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食べ物を使ったネズミの駆除方法。やり方と注意点を詳しく解説

最終更新日: 2024年06月28日

ネズミは害獣の一種で、民家に侵入して大切な食糧を荒らします。畑などにも被害があるため、駆除するのが一般的です。

ネズミを撃退するにはどのような方法がよいのでしょうか。今回は食べ物を使ったエサ罠のやり方を紹介します。

ネズミが好きな食べ物は?

クマネズミやハツカネズミは穀類や野菜、果物などが好物です。 ドブネズミは動物性のタンパク質を好み、チーズや肉類や魚類をよく食べます。

ネズミを罠におびき寄せるためのエサは何がいい?

食べ物を使った罠を設置してネズミを駆除することができます。 クマネズミやハツカネズミの場合は、トウモロコシ性の油を毒餌に混ぜるとよいでしょう。ドブネズミであれば、魚の加工食品を毒餌と混ぜあわせると効果的です。

ネズミが好む食べ物とは

トウモロコシを食べるネズミ

日本で被害が多く報告されるネズミの種類は、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミなどです。これらの駆除をするために、専用の毒餌も市販されています。

それぞれに好む食べ物が異なるため、事前に種類を把握しておかなければなりません。それぞれのネズミが好む食べ物をみていきましょう。

クマネズミが好む食べ物

クマネズミ
クマネズミ

クマネズミは15~22cmほどの体長で、ネズミの中でも小さな部類に入ります。灰褐色の体をしており、耳が大きく鼻がとがっている特徴があります。

クマネズミは穀類を好み、どの家庭にも備蓄している米も好んで狙うため家での保管方法も対策を考えなければなりません。

その他にも虫や植物の種、イモ類や果物も好物です。

関連記事:警戒心が強いクマネズミを確実に駆除する!有効な対策や予防法・習性を徹底解説!|ミツモア

ドブネズミが好む食べ物

ドブネズミ
ドブネズミ

ドブネズミはネズミの中でも大柄で、18~30cmほどになります。大きめのドブネズミになれば、子猫ほどの大きさになるでしょう。

体は黄色に近い灰色をしており、体長のわりにしっぽが短いのが特徴です。鼻先はクマネズミと異なり丸くなっています。

大きな体を成長・維持するために動物性のタンパク質を好み、ネズミの好物といわれているチーズなどには目がありません。ほかにも肉類や魚類をよく食べます。

好みが肉食でありながら、穀物なども食べる雑食として知られています。

関連記事:ドブネズミの特徴と対策方法!早めの駆除で被害を防ごう|ミツモア

ハツカネズミが好む食べ物

ハツカネズミ
ハツカネズミ

ハツカネズミは体長約5~10cmと小さく、ハムスターほどの大きさになります。体の色は黒色や白色、褐色や灰色などさまざまです。

家の外に巣を持ちますが、食べ物が必要になると家の中に侵入し穀物などの食料を荒らします。野菜や果物もよく食べ、クマネズミと好みが似ています。

ペットとして飼われているハツカネズミは、餌としてひまわりの種を与えるのが一般的です。

関連記事:ハツカネズミの特徴は?ペットにもできる?駆除したいときの方法も解説|ミツモア

食べ物を餌にするエサ罠の方法

ハツカネズミ

ネズミの撃退方法としては、食べ物を使った罠を設置する方法が一般的です。ここではネズミに有効とされるエサ罠を2つ紹介します。

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食べ物で引き寄せて生け捕りにする

かごの中に餌を仕掛けて根気よく待つと、生きたままのネズミを捕らえることができます。ただし捕獲かごには1匹しか捕獲できないため、複数匹いる場合は効率が悪くなります。

捕獲した後は一般的にかごごと水没させて処分しますが、罪悪感を感じてしまう人にはおすすめできません。またかごの仕掛けに不足があると、逃げられてしまう可能性もあります。

ほかにも粘着シートを仕掛ける方法もあります。これも捕獲した後は一般的にとどめを刺す必要があるうえ、ネズミの通り道を把握しなければなりません。

毒餌を使った罠を仕掛ける

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 クマネズミもしくはハツカネズミであれば、トウモロコシ性の油を毒餌に混ぜると効果的です。ドブネズミの場合は、魚の加工食品などを毒餌と混ぜあわせるとよく食べるでしょう。

毒餌はネズミが食べやすいサイズを意識して、0.5~1cmぐらいに切り分けるのがベストです。ネズミは警戒心が強いため、餌を仕掛けてもなかなか口に入れようとしません。

餌を得た場所に戻ってくるネズミの習性を利用し、被害のあった場所に毒餌を置いておくとよいでしょう。

エサ罠を使うときの注意点

罠にかかったハツカネズミ

エサ罠を使うときは、いくつかの注意点があります。被害を最小限に抑えるためにも、エサ罠を利用する際のポイントを押さえておきましょう。

ネズミは警戒心が強い

ネズミは警戒心が強く、不自然な場所にエサ罠を仕掛けてもなかなか近寄ってくれないでしょう。そのためネズミが自然に餌を求める場所に罠を仕掛けることが大切です。

たとえば冷蔵庫の裏や食器棚は、ネズミがよく通る道です。ほかにも流し台の下や床下収納庫、天井裏などもネズミが通りやすい場所になります。

しかしいくら工夫しても、ネズミを捕らえられない場合があります。その際は、業者に依頼すると確実に駆除してくれるでしょう。

業者選びには、相見積もりをするのが効果的です。ミツモアで見積依頼サービスを利用すれば、複数業者から見積書を効率よく集められます。積極的に活用しましょう。

毒餌が効かないスーパーラットがいる

ネズミの中には毒餌を食べても全く効果がない、特殊なネズミがいます。毒に対する耐性が強く、平気で毒の混ざった好物を食べてしまうのです。

そのような場合は一般的に市販されている毒餌だけでは、ネズミを駆除できないでしょう。効果のない毒餌を与え続けていると、かえってネズミを育ててしまうのです。

ネズミ捕り専門の業者であれば強力な毒を用いて、手強いネズミも撃退してくれます。この強い毒は、専門的な知識や経験がある業者にしか利用できないといってよいでしょう。

ミツモアでネズミ駆除業者を探す

ネズミの駆除は専門業者への依頼が確実

ねずみ捕り

ネズミの被害を防ぐためには、ネズミの種類ごとに好みを把握してエサ罠を仕掛けるのが効果的です。

ネズミは一般的にチーズが好きといわれていますが、これはドブネズミなど一部のネズミのみにあてはまります。

クマネズミまたはハツカネズミは穀類を好むため、ネズミの種類に応じてエサ罠を作るのがよいでしょう。

しかしネズミは警戒心が強く、簡単に餌につられることはありません。スーパーラットと呼ばれる毒に強いネズミには毒が効かない場合もあります。

確実にネズミを駆除したいのであれば、専門の業者に依頼するとよいでしょう。

関連記事:ネズミ駆除にかかる費用の相場は?失敗しない業者の選び方も|ミツモア

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