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エノコログサを駆除する方法。特徴から繁殖力、被害まで紹介

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最終更新日: 2023年07月25日

エノコログサはねこじゃらしという別名でも知られている、イネ科の植物です。幅広い環境で育つため見かける機会も多い植物ですが、エノコログサは繁殖力の高い雑草でもあります。エノコログサの特徴や、効果的な駆除の方法について見ていきましょう。

エノコログサとは?

エノコログサ

エノコログサは幅広い地域に生息する雑草の一種で、ねこじゃらしと呼ばれることでも有名です。見た目や繁殖力など、エノコログサの特徴を見ていきましょう。

通称「ねこじゃらし」と呼ばれる植物

エノコログサはイネ科に分類され、発芽してから1年で種子を残す一年生の植物です。ふわふわとした穂が印象的な見た目から、ねこじゃらしとも呼ばれています。

日本各地で見られるエノコログサは、日当たりのよい場所を好む植物です。動物のしっぽにも似た穂には大量の種子が付いており、種子が地面に落ちることで増えていきます。

エノコログサは夏生一年草の仲間で、5月頃に発芽して秋に枯れるのが一般的です。かわいらしい見た目ですが、増えると駆除に時間がかかることを覚えておきましょう。

エノコログサの繁殖力

エノコログサは繁殖力が高く、種子が落ちるだけでどんどんと広がっていきます。庭に1株生えているのを見かけたと思ったら、あっという間に増えていた、というケースも珍しくないようです

エノコログサの根は地中浅くに広がるため、手で引っ張っても抜けにくくなっています。草を抜いたつもりでも、根が地中に残っているとまた生えてくる恐れがあるため注意しましょう。

エノコログサは乾燥や病気に強い植物であり、幅広い環境に適応して成長します。放置しているとすぐに増えてしまうので、庭などで見かけたら早めに対処するのがおすすめです。

エノコログサは危険?

エノコログサ

エノコログサには毒性がないため、人間にとっては無害な植物です。ではペットを飼っている人にはどうでしょうか。エノコログサの危険性について解説します。

人間への毒性はない

エノコログサは古くから食用として用いられている、粟の原種でもあります。穀物の仲間なので、穂の部分を脱穀したりフライパンで煎ったりすれば食べることも可能です。

そのためエノコログサに毒性はなく、人間には害のない植物といえます。実の部分を食べられるため、食料が不足していた時代には栄養源としても利用されていたようです。

ペットには与えないで

ねこじゃらしとも呼ばれるエノコログサですが、ペットのおもちゃとして遊ぶときには注意が必要です。穂の部分は消化に悪いため、丸飲みすると犬や猫の健康に悪影響を及ぼす恐れがあります

エノコログサの穂には芒(のぎ)という細かな突起があり、トゲのような形状が特徴です。皮膚や目に刺さると怪我の原因になるのはもちろん、肺や脳にまで入り込む可能性があるため注意しましょう。

ねこじゃらしを使って遊ぶ際には、誤飲が起こらないよう気を付ける必要があります。散歩の際に芒が付着する可能性もあるので、小まめにブラッシングをするのもよい方法です。

エノコログサの駆除方法

除草剤

庭に生えてきたエノコログサを放っておくと、すぐに増えてしまいます。枯れにくいエノコログサをしっかり駆除するため、効果的な方法をチェックしましょう。

除草剤をまく

雑草をしっかり駆除したいなら、葉や茎だけでなく根元から取り除く必要があります。素早く根まで枯らす方法としては、除草剤を利用するのもおすすめです

植物には一年生と多年生の2種類があり、それぞれ適した除草剤は異なっています。パッケージの説明を確認し、一年生の植物であるエノコログサに適した除草剤を選びましょう。

芝生用の除草剤には液体タイプと土に埋めて使う粒タイプがありますが、速効性を重視するなら液体タイプがおすすめです。安全に利用したいなら、農林水産省に農薬登録された除草剤を使うようにしましょう。

参考

除草シートを敷く

除草シートは防草シートとも呼ばれており、地面に直接敷いて使います。日光が土に当たるのを遮ることで、雑草の成長を妨げるのがメリットです

エノコログサは種を落として株を増やすため、シートを敷くことで雑草が繁殖するのを防止できます。1度きちんと除草を行った後に、今後の予防として除草シートを敷くとスムーズです。

シートを敷くだけで雑草自体が生えにくくなるので、駆除に手間がかからなくなります。庭の景観が気になるなら、人工芝を敷いてシートを隠せるのもポイントです。

関連記事:除草シートの選び方とおすすめ商品は?性能と使い方別に紹介|ミツモア

草むしりや草刈りをする

雑草は根から駆除するのが一番ですが、除草剤を使うのが気になるという人も少なくありません。手間はかかりますが、草が伸びてくる度に草むしりをするのも対策の一つです

エノコログサがまだ穂を付けていない時期に草を抜けば、一気に株が増殖するのを防げます。手で草を抜くには力が必要なので、機械や鎌を使って草刈りをするのもおすすめです。

エノコログサは比較的成長が早いため、小まめに草むしりをする必要が出てきます。すでに穂が付いているなら、抜くときに種子を散らさないよう気を付けて取り除きましょう。

関連記事:庭の雑草を駆除する方法!駆除後に維持するコツやプロに依頼する費用も解説|ミツモア

エノコログサを駆除しよう

日本の広い地域に生息するエノコログサは、病気や虫に強い丈夫な植物です。なじみ深い植物ですが繁殖力は高いため、放っておくとすぐ広範囲に広がりかねません

除草剤やシートを使う方法もありますが、自力での駆除が難しい場合もあります。業者への依頼を考えているなら、事前に見積もりを依頼するのも重要なポイントです。

複数の業者を比べて選びたい人は、一括で相見積もりを依頼できるミツモアを利用してみましょう。庭でエノコログサを見かけたら、まずは早めに対処するのが効果的です。

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