社員証の写真はどんな写真が適切なのでしょう?新卒入社の際、自分で用意する場合と会社で撮影してくれる場合があるようです。
社員証の写真を撮影する際、気をつけたいポイントをまとめました。胸を張って首から下げられる社員証の写真を準備しましょう。
社員証の写真は大切な身分証明書
社員証は身分を証明する、その会社に属している、またその会社の所属部署などの情報提示、セキュリティのためなどに大切なものです。
細かな身分情報も重要ですが、社員証の中で最も大切とされるものは”写真”です。写真には自分の身分を証明する意味もある他、その人の印象や会社のイメージを左右するものでもあります。
そのため社員証の写真は、会社のイメージにあった印象を与えれれるような写真が好ましいでしょう。
そもそも社員証って何のためにあるの?
社員証の持つ意味はいくつかあります。
・身分を証明するため
社員証には会社名、個人名の他、所属部署や個人ナンバーなどの記載、そして写真が貼られています。社員証には、その会社に所属し、部外者でないことの身分を証明するための意味があります。
・セキュリティーのため
社員証には個人情報の記載があり、会社への出入りや外出先で社員証を提示することで、セキュリティーの効果もあります。最近ではICチップが組み込まれた社員証もあり、機械によって判断するため、よりセキュリティー機能が高まってきています。
・会社の所属提示のため
社員証には社名や所属部署などの記載があり、一目でその会社に属していることが判断できます。
・会社社員としての自覚向上のため
仕事中に社員証を着用することで、その会社に所属している自覚向上したり、責任感も出てきます。襟を正すのには社員証着用はとても重要なの
社員証の詳しい作り方についてはこちらの記事がおすすめ!
社員証の写真は自分で用意しなければいけないの?
会社によって様々ですが、社員証の写真を自分で用意する場合もありますし、会社で一括してプロカメラマンに依頼して撮ってもらう場合もあります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので会社の方針によってまちまちです。
自分で写真を用意する場合には、どんな写真が好ましいのかを事前に確認しておきましょう。
社員証の写真はカメラマンに撮影依頼しよう
社員証の写真は免許書やパスポートとは異なり、その会社のイメージをも左右するものなので、ポートレートのような写真の方が印象もアップします。プロのカメラマンに撮ってもらうことでクオリティの高い社員証の写真を撮ることができます。
社員証のクオリティを上げるなら、写真は自分で撮ったり、機械で撮るよりもプロカメラマンに撮影してもらうことをおすすめします。
社員証写真のOK/NGな服装と髪型
社員証の写真は免許書やパスポートのようにかしこまって撮るよりも、その会社の雰囲気にあったような写真が適しています。
会社のイメージにも関わるので、写真撮影する際には、服装や髪型、表情に注意して撮るようにしましょう。
社員証の写真を撮る際のポイントをご説明します。
男性の服装・髪型
男性の服装・髪型
写真を撮るときの服装は、男性は職種にもよっても異なりますが、基本的にネクタイを締めてスーツが望ましいです。
カジュアルな雰囲気の会社イメージの場合はシャツにノーネクタイでも問題ないですが、事前に会社に確認をしましょう。
シャツは白が好ましいです。できるだけ明るめの色を選ぶとハイライト効果で顔色がよく映るのでおすすめです。
写真を撮る際は、ネクタイが斜めになっていないか、スーツがだらしなくなっていないかを必ずチェックしてから撮るようにしましょう。それだけでどういった人間かを判断されてしまいますので、注意が必要ですよ。
髪型は、前髪が目にかかるようでしたらサイドに流すか、前髪をたちあげたり、オールバックにしましょう。おでこが見えていた方が爽やかな印象を与えたり、誠実そうに見えるのでおすすめです。
写真を撮る際は、ワックスなどのスタイリング剤を使用して、しっかりセットしましょう。寝癖やボサボサな髪はタブーです。それだけで印象を悪くしてしまいますよ。
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女性の服装・髪型・メイク
写真を撮るときの服装は、白や淡い色のシャツやカットソーですと首回りがすっきりとして、洗練された印象に見えます。また、色の効果で、顔色を明るく見せてくれます。
基本的にシワやくたっとしているのはNGです。清潔感が大切なので、アイロンをかけるなどして、綺麗にしておくことが重要です。
会社によってはスーツ着用が必須な場合もあるので、スーツ着用の場合には、黒や紺、グレーが顔映りがよくなるのでおすすめです。着用の際はダボっとしていたり、くたびれたスーツは印象を悪くしますので、注意しましょう。
髪型は特に顔まわりの毛に気をつけましょう。前髪が目にかかっていたり、サイドの毛が顔にかかりすぎていると、暗い印象を与えます。前髪は分けて流したり、あげるなどして目元にかからないようにしましょう。サイドは後ろで結ぶか、耳掛けして顔の輪郭を見せるようにすると、印象もよくなります。
メイクは濃すぎるのは避けましょう。ベースメイクは明るめのファンデーションやコンシーラ、ハイライト、ローライトなどで、肌の質感を綺麗にみせましょう。それだけで印象はかなり変わります。目元や口元は淡い色を選び、品良く仕上げると良いでしょう。
眉やアイラインははっきりした色で描くことで、キリッとした印象になります。
表情は笑顔でもOK
社員証の写真は免許証やパスポートなどのように、歯が見えてるとNGということではありません。会社によって規定はありますが、できるだけ好印象の写真にするためには、笑顔の写真がいいでしょう。特に口元は口角をあげて、少し歯が見えるくらい微笑んだ写真が好印象です。
目力はやる気を伝えるのに左右しますので、いつもよりぐっと目に力を入れてみましょう。あくまでも自然に、見開きすぎない程度が好ましいです。
社員証の写真を自分で用意する場合
会社によっては社員証に貼る写真を自分で用意する場合もあります。自分で写真を用意する場合、方法としては自分で撮影、機械で撮影、写真館・スタジオでの撮影があります。それぞれのメリットやデメリットをご紹介しましょう。
自分で撮影する
メリット
スマホやデジカメの性能が上がり、自分で撮影した写真でも、意外とクオリティーが高く撮れるため、自分で撮影して編集する方も増えています。納得がいくまで何度も撮り直しができたり、アプリを使って肌補正や明るさ調整もできて、自分好みの撮影が可能です。
デメリット
自分で撮影する場合、背景や部屋の明るさなどを考慮して準備が必要になってきます。光と影の出方も自分で撮影する場合には意外と難しく、思ったような写真が撮れるまで、かなりの時間を費やすことになります。
証明写真機で撮影する
メリット
証明写真機は手軽にローコストで撮れるメリットがあります。撮影する頭の位置の指定がされていて、正面の自分の表情を確認しながら撮れます。何度か撮り直しも可能ですし、気に入った写真を選ぶ機能や、肌調整機能が付いている証明写真機などもあり、以前よりも綺麗な写真が撮れるようになりました。
デメリット
証明写真機は背景が選べなかったり、サイズの細かい指定ができないデメリットがあります。また、写真データをもらえないため、写真枚数が限られてしまいます。
写真館・スタジオのプロカメラマンに撮影してもらう
メリット
写真館やスタジオでプロのカメラマンに撮影してもらう場合、表情や姿勢など細かいアドバイスを受けながら撮れるメリットがあります。レタッチや細かいサイズ指定も可能です。クオリティーの高い社員証の写真を撮るなら、プロにお任せするのが一番です。
デメリット
プロカメラマンに撮影してもらう場合にはコストは多少かかってしまいます。
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プロのカメラマンに撮影してもらった方が良い3つの理由
社員証の写真はその人の人柄や第一印象を一目で判断される要素にもなります。できるだけクオリティの高い写真にすることで、第一印象は変わります。プロカメラマンに撮影してもらうことで、社員証の印象が良くなる理由をご紹介しましょう。
クオリティの高い写真
プロカメラマンに写真を撮ってもらう場合、プロの目線からよりいい表情を引き出してくれたり、細かな表情や姿勢のアドバイスをしてもらいながら撮ることができます。会話を交えながら撮る写真は、緊張しがちな撮影を和ませてくれ、より柔らかな表情を作ることも可能なのです。
また、プロカメラマンはその人をより綺麗に撮るためのライティングや影など微調整をしてくれるので、クオリティがかなり高い撮影ができるのです。
気になるところは修正。レタッチで安心
撮影後、写真の気になるところを修正・レタッチをしてくれるのも安心です。肌補正や明るさ調整などすることで、よりクオリティの高まり、納得いく写真が仕上がります。気になる部分は遠慮なく直接伝えて、レタッチしてもらいましょう。
良さを引き出して好印象な写真を用意できる
自分が思っている印象よりも、第三者が見たときの印象を良くすることが社員証の写真には必要です。プロカメラマンが見たあなたの良さをより引き出してくれるのも、良い写真に繋がるのです。
撮影中のプロカメラマンとのやり取りのなかで、あなたの良さを引き出してより好印象な写真が用意できるでしょう。
背景にこだわる
プロカメラマンに撮影してもらう場合、背景にこだわることができるのもメリットです。会社のイメージも左右する背景にはこだわりたいものです。
Q:社員証用の写真を300人分撮影する場合、時間はどのくらいかかりますか?
A:(カメラマン1名として)撮影機材をセットできる部屋を用意して頂きます。上半身の撮影ですので椅子を用意して頂き、固定した撮影場所に被写体となる社員様に順番に並んで頂きます。最低限の目瞑りだけを確認し撮影していく。この方法が最短で終了できます。余裕を持って1名、1分30秒使い7時間30分(休憩なし)と計算します。
(回答:井村写真事務所 y_imura)
井村カメラマンは、伊勢志摩を拠点に井村写真事務所を経営。撮影仕事として30年の経験と実績を持つカメラマンです。地元の大手有名ホテルや有力企業などの販促撮影に現在も携わり、スタジオ撮影、建築や雑誌取材、和装やドレスの経験はもちろんの事、VIPの随行カメラマンとしての業務も多方面から支持を得ています。人物、料理、雑誌広告、ネイチャー作品やスポーツ他、とにかく幅広く被写体に対応できる写真家です。
社員証写真はサイズやデータ形式を要注意!
社員証の写真は会社ごとに異なる規定があるので、事前に確認しておくことが大切です。支給する写真はプリントなのかデータなのかもしっかり確認しておきましょう。
多いのはパスポート写真のサイズ
社員証の写真は、35mm✖️45mmのパスポート写真と同じサイズが最適な場合が多いです。会社によっては前後するので、サイズは写真撮影する前に要確認しましょう。
プリント写真か?データで準備が必要か?
社員証用の写真をはプリント写真で支給する場合、パスポート用(35mm✖️45mm)で提出します。データ写真で支給する場合、RGB形式のJPEG画像で提出することが多いです。
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