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庭の雑草を駆除する方法!駆除後に維持するコツやプロに依頼する費用も解説

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最終更新日: 2023年06月30日

庭の手入れで多くの方が悩まされるのが、どんどん生えてくる雑草ではないでしょうか。

雑草を駆除する方法はいくつかあります。生えている範囲によっておすすめの方法を分類しました。

一部に生えた雑草
  • 手でむしる
  • 鎌で刈る
  • 熱湯をかける
全面に生えた雑草
  • 草刈り機で刈る
  • 除草剤をまく

ちなみに、鎌や機械で刈る方法だと、地中に根が残ったままなので、またすぐに生えてくる可能性があります。

根絶するなら雑草を根っこからむしるか、除草剤で枯らす方法がおすすめです。

「なるべく薬剤を使いたくないけど根本から駆除したい」「ペットや子供がいて除草剤の影響が気になる」という場合、業者に草むしり作業を依頼するという手もありますよ。

雑草駆除を始める前の準備と注意点

雑草駆除は事前準備をしたうえで始めることが大切です。安全に作業をするためにも、服装や時間帯を確認してから始めます。

雑草駆除に適した服装

草むしりの服装

服装は肌が露出しないものが最適です。肌が出ている服装だと、雑草でけがをする可能性がありますし、鎌を使っていると当たったときにけがをする恐れもあります。

また草の中にはマダニといった有害な虫が潜んでいる可能性もあるため、虫対策としても露出は避けるのが適切です。長袖・長ズボンを着用することはもちろん、熱中症や日焼け対策に帽子も欠かせません。

さらに足元が汚れることもあるため、長靴を履いていると安心です。くわえてゴム手袋や手のひら部分がゴムコーティングされている軍手を利用しましょう。作業中のけが予防につながります。

雑草駆除は早朝に行う

時間帯は「早朝」を選ぶと快適に作業しやすいでしょう。雑草駆除は夏場の暑い時期に行うことも多い作業です。日中に実施すると暑さで体力が奪われ、余計に疲労することがあります。

また長時間作業をしていると、熱中症のリスクにもつながるため、できるだけ気温の低い早朝に済ませるのがおすすめです。涼しい時間帯という点では夕方も作業に向いています。

しかし日中にたっぷり太陽光を浴びると、雑草が伸び処理しにくくなることが考えられます。気温の点でも処理のしやすさの点でも、早朝が取り組みやすいでしょう。

一部分に生えた雑草を駆除する方法

庭の草刈り

生え始めて間もない雑草であれば、自力でも比較的簡単に駆除できます。

代表的な方法を紹介するので、自宅の状態に合った方法で対処しましょう。

雑草を手でむしる

最も手軽ですぐに実施できるのが、手で「むしる」方法です。成長しきっていない小さな雑草であれば、根元をつかみ引き抜くことで、根までしっかりむしれます。

ただし根を深くまで伸ばすものや、地下茎で横にどんどん広がるものは、手でむしっただけでは駆除しきれません。地中に根が残るので、数日後には再び生えてしまいます。

また雑草の中には、鋭い葉を持ち手が切れてしまうものもあるため、注意が必要です。素手では危険なこともあるので、軍手を使用しましょう。

関連記事:草むしりを楽にする便利道具を厳選して紹介!作業を効率化するコツ|ミツモア

鎌で雑草を刈る

「鎌」を使って雑草を刈る方法も有効です。「ねじり鎌」という種類の鎌を利用すると、根元部分の土を削り取りやすく、根から引き抜きやすくなります。

ただし手前に引いて使うときに、鎌で手元を傷つけないよう正しい使い方を意識することが大切です。鎌を手でしっかり持ち、反対の手で雑草をつかみます。

また鎌を入れるのは雑草の根元部分です。土を削るように使うことで、根からきれいに抜き取れます。最後に雑草の根に付いた土を払えば完了です。

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雑草に熱湯をかける

葉物野菜をゆでるとしんなりするように、雑草に「熱湯」をかけても葉がしんなりし枯死します。ただし効果が見られるのは熱湯がかかる部分のみです。

そのため熱湯が届きにくい根の部分までは枯死させられないことが多く、完全に駆除するのは難しいでしょう。

熱湯による駆除が向いているのは、手で抜きにくい場所に生えている雑草です。例えばコンクリートの隙間から生えている雑草は、たっぷりの熱湯を使うことで根まで取り除きやすくなります。

庭全面に生い茂った雑草を駆除する方法

雑草が繁殖してしまった場合の駆除方法

大きく成長した雑草が庭中に生い茂っている場合には、一つずつ駆除すると大変な労力が必要です。できるだけ手間をかけずに実施するには、機械や薬剤の使用をおすすめします。

草刈り機を使う

広い範囲の雑草をスピーディーに処理するためには「草刈り機」がぴったりです。動作方式や刃の種類・ハンドルの形状などによってさまざまな種類があるため、使いやすいものを選びます。

また便利な草刈り機ですが、使い方を誤ると事故につながるかもしれません。まずは15m以内に人がいないことを確認し、安全に配慮して操作します。

特にエンジン式の場合、可燃物の近くやビニールハウス内での使用によって、火災や一酸化炭素中毒の恐れがある点を意識して使用しましょう。

エンジン式と電動式の違い

草刈り機には「エンジン式」と「電動式」の2種類があります。パワーを重視するならエンジン式が向いていますが、その分扱いが難しい点に注意が必要です。

より手軽に扱えるタイプを選ぶなら電動式がよいでしょう。軽く扱いやすいことはもちろん、充電すれば使えるため燃料を補充する手間がありません。メンテナンスも簡単なので、家庭用にも使いやすいタイプです。

関連記事:草刈り機おすすめ12選!充電式や初心者向け、女性向け別に紹介|ミツモア

除草剤をまく

「除草剤」をまいて雑草を枯らす方法もあります。根本から駆除するためには、散布することで根まで枯死するタイプを選びましょう。

家庭菜園やガーデニングを行っている庭では、雑草だけに働き他に影響の出ない「選択性」というタイプが向いています。

一方、植物の栽培はしておらず雑草対策だけが目的なら「非選択性」での対策が可能です。非選択性の除草剤を利用すると、散布した部分にある全ての植物を枯死させます。

雑草の駆除に効果的な除草剤

使用後2~3日で効果が表れる「グリホサート系」の除草剤は、葉や茎から薬剤が雑草内部に入り込み、根まで届いて枯らします。葉や茎にかかった植物は全て枯れますが、木の根や幹など木質化した部分には効果が出ません。

除草剤の中でも残留期間が短期間の種類のため、子どもやペットを庭で遊ばせる場合にも安心です。

また散布し雑草を駆除した場所は、他の植物を植えられます。そのため庭作りを楽しむことも可能です。

関連記事:除草剤の種類ごとの特徴・選び方!目的別におすすめ紹介|ミツモア

雑草を駆除した後に生えてこないようにする対策

雑草のない綺麗な庭を保つ

さまざまな方法で雑草を駆除したら、その状態をできるだけ維持するための方法も知っていると便利です。雑草駆除にかかる手間や時間を最小限に減らし、きれいな状態をキープできます。

関連記事:庭の雑草対策!おしゃれに見える方法やおすすめアイテム、季節別のポイントを紹介|ミツモア

防草シートと砂利で雑草対策

「防草シート」と「砂利」を合わせて使うと、雑草が生えない状態をキープしやすいでしょう。

防草シートのみだと風でめくれやすいですし、隙間から種や光が入り込み雑草が生える可能性があります。風雨にさらされることで劣化しますし、見た目も美しいとはいえません。

また砂利だけでは、上を歩くことで地面に埋まってしまうことがありますし、完全に光を遮れないので雑草が生えてくるのは時間の問題です。

この二つの素材を組み合わせることで、それぞれの持つ欠点を補い合えます。

防草シートの上に砂利を敷くことでシートの劣化を遅くできますし、砂利が重しになりシートがめくれません。加えて砂利だけでは防ぎきれなかった日光を、防草シートで遮断できます。

関連記事:防草シートと砂利で庭の雑草対策!シートの選び方や施工手順を解説|ミツモア

コンクリートで固める

家庭菜園やガーデニングをする予定がないのなら「コンクリート」で固めてもよいでしょう。地面をコーティングする状態になるため、雑草が育つのに必要な日光が届かず種があっても成長しません。

よほど大きなひび割れが発生しない限り、コンクリート部分から雑草が生えることはないはずです。水はけのための工夫は必要ですが、雑草対策として効果的といえます。

対処しきれない場合は雑草の駆除を業者に依頼する手もある

雑草駆除業者を探す

どのような方法で雑草を駆除する場合でも、自分で実施すると時間がかかります。時間をかけずに処理したいと考えているなら、業者に依頼すると便利です。専門業者であればスピーディーに美しく仕上げてくれるでしょう。

雑草駆除業者の料金相場

業者に雑草駆除を依頼すると料金はさまざまです。一例として紹介すると、草むしりなら1平方mあたり1,000円~2,000円ほど、機械刈りなら1平方mあたり350~500円ほどで行っている業者があります。

他にも1時間単位で料金が決まる業者や、「作業員1人あたりいくら」というように人数で決まる業者もあります。どのような料金形態であったとしても、納得できるサービスを利用することが大切です。

関連記事:草刈り代行の費用相場!料金体系や業者の選び方も解説!庭か空地かで費用が違う?|ミツモア

業者に依頼する最適な時期

雑草駆除を業者へ依頼するなら、できるだけ効果的な時期に実施してもらうとよいでしょう。

例えば冬の寒さが残る3月くらいまでに雑草駆除をすると、暖かくなったときのお手入れにかかる手間を省けます。寒い冬は雑草が弱るため、取り除きやすいという点もポイントです。

また6月ごろも駆除に適した時期です。梅雨に入り雨がたくさん降ることで、雑草はぐんぐん伸びていきます。そのため本格的に伸び始める前の段階で取り除ける6月も、業者に依頼するのに向いている時期です。

依頼する際に注意したいこと

依頼をするときには、事前によく調べておかなければいけないことがあります。まずは信頼できる業者かを見極めるために、サイトをチェックし連絡先といった情報があるかどうか確認しましょう。

また料金形態や作業内容が、分かりやすくまとめられているかどうかもポイントです。後から話が違うとなると、思わぬトラブルに発展する可能性があります。

加えて何らかの雑草予防を行うときには、利用する業者で対応しているか質問しておくとよいでしょう。例えば防草シートと砂利で雑草予防ができる業者なら、雑草駆除とまとめて依頼できて便利です。

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草むしりをプロに依頼しようと思っても、どこに頼めばよいのか分からないかもしれません。草むしりを行ってくれる業者は庭の手入れに精通した造園業者や、あらゆる家の仕事を代行してくれる便利屋など、多岐にわたります。

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