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大阪市で布団を処分する方法8選!無料でできるやり方と費用相場

最終更新日: 2025年07月01日

大阪市で布団を処分したいけど、どうすればいいのかわからないとお困りではありませんか?

自治体の可燃ごみ、または粗大ごみとして布団を処分できますが、分解の手間がかかるだけでなく、処分費用もかかります。

大阪市で少しでも費用を抑えて布団を処分する方法はあるのでしょうか。無料または有料で処分する選択肢やおすすめの業者を含めて紹介します。

大阪市の布団処分業者の料金の目安を知る

大阪市で布団を処分する4つの方法

大阪市で布団を処分したいとき、自治体が提供する行政サービスを利用する方法があります。条件を満たせば無料で処分できる制度もあり、主な方法は下記4つです。

処分方法 費用の目安 手間の大きさ
粗大ごみとして処分する 200円~1,000円 手間がかかる
可燃ごみとして処分する 無料 非常に手間がかかる
大阪市のごみ処理施設へ直接持ち込む 90円~(10kgあたり) 非常に手間がかかる
ふれあい収集制度を利用する 200円~1,000円 手間がかからない

※ミツモア調べ(2025年6月時点)

1.粗大ごみとして処分する

大阪市で布団を処分する際に最も多く利用されているのが、「粗大ごみ」としての収集です。最も長い辺が「30cm」を超えるもの、もしくは棒状で「1m」を超えるものが対象となっています。

布団のサイズはシングルでも、横幅が約100cmのため、そのまま処分するなら、粗大ごみで問題ありません。事前に申し込んで手数料を支払えば、指定された日時に収集してもらうことができ、布団関連の品目にかかる手数料は下記のとおりです。

品目 手数料
布団・毛布(4枚まで) 200円
マットレス(折りたためるもの) 200円
スプリングマットレス(シングル・ベッド本体を除く) 700円
スプリングマットレス(セミダブル/ダブル・ベッド本体を除く) 1,000円
ベッド本体(マットレス類を除く) 1,000円

2.可燃ごみとして処分する

「少しでも費用を節約したい」、「収集日を待てない」場合は、布団を細かく切って「燃えるごみ」として処分しましょう。市指定のごみ袋はなく、処分費用は無料です。

スーパーや小売店などで販売している透明または半透明のごみ袋に入れて出します。

布団を解体する手順

布団を燃えるごみとして出すには、大阪市のルールに従い、ハサミなどで30cm四方以下に切断する必要があります。安全に作業を進めるための手順と注意点は以下の通りです。

  1. 丈夫な裁ちばさみやカッターを準備する
  2. 屋外やベランダなどに作業スペースを確保する
  3. マスクやゴーグルを着用する
  4. 裁ちばさみで綿ふとんの中身やカバーを長さ30cm未満になるようカットする
  5. ごみ袋に入れてから布団の素材が飛び散らないよう、しっかり口を縛る
  6. 燃えるごみの収集日にあわせて午前収集は8:30までに、午後収集は12:30までに収集場所へごみを出す

ただし布団を解体するのに手間がかかり、特にポリエステルなど化学繊維の布団は非常に硬く、切断の難易度も上がります。

作業に自信がない方や、時間がない方にはおすすめできません。加えて、切断時に中身の綿やほこり、ダニが飛び散るリスクが大きいため注意が必要です。

3.大阪市のごみ処理施設へ直接持ち込む

大阪市のごみ処理施設へ直接不要な布団類を持ち込む方法もあります。自分で車を運転して持ち込む手間はかかりますが、事前に予約をすれば即日処分も可能です。

料金も10kgあたり90円〜と抑えることができ、下記の手順で準備を進めましょう。

  1. 担当の焼却工場へ電話で予約する
  2. 車に布団をしっかり固定してから積み込む
  3. 予約日時に焼却工場へ行く(住所を確認できる書類も忘れずに持参する)
  4. 係員の指示に従って車ごと計量し、荷卸し後に再度計量を行う
  5. その差分の重量に応じた料金を現金で支払う

受け入れ可能な日時は、毎週火曜日から金曜日の9時〜11時、13時〜15時です。持ち込み先はお住まいの区によって、以下のように処理施設が変わるので確認しましょう。

担当工場 電話番号 担当区
西淀工場 06-6472-3000 北区・中央区・西区・港区・西淀川区・淀川区
舞洲工場 06-6463-4153 福島区・此花区
東淀工場 06-6327-4541 都島区・東淀川区・旭区・城東区・鶴見区
平野工場 06-6707-3753 天王寺区・東成区・生野区・阿倍野区・東住吉区・平野区
住之江工場 06-6686-8000 大正区・浪速区・住之江区・住吉区・西成区

4.ふれあい収集制度を利用する

大阪市では、自力でごみを運び出すことが困難な方を対象に、ごみを収集する「ふれあい収集」という制度を設けています。この制度を使って布団を処分することも可能です。

職員が自宅を訪問し、布団やマットレスを含む粗大ごみの収集に来てもらえるため、負担なく処分できます。制度を利用するには、地域を担当する「環境事業センター」への相談が必要です。

相談した後、職員による訪問調査や審査を行いますが、以下の条件に満たす必要があるので注意しましょう。

  • 65歳以上の高齢者のみの世帯(一人暮らし、または世帯員全員が65歳以上)
  • 障がい者のみの世帯(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳のいずれかを持っている方のみの世帯)
  • 要介護認定を受けている方など、市が特に必要と認めた場合

「自力でごみ出しをすることが困難で、かつ身近な人(親族や隣人など)からの協力も得られない」という状況でないと、利用できないので注意しましょう。

あわせて布団やマットレスなどを粗大ごみで処分すると、200円〜1,000円の処理手数料がかかります。

大阪市の粗大ごみの処分方法

大阪市で布団類を粗大ごみとして処分する際、どのような手順で行う必要があるのでしょうか。予約の仕方や回収に出すときのポイントを含めて紹介します。

粗大ごみ処分の予約方法

大阪市に粗大ごみとして布団の回収を依頼するには、予約が必要です。予約をするには、以下の方法があります。

予約方法 電話番号・連絡先 受付時間・備考
電話 固定電話(通話無料):0120-79-0053

携帯電話(有料):0570-07-0053

月曜~土曜、9:00~17:00
※12月29日~1月3日は休み
インターネット 大阪市粗大ごみ収集受付システム 24時間365日
FAX 0120-53-4153(通話料無料)
06-7639-1432(有料)
※聴覚・音声機能・言語機能障がいなどのある方
はがき 住んでいる地域の環境事業センター

特に引越しシーズン(3月〜4月)や年末年始は申し込みが混み合い、収集日が数週間先になることもあります。処分を決めたら早めに申し込むのがおすすめです。

粗大ごみとして布団を処分する流れ

予約が完了したら、市内のコンビニやスーパー、郵便局などで「粗大ごみ処理手数料券」を購入しましょう。布団の場合は以下の種類であれば、サイズを問わず、どのような組み合わせでも4枚まで「200円」で抑えられます。

  • 掛け布団
  • 敷き布団
  • 毛布・電気毛布
  • こたつ布団
  • ざぶとん
  • 枕・敷パッド
  • タオルケット
  • ベビー布団

手数料券を購入したら、受付番号または氏名を書き、布団の見やすい場所に剥がれないようにしっかりと貼り付けましょう。その後、収集日当日の午前8時30分までに指定場所に出します。

回収に出すときのたたみ方は自由ですが、できるだけコンパクトに縛ると邪魔になりません。敷き布団は端から丸め、筒状にしてから3カ所ほどひもで縛るといいでしょう。

大阪市の自治体以外で布団を処分する方法4つ

「できる限り早めに布団を処分したい」、「他の不用品も一緒に片づけたい」場合は、民間の事業者や団体が提供するサービスを利用しましょう。具体的なサービスは、下記のとおりです。

処分方法 費用の目安 手間の大きさ
家具店・寝具店の引き取りサービスを利用する 無料~1,100円以上 少し手間がかかる
引っ越し業者に引き取ってもらう 無料~3,000円 手間がかからない
不用品回収業者に依頼する 5,400円~14,000円(※) 手間がかからない
NPO法人に寄付する 無料 手間がかかる

※ミツモア調べ(2025年6月時点)

(※)ミツモアにおける不用品回収業者に布団を回収したときの登録価格を参照(2025年6月時点)

1.家具店・寝具店の引き取りサービスを利用する

新しい布団の購入を検討しているなら、古い布団を購入店で引き取ってもらう方法を検討しましょう。多くの寝具店や量販店では、新品の布団を配達する際に、有料または無料で古い布団を回収してくれるサービスを行っています。

引き取りの条件や料金は販売店によって異なり、代表的な店舗は以下のとおりです。

寝具店・家具店 対象店舗 引き取り料金 引き取り条件
西川 ・塩田ふとん店
・大阪高島屋
無料 ・ダウン率が50%以上
・羽毛掛けふとんまたは合掛け羽毛ふとん
・穴があいている(羽毛が吹き出さないように袋に入れる)
・汚れている(カバー等の汚れもOK)
無印良品 ・なんばCITY
・ルクア大阪
・阪神梅田本店 など
無料 ・無印良品の羽毛ふとん(ポリエステルわたは対象外)
・マットレスや脚付きマットレスは新しい製品の購入が必要
島忠ホームズ ・鶴見店
・南津守店
無料 ・購入商品と「同種類」の布団(店舗で購入することが前提)
・店舗に不要な布団を持ち込む
大塚家具 ・IDC OTSUKA 大阪南港ショールーム
・IDC OTSUKA アウトレット&リワース大阪南港
1,100円~ 購入商品と「同種類」の布団やマットレスなど(店舗で購入することが前提)

※2025年6月時点の情報です。最新のサービス内容や対象商品は必ず各店舗の公式サイトでご確認ください。

これらのサービスは、キャンペーン期間や対象商品が限られている場合も多いため、利用を検討する際は、必ず事前に各店舗の公式サイトで最新の情報を確認しましょう。

2.引っ越し業者に引き取ってもらう

引っ越しのタイミングで布団の処分を検討しているなら、引っ越し業者の引き取りサービスを利用する方法もあります。荷物を運び出すときに、布団を引き取ってもらえるため、新居に余計な荷物を持ち込まずに済むでしょう。

引き取りにかかる費用は無料でできる引っ越し業者がある一方で、1,000円〜3,000円(※)かかる業者もあります。

加えて全ての引っ越し業者が、引き取りに対応しているわけではありません。見積もり時に布団の処分も希望していることを伝え、対応の可否と料金を必ず確認しましょう。

(※)ミツモア調べ(2025年6月時点)

3.不用品回収業者に依頼する

大阪市の粗大ごみの回収で日時の都合がつかないときは、不用品回収業者に布団の処分を依頼するのもおすすめです。電話やウェブサイトから申し込むだけで、希望の日時に自宅まで回収に来てもらえます。

布団の運び出しはもちろん、ベッドやタンスなど、他の不用品もまとめて回収してもらえる一方で、処分費用は5,400円〜14,000円(※)と割高になる点に注意しましょう。

(※)ミツモアにおける不用品回収業者に布団を回収したときの登録価格を参照(2025年6月時点)

布団処分ができる大阪市内の不用品回収業者を探す

4.NPO法人に寄付する

大阪市内で活動するNPO法人に不要な布団を譲渡するのも選択肢のひとつです。たとえば、北区に拠点を置く認定NPO法人「Homedoor」では、ホームレス状態にある方々を支援するため、生活に必要な物資の寄付を募っています。

布団もそのひとつで、寄付を希望する場合は、以下の手順で手続きをしましょう。

  1. 布団に目立った汚れや破れなどがないか確認する
  2. 送る前にNPO法人へ連絡をして、受け取ってもらえるか問い合わせる
  3. 問題がなければ、直接持ち込むか郵送(発払い)で団体宛てに送付する

大阪市内の不用品回収業者を選ぶポイント

大阪市内も管轄できる不用品回収業者に布団の処分を依頼するときは、優良な業者を選ぶ必要があります。主に確認するポイントは、次のとおりです。

1.許可を取って営業しているか

まず確認するのは「古物商許可を、取得しているか」です。不用品回収業者を営むのに必要な資格で、中には無許可で営業している業者がいます。

許可を得ている業者であっても、産業廃棄物処理業の許可の場合、一般家庭から出た不用品の回収はできません。業者のホームページを確認し、古物商許可を得ていることを、確認しましょう。

2.料金が明確か

布団の処分料金がわかりやすく明記されているか、確認することも大切です。悪質な業者の場合、料金体系が分かりにくく、誤解を招くような記載をしていることもあります。

チェックして分かりにくいと感じるなら、利用を避けた方が良いでしょう。

加えて、相場とかけ離れた料金になっていないことも確かめることも大切です。

優良な布団処分業者を探す

3.実績や口コミもチェック

優良な業者であればホームページにはこれまでの作業実績が、詳しく掲載されています。どのような品目をいくらで回収したのか、実例を示しながら確認できるので安心です。

実績が掲載されていない、極端に少ない場合は、あわせて口コミも確認しましょう。業者のホームページに掲載されている口コミはもちろん、地域情報サイトでも確かめられます。

布団を買い替える目安とは?

素材や製法によっても異なりますが、布団の寿命は掛け布団は5年、敷き布団は3年が一般的です。布団の代表的な素材である綿・羊毛・ポリエステルであれば、この年数を目安にすると良いでしょう。

ただし綿は打ち直しによって、新品同様の質感に戻ります。打ち直しても質感が戻らない状態になるまで、長ければ数十年は使用可能です。

羽毛は5~10年が寿命ともいわれています。定期的にクリーニングをしながら使うことで、長く使い続けられる素材です。

ほかにもウレタンは5~10年・低反発素材は3年・樹脂素材は7年が寿命の目安といわれています。

寿命を判断するポイント

布団の寿命は素材ごとに目安がありますが、必ずしもその期間で使えなくなるわけではありません。使い方や日頃のお手入れの仕方によっては、目安より早く傷んでしまう可能性がある一方で、長持ちできることもあります。

下記3つのポイントを踏まえ、布団の寿命を迎えているか判断しましょう。

  1. 布団を使用しても寒い
  2. 寝心地が固く底付き感がある
  3. においや汚れがある

保温性は布団の重要な機能です。長年使用していると素材のへたりによって、布団をかけているのに寒いと感じることがあります。また敷き布団の場合は固く、体が痛くなることもあるでしょう。使用感に変化が生じたら買い替えどきです。

大阪市の業者に布団を含む不用品処分を依頼した利用者の声

大阪市を含む大阪府内で布団を処分できる業者を紹介したところで、実際に利用したユーザーからの声を紹介します。大阪市内で布団を含む不用品回収業者選びの参考にしてください。

布団を含めて短時間で処分してもらえました

料金:18,010円
★★★★★ 5.0
今回,初めて利用させていただきました。
当日も時間通りに到着し
押入れの布団及びTable小家電衣服他不要な物を処分出来ました。
作業もテキパキと短時間で終わり
大変満足致しました。
また次回も機会があれば
利用したいと思います。
利用時期: 2024-06-11 依頼したプロ: 関西整理本舗

布団を含む不用品を安値で処分できました

料金:0円
★★★★★ 5.0

模様替えのため、最低限の金額で済ませたいと思い、カラーボックス4個のみの引き取りをお願いしました。

はじめに提示された価格から他社より圧倒的にお安いと思っていたのに、もっとお安驚いたのは、トラック空きスペースに他の不用品も乗せ放題だったということです!

追加で掃除機・布団・マットレス・テーブル(椅子セットになっている大きいもの)・姿見・洗濯カゴ・珪藻土マット
などなど、追加でどんどんお願いしてしまいました。
それにもかかわらず、笑顔で「全然大丈夫ですよ!どんどん乗せれるもの置いてください^^」と気持ちよく対応してくださいました。

マンション3階でエレベーターもないところだったのに、テキパキと運んでいただき大変助かりました。他社であれば追加料金で余裕で数万円を超していたと思います…

次回また断捨離するときや不用品回収させてもらう時は是非お願いしようと思います。今回は本当にありがとうございました!

利用時期: 2023-10-02 依頼したプロ: Purchase&Planning

大阪市で布団を処分したいならミツモアで

ミツモアの不用品回収のメリット

大阪市で布団を処分してもらいたいときは、自治体の粗大ごみや可燃ごみとして出すことができます。ただし、自分たちで指定場所まで運んだり、解体してからじゃないと引き取ってもらえません。

引っ越しなどを理由に急いで不要な布団やマットレスなどを処分してもらいたいときは、不用品回収業者に相談しましょう。

ミツモアを利用すると、布団の枚数や住所など、簡単な質問に回答するだけで大阪市内でも引き受けられる業者から見積もりが届きます。料金や作業内容だけでなく、不明な点や日程変更があれば、チャットで相談できるので、安心して利用できるでしょう。

大阪市内の布団処分業者から見積もりを取る

不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて