやイヤホンも、回収対象としている自治体が多く見られます。

不燃ごみとして出す

オーディオのサイズが小さく、家庭ごみとして捨てられるものなら不燃ごみに分別して出すことができます。指定のごみ袋に入れ、収集日に出すだけなので、処分に手間がかかりません。

不燃ごみとして捨てられるオーディオのサイズは、自治体によって異なります。サイズが大きいと、収集してもらえない恐れがあるため、事前に確認することが大切です。また、不燃ごみの収集頻度は少ないため、出し忘れのないように気を付けましょう。

粗大ごみとして出す

長辺が30cm以上あるオーディオは、不燃ごみとして捨てられません。粗大ごみとして申し込みを行い、処分手数料を払って処分するのが一般的です。収集日は自由に決められず、長くて1カ月先になるケースもあるので、余裕を持って申し込むことが大切です。

処分にかかる手数料はオーディオの種類や、サイズによって異なります。プレーヤーやアンプは300円前後、スピーカーは2個で500〜600円です。50cm以上のスピーカーだと、1,200円近くかかることもあります。正確な料金は、各自治体のWebサイトで確認できます。

不用品回収業者に回収してもらう

サイズの大きなオーディオを処分する場合は、不用品回収業者に回収してもらうとよいでしょう。自宅まで回収に来てくれるため、オーディオを持ち運ぶ必要がなく、手軽に処分できます。都合のよい日時を指定でき、タイミングが良ければ即日処分も可能です。

不用品回収業者に依頼した場合、10,000円以上かかるのが一般的です。他の処分方法よりも費用が高くなるため、不用品がたくさんあるときに利用するとよいでしょう。

不用品回収業者を探す際、ミツモアを利用すると、自分に合った業者を手軽に見つけられます。簡単な質問にいくつか答えるだけで、無料で最大5社の相見積もりが可能です。

相見積もりを取れば適切な相場で依頼できる他、必要なサービスが明確になります。気になる業者とは、事前にチャットで相談もできるので、安心して取引できます。

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オーディオを処分するときの注意点

適切な処分方法を選ばなかったことで、損をしてしまうこともあります。オーディオを処分するときの、ポイントを確認しておきましょう。

古くても壊れていても値段がつく可能性がある

希少価値の高いオーディオなら、高値で売れる可能性があります。オーディオは古くても価値があるものが多くあります。捨ててしまう前に、売却を検討してみるとよいでしょう。

壊れているオーディオでも専門の買取業者なら、買い取ってもらえるケースがあります。専門家が修理すれば使えるようになるため、故障していても買取の需要があるのです。ただしパネル部分やスピーカーユニットが故障して、音質が低下している場合を除きます。

悪質な不用品回収業者に注意する

不用品回収業者を探すときは、悪質な業者に依頼しないように注意しましょう。

不用品の回収を行うためには、古物商許可あるいは一般廃棄物処理業許可が必要です。許可を得た業者か確認を取れば、悪質な業者を除外できます。

悪質な業者はリサイクル料と称して、法外な料金を請求したり、不用品以外のものを強引に回収したりします。料金体系が複雑な業者や、損害賠償保険に加入していない業者も避けましょう。

まだ使えるオーディオを買取に出す場合

保管状態のよいオーディオや、希少価値の高いオーディオは、売却することでお得に処分可能です。オーディオを売却する方法は三つあります。

オーディオ専門の買取業者に依頼

オーディオを高値で売却したい場合、専門の買取業者に依頼するのがよいでしょう。他の買取店よりもオーディオの価値を正確に見積もり、適正価格で買い取ってもらえます。価値のあるオーディオを、安く買い叩かれる心配がないので安心です。

さらに専門の買取業者は、確かな販路を持っているため、買い取ったオーディオを高く売る自信があります。そのため高値で買取してもらえる見込みが高くなります。

難しい修理や手入れもできるので、故障したオーディオでも、他店よりも高値での買取が可能です。

リサイクルショップに買取を依頼

不要になったオーディオを、リサイクルショップで売る方法もあります。店頭買取ならすぐに現金化できる他、オーディオ以外の不用品も、まとめて買い取ってもらえるため便利です。運搬が大変な場合は、出張買取を依頼するとよいでしょう。

リサイクルショップでは、オーディオに関する知識が、不足している店舗も見られます。希少価値の高いオーディオでも、適正価格で買取してもらえずに、損をするかもしれません。不用品をまとめて売却する場合は手軽ですが、買取価格にこだわりたい場合は不向きです。

フリマアプリやネットオークションを活用

フリマアプリやネットオークションを活用して、オーディオを売却するのも一つの手です。

金額を自分で設定できるため、納得のいく取引ができます。ネットオークションでは想定以上の高値で売れる可能性もあります。故障したオーディオでも、ジャンク品として値段がつくこともあるものです。

フリマアプリやネットオークションは個人間取引なので、トラブルがないように注意しましょう。さらに出品から発送まで、全ての手続きを自分で行う必要があります。手間や時間がかかっても、納得のいく取引をしたい場合におすすめです。

オーディオの処分方法はあらかじめ確認を

オーディオは種類やサイズによって、処分方法がさまざまです。廃棄処分する方法は四つあり、自治体によって分別の基準が異なります。オーディオの種類や状態によっては、リサイクルショップやフリマアプリを利用して、お得に処分することが可能です。

適切な方法でオーディオを処分するためには、あらかじめ処分方法を把握しておくことが大切です。違法な業者に引っかかったり、買取価格が低くて損したりしないためにも、しっかりと確認してから、オーディオを処分しましょう。