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カーナビを後付けするメリット・デメリットを紹介。選び方や費用も

最終更新日: 2022年05月13日

自分の好きなカーナビを選んで後付けするのは、車をカスタマイズする楽しみの一つです。

カーナビには自動車メーカーが販売している純正品と、カーオーディオメーカーが販売している後付けの製品の2種類があります。

この記事では社外品のカーナビを後付けするメリット・デメリットや、カーナビの選び方、取り付け費用を解説します。

社外品のカーナビを後付けするメリット

カーナビゲーション

ここでは社外品のカーナビを後付けするメリットについて解説します。

欲しい機能が搭載しているカーナビを選べる

純正品は車種ごとにメーカーが提供しているカーナビのため、バリエーションに乏しいものです。一方で社外品のカーナビには数多くの種類があります。

高機能の商品から最低限の機能だけを備えた商品まで、複数メーカーのカーナビから自分が欲しい機能を搭載したカーナビを選べます。機能に限らず画面のサイズやデザイン、音質、処理速度を基準にするのもいいでしょう。

後付けのカーナビなら店頭で商品を手に取って確認したり、使用感を試したりできるというメリットもあります。取り付け後に使いづらさを感じて、後悔する可能性が低くなるでしょう。

純正品よりも安く取り付けられる

一般的に社外品のカーナビは、純正品と比べて安価に購入できます。取り付けにかかる工賃を含めても、純正品と比べて安く済みます。

新車購入時の本体価格にカーナビ代が含まれないので、自動車取得税を抑えられるのも大きなメリットです。

ただし社外品のカーナビを後付けしたにもかかわらず、むしろ出費がかさんでしまうケースもあります。社外品のカーナビには安価な商品もありますが、高機能な商品は純正品より高価です。

さらに取り付けにあたっても、自分でカーナビを持ち込んで取り付けてもらう場合は、工賃が高くなる傾向があります。

多くの機能を求めないのであれば、社外品のカーナビを後付けすれば費用を抑えられます。社外品の取り付けを希望する場合、本体価格と取り付け費用を合計したコストをあらかじめ確かめておきましょう。

すぐに最新のモデルに交換できる

純正品のカーナビは車種に合わせて製造され埋め込まれている場合が多く、取り外して別のカーナビに交換するのは困難です。

一方で後付けのカーナビなら、純正品よりも手軽に交換できます。

カーナビの機能に満足できなくなったら、新しいカーナビを購入して交換することで、いつでも高機能のカーナビを使い続けられます。

車を乗り換えるときも、前の車で使っていたものをそのまま新車に引き継げるので便利です。

社外品のカーナビを後付けするデメリット

男性がカーナビを操作しようとしているところ

社外品のカーナビを後付けするメリットは魅力的ですが、もちろんデメリットもあります。

純正品と比べて劣ってしまう点について解説します。

車のメーカーが提供するサービスが使えない

社外品のカーナビでは自動車メーカーが提供する独自サービスを使えません。

独自の交通情報を利用したナビや、スマホアプリとの連携ができなくなります。

車に搭載されているさまざまな機能とカーナビを連動できなくなるケースもあるので、注意が必要です。

後付けのカーナビを選ぶ際は、リアカメラ・バックカメラとの連携が可能かという点も確かめましょう。

車内のデザインとマッチしなくなる

純正品は車のデザインに合わせて作られています。車内に溶け込むように配慮して色やサイズが決められているので、車内のデザインとよくマッチします。

社外品のカーナビを導入すると、カーナビが車内で浮いてしまうものです。純正品と同じようにダッシュボードにきれいに収まらないと、運転やモニター操作に支障が出る恐れがあります。

色や形、デザインのスマートさに加えて、カーナビの配置にも気を配ることが重要です。

純正品よりも保証期間が短い

純正品は保証期間が3年ですが、社外品は純正品よりも短く保証期間が1年しかありません。

盗難や故障などのリスクを考慮すると、社外品は心許なく感じるでしょう。

取り外して持ち運びできるオンダッシュ型のカーナビを取り付けている場合は、特に注意が必要です。簡単に取り外しできるカーナビは便利ですが、盗難に遭うリスクが高くなります。

車から離れるときには盗難を防ぐ対策が欠かせません。肌身離さず持ち歩くようにするほか、盗難防止ネジを装着したり、取り外しにパスワードの入力が必要な商品を選んだりするのもいいでしょう。

後付けするカーナビの選び方

悩む女性

カーナビを後付けするなら、便利で使いやすいカーナビを選びたいものです。

希望通りのカーナビを後付けできるように、選ぶ際に注目したいポイントを紹介します。

画面の見やすさと操作のしやすさ

カーナビを選ぶ上で視認性と操作性の高さは重要です。画質が高くモニターのサイズが大きいほど、画面は見やすくなります。

一般的に純正品のカーナビの画面サイズは7型(インチ)です。7型以下だと画面が見づらく、ナビを確認するのに支障をきたします。後付けモニターを選ぶときは、少なくとも7型以上のサイズを選ぶようにしましょう。

また設置場所の違いで2つのタイプに分けられます。

ダッシュボードに埋め込む「インダッシュ型」と、ダッシュボードの上に設置する「オンダッシュ型」です。

純正品でも採用されているインダッシュ型は、すっきりと見栄えがよく運転の邪魔になりません。

一方でオンダッシュ型の場合は、運転中に視界を遮られたり、ほかの操作をするときに邪魔になったりする恐れがあります。

操作性や機能性を考慮すればインダッシュ型が適していますが、オンダッシュ型は自分で取り付けられることに加え、費用も安く済むのが大きなメリットです。

両タイプの特徴を把握した上で、自分に合ったタイプのカーナビを選びましょう。

リアルタイムで情報が反映されるか

目的地までストレスなくたどり着くためには、リアルタイムの情報を反映して道案内してもらえる点が重要です。

リアルタイムの情報をカーナビに反映するには、記憶媒体の性能地図の更新VICS(道路交通情報通信システム)の3つが欠かせません。

①記憶媒体の性能

カーナビの記憶媒体の容量や性能が優れているほど、地図データの素早い処理が可能です。

処理速度が速いと実際の状況とのラグがなく、リアルタイムで現在位置や地図を表示できます。

大容量かつ高速処理が可能な記憶媒体であるSSDやSDを選ぶと、ストレスなくカーナビを操作・表示できるでしょう。

②地図の更新

日々更新される道路情報に対応するためには、地図データの更新が必須です。

地図を更新するには10,000〜20,000円ほどの費用がかかりますが、メーカーによっては最初の数年間の更新料が無料です。

手動で更新するタイプと自動で更新されるタイプがあり、手動で更新するには手間がかかるため、自動更新のカーナビを選ぶのがいいでしょう

③VICS(道路交通情報通信システム)

渋滞や交通規制の情報をリアルタイムでカーナビに送信する、VICS(道路交通情報通信システム)に対応しているのも重要なポイントです。

特に「VICS WIDE」なら従来よりも多くの道路情報を受信できます。

さらに捕捉できる衛星やセンサーの数が多いと機能性が高まるでしょう。

ルート案内以外の便利な機能があるか

Bluetoothやテレビ、ドライブレコーダー、バックモニターなど、ルート案内以外の便利な機能が使えるかどうかも大きなポイントです。

スマートフォンと連携して音楽を流す使い方が一般的になっており、Bluetoothへの対応はカーナビにおいて重要な機能といえます。

高音質で音楽を聴きたいなら、ハイレゾ対応のカーオーディオを選ぶといいでしょう。またテレビを高画質で楽しみたいならフルセグを選ぶのがおすすめです。

ドライブレコーダーやバックモニターと連携できれば、運転の質が上がります。カーナビ画面でバックモニターの映像を確認できれば、駐車が苦手な人でも駐車を簡単にできるようになるでしょう。

死角になる場所もカメラで確認できるので、事故の防止にも役立ちます。

カーナビの後付けにかかる費用

計算機

カーナビを後付けするのにかかる費用は、カーナビの本体価格と取り付け工賃です。

カーナビの購入と取り付けをセットで頼んだ方が、持ち込んだカーナビを取り付けてもらうよりも費用を抑えられます。

各ケースの費用について確認しましょう。

カーナビの購入と取り付けがセットの場合

カーナビの後付けにかかる費用は、インダッシュ型とオンダッシュ型で大きく異なります。

インダッシュ型社外品

(一般的な7型サイズ)

オンダッシュ型社外品
本体価格 40,000円前後 10,000円以下の商品も
取り付け工賃 15,000円~ 3,000円~
作業時間 2時間ほど 30分ほど

純正品と社外品で取り付けにかかる工賃には大差ありません。

純正品なら基本的な機能だけ搭載したカーナビで本体価格が100,000円前後、高機能や大画面のものだと350,000円ほどかかるので、社外品の安さがよく分かるでしょう。

カーナビを持ち込んで取り付けてもらう場合

あらかじめ購入してあるカーナビを持ち込んで取り付けてもらう場合は、購入と取り付けがセットの場合に比べて作業工賃が高くなります。

インダッシュ型なら20,000〜30,000円ほどの工賃です。作業自体は2時間程度と見ておきましょう。

オンダッシュ型はインダッシュ型と比べて工賃が安く、10,000円前後です。作業も1時間ほどで済みます。

カーナビの取り付けは自分でできる?

スパナ

カーナビを自分で取り付ければ、取り付け費用の節約が可能です。

ただし自分でカーナビを取り付ける作業にはリスクが伴うので、プロに頼むのが無難でしょう。

カーナビを取り付ける手順

カーナビを取り付ける前に必要な道具を準備します。以下の5種類の道具が必要です。

カーナビの取り付けに必要な道具
  • 内張りはがし
  • 工具(ハサミ、ペンチ、スパナ、プラスドライバー)
  • テープ(養生テープ、絶縁テープ)
  • 結束バンド
  • カーナビ取り付けキット

取り付けるカーナビや車種によっては、カーナビ取り付けキットが必要なケースもあります。

準備ができたら以下の手順でカーナビの取り付けを行います。

カーナビ取り付けの手順
  1. バッテリーのマイナス端子を外す
  2. ダッシュボードのパネルやカーナビを外す
  3. アンテナを取り付けて配線する
  4. ハーネスを接続する
  5. カーナビを取り付ける

作業中にカーナビがショートしないように、まずはバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。

準備ができたらダッシュボードのパネルを外します。内張りはがしを使うと便利です。外したパネルに養生テープを貼って、傷が付かないようにしておきましょう。

周囲のパネルを取り外したら、カーナビ本体も取り外します。ドライバーでネジを外してからゆっくり引き出しましょう。

次にフロントガラスの内側に地デジ用のアンテナを貼り付けます。すぐにはがれないように、貼る前にホコリをきれいに拭き取りましょう。フロントガラスを支える左右のフロントピラーを外し、その内側にダッシュボードまでアンテナ線を通します。

続いてオーディオハーネスとカーナビのハーネスを接続します。ハーネスが接続できたら、カーナビを慎重にはめ込んで作業は完了です。

カーナビの取り付けはプロに頼もう

カーナビの取り付けを自分で行うことで、取り付けにかかる費用を抑えられるのは大きなメリットです。しかしカーナビの取り付けには専門知識や技術が必要なため、リスクを考慮するとプロに頼むのが無難でしょう。

カーナビの取り付けには車の知識のほかに、電気系統の知識も必要です。フロントピラーの内側にアンテナ線を配線するときや、ハーネスの接続を行うときに配線を誤ると、最悪の場合は火災につながる恐れもあります。

オンダッシュ型なら自分で取り付けるのが比較的容易です。ただし配線の整理や運転時の視野確保にも気を配る必要があるため、プロに任せた方が安心です。

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カーナビを後付けできない車が増えている?

自動車・車内

近年では社外品のカーナビを後付けできず、純正品を使わざるを得ないケースが増えています。

後付けするカーナビを購入する前に、そもそも後付けが可能なのか確認しましょう。

自動車メーカーによる複合サービスの提供が理由

社外品のカーナビを後付けできなくなっている理由は、自動車メーカーによる複合サービスの提供です。

アプリと連携したりハンズフリー通話が使えたりと、他の機能と連携しての利用を前提に開発されています。

複合的な連携機能を提供する中で、カーナビのパネルは大型化しつつあります。

これまで各社はDIN規格のサイズに合わせたカーナビを提供していましたが、複合サービスの提供のために採用された大型パネルはDIN規格から外れているのです。

社外品のカーナビはDIN規格に則って製造されているため、純正品の大型パネルには対応しておらず後付けできません。

新しい車種は純正品にしか対応しないケースが多いため、新車を購入する際はカーナビの取り替えが可能か事前に確認しましょう。

Bluetooth機能だけ後付けできる?

赤い軽自動車

車内でもBluetooth機能を使ってスマートフォンから音楽を流したいというニーズが増えています。

現在Bluetooth機能が使えないカーナビを使っていて、社内でも音楽を聴けるようにしたいという場合には、カーナビは交換せずBluetooth機能だけを追加すると手軽かつ便利です。

レシーバーを使ったBluetoothの接続方法

Bluetooth機能だけを後付けする方法として、Bluetoothレシーバーを使う方法があります。

レシーバーを使うにはステレオミニプラグの差し込み口とシガーソケットが必要です。

レシーバーをステレオミニプラグに接続して、カーナビで「AUX」に設定するだけで簡単に接続可能です。レシーバーがスマホの音声をBluetoothの電波に変換し、それを受信することで接続できます。

トランスミッターを使ったBluetoothの接続方法

ステレオミニプラグの差し込み口がない場合は、トランスミッターを使うことでBluetooth接続が可能です。

接続手順としてはまずトランスミッターをシガーソケットに接続します。車のラジオをFMラジオに設定して周波数を合わせ、トランスミッターも同じ周波数に合わせることでBluetooth接続が可能です。

トランスミッターを使う方法は、スマホの音声をFMラジオの電波として受信するという仕組みです。ラジオの電波と同様に雑音が混じったり音が飛んだりする場合もあるので、レシーバーを使うのと比べて音質は高くありません。

カーナビの後付けが可能か事前に確認しよう

自動車を運転する青年

後付けのカーナビを利用すれば、豊富な種類から自分の希望に合ったカーナビを選べます。

ただし車種によっては後付けができないケースや、カーナビのタイプによって運転の邪魔になるケースもあるでしょう。

社外品のカーナビを後付けしたい場合は、あらかじめ後付けが可能なのかしっかり確認しておく必要あります。

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