大阪市でテレビを処分する方法。指定取引場所も合わせて紹介

大阪市在住で「できるだけ安い方法でテレビを処分したい」という方に向けて、具体的なテレビの処分方法を4つ解説します。また最後にはテレビを処分する際の注意点についても紹介していきます。お得に正しい方法で、スムーズにテレビを処分しましょう。

大阪市でテレビは処分できる？

大阪市でテレビを処分したい場合にはどのような手順が必要なのでしょうか。テレビを処分する場合の基本的な方法について解説していきます。

処分にはリサイクル料金が必要

大阪市に限らずテレビは「家電リサイクル法」の対象となるため、粗大ゴミとしての処分ができません。「家電リサイクル法」とは、廃棄物を減らすために対象家電の有用な部分をリサイクルし、資源の有効活用を促進するための法律です。

家電リサイクル法に従って大阪市でテレビを処分する場合、テレビのサイズに応じた家電リサイクル料金が必要になります。

テレビの大きさに適した料金分の家電リサイクル券を購入して、大阪市の指定取引場所で処分するというのが基本的な処分手順です。16V型以上のテレビは対角線の長さが38cm以上になるためサイズの目安にしましょう。

家電リサイクル券の購入方法

家電リサイクル券は郵便局で購入手続きが可能です。購入をする際には間違いのないように、あらかじめ処分したいテレビの大きさとメーカーをメモしておきましょう。

郵便局で購入用紙に必要事項を記入したあと、窓口かATMからリサイクル料金を支払います。ただし簡易郵便局では家電リサイクル券を取り扱っていないケースもあるため注意が必要です。簡易郵便局で購入したいときは電話などで事前に問い合わせて確認をしましょう。

購入した家電リサイクル券の「指定引取場所控」に振替払込受付証明書を貼付します。振替払込受付証明書は窓口で料金を支払うと、郵便局券に付いてくるため日附印に押印をしてもらいます。

ATMで振り込んだ場合は、ご利用明細票の写しが振替払込受付証明書になります。

次に家電リサイクル券から「排出者控」を切り取ったあと、裏紙を剥がして処分したいテレビの所定位置に貼付します。所定位置は液晶・プラズマ式は背面左上部です。

大阪市の指定取引場所は？

最後はリサイクル券を貼付したテレビを指定取引場所に運搬します。直接持ち込みであれば先述のリサイクル料金以上の費用はかかりません。

大阪府の指定取引場所は12カ所、大阪市に限れば3カ所です。持ち込みをする前に営業日の確認と、電話で事前予約を取るのを忘れないようにしましょう。

各指定取引場所の住所や連絡先・営業日は以下のリンクから確認ができます。

テレビを処分する3つの方法

大阪市でテレビを処分する方法は上記に限りません。テレビをより安く処分したい場合にはどのような方法を選べばよいのでしょうか。

ここからは指定取引場所に運搬する以外の代表的な3つの処分方法を解説していきます。

家電量販店に回収してもらう

家電量販店の中には古いテレビの回収サービスを実施している店舗も少なくありません。またテレビを購入した店舗に回収を依頼できる場合もあります。

単純にテレビの回収をしてもらうだけであれば、かかる料金はリサイクル料金と運搬料です。業者が自宅まで引き取りにきてくれるサービスもあり、指定取引場所まで運搬する手間は省けるでしょう。

さらに処分のタイミングで家電量販店で販売している新品のテレビを購入する場合であれば、安く引き取ってくれるケースもあります。

以下の表で運搬料金の目安を確認してください。

リサイクルショップやフリマアプリで売る

処分したいテレビの状態が良ければ、リサイクルショップやフリマアプリで売るというのも選択肢のひとつです。リサイクル料金がかからないだけでなく、査定額や売値分のお金を得られるため、非常にお得な方法といえます。

より高値で売るためには、クリーナーを使って指紋やホコリなどを掃除するのが有効です。

またリサイクルショップを利用する場合は、ほかの不用品もまとめて買取してもらうことで、買取額がアップするサービスを実施している場合もあります。

不用品回収業者に依頼する

最後の選択肢は不用品回収業者への依頼です。基本的には回収料金がかかるものの、テレビの状態や種類によっては買取査定をしてもらえるケースもあります。

即日で対応してもらえる場合や、テレビ以外にも処分品が複数ある場合には料金が割安になる点が特徴です。また指定場所への運搬にかかる手間と時間を削減できるのもうれしいポイントでしょう。

ただし信頼性が高くて安い業者を選ぶためには、複数の不用品回収業者を比較する相見積もりが重要になります。

効率的に最適な業者を選びたいという人におすすめなのが「ミツモア」です。

ミツモアは最大5社からの相見積もりを取れる一括見積もりサービスで、簡単な質問に答えるだけで依頼ができます。相談も全てチャットで完結できるため、隙間時間でテレビ処分の手続きを進められるでしょう。

ミツモアで不用品回収を依頼する

テレビを処分する際に気を付けたいこと

テレビの処分を依頼する場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。テレビを処分する際に気を付けたいポイントを解説していきます。

古いテレビは買取できない場合がある

リサイクルショップやフリマアプリ、不用品回収業者で買取・売却ができるのは、比較的新しいテレビに限られます。

目安となるのは各メーカーで「商品が問題なく使用できる期間」として設定されている対応年数「3〜5年」です。とくに対応年数が5年を超えているテレビは近い将来故障する可能性が高く、査定でも値段が付かないケースが多いでしょう。

ただしレトロ好きな層に需要があるブラウン管式テレビであれば、フリマアプリに出品すると買い手が付く可能性があります。

違法回収業者に注意しよう

業者が家庭の廃棄物を回収するためには「一般廃棄物処理業」の許可が必要になります。

しかし中には、無許可で不用品回収を行っている違法回収業者も存在するため注意しましょう。

違法回収業者により回収されたテレビは、不法投棄されたり不適切な処理がされたりと後々のトラブルに発展する可能性があります。また無料をうたいながら、最後に高額な処理料金を請求されるといったトラブルも少なくありません。

不用品回収業者を選ぶときは、「一般廃棄物処理業」の許可を取得しているかもしっかりとチェックしましょう。

ルールを守って正しく処分しよう！

テレビを処分する場合は、基本的には「家電リサイクル法」に従ってリサイクル料金を支払う必要があります。リサイクル券を貼付したテレビを指定取引場所に運搬して処分をするというスタンダードな方法です。

また家電量販店、リサイクルショップ、フリマアプリ、不用品回収業者などのサービスを利用するという方法もあります。

安く処分できたり運搬の手間がかからなかったりと利点の多い処分方法といえるでしょう。テレビによっては買取に応じてもらえる可能性もありお得です。

ただし不用品回収業者の中には許可を取っていない違法回収業者も存在します。「一般廃棄物処理業」許可を持つ安全な業者に依頼し、適切に処分してもらいましょう。