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遺影写真の選び方・サイズ・飾り方 | 生前撮影で良い写真を撮るには?

最終更新日: 2019年11月20日

富山県でフォトグラファーをしている大野です。

人の死は予測が出来ないので、用意出来るうちに遺影写真を用意しその時に備えておくのは、残された家族や親族の為にもなります。

街の写真店に勤務していた頃、開店早々大慌てで入ってきたお客さんから、数枚の写真とスマートフォンを渡され「この写真の中から、遺影を作ってください!」と相談を受けました。

写真に写っている故人は、何人かで写っているものや、画質があまりよくない写真データなど、色々見させてもらい、大急ぎで遺影を仕上げた経験があります。

ここでは、遺影写真の選び方や撮影時期などを詳しく紹介していきます。

遺影とは?意外と知らない基礎知識遺影の意味

遺影の意味を知りましょう
遺影の意味を知りましょう

そもそも遺影写真がなんの為に必要かご存知ですか?

葬儀に必ず置いてあるから、葬儀屋に遺影写真を準備してと言われたから…という方が多いのかなと思います。
遺影写真が必要な意味を見ていきましょう。

遺影の意味

遺影写真には、故人を偲ぶ意味があります。

また、葬儀後先祖代々飾られている写真を遺影写真と呼びます。

遺影写真の歴史は、日清日露戦争の戦死者を供養する際に、肖像画を飾ったことが起源と言われています。

亡くなる何年以内の写真?

亡くなる何年以内の写真を使わなければならないという決まりはありませんが、亡くなった時期に近いものを選ぶことが多いです。

病気やケガで長く入院し直近の写真がない時は、故人が元気な頃の写真や、遺族が気に入っている写真を選んでもいいでしょう。

どのような場合でも、故人の人柄や思い出を思い出せるような写真を選ぶことが大切です。

飾りたくない時は飾らなくて良いの?

遺影は飾らなくてもいい?
遺影は飾らなくてもいい?

先ほど遺影写真の意味は「故人を偲ぶため」とご紹介したとおり、故人のために飾るのではなく、残された家族が故人を思い出すために飾るものです。

遺影を飾らないことが、故人に対して失礼に当たることにはなりません。

しかし故人を忘れない為にも、葬儀後1年は飾っておいた方が良いと言われています。

遺影を生前に撮影する場合

生前撮影をしましょう
生前撮影をしましょう

遺影選びというのは遺族がするもので、グリーフワーク(身近な人の死を経験した人が辿る、悲しみから立ち直るプロセス)としての意味が強いものでした。

しかし、近年終活という言葉あるように、エンディングノートなど自分の死について考える風潮が広まっており、故人が生前のうちに遺影写真を撮影したり準備するケースが増えています。

遺影を生前に撮影する時のポイントをご紹介します。

生前撮影はどこで頼める?

遺影写真は、スタジオがある写真店で撮影出来ます。

また、遺影写真を専門に扱うスタジオやカメラマンも最近では増えているようです。

普通の写真店だと撮影は出来ますが、ヘアやメイクのセットは自身で準備していく場合が多いのに対し、専門のスタジオであれば、ヘアやメイクのセットを請け負ってくれる所が多いので、自分の好みに合った写真店で撮影しましょう。

服装はどうしたらいい?

以前はスーツや和服の遺影が主流ではありましたが、絶対にそうしないといけないというルールがあるわけではありません。

遺影写真を事前に準備していない場合が多く、免許書などの写真を引き伸ばして、スーツや和服の体を合成して遺影写真にするサービスから、スーツや和服姿の遺影写真が多く存在しています。

生前に遺影写真を撮影するなら、遺族が故人を思い出せるよう、故人らしさが出る服装で撮影しましょう。

「この色の服が好きだったな」「この服お気に入りだったな」と、思い起こすきっかけになるような服装を選んでください。

帽子をかぶっている写真を使っても良い?

帽子が好きでよく被っているのであれば、撮影の時も被りたいものです。

しかし、帽子は顔に影が出て、表情が分かりづらくなる可能性がありますので、使用する際はカメラマンと相談しながら被るようにしましょう。

プロのカメラマンであれば、帽子で顔に影が出ないよう被り方を指示してくれますので、安心して撮影を頼めます。

既にある写真から遺影を作る

持っている写真から遺影を作るには?
持っている写真から遺影を作るには?

生前に遺影を準備していない場合は、故人の生前に撮影した写真から遺影を作ることになります。

故人の一番いい表情の写真や、故人を偲べる写真を使って遺影写真を作りたいですが、こういった写真は遺影用に撮影したものでありません。

なので、既にある写真をどこに持って行って遺影を作ればいいのか、写真の大小が関係あるのかなどわからないことが多いと思います。

詳しくご紹介していきます。

遺影写真の作成はどこで頼める?

街にある写真店、葬儀屋で作成が可能です。

どの写真が遺影サイズに加工できるか、背景や服装などの修正・加工等は写真店、葬儀屋で相談しましょう。

修正・加工の内容によって料金形態が変わってくるので、どの程度の修正・加工を希望するかも相談してみてください。

小さいサイズの写真も遺影にできるの?

葬儀の祭壇に飾る遺影写真の一般的なサイズは四つ切り(254mm×305mm)か、A4(210mm×297mm)サイズが一般的です。

このサイズに既にある写真を使用する時、故人の表情はとてもいいけど、複数の人と写っていて顔が小さい、カメラの画質が小さい写真などは、大きくすると画質の荒さが目立ち、ぼやっとした遺影写真になる可能性が高く注意が必要です。

遺影にできないことはありませんが、葬儀で大勢の方が故人を偲ぶために弔問してくださいます。

そのことを念頭に入れて写真選びをしましょう。

遺影を作るアプリがある

最近のスマートフォンの画質はとてもきれいですので、スマートフォンで撮影した画像で遺影を作れます。

終活の一つとして、生前撮影をしておきたいけど写真店にわざわざいくのも…という方にはアプリで遺影写真を作ることも可能ですので、ご紹介します。

【遺影る(Kazaru)】

スマートフォンで撮影した画像を、白黒に変換、フレームに合わせて拡大・縮小ができるアプリです。

操作は簡単ですし、さまざまな理由で遺影を飾ることができない場合でも、故人を偲ぶ写真を作ることができます。

葬儀が終わってからの遺影の飾り方

遺影の飾り方に決まりはある?
遺影の飾り方に決まりはある?

無事葬儀が終わり、フレームに入った立派な遺影写真をどうしたらいいか…どこに飾っておけばいいのかなど、分からないことが多いと思います。

残された家族が故人を偲べるようどのように扱うのがいいかご紹介します。

しかし遺影写真はこう扱うもの、というルールや決まりは基本的にはありませんので、参考に読んでいただけたらと思います。

遺影はどこに飾る?仏壇がない時は?

葬儀後の遺影写真は、49日の法要までは飾っておくのが一般的です。

仏壇に祭壇を設置し、遺影を飾っておくのが基本ですが、仏壇がない場合、写真のサイズを小さくしフォトフレームに収め飾っておくといいでしょう。

49日が終わった後は、遺影写真は処分してしまっても問題ありません。

法事やお盆で使用する予定がある場合は、保管しておいてください。

故人の写真を処分することに抵抗がある方は、神社やお寺で供養をお願いしてもいいでしょう。

複数ある時は並べる順番に決まりはある?

仏間がある家庭で、遺影写真を並べて飾る場合、仏壇から見て亡くなられた順に右から左に向かって飾っていきましょう。仏壇から見て右側が上座とされているので、このように並べるのが一般的です。

また、仏壇の真上に遺影を飾ると、ご先祖を見下ろす形になってしまうので、仏壇の上方からズラした位置に遺影を順番に飾っていきましょう。

フレームは自由に選んで良い?

今まで遺影写真は、モノクロ写真のものが多く、フレームも黒が一般的でしたが、最近は遺影写真にカラー写真を使用することが増え、黒以外のフレームを使われるようになってきました。

故人の好きな色や、故人のイメージカラーなどでフレームを選んでも問題ありません。

ただし、黒以外のフレームが使われることが多くなってきたのは最近の話です。

故人のイメージに合わせたフレームの遺影写真を見て、難色を示す人もいるかもしれません。

親族で相談しながら、故人に合うフレームを選んでください。

お葬式の時についていたリボンはいつ外す?

遺影写真についているリボンは、戦後喪章を遺影にかける戦友の姿に賛同した人たちによって広まったものであり、宗教的な意味などがあるものではありません。

その為、リボンを外す時期に決まりはありませんが、49日の法要が喪に服す期間の終わりであるので、49日が終わってからリボンを外した方がいいとされています。

ダメな飾り方はある?

飾り方に決まりがあるものではありませんので、この飾り方はNGというものはありませんが、故人を偲ぶ思いを雑に扱うようなことはしてはいけません。

また、写真は湿気や日差しに弱いので、過度に湿度の高い場所、窓際などに置いておくと写真が劣化するので、その点は注意して飾るのがおすすめです。

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