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切り株の処理は早めが吉!薬剤で枯らして除去する方法を解説

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最終更新日: 2024年06月28日

木を伐採した後には切り株が残ります。切り株はそのまま放置されていることも多いですが、害虫が発生するなど思わぬ事態に発展してしまうことも。

とはいえ「切り株の処理ってどうやってすればいいの?」という方のために、DIYで除去する次の3つの方法を紹介します。

  1. 切り株除去材を使用する
  2. 切り株を掘り起こす
  3. 薬剤を使用して株を枯らす

切り株を処理して、すっきりとした庭づくりを実現しましょう。

切り株の処理は早めが吉!放置すべきでない3つの理由

切り倒された木

木を伐採した後に残った切り株は早めの処理がおすすめです。放置しないほうがよい3つの理由を解説します。

  • シロアリが発生する原因になる
  • つまずくなど怪我の原因になる
  • 地盤沈下が起こる原因になる

多くの場合に切り株は自然に枯れていきます。しかし木の種類や周囲の環境によっては枯れずに残ることもあり、長時間そのままにしておくと思わぬ事態が起こる可能性があるのです。

【理由1】シロアリが発生する原因になる

切り株を処理せずに放置していると、シロアリが発生する原因になります。

シロアリは木材をえさにするため、放置されている切り株は格好の標的になりやすいのです。

シロアリは切り株の中に巣を作って繁殖することもあります。もしも庭に放置してある切り株に巣を作ることがあれば、切り株を食い尽くした後、自宅に侵入するかもしれません。

シロアリは床下から入ってくることが多いため、自宅に侵入されたことに気付かず、いつのまにか床や柱にダメージが広がってしまうおそれもあるでしょう。

【理由2】つまずくなど怪我の原因になる

切り株が残っていると、つまずくなどして怪我につながる可能性もあります。

切り株があるとその部分が通行の妨げになります。木を切った直後などは、木が立っていたときの名残で、その場所を避けて歩くかもしれません。しかし、いつしか慣れてしまうと、切り株を意識しなくなることもあるでしょう。

特に小さな子供がいる家庭の場合は、庭で走り回っているうちに転んでしまう可能性もあるため、注意が必要です。

【理由3】地盤沈下が起こる原因になる

切り株を処理せずにそのままにしていると、地盤沈下が起こる原因にもなります。

切り株は表面に見えているのは10cmほどですが、それだけではありません。木が大きければその分だけ地中深く根を張っており、予想以上に広がっています。

切り株は放置しておくと腐ることがありますが、そのとき地中ではどのようなことが起こるでしょうか?放置した切り株が腐り、地中に張り巡らされた根も腐っていくと、その部分は空洞になってしまいます。

周囲の土が崩れて大きな穴が開くことになれば、そのまま地面が沈んでしまう可能性があるのです。

この現象は切り株を処理して、根を取り残した場合にも発生するケースがあるため、作業は慎重に行う必要があります。

【DIYでの処理方法1】 切り株除去材を使用する

切り株

切り株をDIYで処理する手軽な方法が、切り株除去剤を使用する方法です。

切り株処理剤の効果が作用して株を腐らせ、最後には灯油を用いて焼却処理を施します。

切り株を手早く、簡単に処理したい方におすすめの方法ですよ。

準備するもの

切り株除去剤を使って処理する際には以下のものを用意しておきましょう。

  • 切り株除去剤 (スタンプアウトなど)
  • ドリル
  • 斧 (必要あれば)
  • 灯油
  • スコップ
  • ローム土 (おがくずでも可)

斧があると切り株を砕く際に便利ですが、掘り起こす際のスコップを使って砕くことも可能です。用意するのが難しければ無理に準備する必要はありません。

切り株除去剤の使い方

切り株処理剤を使用した処理方法は以下の6ステップで実施します。

  1. ドリルを使って切り株の断面に穴を開ける
  2. 切り株除去剤を塗る
  3. 切り株を8~10週間ほど放置する
  4. 切り株を砕く
  5. 切り株を燃やす
  6. 灰を取り除き、ローム土を入れる

まずはドリルを使って切り株の表面に均等に穴を開けていきましょう。薬剤が均等に染み渡るように、等間隔に穴を開けていくのがポイントです。

切り株除去剤の溶液を穴に注いでいき、切り株を8~10週間ほど放置します。切り株は次第に柔らかくなっていき、徐々に腐っていきますよ。

切り株が十分に柔らかくなった頃合いをみて、斧やスコップで細かく砕いていきます。

残った株に灯油をかけて点火すれば、残った株と根をしっかりと処理することが可能です。

最後に灰を取り除き、ローム土やおがくずを入れて穴を埋めましょう。

【DIYでの処理方法2】 切り株を掘り起こす

シャベルで切り株を掘り起こす

切り株を直接掘り起こすのも、株処理に有効な方法のひとつです。

株を枯らしたり腐らせたりする必要がないため、今すぐに切り株を処理したい方におすすめの方法です。

準備するもの

切り株を掘り起こして処理する際には次の道具を用意しましょう。

  • スコップ
  • 剪定ばさみ
  • ノコギリ
  • 軍手
  • くわ
  • ローム土 (おがくずでも可)

切り株を掘り起こすためのスコップだけでなく、根を切断する道具も必要です。

細い根は剪定ばさみやカッター、太い根はノコギリかチェーンソーで切断すると楽ですので、両方用意しておきましょう。

道具だけでなく服装にも注意が必要です。作業すると土や泥で汚れてしまうため、汚れてもよい服と長靴を身に着けましょう。ノコギリなどを使用する際には、安全性確保の観点から軍手も必須です。

掘り起こし手順

切り株を掘り起こす手順は次の5つのステップで実施します。

  1. 切り株の周囲を掘る
  2. 根を切る
  3. 根を引き抜いていく
  4. 切り株を掘り起こす
  5. 穴を土で埋める

まずは切り株の周囲をぐるっと1周するイメージで、スコップを使って掘り進めていきましょう。土に埋まっている根を露出させていきます。

露出した根はノコギリや剪定ばさみを使って切断します。なるべく切り株から遠く、細い部分から切断するのがポイントです。

細い根が切断できたら、次に切り株の側面にある太い根を切り、最後に切り株の下にある根を切りましょう。いきなり中心近くの太い部分を切断すると、切り株が不安定になり、作業がやりづらくなります。

根を切った後は「くわ」を使って残った根を地面から引き離していきます。

根を処理した後はいよいよ切り株を掘り起こします。シャベルで下側からすくうように掘り起こせば、根を処理しているため簡単に除去できますよ。

最後にローム土やおがくずなどを用いて穴を埋めれば作業完了です。

【DIYでの処理方法3】薬剤を使用して株を枯らす

切り株

除草剤や害虫駆除剤などの薬剤を用いて、切り株を枯らす方法を紹介します。

じっくりと時間をかけてでも、できるだけ作業をせずに切り株を処理したい方におすすめの方法です。

除草剤を使って枯らす方法

除草剤を使えば切り株を枯らすことができます。

  1. ドリルを使って切り株の断面に穴を開ける
  2. 除草剤を穴に注入する
  3. テープなどでふたをする
  4. ビニールシートなどで切り株を覆う
  5. 1週間以上放置する

除草剤を使う際は、まず電動ドリルなどを使って穴を開けます。この穴に除草剤を入れ、テープなどでふたをしたら、枯れるのを待ちましょう。

伐採してからかなり時間が経っている場合は、断面がすでに枯れていて、除草剤の効果が現れにくいケースがあります。その場合は枯れた部分を取り除くか、枯れていない場所まで届くように深く穴を開けましょう。

また雨にさらされると除草剤が流れ出てしまうこともあります。

根の先まで除草剤が行き渡り、枯らすまでには1週間程度の期間を要するため、ビニールシートなど、カバーになるような物をかけておくとよいでしょう。

害虫駆除剤を使う方法も

除草剤を使用する他に、スミチオンなどの害虫駆除剤を使用するのも効果的。

「手早く薬剤処理したいけれど、除草剤を使うと他の植物に影響が出そうで不安」という方におすすめの方法です。

除草剤と同様の方法で切り株に直接使用しましょう。

巻き枯らしで枯らす方法

薬剤を使わずに切り株を処理する「巻き枯らし」と呼ばれる方法があります。

巻き枯らしとは、木の表皮を剥ぐことで養分を断ち、成長を妨げて枯らす方法のこと。庭に薬剤を使いたくない方におすすめです。

チェーンソーなどを使って切り込みを入れたら、手でぐるっと1周表皮を剥ぎます。切り株の除去には根元まで枯らすよう、なるべく低い位置で表皮を剥がしましょう。

時期によっては表皮が固く剥がれにくい場合があります。4~8月頃であれば、水分をよく吸って表皮が柔らかくなっているため、この時期に行うのがおすすめです。

薬剤を使わないため安全な方法ですが、巻き枯らしには相当の時間がかかります。大きさや環境にもよりますが、6カ月~1年ほどかかることを、認識しましょう。

切り株の捨て方

切り株

掘り起こした切り株は、何らかの方法で処分しなければいけません。では、切り株はどのような方法で捨てればよいのでしょうか?

自治体のゴミ回収を利用

切り株は木材のため、燃えるゴミとして回収しているケースがあります。自治体のゴミ回収について確認し、その区分に従って処理しましょう。

燃えるゴミとして切り株を処分する際は、ゴミ袋に入るサイズまで切断してから入れるのがポイントです。

とがった部分はゴミ袋を突き破る恐れがあり、注意が必要です。また、切り株に付いた土や砂はゴミとして出せないため、しっかり落とすことも大切です。

自治体によっては燃えるゴミではなく、粗大ゴミなど別の区分で回収している場合もあります。必要に応じて問い合わせるなど、ルールに従って処分しましょう。

廃品回収業者へ依頼

切り株が非常に大きい場合は、捨てるのもひと苦労。自治体のゴミ回収を利用するのが難しい場合は、廃品回収業者の利用も検討しましょう。

業者に依頼する場合、切り株の大きさによって回収料金が変わるのが一般的。直径50cm・高さ30cm程度のサイズの場合だと、5,000円前後が料金相場の目安です。

業者によっても大きく違いが出るため、複数の業者を調べ、比較して決めましょう。

DIYが難しい場合は業者に切り株処理を依頼しよう

伐採業者

切り株は枯らしたり掘り起こしたりすれば、自力で処理できますが、難しいと判断した場合は業者に作業を依頼するのもひとつの方法です。

安全かつ確実に作業してもらえる

業者に切り株処理を依頼すれば、安全かつ確実に作業してもらえます。

切り株の処理は除草剤などの薬剤や、ノコギリなどの刃物を使用します。薬剤や機材の取り扱いに不備があると、思わぬ怪我や事故につながる可能性があるかもしれません。

また切り株の周囲にそのまま残したい植物や壁がある場合には、自身での作業はなかなか困難でしょう。イレギュラーな状況でも、プロの高い技術力なら抜根を実現できます。

DIYは時間と手間がかかる

DIYで切り株を処理するには、時間と手間がかかります。

地中の根をしっかりと自力で処理するためには数週間~数ヶ月の時間を要するでしょう。

作業内容にもよるものの、業者に頼む場合は依頼日のうちに抜根処理が終わることがほとんどです。

業者への依頼はスケジュールさえ合えばすぐに終わるのが大きなメリットです。

切り株の処理業者を上手に選ぶコツ

スマホを操作する女性

切り株の処理を業者に依頼する場合、どの業者に頼むかを選定する必要があります。なるべく複数の業者から相見積りを取り、価格だけでなくさまざまな点に着目して選ぶことが大切です。

切り株処理の業者を選ぶときには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

作業内容や費用をしっかり説明してくれる業者を選ぶ

業者を選ぶ際に重要なのは、事前の説明が充実しているかという点です。作業内容や費用の明細について、きめ細やかな説明をしてくれる業者を選びましょう。

どのような作業が発生するのか確認し、それぞれの費用がどのくらいかかるのかチェックしておきます。

切り株の処分費など、状況によって追加の作業が発生する場合は、その費用を明確にしておくことも大切です。

作業内容や費用に疑問点があれば、必ず担当者に確認しましょう。その質問に対して親身に対応してくれるかも、業者選びで重要なポイントです。

少しでも信頼できないと感じる部分があれば、その業者は避けた方がよいでしょう。

アフターフォローの有無も確認する

アフターフォローの有無も業者選びで確認しておくポイントです。

切り株を除去してみたら、シロアリの巣があるなど想定外の問題が発生するケースもあります。

作業後に発生した問題について、別途対応してくれる業者を見つけるのは大変です。問題が発生した場合には作業後でも相談に乗ってもらえるのかを、事前に確認しておきましょう。

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切り株を放置すると見た目が悪いだけでなく、怪我をしたりシロアリの温床になったりするなどさまざまな問題が発生します。切り株の処理は大変ですが、なるべく早めに対処しましょう。

切り株の処理はDIYで作業することも可能ですが、作業が難しい場合や時間が確保できない方は業者に頼むのがおすすめです。作業内容や価格などを比較し、安心して依頼できる業者を見つけましょう。

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