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安い庭業者の選び方|庭のリフォーム工事を安く抑える方法も解説!

ぴったりの庭木剪定業者をさがす
最終更新日: 2023年03月31日

一戸建てにお庭があるなら、楽しめる庭に変身させて、素敵なガーデンライフを楽しみたいですよね。ただ「庭のリフォームを業者に依頼した場合、どれくらいの費用が掛かるのだろう」と不安に思う方が多いのではないでしょうか。この記事では、安くて信頼できる庭リフォーム業者の選び方と、低予算で出来る庭のリフォームについて紹介します。

低予算で庭づくりはできるの?

低予算で庭づくりはできるの?
低予算で出来る工事と費用相場

庭づくりは工事の内容や業者によりますが、50万円ほどの予算があれば、一般的な庭のリフォームが可能です。ただデザインをこだわってしまったり、使用する材料のメーカーを指定したりすると、工事費用が高くなってしまいます。

そのため低予算で庭づくりを行うためには、シンプルなデザインで材料のメーカーは、予算の範囲内に収まるものを選ぶことが重要です。低予算で出来る工事と費用相場、必要な費用を見ていきましょう。

庭のリフォーム工事にかかる費用相場は?

庭のリフォーム工事にかかる費用相場は?
庭のリフォーム工事にかかる費用相場

庭のリフォーム工事にかかる費用相場は、庭の工事内容で変わります。業者に依頼するときに、どのような庭を目指すのか考えておくと、依頼内容によっては安い費用でリフォームすることが可能です。大まかな庭づくりの方針を決めて、庭工事の予算を出していきましょう。庭のリフォーム工事の種類別に費用を紹介します。

芝生・砂利の敷均し工事

庭に芝を敷く場合、天然芝と人工芝の2つの方法があります。それぞれ1㎡あたりの費用は、天然芝が約3,000円、人工芝は約6,000円が相場です。天然芝の方が安いですが、人工芝には手入れの必要がないように、それぞれにメリットがあります。

庭に砂利を敷く場合の費用の相場は、1㎡あたり約1,500円ですが、砂利の種類によって費用が変わります。デザイン性を重視した砂利を使うと、砂利の価格は通常の2倍になることがあるので、予算に応じて選ぶと良いでしょう。

工事内容 1㎡あたりの費用相場
天然芝 約3,000円
人工芝 約6,000円
砂利 約1,500円

コンクリート工事

1㎡あたりのコンクリート工事にかかる費用の相場は約10,000円です。コンクリートを敷くと歩きやすくなり、草取りに悩まされることがなくなります。駐車スペースをつくるなら、強度も高く耐久性が出るので、鉄筋を入れたコンクリート工事がおすすめです。

天然芝や砂利は雑草対策が必要となるため、庭作業に時間を取られたくない人はコンクリート工事を検討してください。

カーポート設置工事

車を持っている人には、紫外線から車を守り、雨の日のに便利なカーポートの設置をおすすめします。カーポート設置費用の相場は、種類や施工内容によって大きく変わります。カーポート本体の費用は、最低で約10万円。設置工事の費用は約40,000~50,000円が相場です。

カーポートのタイプ別本体費用

カーポートには柱が片側タイプと両側タイプがあり、費用の相場は片側タイプの方が安く約10万円。両側は約20万円です。片側タイプの方が柱の数が少ないため、本体価格が安くなります。しかし両側タイプの方が雪や風への耐久性が高いので、居住地域の天候に合わせて選びましょう。

カーポート種類 本体価格の費用相場
片側タイプ 約10万円
両側タイプ 約20万円

ガレージとカーポート費用を比較

こだわって車庫のガレージを作ると、設置費用は100万円程度かかってしまうこともあります。「どうしても防犯面や愛車にあたる紫外線が気になるから、大切な愛車をガレージ内で保管しておきたい!」という人以外は、カーポートの方が安いのでおすすめです。

ブロック積み工事

庭にブロック塀を設置する場合、1㎡あたりの相場は約10,000円~15,000円です。ブロックは種類や素材、購入する場所によって値段が変わります。ブロックを安く購入するには、シンプルで軽量タイプのブロックを、ホームセンターで購入するのがポイントです。

ブロック塀のメリットは、外部からプライバシーが守られることです。デメリットは風や光が遮られ圧迫感があること。設置後に補修や撤去に費用がかかることです。ブロック塀は耐久性が高いですが、修理が必要になることもあります。解体・撤去自体に1㎡あたり約15,000円~20,000円が必要で、交換するブロック塀の設置費用もかかることも押さえておきましょう。

テラス設置工事

庭にスペースがあれば、テラスを設置しても良いでしょう。テラスの設置工事の費用相場は、テラスの土台のみで約20万円。屋根付きのテラスで約30万円です。テラスは大雨や強風といった自然の影響を受けやすいので、プロに依頼するのがおすすめです。

テラスを作ってガーデニングをしたり、イスやテーブルを置いてリラックスしたりできます。幅広い用途で利用できる事を考えると、テラスの設置を検討しても良いでしょう。

工事内容 設置工事の費用相場
テラス土台のみ 約20万円
屋根付きテラス 約30万円

安くて信頼できる庭リフォーム業者の選び方

安くて信頼できる庭リフォーム業者の選び方
リフォーム業者の選び方

庭のリフォームは自分で行える部分もあります。しかし慣れない作業は想像以上に大変なうえ、カーポートやテラスの設置は素人には難しいです。設置後の事故を防ぐためにも、庭のリフォーム業者へ依頼したほうが確実な工事を行ってもらえるでしょう。そこで安い工事費用で請け負ってくれる、信頼できる庭リフォームの業者の探し方のポイントを紹介します。

細かい見積書を提示してくれる

細かい見積書を提示してくれるリフォーム業者は信頼できます。具体的には、素人が見てもわかるくらい「どこに、何が必要だから、どれくらいの金額が必要になる」範囲まで細かく提示してくれる業者です。見積もりの内容が、大雑把な内訳だけでは詳細がわからずに、不安が残ります。見積もり内容に納得できない場合は他社の見積もりと比較するのがおすすめです。

過去の施工実績・事例がある

依頼するリフォーム業者が、過去にどんな工事を行ったことがあるか、施工実績を確認することが大切です。施工事例を確認することで、信頼に値するかの判断材料にすることができます。

リフォーム業者のホームページで実績や事例を確認し、ホームページがなければ直接問い合わせてみましょう。庭の明確なイメージが決まっている人は、イメージに近い庭の施工実績がある業者を探し、リフォームの費用を見積りしてもらいましょう。

安いことだけを売りにしていない

工事の安さだけを売りにしているリフォーム業者は注意が必要です。値段が安い分、職人さんの経験や技量が不十分だったり、品質の悪い材料を使用していたりすることがあります。また会社としての実績が少なく、仕事量が少ない業者である可能性も高いです。

実績が少ない業者の場合、経験不足から満足のいく仕上がりにならないこともあり得るので注意が必要です。駆け出しの業者は実績が少ないものですが、安いことだけを売りにしている業者は避けた方が良いでしょう。

庭づくりを安く抑える方法5つ

庭づくりを安く抑える方法5つ
あ工事費用を安くする方法は?

庭づくりをリフォーム業者に依頼する場合、費用を安く抑える方法があります。知らないと、大きな費用の差につながってしまうので参考にしてください。紹介する方法は、比較的試しやすい方法なので、庭リフォーム業者に相談する際に取り入れましょう。

予算内で出来る工事をしてもらう

リフォーム業者に庭工事を依頼するには、予算内でできる施工だけを依頼すると決めて相談してみましょう。最初に「予算を超えないようにしたい」とリフォーム業者にしっかりと伝えます。

もし予算を超えた見積もりが出てきた場合は、何を優先するのかを明確にして交渉することが大切です。交渉することで値引きをしてもらえる可能性があります。ただ値引き交渉をするのではなく、優先順位と低予算であることを伝え、時間をかけて交渉するのがおすすめです。

見積りを複数の会社にしてもらう

庭のリフォームについての予算やイメージが決まったら、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼しましょう。同じ工事内容でも業者によって金額が異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、料金を比較することで安くて信頼できる業者を選ぶことができます。

住宅を建てたときのハウスメーカーに相談すると、割高になる可能性があるので注意してください。請負会社が下請け業者に外注する場合、約10%のマージンが発生しているため、工事費用が高くなってしまうのです。外構工事を専門に行っている業者に見積もりを依頼しましょう。

デザインはシンプルにする

庭のデザインをシンプルにすると庭の工事が安くなります。逆にデザインを凝れば凝るほど費用が高くなります。予算がなく費用を抑えたい方は、なるべくシンプルなデザインにすると良いでしょう。

デザインによって必要な庭工事だけに絞る方法もあります。庭のデザインが複雑になる場合は、必要な工事だけを依頼して、一度プランを見直してみましょう。

工事内容にあわせて専門業者に依頼する

依頼する工事内容が明確に決まっているなら、専門業者に分離発注で依頼する方法もあります。芝生であれば造園業者に、カーポートやブロック積みなどの工事であれば外構業者に依頼する方法です。

工事内容にあわせて専門業者に分離発注することで、工事費を安く抑えることができます。専門業者に依頼する場合も数社から見積もりを取ると、より良い条件で施工してくれる業者を見つけられるでしょう。

自分で出来る工事はDIYする

専門的な施工や危険な作業、安全性に関わる部分のみをリフォーム業者に依頼します。自分で出来そうな部分は、DIYで対応すると工事費用を安く済ませることができます。

花壇やレンガ敷き、砂利、芝生などをホームセンター購入し、DIYで施工することが可能です。DIYを取り入れながら、専門的な施工だけプロに頼む方法も実践すると、工事費用を安く抑えることができます。

自分で出来る庭のリフォーム工事

自分で出来る庭のリフォーム工事
自分で出来る庭のリフォーム工事

初めてDIYに挑戦する場合、自分で庭づくりができるのか不安ですよね。しかしDIYは、ちょっとしたコツを押さえておくだけで、失敗率はぐっと下がります。自分で庭をリフォームするときのポイントをご紹介していきます。

雑草対策は防草シートで対応する

雑草対策として有効なのが「防草シート」です。防草シートは自分で安く購入できる上に、すぐに効果を実感することができます。雑草処理で悩まされている場所に使うと、手入れが楽になります。砂利を敷く場合も、防草シートの上に砂利を敷いた方が、砂利が沈むのを防げるのでおすすめです。

防草シートの敷き方

  1. 敷く場所の雑草や石などを取り除き、地面を平らに整地する
  2. シートを敷く
  3. 合わせ目は10cmほど重ねる(粘着テープを使用しても問題なし)
  4. シートの周囲を50cm間隔でピンで固定する

人工芝を敷く

人工芝を自分で敷くこともできます。リフォーム業者に依頼するよりも、費用を安く抑えられるのでおすすめです。人工芝の敷き方を確認していきましょう。

人工芝の敷き方

  1. レイアウトを決めるために図面に起こす(人工芝のロールサイズなどを参考に)
  2. 下地の整地を行い、除草シートを敷いておく
  3. 図面をもとに人工芝をカットし、敷いていく
  4. 両面テープで固定してずれないようにU字ピンを打ち込む
  5. 人工芝の上に珪砂をまき、デッキブラシを使って珪砂をならす

レンガを積んで花壇を作る

DIYで花壇を作ると、好みの花壇になる上に、費用を安く抑えられるのでおすすめです。花壇にはモルタル(セメントと砂を混ぜたもの)を使う場合と、使わない場合があります。モルタルを使って花壇を積むと強度が出て、高さのある花壇を作ることが可能です。モルタルを使用した花壇の作り方をご紹介します。

レンガを積んで花壇を作る方法

  1. レンガを水に浸しておく(モルタルが固まりやすくなる)
  2. 2cmくらいを目安にモルタルを敷いて下地を作る
  3. モルタルの下地の上に、レンガを並べていく
  4. 1段目のレンガの上にモルタルを1cm位の厚みで塗る
  5. レンガは1㎝間隔にし、間にモルタルをつめる
  6. 2段目のレンガを平行に重ねる
  7. 3日位はそのままにして触らない

花壇に植物を植える

花壇を作ったら、自分で植物を植えます。植木を購入するときは、サイズが小さいものを選ぶとすると安く植物を購入できます。また植え付け前に、花壇の土に腐葉土を混ぜておくのがおすすめです。次に植物が元気に育つ花壇への植え方を紹介します。

花壇の植物を植える方法

  1. 根が隠れる程度の穴を掘る
  2. 穴底に肥料を入れ、少しだけ土をかぶせる(根が肥料にあたらないようにするため)
  3. 穴にたっぷりと水をやり、充分に湿らせる
  4. 植物を植える(植えた後の土は固めないように)
  5. 植えた直後は水やりをする

庭づくりの材料はホームセンターが安い

庭づくりの材料はホームセンターが安い
材料はホームセンターで購入しよう!

DIYに必要な庭づくりの材料は、ホームセンターで安く購入できます。店員さんの中には専門的な知識を持っている人がいますので、わからないことがあったら相談に乗ってもらいましょう。

店員さんと話をすることで、DIYに必要な知識を身に付けられるのも、ホームセンターのメリットです。DIYで作りたいものを具体的に伝えると、良いアドバイスがもらえるかもしれません。

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ぜひミツモアを利用してみてはいかがでしょうか。

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