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【顆粒/液体】除草剤のおすすめ種類と特徴・選び方!場所や雑草別に効果的なタイプを紹介

最終更新日: 2021年01月13日

「雑草対策に除草剤を使おう」と思っても、種類が多くどれを選べばいいか分からない方も多いのではないでしょうか?除草剤は用途や目的・枯らしたい雑草に合わせて使用しなければ、効果が出ないこともあります

そこでこの記事では、除草剤の種類やそれぞれの役割を徹底解説。

  • どんな雑草を枯らしたいのか?
  • 撒く場所はどんなところか?

という点を考慮して、最適な除草剤の選び方を解説していきます。自分の目的にぴったりの除草剤を見つけてくださいね。

除草剤の種類や特徴・役割を確認!

農薬

除草剤には大きく分けて3つの種類があります。

  • 液体(茎葉処理型)
  • 顆粒(土壌処理型)
  • ハイブリッド

以下にその3種類の役割や効果などをまとめましたので、商品を探すときの参考にしてください。

種類 効果・役割 使い方 費用相場 即効性 持続期間 撒く時期 見分け方
液体 今生えている雑草を枯らす 葉や茎などの緑色部分に塗布する 5,000~10,000円(5L) 早い(最短1日) なし 4月~10月 「茎葉散布」と記載がある
顆粒 将来の雑草の発生を防ぐ 植物の根元周辺の土に散布する 5,000円前後(3kg) 遅い(1週間~10日程度) あり

(3~6カ月)

5~6月

9月~11月

「土壌散布」と記載がある
ハイブリッド 今生えている雑草を枯らす/発生を防ぐ 液体を上から振りかける 6,000~10,000円程度(5L) 早い(最短1日) あり

(3~6カ月)

4月~10月 「茎葉兼土壌処理剤」「ハイブリッド」と記載がある

おすすめはやはりハイブリッド型。実際に人気の除草剤はハイブリッド型であることも多いです。他より少し費用がかかりますが、楽に雑草処理ができるようになりますよ。

タイプごとに、どんな人に向いているのか・どんな商品がおすすめなのかを見ていきましょう。

液体タイプ(茎葉処理型)は今ある雑草をすぐに枯らしたい方におすすめ

液体タイプは、現在ある雑草をすぐに枯らしてくれる除草剤です。土に除草剤の成分が残らないで、また同じ場所に別の植物を植えられます。

以下のような方に向いているタイプと言えます。

  • 今ある植物と別の植物を取り替えたい
  • 他に植物を育てている場所で目的の植物だけを枯らしたい
  • とにかくすぐに雑草を枯らしたい

液体タイプのおすすめ除草剤

おすすめ除草剤 費用 農耕地に使えるか 有効成分 効果の期間
「バスタ液剤」バイエルクロップサイエンス 15,000円前後(5L) 使える グルホシネート 散布直後まで
バイエルクロップサイエンス 除草剤 原液タイプ バスタ液剤

「バスタ液剤」は人に対する安全性も高く、有名な除草剤。生育中の雑草を速やかに枯らします。散布後すぐに効果が現れ、処理をしたあとには作物の植え付けが可能です。

一年生であればイネ科・広葉雑草のどちらにも効果がありますが、多年生の場合は両方への効果が減少。多年生は根が残るため、放置していればまたすぐに再生してします。

基本的な使い方は以下の通りです。

  1. 腰丈(約100cm)以上に雑草が伸びていれば刈り取っておく
  2. 除草剤の撒く量を決めて水で希釈し、噴霧機やじょうろに入れる
  3. 茎や葉など緑色の部分が軽く濡れる程度に散布していく
  4. 2日程度放置。再度確認して枯れていないところがあれば、同じように再散布する

顆粒タイプ(土壌処理型)は広い土地で雑草を予防したい方におすすめ

顆粒タイプは土に浸透して根を枯らし、新たな雑草が生えるのを抑制します。撒いた周辺全ての植物に影響があるため、花壇や農地ではなく、駐車場や空き地などで使用しましょう。

ある程度雑草が育ってしまっている土地では効果を発揮できないことがあるので注意が必要です。

おすすめなのは、以下に該当する方。

  • 草刈りで綺麗にした場所をそのまま維持したい
  • 新築の駐車場やゴルフ場などを雑草から守りたい
  • 次回以降に草刈りの手間はかけたくない

顆粒タイプを使う場合、すでに生えてしまっている雑草を一度刈る必要があります。しかしそれが済めば、あとは年に2回散布するだけでな状態を保てますよ。

顆粒タイプのおすすめ除草剤

おすすめ除草剤 費用 農耕地に使えるか 有効成分 効果の期間
カダン除草王シリーズ オールキラー粒剤 2,500円前後(3kg) 使える カルブチレート 半年程度
カダン除草王シリーズ オールキラー粒剤

「カダン除草王」は非常に効果が強い顆粒除草剤。散布後約2週間程度で雑草が枯れ始め、効果は半年持続します。

人に対して安全性が高いうえ、ヨモギやスギナなどの強靭な雑草も根こそぎ枯らすので、年に2回散布すれば地面がかなり綺麗になりますよ。

基本的な使い方は以下の通りです。

  1. 足首丈(約20cm)以上に雑草が伸びていれば刈り取っておく
  2. 容器を上下左右に振りながら、全体的に均一になるように撒きながら歩く
  3. 1㎡に対し10~40g程度を撒く

ハイブリッド型はとにかく雑草処理を楽にしたい方におすすめ

ハイブリッド型は液体タイプと顆粒タイプの良いところを掛け合わせた除草剤。葉に振りかければ根まで浸透し、完全に枯らしてくれます。土に薬剤の膜を張り将来生える雑草の抑制もしてくれるので、作業の手間や時間を短縮させられますよ。

ただしその分、値段が高くなりがちな点に注意が必要です。

このような方なら重宝する除草剤でしょう。

  • お金をかけてでも楽に雑草対策をしたい
  • 根までしっかりと枯らしたい
  • 草刈りや除草の作業の手間や時間を大幅に省きたい

ハイブリッド型のおすすめ除草剤

おすすめ除草剤 費用 農耕地に使えるか 有効成分 効果の期間
「ラウンドアップ マックスロード」日産化学工業 12,000円前後(5L) 使える グリホサート 3カ月程度
「サンフーロン」大成農材 6,000円前後(5L) 使える グリホサート 3カ月~半年
除草剤 原液タイプ ラウンドアップマックスロード

特に日産化学工業の「ラウンドアップ」は効果が高いことで有名な商品ですね。大抵の売り場に置いてあるので、見たことがある方も多いのではないでしょうか?イネ科・広葉雑草のどちらもしっかり枯らしてくれます。

大成農材 サンフーロン

大成農材が製造している「サンフーロン」も人気の商品。ラウンドアップのジェネリックという位置づけで、安く購入できます。効果はラウンドアップとほとんど同じなので、コストを抑えたい方におすすめですよ。

ただし、両方とも非選択性の除草剤(詳しくは後述)です。農作物にかかると枯らしてしまうことがあるので気を付けてくださいね。

これらの除草剤の基本的な使い方は以下の通りです。

  1. ふくらはぎ丈(約30cm)以上に雑草が伸びていれば刈り取っておく
  2. 除草剤の撒く量を決めて水で希釈し、噴霧機やじょうろに入れる
  3. 茎や葉など緑色の部分が軽く濡れる程度に散布していく

除草剤の選び方!使う場所・枯らしたい雑草・安全性を考慮しよう

除草剤

除草剤には3種類のタイプがあることを説明しました。次は各タイプの中でどのようなものを使えば良いのかを考えていきましょう。除草剤を選ぶ際には、以下3つのことを考慮して決めるのがおすすめです。

  1. 散布する場所
  2. 枯らしたい雑草
  3. 安全性(人間やペットなどへの影響)

選び方①:除草剤を使う場所を考える

草生え放題の空き地

薬剤を撒く場所によって、適した除草剤が変わります。

  • 枯らしたい雑草と枯らしたくない植物が近距離にある場所:選択性の除草剤
  • 農耕地:農耕地用の農薬
  • 農耕地以外の場所:何でもOK

それぞれに適した除草剤を確認していきましょう。

枯らしたい雑草と枯らしたくない植物が近距離にある場所では「選択性の除草剤」がおすすめ

「除草剤で農作物や植木も同時に枯らしてしまったらどうしよう」と心配な方も多いのではないでしょうか?

除草剤には特定の雑草にしか影響が出ない「選択性の除草剤」と、周辺の植物全てに影響が出る「非選択性の除草剤」があります。選択性であれば他の植物に影響を与えず雑草のみを処理できます。例えば「芝生に生えている雑草だけを枯らしたい」というときにも対処が可能です。

必要に応じて、購入前に選択性かどうかを確認してみてくださいね。

農耕地では「農耕地用の除草剤」を使う

農地や畑などで使用する除草剤は「農耕地用(農薬)の除草剤」を選びましょう。

作物がある場所で使う薬剤は、農薬取締法に基づいて国に農薬登録されている商品でなければなりません。農薬は安全を確保するために定められた基準をクリアしたものです。それ以外の薬剤を農地・畑・菜園・水田・水田横のあぜ道などに使うと、農薬取締法違反になってしまうので気を付けてくださいね。

商品のパッケージに「農林水産省登録○○号」という番号がふってある商品であれば、農耕地用だと判断できます。

ただし、商品によっては農薬登録がされていても「作物名」の項目が「樹木」となっている場合には、使用場所が制限されてしまいます。

【使える場所】

  • 公園
  • 庭園
  • 駐車場
  • 道路
  • 運動場
  • 宅地

など。

【使えない場所】

  • 菜園
  • 水田
  • 田んぼのあぜ道

など。

除草剤を購入する際は、必ずパッケージを確認するようにしましょう。

農地以外には非選択性の除草剤を使う

農地や芝生以外では「非選択性除草剤」を使用しても問題ありません。選択性よりはコストが低く、手軽に手に入ります。

その効果は撒いたところ全ての植物を無差別に枯らすこと。影響は絶大なので、通路や空き地・駐車場など人が植えた植物がないところへの散布が適しています。

非農耕地用の商品には「農薬として使用できません」の表記が義務付けられています。手に取った商品が農薬かそうでないか分からないときには、パッケージに文言があるので確認してください。

選び方②:どんな雑草を枯らしたいかを考える

水滴のついた草

除草剤によって、どんな雑草に有効なのかが変わります。そのため、枯らしたい雑草を考慮して選ぶのがおすすめです。

手に取った除草剤がどんな植物に効果を発揮するかは、基本的に商品のパッケージに記載されています。購入前に確認して自分の目的にあった商品を探してみてくださいね。ここでは、特に有名な以下4つの雑草におすすめの薬剤を紹介していきます。

  • スギナ
  • ドクダミ
  • 竹や笹

スギナ

スギナやツクシで有名な雑草です。すぐにブチブチと切れますが、根ごと再生するため除去が困難で悩みを抱える方も多いですね。

このスギナにはカエレバが製造している「MCPP薬剤」がおすすめ。MCPP薬剤は、前述した「選択性除草剤」で農薬の一種です。植物のホルモンの働きを攪乱させ、成長を阻害させることによって枯らします。

効果は散布して3日後程度から現れ、約2週間でスギナを全滅させることができますよ。

ドクダミ

ドクダミも芝生に生え、除去が困難な雑草として有名です。

おすすめは選択性除草剤、かつ広葉雑草に効く商品です。例えば、住友化学園芸が製造している「シバニードシャワー」。撒くと芝生は枯らさずドクダミだけを枯らしてくれますよ。

竹や笹

生命力が高い竹や笹を枯らすのにおすすめな除草剤は、大成農材の「サンフーロン」。竹には直接穴をあけて原液を流し込み、笹には30倍に希釈したものを振りかけましょう。

竹には6月~8月の生育期に、笹には9月中旬~12月の生育の遅い時期に薬剤を使うようにしてください。なお、竹は効果が出るまでに数か月かかることもあります。気長に待ちましょう。

苔は一般的な雑草とは違うため、通常の除草剤では効果がありません。種類によっては繁殖力も非常に強いので、機会を逃すと大群落を形成してしまうこともあります。

おすすめなのは、パネフリ工業が製造している「コケそうじスプレー」。非選択性薬剤ですが、中性なので苔を枯らしたその下地を傷める危険性はほとんどありません。下地がコンクリートやタイル、サイディングなどでも使用可能です。

選び方③:安全性を考える

「除草剤に一番求めるのは安全性」。そのような方は、除草剤がどうやって植物を枯らすのかの仕組みを理解しておきましょう。

除草剤が草を枯らす仕組みは、大きく次の2つに分類されます。

草を枯らす仕組み 代表的な薬剤の成分
A:植物の光合成や呼吸などを阻害する シメトリン

ジフルフェニカン

ベタゾン

など

B:植物の成長や発達を阻害する イマゾフルフロン

グリホサート

グルホシネート

など

この中で、人や動物に対し安全性が高いのは「B:植物の成長や発達を阻害する」です。このタイプは光合成や植物ホルモンなど、植物だけが持つ作用に対して働きかけることができます。

そのため、庭に放し飼いの犬や猫がいる・庭で遊ぶ小さな子供がいるなどといった場合には、Bの成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです(ただし、それでも100%安全なわけではありません)。

除草剤は高い商品の方が効果的?ジェネリック薬剤を使うのはアリなのか

ガラス容器

除草剤を探していると、似たような成分でも金額が大きく違うことがありますよね。「高い商品の方が効果は高いのかな?」と疑問に思う方も多いことと思います。

金額の差は、以下2つの違いが関係しています。

  • 含有成分の種類と量の違い
  • 開発費や登録費の違い

例えば「液体タイプ」と「ハイブリッドタイプ」は同じ液体ですが、価格はハイブリッドタイプの方が高いです。ハイブリッドタイプは顆粒タイプの良いところも持っているので、有効成分の含有量に違いがあるのですね。

しかし中には、含有成分の種類や量が多いけれど、価格が抑えめの商品もありますよね。その多くは「ジェネリック商品」です。ジェネリック商品とは簡単に説明すると「先発薬剤を模倣して作られた後発薬剤」というイメージですね。

例えば有名な除草剤「サンフーロン(ハイブリッド)」は「ラウンドアップ(ハイブリッド)」のジェネリックとして人気です。

ジェネリック除草剤は、後発で開発費がかかっていない分、安く提供できるんです。逆に「農薬・選択性除草剤」で「新商品」、さらに「希釈が不要で便利」な液体薬剤は高額になる傾向があります。

コストを抑えたい方はジェネリック薬剤を購入することがおすすめです。含有成分や薬剤タイプが同じであれば、金額による効果の差はほぼありません。

除草剤使用時に気を付けるべきこと

除草剤使用

除草剤を使うときは、以下の3点に気をつけねばなりません。

  • 急斜面での使用は厳禁
  • 近隣に配慮する
  • 周辺の環境を確認する

まず、急斜面での除草剤の使用は厳禁です。雨で流れて下の土地に薬剤の影響を与える可能性があること、そして雑草の根絶によって土壌流出の危険性があることが理由です。下に他人の土地や田畑・花壇などがある場合には、除草剤は使わずに草刈りで処理をしましょう。

また隣近所に対しても配慮が必要です。近隣の方が大切にしている樹木や田畑、花壇などを枯らしてしまわないように、隣地から2メートルまでは使用しないようにしてください。

どれだけ人体に影響がない薬剤であっても、除草剤そのものに不安を感じる方はいます。そのため、使用前に近隣の方には効果や安全性について伝え、使用の許可を取ることが賢明です。無用なトラブルを招かないようにして作業に入りましょう。

除草剤は強化できる?除草剤を強力にするための方法

除草剤使用

農耕地用の除草剤(農薬)に「尿素」を混ぜると効果が高まると言われています。それは、尿素が植物の葉の表面にある細胞をゆるめ、農薬を浸透させやすくするから

農薬20Lに尿素を一掴み程度混ぜると、効果に即効性が出ます。また、希釈を薄くしても尿素によって効果が強化されるため、除草剤の原液の使用量を抑えることができます。大量に除草剤を撒く必要がある農家では、ぜひ試していただきたい方法です。

除草剤選びが不安・面倒くさいと感じるなら、業者に依頼するのもおすすめ

朝露輝く新緑のスギナ草

さまざまな除草剤の選び方を紹介してきました。「考えなければならないことが多くて面倒くさい」「除草剤を使うことに不安がある」という方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、業者に依頼することが最善の方法です。プロに任せることで、スピーディーかつ安全に目的の雑草を枯らしてくれますよ。

除草のプロ探しはミツモアがおすすめ

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ぜひミツモアを利用してみてはいかがでしょうか。

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