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ニホンミツバチの生態!セイヨウミツバチとの違いや飼育方法を解説

最終更新日: 2021年06月14日

日本には「ニホンミツバチ」という蜂が生息していますが、具体的にどのような蜂なのでしょうか。

今回は、ニホンミツバチの基本情報に触れつつ、同じく日本に生息しているセイヨウミツバチとの違いや養蜂する上でのポイントなどについて紹介します。

ニホンミツバチとは?

ニホンミツバチ
ニホンミツバチとは?

ニホンミツバチがどのような昆虫なのかをまず把握しておきましょう。生息地やなどの基本情報についてまとめました。

ニホンミツバチの生態

ニホンミツバチはハチ目ミツバチ科ミツバチ属であり、東南アジア全域やパキスタンやアフガニスタンなどのエリアに生息している昆虫の「トウヨウミツバチ」の仲間だといわれています。

ニホンミツバチは日本に昔から生息している在来種で、狭いところに巣を作ります。具体的な場所としては、住宅の屋根裏や木の中、床下など。場合によっては石垣や墓石の中にも巣を作ります。

ニホンミツバチの性格

ニホンミツバチの性格は極めて温厚で、自ら人間を襲うことはありません

ただ巣に攻撃を加えると襲ってくることがあります。一度ミツバチに刺されると、特有のにおいがついてしまうため、さらに他のミツバチに襲われやすくなってしまいます。

刺されてしまったら、素早くその場から立ち去って毒針を抜き、水洗いをしてにおいを洗い流してしまいましょう。

希少価値のある蜂蜜

ニホンミツバチはセイヨウミツバチと比べて上質な蜂蜜が採取できます。ニホンミツバチは蜜の収穫量が少ないですが、その分希少価値があるのです。

蜜の量が少ない理由は、ニホンミツバチが神経質な昆虫であるためです。扱い方によっては巣箱から逃亡してしまう恐れもあり、きちんと扱わなければなりません。そのことから、ニホンミツバチは商売には向いていないともいわれていました。

セイヨウミツバチとの違い

ミツバチ

日本には「セイヨウミツバチ」も生息しています。ニホンミツバチと同じようなミツバチに思えるかもしれませんが、実は多くの違いがあることをご存知でしょうか。

この項目では、双方の違いについて紹介していきます。

見た目の違い、見分け方は?

ひとつの違いは大きさと見た目です。セイヨウミツバチはニホンミツバチと比べてサイズが若干大きいです。

しかし、色に関しては双方とも似ているので、素人は見分けるのが困難かもしれません。

もし確実に見分けたいのであれば、羽の模様をチェックしてみましょう。翅脈(しみゃく)と呼ばれる羽の脈状のすじを見ることで、どちらの種類か見分けることができます。

飼育方法の違い

セイヨウミツバチは飼育の前にひと手間を要します。木でできた巣箱の中に巣枠(すわく)という板を敷き詰めます。そこに巣礎(すそ)という蜜ろうでできた人工のハチの巣を貼り付けると、セイヨウミツバチは巣を作り始めるのです。

一方でニホンミツバチは重ねた木箱の中で飼育することで、ゼロから巣を作り始めます。ニホンミツバチの飼育は外的環境に左右されやすく、暑さのせいで巣から逃亡したり、巣が落ちてしまったりなどのリスクがあります。そのため、ニホンミツバチは飼育が難しいといわれているのです。

蜜の違い

セイヨウミツバチが特定の花を蜜源としている一方、ニホンミツバチは複数の花を蜜源としています。これによって、前者に比べて後者の蜂蜜の方が複雑で奥の深い味わいになっています。

蜂蜜の採取回数はセイヨウミツバチは年2回に対して、ニホンミツバチは年に1回ほどです。ニホンミツバチは採取できる蜜の量も少なく、その分ニホンミツバチの蜂蜜は高い値段で取り扱われています。

在来種か外来種か

名前が似ているセイヨウミツバチとニホンミツバチですが、それぞれ外来種か在来種かという点で異なります。

セイヨウミツバチは明治時代にアメリカから輸入された外来種で、主に家畜用として飼育されています。一方でニホンミツバチは、もともと日本の在来種です。主に自然界で生息していますが、最近は飼育する人も増えています。

セイヨウミツバチは野生化しない

ニホンミツバチは、スズメバチを殺すことができる「蜂球(ほうきゅう)」を形成することができるので、野生でも生き抜くことが可能です。

しかしセイヨウミツバチは、スズメバチに対応できる蜂球が作れません。天敵であるスズメバチに対抗できる技が無いことから、セイヨウミツバチの野生種は確認されていないといわれています。

趣味でニホンミツバチの養蜂は可能?

養蜂家

ここまでニホンミツバチの基本情報やセイヨウミツバチとの違いについて紹介してきましたが、中には実際に養蜂をしてみたいと思う人もいるのではないでしょうか。

この項目では、趣味でニホンミツバチの養蜂が可能かどうか紹介します。

改正養蜂振興法を知っておこう

まず養蜂するためには、改正養蜂振興法(かいせいようほうしんこうほう)について知っておく必要があります。

改正養蜂振興法とは、ミツバチを飼育するすべての人が対象の法律です。趣味であっても養蜂をするのであれば、その住所地を管理する都道府県に「蜜蜂飼育届」を提出しなければなりません。

ただし蜂蜜やミツバチなどの販売や譲渡をしない上で、以下の条件に当てはまる場合、「蜜蜂飼育届」の提出は不要です。

  • 毎年花粉交配をするために必要な期間のみ一時的にミツバチを飼育しており、ミツバチや蜂蜜を販売していない人
  • 反復利用可能な蜂房を設置しておらず、野生のニホンミツバチから少量の蜜を採取するだけを目的とし、「飼育」までしていると考えられない人
  • 研究室といった密閉された構造の飼育管理設備で飼育している人

巣箱を置いて住み着くのを待つ

ニホンミツバチは野生の在来種であることから、巣箱を置いてから住み着くのを待たなくてはなりません。設置する際は同じ箇所にまとめて置くのではなく、多くの巣箱をそれぞれバラバラの場所に置くのがおすすめです。

また設置する際は時期も大切。誤った時期に設置しても、捕獲できない可能性が高いです。捕獲時期の詳細は各地域によって異なるものの、だいたい3~4月であるため、その時期に合わせて巣箱を設置しましょう。

ニホンミツバチは駆除するべきか

ニホンミツバチは駆除するべきか
ニホンミツバチは駆除するべきか

ミツバチが巣を作っていると、害を及ぼさないとわかっていても怖いですよね。そういうときは果たして駆除してもいいのでしょうか。

ニホンミツバチを駆除する必要はない

基本的には駆除する必要はないと思います。とくに「分蜂」と呼ばれる状態は、近いうちに引っ越ししていなくなってしまいますので、放置しておけばいいでしょう。

ただ家庭にお子さんがいたり、ミツバチが居座るようだと、業者に依頼して除去してもらうのがいいでしょう。

自力で駆除することは控える

ミツバチを駆除することに決めた場合でも、安易に自力で除去しようとするのはよしましょう。下手に巣を攻撃すると逆襲にあい、複数個所刺されることになりかねません。

かならず養蜂家や専門家に依頼するようにしましょう。

ニホンミツバチは野生のミツバチ

ニホンミツバチ

ニホンミツバチは野生のミツバチであり、きちんと届け出をすれば養蜂することも可能です。神経質な昆虫であるがゆえに飼育自体は難しいですが、良質な蜂蜜(はちみつ)を収穫したい方は一度検討してみてはどうでしょうか。

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