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後悔しない結婚式の後撮り!いつまでできる?費用、メリットは?

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最終更新日: 2022年12月15日

フォトウェディングといえば前撮りが一般的ですが、結婚式後、改めてウエディングフォトの後撮りをするカップルがじわじわ増えています!

そこで今回は、ウエディングフォトの後撮りはいつまでにおこなうべきなのか。メリットや費用などについて詳しく紹介します。

結婚式やハネムーンが終わり、慌ただしい時間が過ぎてから結婚式の後撮りしたい人は、ぜひ参考にしてください。

結婚式写真の『後撮り』とは?

結婚式 後撮り
結婚式写真の『後撮り』とは?

結婚式の写真は何年経っても思い出を振り返れる宝物。

最近は挙式や披露宴の写真ではなく、さまざまなカットやシーンを撮影してもらえる「前撮り」が人気です。

しかし、結婚式の前撮りは日程の確保や費用面の負担など、デメリットが多いことから、最近は結婚式の後撮りを選ぶ人が増えています。

結婚式写真の前撮りと後撮り、どちらを利用するべきか悩みますよね。まずは2つのサービスの違いについて、詳しく確認していきましょう。

結婚式写真の前撮りと後撮りの違い

結婚式写真の前撮りと後撮りの違いは、撮影するタイミングです。

結婚式の前撮り:挙式前に写真撮影

結婚式の前に撮影できるので、撮影した写真を結婚式のムービーや、ウエルカムボードに使うなど、結婚式当日に活用できることがメリットです。

ウエディングドレスを着た際の髪型やメイクのリハーサルになったり、結婚式では着ない和装での前撮りも人気です。

結婚式の後撮り:挙式後に写真撮影

結婚式の後撮りは、結婚式が一通り終わった後に撮影します。

「結婚式の写真は二人だけの写真が少なかった!」「まわりがごちゃごちゃ写り過ぎ!二人だけの世界がある写真が欲しい!」「手をつないだ写真や、向かい合って見つめあう写真が欲しい」など、より具体的な写真のシーンを指定してカメラマンにお願いできるので、満足度の高い写真に仕上がることが期待できます。

また、前撮りや挙式&披露宴時も撮影してもらったあと、さらに結婚式の後撮り撮影もできるんです。

後撮りは前撮りと違い、時間に余裕がある中でスケジュールやロケーション、ポージングを考えられるので、最近注目されているサービスなのです。

結婚式写真の『後撮り』のメリット

結婚式の後撮り
結婚式写真の『後撮り』のメリット

結婚式写真の後撮りは、時間に余裕を持った状態で計画が立てられるだけがメリットではありません!

最高の結婚式にするため、長い月日をかけて会場やドレス選びをしても「やっぱりあっちの方がよかったかも…」なんて後悔は多々出てきます。そんなときこそ、結婚式写真の後撮りがおすすめ。

結婚式写真の後撮りを利用するべき、5つのメリットを紹介します。

メリット1.結婚式の写真を撮り直せる

挙式や披露宴会場での結婚式写真は、範囲や行動が限られているので思うような写真を残せません。

正直なところ、ずっと待ち焦がれていた楽しい時間の中で、思い出に残せるようなポージングや表情なんて考えてられませんよね。いつシャッターが切られているのかもわからないため、仕上がった結婚式写真は「えっ!」というものもあります。

結婚式写真の後撮りは、こういった失敗や後悔をすべてやり直せ、夫婦でやってみたいシーンやポージングが再度できるのが最大のメリットです。

メリット2.好きな季節を選べる

結婚式の後撮り 季節
好きな季節を選べる

結婚式の後撮りは、新生活が落ち着いてからでもOK!

季節問わず好きな時間やタイミングで写真撮影できるので、前撮りと違い時間に余裕があります。

たとえば、新緑や桜がキレイな春先に自然の中で結婚式写真の後撮りをしたり、粉雪が降り注ぐ冬の後撮りなど。

夫婦が大好きな季節を選べるので、あまり見られない結婚式写真を撮影できます。

メリット3. 和装、ドレス、好きな衣装で撮影できる

結婚式写真の前撮りは、挙式や披露宴の出費が重なるため、撮影料金を妥協するケースが多くみられます。撮影時間を短くしたり衣装は1着に限定するなど、予算を削って前撮り撮影をしなくてはいけません。

せっかく好きなロケーションで二人の思い描いていた撮影ができるのに、コスト面で妥協するのは残念ですよね。

結婚式写真の後撮りは、挙式や披露宴が終わった後に撮影するため、お金にも少し余裕が生まれます。費用面を妥協せず、和装やドレス、どちらの衣装でも撮影できるのは、大きなメリットです。

メリット4. 新婚旅行で撮影できる

結婚式旅行 後撮り
新婚旅行で撮影できる

結婚式写真の後撮りは、スタジオ撮影とロケーション撮影どちらも可能!新婚旅行先で後撮り撮影を依頼するのもOKです。

たとえば、海外の町並みをバックに結婚式写真を撮影。地方在住でハネムーンが東京や沖縄、京都などの国内なら、パワースポットや日本らしい情景の中で写真撮影など、さまざまなカットシーンで撮影ができます。

ハネムーンの写真撮影は自撮りで終わるケースが多いのですが、結婚式写真の後撮りを兼ねると、写真集のような思い出アルバムが作れますよ。

メリット5. 結婚式が終わった後、ゆっくりと撮影準備ができる

後撮りの大きなメリットは、一生の思い出に残る写真撮影をゆっくり、じっくり計画できることです。

前撮りはスケジュール的に余裕がないため、アイデアはあまり生まれません。しかし、後撮りは結婚式が終わり、夫婦で「挙式写真であんなポーズをしたかったね」「表情の違う二人だけの写真が欲しいね」などの話し合いから、さまざまなひらめきを取り入れられます。

結婚式が終わり、挙式や披露宴の出来事を振り返りながら後撮り撮影の計画が立てられるので後悔しませんよ。

結婚式写真の『後撮り』はいつまで?

結婚式写真の後撮りは、挙式やハネムーンが終わり、少し落ち着いた頃におこなう夫婦が多いようです。

結婚式後、いつ頃カメラマンへ依頼するべきなのか悩みますよね。あまり時間が経ってしまうと、結婚式写真を撮影するタイミングを逃してしまう可能性も…。

後悔だけはしたくない!そんな人のために、結婚式の後撮りはいつまでにおこなうのがベストなのか紹介します。

後撮りの期限はないが1年以内が理想

結婚式写真の後撮りの時期は、基本的に決まりはありません。ただし、結婚式から数年後に後撮りをすると、家庭環境や気持ちの変化で先延ばしになってしまうので、結婚から1年以内が理想的です。

結婚後は新居への引っ越しやハネムーン、各種手続きと忙しい日々が続くので、落ち着いた頃を想定してカメラマンに依頼しておくといいでしょう。

予約や依頼をせずにいると、「まぁ、いいか」と、ずるずると撮影をしないという結果を招いてしまうので、結婚式の準備の中に後撮りのスケジュールも組み込んでおくことが大切です。

結婚式の後撮りを数年後の結婚記念日にしてみる

結婚式 後撮り
結婚式の後撮りを数年後の結婚記念日にしてみる

結婚式の後撮りは夫婦にとって思い出のひとつ。撮影する時期は家庭の状況によって違いますが、中には結婚式から1年後、数年後の「結婚記念日」に後撮りするケースもあります。

毎年、結婚記念日は幸せな時間と思い出づくりをすると思いますが、結婚式の後撮りをしてみるのも新鮮さがありおすすめです。

たとえば、結婚式ではウェディングドレスだったけど、数年後の結婚記念日には和装で後撮りをしたり、家族が増えたなら子供と一緒に後撮りしたりと、さまざまなアイデアを取り入れた写真を残せますよ。

前撮りと後撮りの費用相場比較

結婚式写真の「前撮り」と「後撮り」はどちらにもメリット、デメリットがありますが、費用面ではどちらがお得なのでしょうか。
結婚式の写真撮影の費用は、プラン内容で大きく金額が変わります。一概には言えませんが確認してみましょう。

前撮りの料金相場

結婚式の前撮りにかかる料金の相場は、10万円~15万円と言われています。
衣装や、着付け、ヘアメイクを凝ったものにするなら、料金も上がっていくでしょう。
また、スタジオ撮影か、屋外でロケーション撮影をするかで料金が変わってきます。

極力お金をかけず5万円以下で抑えたという方もいる中、一生に一度の結婚式ということで、50万円以上をかけたという方もいます。

後撮りの料金相場

結婚式の後撮りにかかる料金の相場も、10万円~15万円です。
前撮りか後撮りかによって料金が変わるというよりも、どちらもプラン内容によって料金が変動します。

例えば、土日祝日よりも平日に撮影する方が安く済みますし、持ち込み衣装や枚数によっても変わってきます。

ウエディングドレスではなく、二人の個性を表現した衣装で撮影するカップルもいます。その場合は撮影料は数万円ということも。

結婚式を既に終わらせていることにより、欲しいカットが明確になっているのが後撮り撮影のポイント。

撮ることが出来なかった、本当に欲しい二人のウエディングフォトを後撮りでは撮影することが出来ます。

結婚式写真の『後撮り』費用のポイント

プロのカメラマンに結婚式写真の後撮りを依頼した場合のリーズナブルな料金に抑えるコツなどを紹介します。

結婚式の後撮りでも見落とせない費用

結婚式の後撮りの平均的な費用
結婚式の後撮りの平均的な費用 (画像提供:PIXTA)

撮影スタイルやカメラマンによって、結婚式の後撮りの費用は5万円以下も可能になります。その中でも押さえておいた方がいい項目を見ておきましょう。

・アテンド料金 

化粧直しや、ドレス・和装の裾を持ってくれる同行美容師さんの料金です。
着なれない衣装での撮影は、なかなか大変なので、側で手伝ってくれる美容師さんがいると心強いです。

・小物類

ウエディングドレス、和装の衣裳をレンタルした場合は必要なものは含まれている場合が多いですが、生の花のブーケなどは外せないアイテムです。

撮影するイメージに合わせて、必要な小物の費用も忘れずに検討しましょう。

・交通費、出張料金

屋外でロケーション撮影をする際は、交通費・機材運搬費用が必要になります。

・撮影データ料

撮影データは、全て買い取るのか、一部を買い取るのか選択できます。これにより料金が大きく変わってきます。

出張カメラマンなら、時間内に撮影したデータは全てデータで納品してくれる場合が多いよです。

他にもオプションで、撮影したデータでアルバムを作ったりすると料金が加算する場合もあります。
中にはアルバム込みのプランもあるので、アルバムのページ数やサイズなど、細かい部分もしっかり確認しておく必要があります。

高額になりがちなアルバムは作成する?データ納品でもいい?

結婚式の後撮り料金が割高になる原因のひとつが、撮影した写真の受け取り方です。

カメラマンによってデータをオンラインで納品、CD(DVD)を郵送、アルバム製本をして納品などさまざまです。セットプランの場合、納品方法はアルバムのみと決まっているケースも多く、コスト面が気になるのであれば、データ納品に対応したカメラマンを選ぶことをおすすめします。

結婚式の写真だけは、アルバムで残したいという方はアルバムのクオリティを検討しましょう。

最近ではオンラインで作成できるフォトブックも人気です。自分で紙の質やページ数などが決められ、好きなデザイン、レイアウトでアルバムを作成することができます。

代表的なフォトアルバムのサイトをご紹介しますので、検討してみましょう。

Photoback 一冊の本のような仕上がり
フォトブック 5つのタイプのフォトブックからチョイス。富士フィルムが展開。
MyBook ウエディングタイプあり。カメラのキタムラが展開

結婚式写真の後撮りで費用を安く抑えるポイント

結婚式写真の後撮りは、できれば心から満足できる撮影をしたいもの。でも、気がつけば「見積り料金がどんどん高額に…」なんてケースも出てきます。

少しでも費用を安く抑えるために、次のポイントを意識してみてください。

  • プランに含まれる内容の精査
  • 料金に含まれるカット数
  • 追加料金になる項目
  • 撮影時間と延長料金
  • 平日と土日祝日の料金の違い
  • キャンペーンや早期予約割引など

結婚式写真の後撮り撮影プランの内容は、業者やカメラマンによって大きな差があります。撮影する日が平日、休日のどちらかによって費用も違ってくるので、詳しい部分までチェックしてみてください。

結婚式後撮りの見積もりを依頼する

ハネムーンで撮影する結婚式写真の後撮り

結婚式写真の後撮りの魅力ポイントは、前撮りではできないような環境の中で撮影できること

たとえば、家族が増えて子供と一緒に結婚式写真を撮影したり、挙式後のハネムーン先で撮影したりと、思い出に残る結婚式写真を撮影できます。

最近は、ハネムーンで結婚式写真の後撮りを依頼する夫婦が増えており、国内のみならず海外までカメラマンに同行してもらうのも珍しくありません。また、現地のコーディネーターと連携して撮影の依頼ができる場合もあります。

そこで、ハネムーンの結婚式写真の後撮りする撮影の注意点やおすすめスポットを紹介します。

海外・ハワイ・沖縄で海を背景にした結婚式写真

結婚式写真の後撮りで人気なのが海外や沖縄など、キレイなビーチを背景にしたスポット!

  • 沖縄:百名ビーチ(南城市)
  • 沖縄:美々ビーチ(糸満市)
  • 沖縄:ハートロック(古宇利島の北側「ティーヌ浜」)
  • ハワイ:ワイマナロビーチ
  • ハワイ:ラニカイビーチ
  • ハワイ:モアナルアガーデン
  • 海外:恋人岬(グアム)
  • 海外:シャンティ城(パリ)
  • 海外:南マーレ環礁(モルディブ)

ハワイを始めとした海外、沖縄のビーチは、どこまでも続くエメラルドグリーンの海と白い砂浜、夕日の沈む瞬間と、どのスポットもフォトウェディングにおすすめです。

結婚式写真の後撮りを海外でおこなう場合は、同行するカメラマンの移動費や出張費が発生します。そのため、平均相場の約2倍の料金が必要となるケースが多く、予算を考えて計画しなくてはいけません。

参考:沖縄の人気フォトウエディングスポット!宮古島・石垣島での星空撮影

京都旅行での歴史的建造物を背景に撮影する

日本らしい町並みの中で撮影できる京都は、結婚式写真の後撮りにおすすめスポットがたくさんあります。

  • 蹴上インクライン(京都市左京区)
  • キモノフォレスト(京都市左京区)
  • 竹林の道(京都市右京区)
  • 渡月橋(京都市右京区)
  • 祇園/花見小路周辺(京都市東山区)

京都は中心部だけではなく、海や山といった全体がフォトウェディングスポットです。情景豊かな町並みを背景にするのもおすすめですが、竹林の中で撮影する結婚式写真は、和装を選ぶことでより美しい仕上がりへ。

最寄り駅から距離のある場所も多いので、出張撮影する際は移動費用や撮影日の天候の確認をしましょう。

東京駅周辺で撮るおしゃれなフォトウエディング

ハネムーンといえば海外が人気ですが、最近は国内旅行を楽しむ夫婦が増えています。旅行先として人気の東京は、東京駅周辺におすすめのフォトウェディングスポットがたくさんあります!

  • 丸の内駅舎(東京駅正面)
  • 行幸通り(東京駅から皇居までの道)
  • 東京駅ビル5Fテラス(11時~20時開放)
  • 東京国際フォーラム
  • 三菱第一号美術館の前

東京駅周辺は、レンガ調の建造物がたくさんあり、ノスタルジックな結婚式写真を残せます。施設によって三脚の使用不可(東京国際フォーラム)や撮影許可が必要な場合があるので、後撮り撮影する前に確認が必要です。

出張カメラマンに後撮りを依頼しよう

結婚式写真の後撮りについて、前撮りとの違いやメリットについて確認できましたか?後撮りがいい!と思った方は、さっそくカメラマンに見積もりを依頼してみましょう。

大まかな日程の希望が決まっていれば、カメラマンと内容や費用を相談することが可能です。

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