ミツモア通信 ユーザーの声 vol.4
東京都 前撮り 小池夫妻 / フリーカメラマン 福永俊樹
幸せの一瞬をカメラで捉える凄ワザ!プロの仕事を体験取材
自分たちらしい結婚式写真を撮りたい―。
式場での正統派写真もいいけれど、それとは別に、たとえば2人の思い出の場所や自分の着たいドレスで素適な写真を残したい。今、そう思う新郎新婦が増えているようです。
特別な日だからこそ、特別な写真を残したい…と思うのは当然ですね。
さらに、「結婚式の撮影は、当日なので慌ただしかった。」「撮影は和装だけ。洋装も撮影したかったけれど料金も単純に倍になるのであきらめました。」という、結婚式の記念写真への不満の声も多々あります。
そこでおすすめしたいのが結婚式の前撮り!フリーのカメラマンに依頼するので、ゆっくり撮影できるし、好きな場所、好きな服装で自分たちだけのオンリーワンな写真が残せます。
でも、実際にカメラマンに依頼するのって不安…という人のために、実際に前撮りを行ったカップルに撮影当日、ミツモアスタッフが同行取材させていただきました。当日の様子をしっかりレポートしてきましたので、前撮り撮影に関していろいろ迷っているみなさん!どうぞ参考にしてくださいね♪
- 日時:9月10日 10:00集合
- 場所:東京外国語大学 府中キャンパス
- 依頼者:小池ご夫妻
- フリーカメラマン:福永俊樹さん
- ヘアメイク:笠掛桃子さん
【AM 9:30 東京外国語大学 府中キャンパス正門前】
カメラマン、ヘアメイクの方は、新郎新婦様より先に来て現地準備を開始。
当日は、晴天に恵まれ、風もなく絶好の撮影日和!撮影場所の東京外国語大学 府中キャンパス外は、新郎新婦の母校だそうです。外語大府中キャンパスは、広々としていて緑豊かな美しい学校です。
カメラマンの福永さんの下見準備に同行しながら、さっそく基本的な質問を…。
Q(ミツモア取材者以下ミ)「撮影スケジュールはどうやって決めるのですか?」
A(福永カメラマン以下カ)「撮影場所、撮影希望日の候補をいくつか出していただいて希望に沿うようにしています。今回は、母校で撮影したいということだったので日時のみ調整しました」
Qミ「撮影地の決定は難しいのですか?」
Aカ「僕の場合、お客さまの希望に沿うようにしていますが、ロケーションを希望される方が増えていますね。屋外のどこかを希望される方でしたら、公園や神社など知っているポイントを提案しています」
Qミ「撮影で気をつけることは?」
Aカ「まず、お二人の雰囲気を見てポージングなどを決めています。事前にお打ち合わせもしているので、お二人の雰囲気も分かっているので、僕なりに考えてきました」
そうこうするうちに新郎新婦が到着。いよいよ撮影です。
【AM10:00東京外国語大学 府中キャンパス正門前】
お二人ともカメラマンとは一度会っているため、簡単な挨拶で早々に支度準備へ。
小池ご夫妻がミツモアのサイトを選んだきっかけは、「結婚 前撮り」で検索したことからだとか。当然、業者さんのサイトやカメラマン、式場とたくさん検索に上がってきます。この時点で、撮影場場所を外国語大にすることだけは決めていました。とりあえず業者さんにあたってみると、ロケーション場所は選べないという返事。なるほど、自分で選ぶことは、自由度がある分ハードルもあるのだと実感したそうです。そこで、検索ワードを「フリーカメラマン 前撮り」に代えたところ、出てきたのがミツモアのマッチングプラットフォーム。早々にやってみたところ、東京外語大での撮影でも可能との連絡が、福永カメラマン他5人からあったそうです。ミツモアのサイトを使ってみて良かった点は、
- 見積もりが5人のカメラマンから来るのがちょうどいい。20も30も見積もりが来ても選べない。5人ぐらいがちょうといいと思った。
- やりとりが簡単なのがいい。チャットのような感じでダイレクトにやりとりができるので、前後のやりとりもわかって使いやすかった。
その後、2人に絞り、サンプル写真をみて(ネット上で)自分たちのイメージによりあっていた福永カメラマンに決めたそうです。
打ち合わせは1度。その時に、こういう写真が撮りたいという見本の写真を持参したので打ち合わせもスムーズにいったそうです。
【AM10:15外語大内のカフェテリアの一角】
外語大内のカフェテリアの一角をお借りして、新婦のヘアメイクを開始。前撮り写真に、かしこまったルールはありません。それぞれの希望で自分たちの思った撮影プランを組み立てていいのです。
今回の小池ご夫妻の場合は、ドレスは持ち込み。ヘアメイクはカメラマンに依頼しました。持ち込んだドレスは白のロングドレスで新郎からのプレゼントだとか。一方、新郎の衣装は、新婦に合わせて白の上下。カジュアルだけど、新婦のドレスと雰囲気がよく似合っていました。
なぜ、前撮りをしようと思ったのか聞いてみました。
「最初は式場で撮影をお願いしたのですが、和装だけだと20万。洋装もとなると単純に倍の40万と値段が高くなってしまいました。そこで和装は式場でお願することにして、洋装は自分たちで手配しようと思いました。どうせなら、自分たちの思い出の場所をと思い母校にしました」とのこと。ちなみに外注のカメラマンに前撮りを頼んだ場合、費用の相場は5万~15万円です。
小池ご夫妻の出会いは、約6年前。東京外国語大のサッカー部のプレイヤーと1年後輩のマネージャーという間柄でした。友情が恋愛へと変化したきっかけは、ふとした偶然から。「それぞれ留学に行っていて半年ほど会わなかったんです。しばらくぶりに顔を合わせた時、何気なくご飯に誘ったんです。」と新郎。社交辞令だったというご飯のお誘いから3ヶ月後、二人はデートをする仲に…。大勢いるサークル仲間にすぎなかった二人が、ちょっとしたきっかけで急接近したのはなぜ?という答えは、お二人が一緒にいる雰囲気を見れば愚問だったとすぐにわかるはず。「世の中には、結ばれる運命ってあるんだなあ。」と、赤い糸伝説を信じる気持ちになる取材者なのでした…。
野次馬心でプロポーズのことを聞いてみると、場所はブルガリのレストラン。食事の最後にケーキのプレートにプロポーズの言葉を入れたのだとか。こんな素適なサプライズ・プロポーズ!その時の表情も、ぜひ撮影したかった…。
さて、ヘアメイクはどんどん進みます。今回は、メイクも依頼したので、カメラマンが手配をしたヘアメイクの笠掛さんが担当。通常は2時間ぐらいほしいけれど、外での撮影時は30分~1時間以内に終えるそうです。
カメラマンの福永さんが絶大なる信頼をおく笠掛さんは、雑誌やPVまで経験豊富なメイキャップアーティスト。「今日は外での撮影なので、外でキレイに見えるメイクを心がけます」と笠掛さん。それにしても、プロのメイク道具ってすごい。きれいだし。
次はヘアを手際良くセット。アップにすると、また感じが変わってとてもよくお似合いでした。
ヘアメイクに関しては、行きつけの美容室で済ませてくる方もいるし、今日のようにヘアメイクから頼む人もいるそうです。ただし、頼む場合はヘアメイクをする場所の確保が必要になるので、その点を考慮することが必要です。
[AM11:30】モニュメント前 撮影スタート
撮影スタートは、学校の正門から。カラフルな看板が白いドレスとベストマッチ。
まずは、進路新婦が用意していたブーケを持って撮影開始。カメラマンの福永さんがお二人に絶えず声をかけ、ポーズを変えながら撮影が進みます。
少し暑い日だったので、撮影の合間にもメイクさんがすかさず新婦のメイクを気にかけていました。プロの仕事ぶりに感心。
【AM11:50】学内の中庭に移動
次は中庭に移動しての撮影。福永カメラマンとしては、「新郎が新婦を導いているようなシーンを撮りたい」とのこと。遠目から撮影をして森の中を歩いているような雰囲気を出したいとのこと。手前に木の枝を入れて雰囲気を作るそうです。福永カメラマンは草むらに入り、蚊の攻撃もなんのその夢中でシャッターを切っていきます。果たして…。
【PM0:00】学内の中庭をさらに奥に移動、ウェルカムサインの小物を使い撮影
小池ご夫妻が、小物をいろいろ用意してくださったので、それを使いながら撮影。
ここでは手作りの“welcome”の文字の小物をお二人で持って…。
撮影をスタートしたばかりの時は、お二人の表情も多少硬かったのですが、3撮影場所ともなると、とてもリラックスして素適な表情に。福永カメラマンから、「こうするのはどうですか?」というポーズの指示に、的確に応えてくれます。
「すごい!今まで何度もウェディングの前撮りをしていますが、こんなにお二人の雰囲気がいいカップルは初めてですね。ロケーションとの相性も抜群で、すごくいい撮影ができます」(福永カメラマン)
新郎新婦の様子はというと、カメラマンの指示通りに素直にポーズをとってくれています。時折、お二人の目が合ってお互いにほんのり笑顔を作るのがなんとも微笑ましい。まるでお二人だけの世界で言葉なしの会話をしているかのようで、思わずうっとり。
【PM0:15】学食に移動してイニシャルの小物と一緒に撮影
思い出いっぱいの学食に移動して撮影。今度は変化をつけるため、座ったパターンを狙うとか。ここでも、新郎新婦の用意した小物をフル活用。アイディアと小物を駆使して、お二人らしい唯一無二の写真を撮影していきます。福永カメラマンは、絶えず笑顔になるような声かけをしながら撮影をしていきます。
お二人のイニシャルの小物やお花をうまく使って、こんな感じのイメージカットも。これぞプロのワザ!
【PM0:30】食堂前のスペースに移動し、赤い糸の小物と撮影
ここでは、赤いハートの小物を使ってみました。小指が赤い糸でつながれている、という演出。よくアイディアが出るものだ!と感心。新郎新婦の調子も上々で、福永カメラマンさんもノリノリです。
お二人と福永カメラマン、笠掛メイクさんのコミュニケーションが良くて、撮影は順調に進みます。全員の「いい写真を撮りたい」、「最高の記念にしたい」という思いが伝わってくるようです。
【PM0:40】学内の並木道に移動して撮影
ここは、長い長い道のため、後ろに抜け感を出せそう、とのこと。背景を思いっきりぼかして抜け感が出せるのだとか。ここでも、3パターンほど小物を変えながらポーズを決めて撮影しました。
【PM0:50】学内の並木道 おめんの小道具と一緒に
今度は背景を木々に代えてさらに撮影。おめんの小道具で、ファンタジーっぽい感じの1枚に。ここでは、さらに近づいた2人やお1人ずつのショットなど、わきあいあいと撮影は進みます。
【PM1:00】学食へ戻り、指輪と一緒に撮影
これまで撮った写真を新郎新婦に確認していただきながら、小休止。が取材者にまでドリンクを差し入れてくださり感謝。
撮影カットをみながら、お二人とも満足した様子。ここで、お二人から指輪の中に二人が入るようなカットを撮影してほしいとリクエスト。自分たちの希望に沿ったカットを撮ってもらえるのは、うれしい!
【PM1:30】正門近くへ移動
最後にお二人の後ろ姿を撮影。これまたいい感じの写真になりました。今日の撮影のストーリーの終わりです。「~二人はいつまでも幸せに暮らしました」という童話の最後の1節が浮かんできそう…。
新婦さんの後姿やヘアスタイルのアップなどを撮影してPM1:35に撮影は終了しました。
最後にお二人に感想をお聞きしました
「非常に楽しく撮影できました。カメラマンさんが上手く乗せてくれるので、恥ずかしさも吹き飛んでしまいました。前撮り撮影をお願いしてホントによかったです。写真ができあがるのが楽しみです」
カメラマンとメイキャップと新郎新婦のお二人は、まるで一つのチームのような感じ。いい写真を残したい、いい写真を撮りたいという全員の思いがビシビシ伝わってきて、あっという間の3時間半でした。
前撮りのカット数は通常200~300カットに上るそうです。すべてをCDに入れてお客さまにお渡しするそうです。
残暑の中、みなさん、取材にご協力いただきありがとうございました。そしておつかれさまでした。取材に快く応じてくださった小池ご夫妻、どうぞ末長くお幸せに。
いかがでしたか?今回は「ミツモア」を使って前撮り撮影をした小池ご夫妻の前撮りの現場に突撃取材させていただきました。お二人とも、とても満足していただいたようでミツモアとしても嬉しい限りです。
ミツモアは、利用者と業者のベストマッチングプラットフォームです。結婚式の前撮りに興味がある方、どこに頼んだらいいか分からない方は、どうぞミツモアのサイトを利用してみてくださいね。