車の後部座席で映像を楽しめるフリップダウンモニターの取り付け工賃は、業者によってバラつきがあり、予算オーバーになる可能性もあります。
取り付け費用の内訳や工賃相場を解説し、信頼できる業者の選び方や費用を抑えるコツ、自分で取り付けるための工具や手順についても紹介します。
フリップダウンモニター取り付けにかかる工賃
フリップダウンモニターの取り付け工賃について、予算の立て方や相場、依頼先による違いなどを解説します。自分で取り付ければ工賃を節約できますが、作業の難易度を考えると業者への依頼がおすすめです。
本体価格プラス工賃で予算を考える
フリップダウンモニターの購入を検討する際は、本体価格だけでなく、取り付け工賃も予算に含めて考える必要があります。
自分で取り付ければ工賃を節約できますが、車の内装を外したり、配線を通したりと作業が複雑なため、専門知識のない方は業者に依頼するのがおすすめです。
予算オーバーを避けるためにも、事前に複数の業者から見積もりを取っておくと安心でしょう。
依頼する状況や業者で工賃が異なる点に注意
依頼する状況や業者によって、フリップダウンモニターの取り付け工賃は大きく異なります。例えば、ディーラーに頼むのか、カー用品店に頼むのか、それとも出張業者に頼むのかで工賃は変わってきます。
また、車種専用のキットがあるかどうかでも工賃が変わります。専用キットがあれば、取り付けがスムーズになるので工賃が安くなる傾向にあります。
さらに、地域によっても工賃の相場は異なるので、一概にはいえません。複数の業者から見積もりを取って、比較検討することをおすすめします。
フリップダウンモニター取り付け工賃の相場
フリップダウンモニターの取り付け工賃は、どのくらいが相場なのでしょうか。ここでは、業者に依頼する場合の工賃相場と、車種専用キットの有無による工賃の違いについて解説します。
業者に依頼する場合の工賃相場
業者に依頼する場合のフリップダウンモニター取り付け工賃は、おおよそ1~3万円が相場です。ただし、この金額は地域や業者、店舗によって差があるため、一概には言えません。例えば、都市部の方が地方よりも工賃が高くなる傾向にあります。
また、購入した店舗で取り付けを依頼すると、持ち込みの場合に比べて工賃が安くなることが多いです。本体を購入するときに取り付けもしてもらえるかどうかも確認しておきましょう。
車種専用キットの有無で工賃が異なる
車種専用キットがあるかどうかで、フリップダウンモニターの取り付け工賃が大きく変わってきます。例えば、トヨタのアルファードやヴェルファイアには専用キットが用意されているため、取り付けが比較的簡単で工賃も安く抑えられます。
一方、専用キットがない車種の場合、取り付けに手間がかかるため工賃が高くなる傾向があります。
従って、フリップダウンモニターの購入を検討する際は、自分の車種に専用キットがあるかどうかを確認し、工賃の目安を把握しておくことが重要です。専用キットの有無は、ネットで調べるか、カー用品店やディーラーに問い合わせれば教えてもらえるでしょう。
信頼できる業者選びのポイント
フリップダウンモニターの取り付け工賃を抑えるには、信頼できる業者選びが重要です。ここでは、フリップダウンモニター工賃の費用を抑えつつ、満足のいく取り付けを依頼するための業者選びのポイントを2点紹介します。
実績やアフターフォローをチェック
実績豊富な業者を選ぶことが肝心です。施工実績の多さは、技術力の高さを示す指標の1つです。また、万が一の不具合にも迅速に対応してくれるアフターフォローの充実度もチェックしましょう。
「この業者に頼んで本当に大丈夫かな…」と不安になったら、遠慮なく質問してみましょう。親身に相談に乗ってくれる業者なら、安心して任せられます。逆にこちらからの質問に答えない、はぐらかすようであれば、誠実な業者とはいえません。
値段が安いからといって、もやもやを抱えたまま取り付けを依頼するのではなく、疑問点はあらかじめ確認しておきましょう。
必ず相見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取ることで、適正な工賃相場が分かります。「うちは安いですよ」と言われても、他と比べてみないと本当のところは分かりません。
とはいえ「何社も回るのは面倒だな…」と感じる人も多いでしょう。そのような時は、『ミツモア』を使ってみましょう。
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自分でフリップダウンモニターを取り付ける方法
フリップダウンモニターを自分で取り付けることで、工賃を節約できます。ただし、ある程度の知識と技術が必要なので、難しいと感じる方は無理せず業者に依頼しましょう。ここでは、自分で取り付ける際に必要な準備物や作業手順、注意点について解説します。
必要な工具や部品の準備
フリップダウンモニターを自分で取り付ける際は、必要な工具や部品を事前に準備しましょう。基本的には、プラスドライバー・マイナスドライバー・ソケットレンチ・配線用のテープなどが必要です。
また、車種専用の取り付けキットを購入すると、作業がスムーズに進められます。ただし、配線作業や内張りの取り外しなど、ある程度の知識と技術が求められるため、不安な方は業者への依頼をおすすめします。
自分で取り付ける場合は、説明書をよく読み、慎重に作業を進めることが大切です。
取り付け作業の手順
取り付け作業の手順は、まず内張りを外し、モニター本体を取り付ける位置を決めます。
次に、付属の金具を使ってモニターを固定し、配線を通します。この際、配線が絡まないように注意が必要です。そして、モニターと電源ユニットを接続し、動作確認を行います。最後に、内張りを戻せば完了です。
ただし、車種によって取り付け方法が異なるため、説明書をよく読んで作業することが重要です。不安な方は、無理せずに経験豊富な業者への依頼を検討しましょう。
取り付け時のトラブルや注意点
取り付け時のトラブルや注意点としては、配線の絡まりや、内張りの破損などが挙げられます。特に、配線作業では、車内の他の機器と干渉しないよう、慎重に行う必要があります。
また、内張りを外す際は、破損しないようゆっくりと丁寧に作業することが大切です。万が一、うまく取り付けられない場合は、専門家に相談しましょう。強引に作業すると、最悪の場合、車の電気系統にダメージを与えてしまうこともあるので、注意が必要です。
フリップダウンモニターの取り付けは業者に依頼が安心
フリップダウンモニターの工賃相場と、信頼できる業者の選び方、さらに自分で取り付ける際の注意点について詳しく解説しました。
フリップダウンモニターの取り付け工賃は、業者選びや依頼方法によって大きく変わります。知識と技術があれば自分で取り付けることもできますが、安全安心で適切に取り付けるのであれば業者への依頼が選択肢になってきます。
業者選びは値段だけでなく、アフターフォローも見据えることが大事です。相見積もりを取り、賢く工賃を抑えて、快適なカーライフを手に入れましょう。