厳しい選考が待っているオーディション。まずは書類選考を突破しましょう!書類選考とはいえ、審査員が見ているのは上半身写真だけだと言われています。
きれいな子、かわいい子はたくさんいます。ただそれだけで書類審査に通るわけではないのです。あなたの魅力を100%伝える写真を撮影して、審査員の手を止めさせましょう。
ここでは写真撮影のポイント、どのような服装、表情が良いか、お教えします。それと悩みの種、スタジオ撮影費用についても、とっておきの提案があります。
オーディション写真は、全身写真とバストアップ写真の2種類必要
審査員は何千枚も写真を見る必要がありますから、見てくれている時間は一瞬だと考えてください。その中から「この人と仕事がしたい!」と目にとまる写真を撮らなくてはなりません。何が求められているのか、どんなところに注意すべきかご説明します。
全身写真に求められているもの
今回のオーディションに適した等身・体格であるかが審査されます。体型がわかりにくくなる服装はやめましょう。
また、全身写真で最も重要なのは「角度」です。顔を傾ける、腕を曲げる、腰を捻る、脚をクロスさせる。とにかく頭の先からつま先まで「角度」「動き」を意識させていきましょう。
バストアップ写真に求められているもの
オーディション書類審査合否のほとんどはこのバストアップ写真で決まります。一番大事なのは「目力」です。
目力のある写真は不思議と審査員の手を止めさせると言われています。
今回のオーディションにかけるあなたの意気込みを込めて撮りましょう。
オーディション写真の服装とは
そのオーディションが特定の役を募集しているのであれば、その役を想像させる服装がベストです。審査員がイメージしやすくなります。ここで注意したいのは、審査員はあなたがどんなキャラクターなのか興味を持って見ているわけでは無いということです。素のあなたがどんな人物が知りたくて見ているのです。過剰な自己アピール写真はやめましょう。
サイズに合った服を着る
男女ともこれが基本となります。そうでないとあなたの体型や体格がうまく伝わりません。また、サイズがフィットしているかどうかは大きな姿見を持っていても解りづらいもの。ご家族やご友人にチェックしてもらうのが一番です。
女性の場合
まずオススメできないのはゆったりしたワンピース、あなたの足の長さや体型がわかりづらい典型です。先に下半身ですが「膝出し」が基本です。素足の色に自信が無かったらストッキングを履いても構いませんが、あまりに暗い色のものはやめておきましょう。ミニスカート、ハーフパンツがオススメです。
上半身は、体のラインがうまく出ていれば、半袖や長袖、特にきまりはないとされています。
男性の場合
清潔感のある格好は必須です。普段身につけている着古したTシャツや着古したジーンズ、審査員から見ると「お前、このオーディションで受かる気はあるのか!」となります。
基本的に新調しましょう。上半身のスタンダードはやはりシャツがオススメです。Tシャツなら無地がよく、大きなロゴが入っているデザインはよくありません。
重ね着はNG。あなたの体型がわかりにくくなってしまいます。
靴も要チェック
「まさかそこまで見てないだろ」と普段履きの汚いスニーカーや履き古した靴は止めましょう。女性の場合は体型がわかりやすくなるパンプスがオススメです。
オーディション写真撮影のポーズとは
オーディションに送ることが出来るのは2枚だけ。この2枚にあなたの魅力すべてを詰めなくてはなりません。良くないのは「こんなもんで良いだろう」という考えです。オーディションはトップが勝ち取るもの。仮想トップに勝てるようベストを尽くしてください。
何となく出して毎回落ちる書類選考。時間とお金の無駄です。ここではどのようなポーズが良いかお教えします。
全身写真の撮り方 女性編
まず、顔は真正面を向いて撮りましょう。横顔はNGです。背筋を伸ばして、頭頂からウェスト、ヒップにかけてS字を描くように撮ると万能です。足下ですが、もしO脚を気にされているのであれば脚を揃えてしまって構いません。ただし、脚が1本に見える写真はNGです。
脚をクロスさせると長く見え、小顔効果もあるのでお試しください。
バストアップ写真の撮り方 女性編
女性は笑顔が基本です。オーディションに受かった後、スタッフは「明るい良い子」と仕事がしたいはず。ただし後に述べるように笑顔が苦手なら無理に笑う必要はありません。
全身写真の撮り方 男性編
顔が真正面を向いていれば問題ありません。上半身の写真が笑顔なら真面目な顔で写すとあなたがどんな表情を持っているかわかりやすくなります。脚は大きく開きすぎず、両手の長さがわかりづらくなりますので、ポケットに手を入れるのはオススメしません。
バストアップ写真の撮り方 男性編
こちらは基本的に女性編と同じです。男性の場合、笑顔で撮る必要はありません。
オーディション写真撮影のメイクアップとは
まず10代のオーディション、これはノーメイクが基本です。
女性の場合、それ以上はナチュラルメイクで臨みましょう。
素の自分を知ってもらおうと素顔で撮るのはあり得ません。外出するにしても、勤務先でもメイクしていますよね。審査員からすると「メイクの手間も惜しんでいるのか。駄目だな」となります。
くれぐれも、盛りすぎないように。メイクで素のあなたがどんな風だかわからなくなってしまっては意味がありません。
ナチュラルメイク=薄化粧ではない
自分の欠点があったら隠し、長所を活かすようにメイクしてください。
ヘアスタイル
上半身写真では、顔の形がよくわかるように後ろでまとめて撮るのが基本です。全身写真では髪の毛の長さを知ってもらうため、まとめる必要はありません。
黒目が大きくなるコンタクトはNG。カラーコンタクトも基本NG。
書類審査を通って実際に会ったら瞳の大きさや色が変わっていた。これでは意味がありません。
何に応募するのかで、求められる写りは変わる
基本的にはオーディションの際の表情は笑顔ですが、それも時と場合によります。
どのようなオーディションを受けるかで表情や雰囲気も変えて撮影しましょう。
アイドルなら、笑顔で写ろう!
貴方が受けるのがアイドルオークションであれば間違いなく笑顔で撮りましょう。
爆笑とまではいかなくてもいいですが、歯が見えるくらいの笑顔でもいいですね。
もしくは歯が見えないように口を閉じ口角を上げる感じでニコリと笑うのも素敵です。
アイドルであれば笑顔はとても重要です。
ファンに笑顔を見せるイメージで撮影に望みましょう。
モデルや俳優なら、口角をあげた控えめな笑顔で
モデルや俳優志望であれば笑顔!というよりも微笑む感じが印象が良いですね。
年齢にもよりますが、基本的にはクールに微笑むようなイメージが良いかもしれません。
こちらも口角は上げ気味での笑顔がいいでしょう。
笑顔は意外と難しく、自分では笑えているようでも実際鏡を見ると全然笑えていない事も多々あります。
日頃から笑顔の練習は欠かさないようにしないといけませんね。
男性の場合は?
男性の場合ですと、笑顔もいいですが、無表情から少し微笑みの中間くらいの表情筋を使う表情がオススメです。
とは言うもの、結構難しいですよね。
笑顔難しいと思う方はとにかく口角はあげるということを意識しておけば大丈夫でしょう。
あとは笑い過ぎないというところだけしっかり抑えておくといいですね。
オーディション写真はどこで撮る?撮影方法を値段と内容で比較
ここではどなたにどのように撮ってもらうか、ご説明します。ご家族や友人が撮影するにしろ、スタジオで撮影するにしろ、それぞれメリットとデメリットがあります。
そのときの家庭のご事情もあるでしょうから「今回は家族で撮る」という選択肢もあれば、「ぜひ受かりたいオーディションなので、奮発してスタジオ撮影」という考え方もあるでしょう。
ご家族やご友人に撮ってもらう
メリット 撮影費用がかからない。
一眼レフなど必要なく、iPhoneで十分です。ご家族やご友人はあなたの良いところをよく知っていますし、リラックスして撮影できます。
デメリット プロが撮影した写真に比べるとどうしても見劣りします。
自撮りはNG
いくら「アタシらしくキレイに撮れて」いても残念ながらダメです。なぜダメかというと「言われたとおりのことが守れない子」だからです。実際にオーディションを通過したら、スタッフの指示に従って仕事をこなさなくてはなりません。そういうときに自分本位の考えで動く子なのだと思われます。
自撮りで出しても通る見込みはありません。やめておきましょう。
写真スタジオで撮る
メリット プロカメラマンによるきちんとした撮影が受けられます。撮影前にヘア&メイクを施してくれるスタジオもあります。オーディション写真を撮った経験があれば「こういう風に撮ると良い」という知恵も持っているでしょう。カメラもレンズも最高のもので撮影してくれます。
デメリット やはりけっこうな費用が掛かります。事前の相談で、費用を明確にしておきましょう。
格安で撮影できるスタジオも
こうしたオプションが無く、素取りのみというスタジオもあります。
オーディション写真、結局どこで撮るのがベスト?
まず、一回はスタジオ撮影を試してください。スタジオ設備の照明や撮影設備。「この子がこんなにキレイに写るのか」と思われるはず。
また、ひと言でプロカメラマンと言っても実に様々な専門家がいます。
食べ物を中心に撮る物撮りカメラマンもいれば、建築物などの建物をメインに撮るカメラマン、それに今回のように人物をメインに撮るカメラマンです。
さらに人物カメラマンの中で、ベビーを中心としたベビーキッズカメラマン、学校専門のスクールフォトカメラマン、ブライダル専門のブライダルカメラマンと種類が分かれるのです。
基本人物写真であれば皆さんオールマイティにこなせる方がほとんどですが、毎度メインで撮影しているものよりは技術や知識が若干落ちてしまいます。
それを考えるとオーディション写真をメインで取り扱っているカメラマンやスタジオなどが、ベストではないでしょうか。
受けられるオーディションの数は決まっています。毎回とは言いませんが、後悔無くオーディションに臨むのであれば、やはりスタジオ撮影がオススメです。
まとめ ミツモアでカメラマンを探そう!
- オーディションの当否を決めるのは上半身写真
- 目力をこめて写りましょう
- 服装は体の線や等身が解りやすいものを
- メイクアップはナチュラルメイクが基本
- オーディションの種類にもよるが必ずしも笑顔で撮影する必要は無い。
- スタジオ撮影は高価だが、上がってくる写真は素人が撮ったものと全然違う
最後にミツモアのサービスをご紹介しておきます。簡単な依頼で、オーディション写真撮影経験豊富なカメラマンからの見積が届きます。
こうした出張カメラマンにはコミュニケーション上手な方も多くいます。
事前にチャットで気が合いそうな方を選んでみてはどうでしょう。
スタジオ撮影より格安な金額でプロのカメラマンの出張サービスが受けられます。