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庭木の伐採を業者に依頼すべき状況や費用・注意点まとめ

最終更新日: 2020年06月10日

ご自宅に鑑賞用や記念樹として庭木を植えている方も多いでしょう。しかし、植えたときは小さな苗木でも、手入れが行き届いていなければ、大きく育ちすぎてしまう場合があります。剪定では手に負えない場合、思い切って伐採するのも選択肢のひとつです。

そこで、自分で伐採する場合に必要な準備や道具、注意点などを詳しく紹介していきます。

意外と大変? 伐採を自分でやる場合に必要な道具や手順

伐採する方法
自分で伐採する方法とそれに使用する道具

庭木の伐採は自分で行うこともできます。以下では、自分で伐採を行う場合に必要な道具や伐採の方法について解説していきます。

手順を確認し、自分でできるかどうか検討してみましょう。

伐採に必要な道具

(1)のこぎりまたはチェーンソー

細い庭木の場合はのこぎりのみで伐採できますが、木の幹が太い場合や、細くても本数が多い場合はチェーンソーが必要です。

チェーンソーを扱うのに資格は必要ありませんが、木の破片が飛んできたり、キックバックが起きたりする可能性もあるので、初心者は特に慎重に取り扱う必要があります。

大きさや性能にもよりますが、10,000円〜30,000円でホームセンターやオンラインで購入できます。

(2)ロープ

木が倒れる方向を調整するために必要です。ロープはナイロン製で10メートル以上のものを使います。

(3)スリングベルト

ロープを固定するのに使います。ホームセンターやオンラインで販売されています。

(4)防護服、ヘルメット、防護メガネ、手袋

チェーンソーでの伐採の最中は木の屑が飛んできたりするため危険です。怪我から身を守るために、十分に備えましょう。

(5)シャベル、スコップ

比較的小さめの木の根の場合はシャベルやスコップで掘り出すことができます。

(6)ゴミ袋

伐採した庭木を家庭ゴミとして処分する場合は用意しておきましょう。

伐採の前にお清めは必要?

木にも精霊が宿っているからお清めが必要だ、といわれる場合がありますが、必ずしも正式な形でお清めしてもらう必要はありません。

伐採する木に対し感謝を伝えたいと思えば、それぞれ個人のやり方で十分です。一礼するだけもいいですし、お酒と盛り塩を用意して手を合わす形でも構いません。もちろん神社等に依頼してもいいでしょう。

伐採の方法

伐採の方法について見ていきます。

自分で伐採する場合は事前にしっかりと手順を確認し、計画的に作業を行いましょう。

(1) 伐採する方向を決めてロープを貼る

木を伐採する前に、木が倒れる方向を決めてロープを張ります。

何もせずにそのまま伐採してしまうと、木が思わぬ方向に倒れてケガにつながる恐れがあります。倒したい方向にロープを貼ることで、倒れる方向をコントロールできて安全です。倒したい方向に障害物がないか、十分なスペースがあるか確認しましょう。少し手間がかかりますが、必ず実施して下さい。

(2) 「受け口」と「追い口」をつくって伐採する

伐採する木はいきなり切り倒すのではなく、まずは木の両側から切り込みを入れて安全に切り倒せるよう準備します。

まず、倒したい方向に「受け口」という切り込みを入れましょう。受け口の切り込みは幹の直径3分の1を目安に30度から45度の角度で入れます。

次に、幹の反対側に、「追い口」と呼ばれる、地面に対して水平になるよう切込みを入れます。追い口は、受け口の高さの3分の2くらいの高さに、幹の直径の3分の1までを目安にいれてください。

切り口を刻んだあと、追い口のほうから受け口のほうへ木を押すと、倒したい方向へ木が倒れます。これで伐採が完了です。

切り込みを入れるのにチェーンソーを使用する場合は、「キックバック」に注意しましょう。キックバックとは、作業者が意図しない方向にチェーンソーが跳ね上がる現象で、死亡事故にもつながる可能性があるため大変危険です。

作業者のみならず、周囲にいる人も危険に晒す場合があるので、チェーンソーを使用する際はあらかじめ使用方法をきちんと確認しましょう。

伐採した木の処分

伐採した木を放置すると、シロアリが大量に住みついてしまう場合があります。伐採した木はそのままにせず、迅速に処分しましょう。

伐採した木は、地域によっては燃えるゴミとして処分することも可能です。伐採した木が比較的小さく自分で処分できそうな場合はお住まいの自治体に問い合わせてみてください。

木が大きく、トラックで運搬する必要がある場合は、不用品回収の業者に依頼するのもひとつの手です。業者に依頼した場合、軽トラ積み放題プランなら18,000円から25,000円が相場です。

自分で伐採するには道具・技術・体力が必要

業者に依頼せず個人で伐採する場合は、道具・技術・体力が必要です。

道具を持っていない方は1から道具を揃えなければいけませんし、伐採は剪定と違って木の幹から切り倒すので大がかりな作業で、技術も必要。また、伐採した後には木の処分などの後片付けもあるので、かなりの体力が必要といえます。

また自力で伐採するコストと手間を考えると、結果的には事業者に依頼する方がコストパフォーマンスがよかったというケースも多いです。

伐採を検討している方は自分で行った方がいいのかプロに依頼した方がいいのか、ご自身の状況に合わせて検討してみてください。迷っている方は一度見積もりを依頼してみてもよいでしょう。

業者に伐採を任せたほうが良いと思われる状況

伐根の様子
庭木の伐採を業者に依頼する

庭木の伐採をする時はDIYでしない方が良い場合があります。

そこで業者に任せた方がいいケースをまとめました。以下のポイントがご自宅の庭木に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

木が成長しすぎている

自分で伐採できる範囲は高さ3m、幹の直径20cm以内が限界と言われています。それ以上に木が成長している場合は、取り扱いが難しいので業者に任せた方が安心でしょう。

また、目安の数字よりも木が小さい場合や幹が細い場合でも、一人でうまく伐採できるとは限りません。少しの不注意でケガにつながる恐れもあるので、伐採が初めての方は一度プロに相談してみましょう。

材質の硬い木が伐採対象

木の種類によって伐採の難易度が異なります。ケヤキ・マツ・カシといったように材質が硬い木は自分で伐採できる範囲でも切るのに労力がかかります。

伐採に取りかかる前にご自宅の庭木の種類を確認しておきましょう。

木の生えている場所が悪い

斜面に生えている・住宅と住宅の間に生えている・木が倒れてくる際に逃げ場がないなど、木が生えている場所が悪い状況では、自分で伐採するのが困難です。状況によってはクレーン使用しなければ対応できないケースもあります。

伐根を考えている場合

伐採は木を根本から切り倒すことを指し、伐根は伐採の時に残った根を掘り起こして引き抜くことを指します。伐採しただけでも見た目はすっきりとしますが、根を残したままだとシロアリが住み着く恐れがあるので、伐採と同時に伐根も行うのがベターです。

伐採を検討するレベルまで成長した木の伐根はかなりの重労働になるので、業者に任せた方がよいでしょう。

庭木の伐採を依頼するときの相場

庭師
プロに依頼するときの相場

庭木の伐採を依頼するときの一般的な相場をご紹介します。

木が生えている場所や状態により金額が変わる可能性がありますが、大まかな相場を把握しておくことで事業者に見積もりを依頼する時もスムーズです。

庭木の伐採にかかる相場

庭木の伐採にかかる費用の相場を木の高さ別にまとめました。

高さ3m未満 高さ3~5m 高さ5m以上
3,000円~5,000円 15,000円~18,000円 25,000円から30,000円

追加費用の相場

伐採だけでなく伐根などを併せて依頼する場合は追加費用がかかります。

あらかじめ予算として想定しておきましょう。

伐根(幹周りサイズ)

30cm以下 31~50cm 51~80cm 81cm以上
6,000円~10,000円 15,000円~25,000円 25,000円~35,000円 35,000円~50,000円

幹の回収(高さ)

3m未満 3~5m 5m以上
3,000円~5,000円 8,000円~10,000円 12,000円~15,000円

根の回収(幹周りサイズ)

30cm以下 31cm~50cm 51cm~80cm 81cm以上
3,000円~5,000円 5,000円~8,000円 8,000円~15,000円 10,000円~30,000円

庭木の伐採に関するよくある質問

質問
庭木の伐採によくある質問

以下では、庭木の伐採に関するよくある質問について紹介していきます。

伐採と剪定の違いや伐採に適したタイミングなど、伐採を検討している方から多く寄せられる疑問をまとめています。

伐採と剪定の違いは?

剪定が枝の一部をカットして樹木全体の形を整えるのに対して、伐採は木を根本から切り倒すことを指します。

形を整えるのが目的で樹木を残す場合は剪定で事足りますが、木が大きく育ちすぎてしまったり枯れてしまった場合は伐採が必要です。

伐採するのに適したタイミングは?

庭木の伐採は冬に行うのがおすすめです。冬は空気が乾燥しているため、木から水分が抜けて軽くなっています。反対に、夏場は湿気を吸って樹木が重たくなっているので扱いづらいです。

また、落葉樹なら冬場はちょうど葉が落ちている時期なので伐採しても葉が散らからず、作業がしやすいというメリットもあります。

伐採するときの音は近所迷惑じゃないの?

チェーンソーを用いて伐採する場合は大きな音が出る可能性がありますが、電動チェーンソーを使えば比較的音は気にならないでしょう。

あらかじめ事業者に確認しておくのがおすすめです。また、心配な場合は伐採当日までに近隣の方に一言かけておくと安心です。

業者選びのポイント

プロ選びのポイント
プロ選びのポイント

「自分で伐採するのは難しそうだけど業者選びの基準が分からない」という方へ向けて業者選びのポイントをまとめました。

庭木の伐採を依頼するときは以下のことを注意して業者を選ぶと失敗することが少ないです。

見積もり料金システムが明瞭

予算内に収まると思っていても、知らない間に追加料金がかかっていて請求されてしまう場合があります。

後にトラブルにならないように、きちんとした料金システムを採用している業者に頼みましょう。また、複数の事業者に見積もりを依頼して相場と異なっていないか確かめることも重要です。

相談に快く乗ってくれる・きちんとヒアリングをしてくれる

どのように伐採・剪定してほしいかといった要望をきちんと聞かない事業者では依頼内容にすれ違いが発生し、理想と違った仕上がりになってしまうことも。

トラブルに発展しないように、見積もりの際に口コミを確認し注意して事業者を選びましょう。

処分を請け負ってくれるかどうか

庭木を伐採した後は、放置せずに処分しなければなりません。お住まいの地域によっては家庭ゴミとしての処分も可能ですが、自分で運ぶ手間やコストを考えると事業者に請け負ってもらった方がお得な場合があるでしょう。

処分を行ってくれる事業者が多いですが、処分を請け負ってくれない事業者も存在するので見積時に注意して確認しましょう。処分の際に追加費用がかかるかどうかも合わせて確認しておくと安心です。

庭木は自分で伐採せず、プロに依頼しよう

庭木の伐採は、大きさや生えている場所によってはプロにしか対応できないケースもあります。知識や技術が充分でない初心者が行うと、予期せぬケガや事故につながる可能性もあるので注意が必要です。

自分自身で伐採をできるかどうかを検討し、プロの力を借りたい場合はミツモアに登録している事業者に見積もり依頼を出してみましょう。

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