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木の伐採費用の相場はいくら?自分でやる方法と安くプロに依頼するコツを解説

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最終更新日: 2024年05月21日

木を伐採するのにかかる費用は木の高さや周辺状況によって変動します。高さごとの伐採費用相場や伐採以外の作業・道具についてかかる費用の相場を解説します。

木の伐採費用の相場はいくら?

木の伐採・抜根の費用相場表

伐採にかかる費用の相場

伐採作業にかかる費用はおおむね以下の通りです。木が高いほど作業が難しくなるので、費用も上がります。

木の高さ 伐採費用
低木(~3m) 3,000~5,000円
中木(3~5m) 15,000~18,000円
高木(5m~) 25,000~30,000円

このほかに、抜根作業や重機使用、木の処分に対する費用が加算されます。

抜根にかかる費用の相場

木を伐採し、庭から完全になくしてしまいたいときは、木の根(切り株)を取り除く抜根作業もあわせて行うことが多いです。放置するとシロアリが棲みつくリスクもあるので、理由がない限りは早めに抜根してしまうことをおすすめします。

幹回りのサイズ 抜根費用
30cm以下 6,000~10,000円
31~50cm 15,000~25,000円
51~80cm 25,000~35,000円

木の太さを計測する場合は、直径ではなく木の外周を測るのが一般的です。外周の長さのことを幹周りと言い、直径20cmの木であれば幹周り約60cmになります。

伐採費用の決まり方と内訳

木の伐採費用は、各作業費と重機の使用費でおおむね決まります。

項目 費用の目安
伐採作業
抜根作業 4,000円~/本
整地 300円~/㎡
木の処分 2,000円~/本
木の運搬 3,000円~/本
クレーン車使用 50,000円~/日

伐採・抜根作業のほかにも、跡地をととのえる整地の費用や、切り倒した木を運搬・処分する費用などがかかってきます。

またクレーン車による吊り上げが必要になると一気に費用が上がります。1日あたりの使用費で計算されるので、何本伐採しても使用費は変わりません。

なお項目ごとに費用を加算する方法とは別に、以下のような計算式に基づいて決まることもあります。

木の高さ × 工賃 × リスク数値+ その他オプション = 伐採にかかる費用

リスク数値は作業の危険度を表しており、0.5~2.0で表されます。周りに障害物がなく自由に作業ができる場合は0.5、電線や建物が多い場合は2.0です。たとえば高さ15mの木を伐採するとき、一般的な作業内容で周りに電線や建物が少しある場合、以下のような計算式になります。

15m(高さ) × 10,000円(工賃) × 1.0(リスク) = 15万円

あくまで目安なので、敷地まわりの状況によっても大きく金額が変動します。正確な金額を知るには実際に見積もりをとってみることをおすすめします。

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木の伐採費用が高くなるケース

基本的には、作業の危険度や難度が上がるのに比例して伐採費用も高くなります

  • 伐採する木が高く、幹が太い
  • クレーン車などの重機を使う必要がある
  • 周囲に電線や建物などがあり、木を倒すのが難しい
  • 庭の近くまで車両が入れず運搬に手間がかかる

前述のとおり、周りに電線や建物などの障害物が多いと、クレーン車で吊り上げる必要が出てきたり、運搬が大変になったりして追加コストがかかります。

また、木の種類によって枝の伸び方が違うため作業手順や伐採にかかる手間が変わってきます。

スギとケヤキ

写真を見比べてみると、スギとケヤキは枝の伸び方が違うことが分かります。ケヤキのように枝が分かれて広がっている木は、木を倒す前の調整にも手間がかかります。

枝のバランスによって木の倒れる方向が変わるため、狙いの方向に重みがかかるように枝の調整をしなければいけません。

木の伐採費用を安くおさえる3つのコツ

トラックの荷台に積まれた伐採された木

伐採費用をなるべく安くおさえるには、以下の3つの方法があります。

伐採後の木を木材として買い取ってもらう

伐採した木の状態が良く、品種に需要があれば、木材として買い取ってもらえる可能性があります。買取金額を伐採にかかった費用と相殺して、安く済ませることができるかもしれません。

買い取ってもらえる可能性が高い木材は以下の種類です。

広葉樹 ケヤキ、クスノキ、ヤマザクラ、コナラ、クヌギ
針葉樹 イチョウ、ヒノキ、スギ、カヤ、マツ、モミ

さらに買い取ってもらうには木材としての利用価値が残っていることが条件です。見た目は立派な樹木でも、内部が虫に食われているというケースもあるので要注意です。

また買い取ってもらうときは木材の長さを3m・4mのようにそろえないといけません。伐採する木1本から採寸できる長さのバランスを見て切断しなくてはいけないので、知識のある事業者に対応してもらう必要があります。

伐採した木を買い取ってもらいたいと考えている方は、事前に伐採業者に相談しておきましょう。

できるところは自分で伐採する

3mに満たない低木で、幹回りもそこまで太くない木であれば、自分で伐採するという手段もあります

伐採のための道具は、低木1本の伐採を業者に依頼するのと同じくらいの料金で用意できます。業者に依頼する場合は抜根や整地、その他オプションの料金が加わるため、さらに高額になることがほとんどです。自分で伐採することで数万円の節約になる可能性が高いでしょう。

自分で伐採する場合は、ケガや熱中症といったもしもの場合にすぐに救急車を呼ぶなどの対応ができるよう、必ず2人以上で作業することがおすすめです。

ただし「周辺に木を倒すスペースがない」「木を切るだけの体力がない」といった場合、無理して自力で伐採しようとすると事故のおそれがあります。

高さが3m以上の木や、幹が太く伐採が難しい場合は専門の業者に依頼しましょう

庭木の伐採・伐根を業者に依頼する

相見積もりをとって比較する

大木の伐採は業者によって費用に開きがあるため、最低でも3社から見積もりを取っておきましょう。依頼する内容によっては10万円以上差が出るケースもあるので、業者選びは慎重に行ってください

見積もり内で何の作業にどれだけの費用がかかるのかが記載されておらず、詳細がよく分からない業者は避けた方が良いでしょう。何の作業にいくらかかるのか詳細が記載されているのが望ましいです。

とはいっても、複数社から見積もりを取るのは面倒に感じるかもしれません。そんな時はミツモアなどの一括見積もりサービスを利用してみましょう。複数社から無料で見積もりを出してもらえるため、簡単に比較することができます。依頼前にチャットで状況を伝えることもできるので、より最適な業者にお願いできます。

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木の伐採を自分でやる際に必要な道具と費用

木の伐採を自分でやる場合は専用の道具が必要になります。

用意する道具はおもに以下の通りです。

用意する道具 価格 使用目的
のこぎり、またはチェーンソー 約10,000円 幹を伐採する
ロープ 約3,000円 木を倒す方向を調整する
スリングベルト 約10,000円 ロープを固定する
軍手、ヘルメット 約2,000円 幹や枝から手や頭を守る
スコップ 約1,000円 木の根を掘り起こす

上記すべての道具を買い揃えたときの合計金額は8,000~10,000円程度です

チェーンソーを用意する場合は、追加で10,000~30,000円ほど必要になるでしょう。

木の伐採に必要な道具がすでにある場合や、購入費用と手間を考慮したときに自分でやるほうが安いと思える場合は、自分で伐採をすることを検討してもいいでしょう。

木の伐採を自分でやる流れや手順7ステップ

木の伐採を自分でやる流れや手順は下記のとおりです。

それぞれの手順について詳しくみていきましょう。

1. お祓い・お清めをする

木を伐採するための手順の1つ目は、お祓い・お清めをすることです。

日本では木に神や精霊が宿るという信仰があり、長い樹齢を持つ「御神木」は、神社やお寺で大切にされています。

家庭の庭木も、家を守る存在とされ、伐採する際には注意が必要です。

そのため、伐採前に以下の手順でお清めをおこなってから作業しましょう。

  1. 木の周りに酒と塩を少量撒く
  2. 感謝と謝罪の気持ちを込めて手を合わせる

お清めをおこなう際は伐採する木への敬意を示すことが重要です。

ただし、お清めについては信仰する宗派にもよるため、必ずやらないといけないわけではありません。

2. 伐採の方向を決める

木を伐採する前には、木が倒れる方向を慎重に決める必要があります

これは、不注意で家に木が倒れたり、通行人に危害を及ぼすことを防ぐためです

安全な方向を選び、その方向に木が倒れるようにロープを使用して誘導しましょう。

また、周囲に他の木がない方向を選ぶことで、他の木に引っかかることなく安全に木を倒すことが可能です。

3. 不要な枝を切る

倒す方向を決めたら伐採の邪魔にならないように、剪定バサミやノコギリで横向きに伸びている枝や幹の下に生えた枝などを切りましょう

邪魔な枝を事前に切っておくことで、伐採する際に木が引っかかることや周りの木にダメージを与えることを避けられます。

4. 木を切る

細い木(幹の直径が10〜15cm程度)を切る時は、倒したい方向と反対側に切り込みを入れます

深く切り込むと木が自然に倒れるので、伐採する前に作業を進める前に人や物がないことを確認しておきましょう。

太い木(幹の直径が20cm以上)の場合は、切り倒す側に「く」の字型の切り込みを入れ、30〜45度の角度で幹の1/3まで切り込みます

その後、反対側から切り始める、中心近くまで切り込みをいれると自然に木が倒れます。

また、伐採した木は一定の重量があるため、分割して伐採しましょう。

直径5〜10cmの木は肩の高さで一度切り、根本近くを再度切るのがおすすめです

根本を切る際は、土から10cmほど残すと根の除去が楽になります。

5. 抜根する

伐採した後に残った木の根(切り株)を取り除く「伐根」は、基本的には伐採と合わせて行われることが多いです。抜根を事業者に依頼せず自分でやれば、作業代を抑えられます

DIYで切り株の抜根をするには、おもに以下の方法があります。

  • 切り株をスコップで直接掘り起こす
  • 切り株除去剤で腐らせて砕く
  • 薬剤で切り株を枯らしてから掘り起こす

いずれも伐採のように危険で高い技術が必要な作業はありませんが、一定の労力と時間がかかります。時間・体力の余裕がある方は挑戦してみてもよいかもしれません。

詳しい手順は以下の記事でも解説しています。

6.伐採した木を処分する

伐採した後の木の処分を業者に依頼せず、自分でやることで費用を安くする方法もあります

自分で処理する方法としては以下のような選択肢があります。

  • 粗大ごみとして回収してもらう
  • 地域のごみ処理場に運搬する
  • (山林や畑であれば)そのまま置いておく

ただし自治体によっては、一定以上の大きさの木材については回収を受け付けていないことがあります。その場合は、伐採業者に処分まで依頼してしまったほうが楽でしょう。

また、伐採した周りの環境が山林や畑の場合は、そのまま朽ちるのを待つという手もあります。

ただし、住宅の近くに置きっぱなしにしていると、シロアリの発生原因になるので注意しましょう

7.伐採・抜根した場所を整地する

抜根をしたあとは地面に穴が開きます。そのままでは庭の景観が悪く、穴に落ちてしまう危険もあるので、整地をおこないます。

業者にやってもらうこともできますが、自分で行えば多少費用を浮かせられます。

スコップなどを使って穴に土を入れ直し、板や足で踏み固めるだけです。

ただし、業者に整地をしてもらう場合でも費用は300~600円/㎡が相場なので、範囲が狭い場合はそこまで大きな節約にはならないかもしれません

自分で3m以上の高木・大木を伐採するのはおすすめしない

伐採業者

自分で大木や高木を伐採するのは危険なのでやめましょう自分で伐採するなら3m以内の庭木くらいにとどめておくのが安全です。それでも伐採から抜根までやってみると、かなりの重労働に感じるはずです。

経験のない人が伐採するのは技術的にも難しいですし、重機やトラックの用意に数万円の費用がかかります。ちょっとした道具を揃えるだけでも業者に依頼できるほどの費用になるため、基本的には業者に任せてしまうのがおすすめです。

どうしても自分で行いたい場合は、安全に十分気をつけて作業してください。

なお伐採した木は自治体の可燃ゴミで回収してもらえますが、長さを短く切って揃えなければいけません。地域によって回収の決まりが違うため、必ず確認してから処分しましょう

木の伐採のベストタイミングは?おすすめは冬?

庭木を伐採するのに適した時期は、空気が乾燥して木の水分量が少なくなる冬です

乾燥によって12月から2月にかけては木が軽くなるため、伐採作業がしやすくなります。

また、花が咲く樹木は、花が咲く前に伐採することでハチなどの害虫被害を防ぐことも可能です。

古くから、「大つち」や「小つち」といわれる日に木を伐ると、虫害や木の腐敗が進みやすいとされています。これらは奇数月の終わりと偶数月の始めにあたることが多いです。

伐採の計画を立てる際は、このような日を避けることが望ましいでしょう。

庭木の伐採を急ぐ必要がある場合を除き、冬の時期に伐採を行うことが一般的に推奨されます。

安く信頼できる木の伐採業者を選ぶ3つのポイント

木の伐採作業の様子

なるべく安く、作業品質に信頼が持てる業者を選ぶために意識しておきたいのは以下の3点です。

地域密着の小規模事業者を選ぶ

伐採を依頼するときは、なるべく現場の近くで営業している事業者を選ぶのがおすすめです。

木の運搬用のトラックや、必要に応じて重機を移動させなければならないので、遠方の業者にお願いすると移動にかかる費用がかさんでしまいます。

見積もり依頼時に状況を細かく伝える

伐採費用は木の状況や周辺環境によって上下します。見積もり依頼時に状況が正確に伝わっていないと、後から思いがけない追加費用が判明することも。

見積もりを依頼するときには以下のポイントを伝え、最初から正確な料金の見積もりがもらえるようにコミュニケーションをとりましょう

  • 伐採したい木の種類、大きさ(●階の高さ、●m など)
  • 伐採したい木の状態
  • 困っていること(隣地に越境している、屋根に当たっている など)
  • 敷地周辺の状態(道路の幅、建物の状況 など)

複数業者の料金・口コミを比較する

木の伐採には明確な定価が存在しておらず、事業者ごとに設定料金が異なります。実績やサービスの品質にも差があるでしょう。

いい加減なサービスを提供する業者や、相場と比べて高すぎる業者を見分けるためには、複数の事業者から見積もりをとり、利用者から寄せられた口コミや同じ条件下での料金を比較することが大切です。

多すぎても比較が大変なので、3~5社を目安に相見積もりをとると良いでしょう。

見積もりプラットフォーム「ミツモア」では、質問に答えるだけで最大5事業者から見積もりをもらって比べることができますよ。

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見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。

口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

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