「自分のカフェを持つ!」という夢を抱えている方は、非常に多くいると思います。しかしカフェを持てたのは良いものの、きちんと広告宣伝しなければ集客で失敗するかもしれません。
カフェを上手く経営していくためには、効果的な広告を行うのが大切です。そこで今回は、インスタを始めとするSNSを活用したカフェの広告の効果的な出し方を紹介します。
新オープンのカフェの広告にインスタがおすすめな理由5つ
今の時代、カフェを始めとした多くのお店は、インターネットやインスタを始めとするSNSを活用して広告宣伝を行なっています。
効果的な広告を行うためには、SNS運用スキルは必須と言っても過言ではありません。特にインスタは、カフェ広告との相性もよく集客にぴったりなSNSと言えます。
①今、若者はネットでカフェを検索する!
みなさんは、普段「新しいカフェに行きたいな」と思った時、どのようにして探すでしょうか。本屋さんで雑誌をチェックする方もいることでしょう。
しかし今の時代は、ネット検索が主流です。雑誌よりもネットの方が最新情報が掲載されていることも多いですし、スマホを使ってパッと検索できるので利便性も高いですよね。
特に若者に関しては、ググる(Googleで検索すること)よりもインスタのハッシュタグなどを活用して、カフェ探しをする方が非常に多いのです。
②タグ付きで紹介してもらえる!
インスタには、投稿した写真にタグ付けすることができます。タグ付けするためには、インスタアカウントを所有している必要があります。
そのタグをタップすると、タグ付けされたインスタアカウントのプロフィールページへと遷移するという仕組みです。
ただプロフィールページに遷移してもらっても、自分のアカウントに投稿している写真が魅力的でないと結局ページから離脱されてしまい、集客には繋がりません。
インスタは、Twitterなど他のSNSと比較すると、ブランディング要素が非常に強いので、カフェの魅力やカラーが伝わる投稿を意識することが大切です。
どういった写真を撮れば良いのかという話は、後ほど解説していきます。
③「#(ハッシュタグ)で拡散してもらえる!
インスタの機能に“ハッシュタグ”と呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか?
「#カフェ #おしゃれカフェ #原宿カフェ」といったように「#◯◯」とシャープの後ろに言葉をつなげることで、ハッシュタグ検索ができます。
検索画面でこのハッシュタグを検索すると、ハッシュタグが付けられた投稿写真を表示されることができるのです。
先ほども言いましたが、最近の若者はこのハッシュタグを使ってカフェ探しをする方が非常に多いです。
このハッシュタグ検索からお店の公式アカウントに遷移し、カフェの写真を見ていいなと思ったユーザーが実際にお店に来てくれるんですね。
また実際にお店に訪れたお客さんも、カフェメニューやお店の外観・内観写真をスマホで撮ってインスタに投稿してくれます。こうやってどんどん拡散されていくわけです。
またハッシュタグは、「人気の投稿」と「最新の投稿」の2種類から検索することができます。最新の投稿は、投稿日時が最新順に上位に並びます。
人気の投稿は、いいね数やコメント数、その他インプレッション数などが多いと上位表示されます。インスタを運用するなら、一度は掲載されたい箇所です。
④ストーリーズ投稿でカフェのリアルな雰囲気が伝わる!
インスタには、フィードへの写真投稿に加えて、ストーリーズという最大15秒の動画投稿も可能となっています。またこのストーリーズは、24時間経つと自動で消える仕組みです。
気軽に動画投稿が行えるので、このストーリーズを利用するユーザーもたくさんいます。もちろんタグ付けやハッシュタグ機能、位置情報なんかも使えます。
ストーリーズの良いところは、なんと言っても動画なのでリアルなカフェの雰囲気が伝わるということ。
カフェやアパレルショップの公式アカウントの中には、「本日もオープンしました!」とか「キャンペーン開催中です!」といったストーリーズを投稿しているところも多いです。
反対にカフェを訪れたお客さんが気軽にカフェの雰囲気をストーリーズで発信してくれるので、それを見た別のユーザーがカフェに来てくれるといったこともあります。
⑤宣伝費がほとんどゼロ
インスタは、インストールはもちろん写真投稿など基本的な機能は全て無料で行えます。つまり広告用途で使う場合も、宣伝費がかかりません。
もちろんSNS運用のスキルは必要になってきますが、インターネットで検索すればたくさん情報が出てきますし、SNS運用に関する書籍もたくさん販売されています。
個人的におすすめしたい書籍は、モテクリエイターの菅本裕子(ゆうこす)さんが出している「SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」です。
またインスタは、広告配信も行えます。こちらは、Facebook広告アカウントが必要です。広告費もかかります。※アカウント開設自体は無料
Instagram広告は、年齢や性別、地域を絞って広告を配信することができますが、それなりのスキルが必要ですので、初心者には難しいかもしれません。
カフェ広告にはおしゃれな写真が必須!
インスタを活用して、広告宣伝をするのであれば、とにかく投稿写真にはこだわる必要があります。「インスタ映え」という言葉が流行ったように、映える写真を撮ることが重要です。
ただ流行り廃りがあるように、ここ最近では、ただ「映える」写真を投稿するだけではいけません。お店に足を運んだ方に喜んでもらえるよう、提供するものの「質」も大切です。
インスタは写真が命
インスタというSNSの特性上、やはり写真が命と言っても過言ではありません。インスタの月間アクティブアカウント数は、全世界で10億人を突破しており、どんどん増えています。
国内の月間アクティブアカウント数だけでも2,900万人とかなりのユーザーが利用しています。その中で自分のカフェの投稿を見てもらおうと思ったら、写真にこだわるのは必然ですよね。
では、どのようにこだわれば良いのでしょうか?
まずテーマを統一する
インスタは、ブランディング要素が強いというお話をしましたよね。そこで重要となってくるのが「投稿写真のテーマを統一する」ということです。
フォロワー数の多いアカウントを見ていると、テーマが統一されていることがすぐに分かると思います。テーマを統一することで、そのアカウントやお店の世界観が伝わりやすくなるのです。
テーマを統一するために意識することとしては「色」です。インスタには、写真にエフェクトをかけるなど加工機能が付いています。
その機能で写真の色味を調整するだけでも、統一感を演出することができます。またフィルターも揃っているので、フィルターを活用すればより簡単に統一感を出せます。
さらにインスタでは、明るさやコントラスト、彩度など細かく写真のテイストを調整することができます。こだわりの世界観を演出したい方は、細かく編集してみてください。
小物に個性を
インスタには、カフェの公式アカウントがたくさんあります。インスタで宣伝し、SNSからの来店を図る店舗は非常に多いわけです。
その中で頭一つ抜きん出る、抜きん出るとまでは行かずとも経営に困らないくらいの集客を確保するためには、「個性」も重要な要素の一つです。
例えば、提供するドリンクを入れるカップ一つにしても、他店では扱っていないような個性的でおしゃれ、可愛いものを用意してみてください。
そのカップを投稿することで、さまざまな反響が見込めるでしょう。もちろんインスタに載せたくなるような小物があれば、お店を訪れたお客さんが勝手に宣伝してくれるわけです。
外観、OPEN/CLOSEの看板も大事
インスタで効果的な広告を行うためには、小物や提供するドリンク、スイーツ、フードにこだわることも大切ですが、店舗自体の外観・内観も大切です。
よく購入したドリンクを手に持ってお店の前に立つような構図の写真を見たことがありませんか? やはりおしゃれなお店に行くとSNSで発信したくなります。
最近では、お店によって外観に「フォトスポット」を作ったり、壁にアートを描いて「インスタ映えスポット」にしたりしているところが増えています。
OPEN/CLOSEの看板一つでも、おしゃれにこだわるだけで利用者の投稿回数は大きく変わってきます。
インスタに載せるカフェ宣伝用写真を撮るときのコツ
インスタにカフェ宣伝用写真を載せるにあたって、一番気を使いたいのが「どんな写真を撮るか」という点です。
投稿を見た多くの方に「おしゃれだな」「行ってみたいな」と思われるように撮り方を工夫する必要があります。ここからは、写真を撮る時のコツを紹介していきます。
インスタ映え構図紹介
カフェ宣伝用写真を撮る場合は、まず構図にこだわることが大切。ただ適当に撮っただけでは、カフェの魅力を伝えることは難しいです。
簡単にインスタ映えを狙うなら、フードなど真上から撮ってみるのをおすすめします。料理そのものだけではなく、お皿なども込みで撮影しましょう。
この時、全体を写そうとするのではなく、少し写真から見切れるくらいにアップで撮ってみるとそれっぽく見えます。
構図についてもっと知りたいならこちらの記事もおすすめ!
小物を一緒に映して雰囲気作り
例えば、ケーキなどのスイーツの写真を投稿する場合、ただスイーツだけを写すのではなく、フォークやスプーンといった小物も一緒に写してみてください。
他にもお店に置いてある雑貨や観葉植物と一緒に撮るのも良いですし、手に持ってお店や看板をバックに撮ることでお店の雰囲気を演出することができます。
スマホで撮るならアプリを使う!
クオリティの高い綺麗な写真を撮りたいのなら、一眼レフやコンデジを使うのがおすすめですが、最近はスマホでもじゅうぶん綺麗な写真を撮影できます。
また毎日更新することを考えるなら、手軽に撮影できるスマホがおすすめ。スマホで撮影するなら、カメラアプリや加工アプリを駆使しましょう。
「Foodie」というカメラアプリは、SNOWと同じ開発チームが製作したアプリで食べ物に特化したカメラアプリとなっています。
「VSCO」は、多種多様なフィルター機能が搭載されていて、プリセットを使って簡単にハイクオリティな写真に仕上げることができます。
◆Foodie
Apple Store
Google Play
◆VSCO
Apple Store
Google Play
※Foodieを使った撮影の仕方を以下の記事でご紹介しています!
広告効果倍増のためにはカフェタグと投稿時間に気を付ける
インスタを使ってカフェの広告宣伝を行う場合、ただおしゃれに撮った写真を投稿するだけではいけません。ハッシュタグや投稿時間、キャプションも意識しましょう。
どんなハッシュタグを選び、どんなタイミングで投稿すれば良いのか、そういったポイントをいくつか簡単にご紹介していきます。
インスタでカフェを検索するときはタグを使う
インスタは、写真共有SNSアプリです。訪れたおしゃれなカフェなどの写真を投稿するユーザーもたくさんいます。
反対に「おしゃれなカフェないかなー」と、カフェの新規開拓を行う際にもインスタは活用されます。その時に便利なのが、ハッシュタグという機能です。
投稿件数がちょうど良いタグを利用
どのようなハッシュタグを付けて投稿するかがキーポイントなのですが、よくやってしまいがちなのが「#カフェ」など投稿件数の多いハッシュタグを選ぶということ。
投稿件数が多いと、あっという間に「最近の投稿」が更新されるので、検索画面からどんどん下の方に埋もれてしまいます。
また「トップ」という人気投稿にもすぐ表示されなくなってしまいます。もちろん「#オシャレすぎるカフェに行ってきた」など、投稿している方が少なそうなハッシュタグもNGです。
5,000件〜1万件くらいの投稿数のハッシュタグをいくつか付けると良いでしょう。そういった投稿件数がちょうど良いタグと「#カフェ」などの投稿件数が多いハッシュタグを使い分けるのがおすすめです。
ちなみに1投稿につき、ハッシュタグは30件までしか付けられないので覚えておきましょう。
ユーザーがよくインスタを見ている時間帯に投稿
またインスタに写真を投稿する際は、時間帯にも注意が必要です。深夜帯など寝ている方が多い時間帯に投稿しても、なかなかいいねやコメントなどのリアクションは得られません。
例えば、8時前後の出勤時間や12時のランチタイム、18時前後の帰宅時間、21時前後の自宅でゆっくりする時間などを狙って投稿するのがおすすめです。
そして基本的には、1日1投稿を目安に更新しましょう。1枚目を投稿してからすぐ2枚目を投稿してしまうと、1枚目へのリアクションが減ってしまいます。
どうしても1日2件投稿しなければいけない場合は、最低でも6時間は空けるようにしましょう。
おしゃれなカフェ広告作りのための映えるメニューのヒント
おしゃれなカフェ広告作りをするためには、映えるメニューを考えることも大切です。フードやスイーツ、ドリンク一つにしてもカラフルにすれば映えます。
例えば、食べられる花「エディブルフラワー」を取り入れるのも良いですし、食器もおしゃれさにこだわるだけでお客さんによるインスタ投稿数も違ってくるでしょう。
彩り豊かなメニュー
カフェを宣伝する時、取り揃えているメニューを推すのも一つの方法ですよね。しかしどこにでもあるようなメニューでは、なかなか上手く宣伝できません。
パンケーキの写真を撮る場合も、フルーツを盛りだくさんにしたり、エディブルフラワーを取り入れるだけで、彩り豊かなメニューに仕上げることができますよ。
エディブルフラワーを取り入れる
先ほども出てきましたが、エディブルフラワーは食用の花のことを言います。サラダやゼリーに取り入れることで、まさしくインスタ映えを狙うことができるでしょう。
「食べられる花」というだけでもインパクトがありますし、見栄えも非常に鮮やかになります。さらに花の良い香りがするのも素敵です。
食器にこだわってみる
メニュー作りに欠かせないのが食器です。よくある白いお皿にするよりも、お店のコンセプトに合ったおしゃれな食器を取り入れると良いです。
古民家風カフェなら、作家さんが作ったような陶器も良いですね。個人作家さんとコラボレーションしたり、滋賀県の信楽焼や沖縄県のやちむんなど、食器選びにもこだわってみてください。
カフェの広告用写真もプロに撮ってもらおう
スマホカメラの性能向上や、いろんなカメラアプリ・加工アプリの登場によって、スマホ撮影でも十分魅力的なカフェ広告写真を撮ることができます。
しかし撮り方が分からない、ちゃんとした一眼レフカメラで撮影したいといった方もいると思います。そういった時は、プロのカメラマンに依頼すると良いです。
広告撮影専門カメラマンがいます
カメラマンにもさまざまな得意ジャンルがある方がいます。例えば、ポートレート写真や風景写真などがありますね。そして広告撮影に特化した方もたくさんいます。
撮影スキルはもちろんのこと、広告としての写真撮影ノウハウも持っていますので、宣伝効果の高い写真を撮ってもらうことができます。
プロに頼むメリット
プロのカメラマンに頼むメリットとしては、どういったことが挙げられるでしょうか。
- 機材を揃える必要がない
- 撮影スキルを身につける必要がない
- 最大限の宣伝効果を発揮する写真を撮ってもらえる
例えば、こういったメリットがあります。やはり一眼レフカメラで撮影しようと思ったら、カメラボディとレンズ、さらに照明や三脚などいろんな機材が必要です。
またそれらの機材を使いこなすだけの撮影スキルも必要になってきます。これからオープンするという忙しい段階で、撮影やカメラの勉強をするのは大変ですよね。
そこに広告宣伝効果も求めるなら、マーケティングなどの市場調査だって必要です。しかしプロのカメラマンに依頼すれば、そういったことをすべてお任せできます。
カフェの広告写真はミツモアでカメラマンの撮影を依頼しよう!
いかがでしたか?
この記事ではカフェの効果的な広告手段としてインスタを使用することやおしゃれな写真の重要性、プロのカメラマンに写真撮影をお願いすることがおすすめということをお伝えしました。
それではどのようにしてプロのカメラマンを探したら良いのでしょうか?
ミツモアではパソコンやスマートフォン上で簡単に、あなたにぴったりのプロのカメラマンを探すことが出来ます。
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